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2005/08/26

Swankys! バカども相手の最後のボランティア

何度も書いています、Swankys。
今日と明日、東京でギグをやって、それで最後の最後らしいです。
まあ、また次があるかもしれませんが、とりあえずは最後の最後。

俺の中では、先週くらいからSwankysモード。
ついに耐えられなくて、テープで持っていた音源、Very Best、Very Best 2、Life Style(EP)、Pinch&Ouchらを先週末探しだし、かつ、Never HeroとかTokyoとかOriginal Swankys(っていうライブ)をネットで入手しました。
これらをこないだ入手したR&R History Fuck OffやNever Can Eatあたりと混ぜて2枚組CDを作りました。
これを今週はずーーーっと聞き続けです。
バンドのヤツらにも「これからはノイズコアをやるぜ」とか、カブレまくりです。

それにしても、古い音源、いわゆるVery Best前後って、案外スローっつーか70'sスタイルの曲ですよね。
昔の印象ではとにかくスタスタのノイズコアって感じだったんですが、今聞くと割合的に結構後期に繋がるような曲調も多いです。
Life Style、Blood Spit Night、Dokata Song、I Love Youなどなど。

いやいやしかし、Dokataはいいっすね。
ラフィンがネバートラストウィミンの聖者・・・で真似した、出だしのラジオ前でのダベりが始まるだけで軽く勃起します(バカ<俺)。
ちなみに、Dexys Midnight RunnersのSearching for Young Soul Rebelsに入っているBurn It Downも同じようなことしています。

とにかく、こればっかり。
ヒマさえあれば、延々とSwankys聞いています。
電車の中、仕事中、飲み屋でもかけさせる始末。

で、ギグ。
金曜(今日)のチケットは入手していました。
でも、イチゴBBS読んだり、だんだんとアタマの中では盛り上がってきたんですが、感情の中でハテナが拡がってきました。
再結成が悪い、とかそういうわけじゃないんですよ。

ただ、俺が高校生のころに博多でSwankys行ってたころって、そこそこ悪くてそこそこマジメでパンクがとにかく好きだった俺にとっては、ホンモノなSwankysのギグに行くってのは、命がけっつーか、とにかく怖くて怖くてたまんないけど漢(おとこ)鍛えるために腹の底に力入れて頑張る場っていうか。
大げさですけど、そんなとこだったんです。

そこそこのオトナになって、ちょっと余裕の表情でライブハウスの後ろの方で「いやあSwankysも変らんねえ」とかビールでもすすりながら見るんだろうなあ、俺、と。
前で一緒に暴れればいいやん、とも思いますが、間違いなく俺は後ろの方で過去の自分を美化して感傷に浸る。
あの頃はもっとヒリヒリしとったバイ、とか、ニヤケた顔で話す自分を思い浮かべて、萎えました。
そんなことしてたら、17歳の俺への義理が立ちません。

簡単に言うと、今、特に今週の俺にとってSwankysはベストミュージックではあるけど、リアルじゃあないんですよね。

やめた、行くのやめた。
売るなり友達誘うなりしてくれ、と昨日の台風の中、同行予定の友人25歳現役パンクスに俺のチケットを渡してきました。

いやあ、カッコいい俺、と思います。

思うんですけど、すげえ思うんですけど、ものすごく惜しい気もするんですよ。
明日、こっそりロフトの前で当日券狙おうかなあ、とまでも。

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