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2005/10/03

センチメンタルジャーニー完全版 最終日編 その1

さて、センチメンタルジャーニー2日目、つか最終日です。
前日にTに泣かれてしまったので寝るのが遅くなり、予定では4時起床のはずでした。
が、アラーム鳴ってもグダグダして、結局4時半に起床。
さらに外を見てみると雨がしとしと降っています。
うーん、テンション下がるなあ。

今日は朝イチにいつも俺が伊豆でやってるホームグラウンドに行こうと思ったんですが、そこはテトラなんで雨だと滑って怖いです。
結局少し待って、雨足が弱まった6時くらいに出撃です。

***

一応、例のテトラのホームグラウンドに行ってみました。
遠くから見て人が入っているので、状況だけ確認しようとタックルを持たずに現場視察です。
堤防は満員、テトラはやはり濡れています。
しかもテトラで一番やりやすい場所には弓角師が一人入っています。
たまに顔をあわせる人で、いつもジグ投げたり弓角投げたりしている人です。
ジグのアクションとか、俺はこの人をこっそり真似して覚えたもんです。
堤防には石鯛師が数名、フカセ師?が1名、さらに弓角師が1人います。

テトラの弓角マンを見ていると、いきなりフローティングのマウス(スキップバニーかも)が沈みました。
竿が猛烈に絞り込まれ、沖合いでけっこういいサイズのシイラがジャンプしています。
そう、ここは俺が盆にシイラを1ゲット1バラシしたとこです。
弓角でも釣れるんですね。

かなり走られていましたが、堤防にいる石鯛のオッサンが「タモ出すからこっちに寄せろ」とサポートします。
この弓角マン、なんと濡れた堤防にもかかわらず、竿を立てたまま、テトラをピョンピョン飛び、堤防に到着しました、
そして結構強引かな?と思うくらいの寄せで見事にタモ入れ成功です。
60を楽に越えるくらいのシイラでした。

さらに、堤防からやってる弓角オヤジにサバかソウダがヒットです。
このオッサン、すげえ長い竿にでっかいタイコリールでジェット天秤をブン投げています。
(もしかしたら石鯛タックルをそのまま流用かも。)
で、着水したら竿を股間に挟んで、上45度を保ったままゴリ巻きです。
いや、漢(おとこ)です。
まさに海の漢です。
ご自慢のイチモツが神々しいです。
ボクらのショートロッドでは太刀打ちできまてん。

***

さてテンションが上がった俺らはすぐ近くにある別の漁港に行きます。
ここには誰もおらず、プライベート堤防です。
ところが雨のために風とうねりが強く早々撤収です。

***

この後、どうしても弓角がやりたくなった俺らはまだ7時台だと言うのに、弓角を求めて釣具屋を探します。
今回、俺の車が使えなかったんで(Tの車は札幌)、俺とT共通の後輩の車を借りました。

軽なんですがターボまでついています。
が、タービンがイカれているらしく、4000回転を超えるとターボ効かそうとしたり効かすのやめたりを勝手に始めるので激しいノッキングをします。
高速とか山道とかすごく怖いんす。

で、ターボに加えてカーナビというバテレンの妖術が使えます。
これのおかげで初めての西伊豆も苦もなくランガンできました。
で、ナビから「この付近の釣具屋」と入れると結構ヒットします。

そんなわけで南伊豆付近で弓角とスキップバニー10号(フローティング)をゲッツです。
しかしバニーが1500円、弓角が2個で500円ってのは高いなあ。
遠投マウスだったら700円くらいで買えるのに。
弓角も400円くらいっすよね。

Tはバニーは高いから気に入らなかったらしく、ジェット天秤を購入です。

***

で、その釣具屋近くの港で9時前から弓角開始です。
その港の一番外の堤防ですが、外側は高さ15mくらいのテトラ、内側でも海面からの高さが5mくらいあります。
俺は高い所がダメなんで、とてもじゃないですが、足がすくんでテトラはできません。
Tは堤防先端のテトラに果敢に降りていっています。
見てるだけで怖い。

よって、堤防先端から内側のギリギリ外側(なんじゃそりゃ)で開始です。
さて弓角キャストー。
結構飛びます。
で、ジャンジャン巻くと、バニーが水面をイイ感じでかき回します。
その後ろを弓角がキラキラしながら付いてきます。
こ、こりゃあ釣れる、と思わせる組み合わせです。

俺はバニーガールと並ぶ好きなバニーが一つ増えました。

しばらくやっていると、バニーの後ろで何か水面にツッコんできます。
ん?なんだ?と思っていると、3回目くらいにバニーちゃん(ちゃん、かよ)がズボーンて沈み、ドラグがジャーっと出ます。

ケッヒョー、ユリッペー!
いつも俺はこんなアタリがあるとテンパってしまうのですが(メンタル、弱っ!)今回は冷静です。
魚紳さん(T)に向かって白目を剥いて(全然冷静じゃない)「キター」と叫びます。

とにかく走ります。
沖目とか堤防の根元の方なら、ドラグ出して疲れさせて寄せれます。
が、先端のテトラに走り出しました。
前回の巨大(とバラした俺は言う)シイラの教訓を活かして、ここは勝負どころとドラグを絞めて結構強引に寄せます。
すると、また沖合いに走ります。
で、ドラグを緩める、と。

しばらく(実際は5分くらいか?)すると疲れたようで、寄ってきたので浮かせます。
シイラにしてはジャンプしないし、なんだろ、と見てみると、多分、ソーダです。
結構いいサイズに見えます。

ところが堤防が高いので、俺の5mのタモ(プラス60cmの枠)だと、長身のTがギリギリ手を伸ばしてもタモが半分海に入るくらいです。
何度かタモ入れにトライしますが、うまくいかず、結局フックアウトしてしまいました。
ものすごい脱力です。
きっと80cmは超えていたでしょう(お約束)。
思わず脱力してしまいました。
今回の釣行で3バラシ目、ノーゲットです。

その後、2人でひと言も喋らずに黙々と鬼投げ鬼巻きを繰り返しますが、結局ノーヒットでした。
疲れまくって、11時前くらいにこの堤防を後にしました。

後半に続く!

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