倒れ食い
先週金曜、大阪に出張してました。
で、ついでに土曜は観光では初めての京都に行ってきました。
長文ですが。
***
金曜日、仕事自体は20時くらいに終了し、それからまずは客と1軒飲みに行きました。
なんてことは無い居酒屋だったんですが、スズキを食いました。
その日、チャンネエNもたまたま出張で、現地で22時くらいに合流予定だったんですが、ホテルにチェックインしても時間があったんで、まずはホテル近辺をブラブラです。
小腹すいたんで、軽く牛丼をシバいてから、最近またもや連絡を取ったり飲んだりしてるおなじみチャンネエK(ただし彼氏のノロケを延々聞かされてチッスしかしてませんが)のなじみのバーが近かったんで、そこに行きました。
2杯ほどバーボンを飲んでたら、チャンネエNから連絡が来て、一旦合流、ホテルに荷物を置いてから東通商店街を練り歩きます。
新地もいいんですが、東通商店街の猥雑さ、好きなんですよ。
故郷のシカゴ・サウスサイドや第2の故郷ロンドン・イーストエンドを思い出します(妄想癖)。
チェンネエNがメシ食ってなかったんで、とりあえず寿司屋を見つけて軽く食いました。
そこでは灘の生一本をと思ったんですが、ビールを呑みました。
この時点でかなり満腹です。
酢で〆てないサバがあったんですが、それがうまかったです。
ただ、寿司飯の酢が甘いなあ、というのが印象です。
さて寿司屋を出たら、普段は小食なチェンネエNが「タコヤキ食いたい」とのたまいます。
こいつ、アレっすわ、修学旅行とか合宿とかで、テンション上がってるときにやたら大食いしたり全然眠ったりしなくて、帰ってきたら病気になるタイプですわ。
タコヤキはホテルの近くにあったんで、じゃあもう1軒飲みに行こう、とバーに行きます。
結構ちゃんとしたバーだったんで、マティーニ→ギムレット→ジンのロックと順調に杯を重ねました。
この時点では満腹な上に酩酊状態です。
さらに店にはブルーズが流れてて、バーテンダーさんと音楽話で盛り上がってゴキゲンです。
そんな感じで店を出たら2時くらい。
それからホテル近所のタコヤキ屋に行ってみたんですが、ここは一杯飲み屋の横でちょっとタコヤキ売ってるって店で、店に行ったらママさんらしき人がカラオケを熱唱してたんで、とてもタコヤキをお願いできる雰囲気じゃありません。
それじゃあ、ってんで、東通商店街を3往復くらいして、空いてそうなタコヤキ屋を探します。
チャンネエNのいいとこは、こういうときに飽きたり文句言ったりせずに、徘徊を楽しめるとこです。
でも結局店が見つからず、再度さっきの一杯タコヤキ飲み屋に行ってみると、オッサンが焼いてくれました。
6個入りとかだったら物足りないかな、と思って2パック買ってホテルに戻ると、1パック12個入りでした。
外はコンガリ焼けてるんですが、中はトロトロで、ちょうどクリームコロッケのような食感です。
あとソースが、甘みの少ないソースで、甘いのがダメな俺にはベストの味でした。
結局それぞれが1パックを完食です。
もう腹はプリスポーンです。
***
さて翌日、11時にホテルをチェックアウトして、前にも書いた「はがくれ」のうどんを食いに行きました。
この後13時から京都の料亭に懐石を予約してあるにもかかわらず、生醤油うどん(ダブル)とかやくごはん、さらに半熟卵とちくわのテンプラを食ってしまいました。
早くも満腹です。
***
ひーひー言いながら京都駅に到着したのがすでに13時過ぎ。
そういえば、京都駅、ホームに0番線ってのがあるんですね。
俺の記憶が確かならば、ホームの番線ってのは駅長室から近い順に増えていくらしいです。
この理論が正しいならば、京都駅の場合は、まず1番線があって、それよりさらに駅長室に近い場所にホームができたんで、ほならゼロでよろしいやん、というわけで0番線なのかなあ、と。
その辺の真実は調べればわかるんでしょうが、調べるほど興味ないんで。
***
それからタクシーに乗って、30分遅れで東山の料亭に着きました。
そりゃあもう、美味いです。
淡白な味わいですが、ダシが効いていて。
写真はチャンネエNが撮った写真です。
でも無理っす、こんなに食えないっす。
最後のゴハンなんて、クチビルで噛めそうなビフテキが付いてるんですよ、ビフテキ。
無理矢理に胃の中に押し込む感じで残念でした(自業自得)
***
この後はできるだけ歩きとバスを中心に銀閣寺→平安神宮→清水寺とビギナー丸出しのベタな散策をして、夕方の新幹線で帰ってきました。
雨でしたけど、やっぱり古都と言うだけあって、風情のある町ですね。
またゆっくり行きたいです。
懐石の後は、途中で焼きたてのセンベイを1つ食べただけでしたが、さすがに新幹線乗るころには消化したようで、柿の葉寿司をペロリと行ってしまいました。
***
というわけで、食い倒れではなく、倒れ食いでした。
でも倒れる時は目的の方向に向かって倒れ、それでも食いました。
司馬遼太郎先生言うところの、漢(おとこ)です、志士です。
これが後にとんでも無いことに・・・・
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