久々の半身浴
このエントリの最後に書いたように、今日はいつものバーの面々とトラウトに行ってきました。
俺としては、ここはイカに絞りたかったんですが、最終的に決まった案が「中禅寺湖が解禁だから(この辺詳細不明)、その近くの湖(≠カンツリ)でウェーディングでやろう」という話にムズムズしました。
そして、GW他のイカリベンジは、再来週末くらいに伊豆に行く時間をどうにか作れそうなことで、群馬行きを決めました。
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というのも、俺、半身浴(ウェーディング)はほんとに10年近くしていないんです。
上京してから一番熱心にバスをやっていたのが94年から96年くらいまでで、そのころは霞ヶ浦とその周辺の野池や河川で浸かりまくっていました。
ウェーディングの良いとこは、何よりもオカッパリから狙えない角度やポイントを攻めることができるってことですよね。
根ガカリが取りやすいことも実は大きかったりしますが。
で、最後に浸かったのが多分97年か98年くらい、かれこれ10年近く前です。
なにせ安物のウェーダーだったので、その時点ですでにフェルトソールがベロンと取れてワニさんになっており、それをビニールテープで無理やりグルグル巻きにしていました。
いやいや、パンクです、漢です(厚顔無恥)。
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その後、俺の釣り自体が一日みっちりと時間をかけることが難しくなり、どちらかと言えば空いた時間に気軽に出かけるようなものを好むようになりました。
またさらに、ラン&ガンでの時間の使い方も一箇所に費やす時間がずいぶんと減ったということもあります。
そういうわけで、たとえば、シーバスをウェーディングでやろうという発想も生まれなかったわけです。
まあ、それ以前に、自分の中ではワニさんを何とかしないとウェーディングはできねえなあ、ってのもあるわけですが。
おなじみバカ大将こと相方YKが長野方面の渓流アマゴに凝っている話は書いたと思います。
ある日相方が、「渓流でウェーダーがあったらいいなあ」とか言ってたんで、「じゃあ俺の貸してやるよ。そのかわり、ソールを修理しといて」とバーターを持ちかけるとあっさりと乗ってきました。
もっとも、相方はソールを貼り替えて最初に川に浸かったら、片方のソールが流れて行き、それを追いかけるともう片方のソールが最初の踏み切り位置に残る、という、まさに笑いの神に祝福されているとしか言いようのないオチでしたが。
そんなわけで、新しいウェーダーを買う理由ができたので、土曜に早速買ってきました。
まあ、大して高いものではない、ナイロンのチェストハイなんですが。
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前置きが長くなりました。
今回の参加者は、今年のGWイカ合宿初日の「ラ・マン(愛人) 24時間耐久イカレース」を共に戦い共に散ったHN氏とバーの店長Qです。
HN氏は普段は湖と渓流を愛するフライマンで、たまにシーバスとかイカとかもやります。
今回は、HN氏の仕切りなので、実績の高いホームグラウンドの湖となりました。
HN氏のみ、フライで狙い、俺と店長はルアーで狙います。
店長Qは俺と同じ、元々はバサーで現在は雑食、で、バスもですが鯉の食パンドリフトウェーディングやりたさに最近ウェーダーを買いました。
主に、シーバス船とかに乗るときに防水防寒で履いてはいましたが、浸かるのは今回が初めてです。
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さて、日曜午前1時半にいつものバーに集合し、荷物を積み込み出発です。
車中は主にワイ談とパンク大合唱で盛り上がり、約3時間で現地に着きました。
準備を終えて、颯爽と湖に向かいます。
まずは、駐車場所に一番近いインレットからスタートです。
久々に浸かる水は標高が高いせいか思いっきり冷たく、冬装備にしといてよかった、という感じです。
あと、底が結構柔らかく、踏みどころを間違うとズブズブとイボって(博多弁)しまいます。
普段ですとフライならこの時点で数匹は取れているらしいですが、今日はまったく魚っ気がありません。
どうも、水温が低いことと、かなり減水していることが原因のようです。
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早々に次、次、と転戦しますが後が続かず、あっという間に朝9時です。
とりあえずメシ、と朝食を取ってから、少し奥の方に移動してまた浸かります。
しかし、ちょうど気温も上がってきたこともあって、朝メシを食うや否や、HN氏と店長は数投するや否や、その場で爆睡状態に入りました。
まるで野戦病院の死体置き場か、ドザエモンです。
まあ、店長は仕事明け、HN氏は集合時間直前に中禅寺湖から帰ってきたばかりというからしょうがないんですが。
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まさに二人が眠りに入った直後、俺に待望の一匹が来ました。
25cmくらいのレインボーなんですが、苦労しただけあって、うれしかったです。
実際、(半)ネイティブの狙い方なんか知らないんでノーガキは言えないんですが、集中力を切らさず、自分でリーズナブルと思える方法を試し続けたから釣れたんだと思います。
浸かったままランディングしたんで、魚の写真はナシです。
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俺が釣った場所、切り立ったガケっぽとこの下で浸かってたんですが、底がボロボロと崩れて怖いんです。
で、陸に上がって一休みしようと気を抜いた瞬間、見事に足を取られました。
ウェーダーの中に浸水はなかったんですが、両腕を水中に突くカタチになったんで、チェストバックと両手が濡れ濡れです。
着替えに戻りがてら、俺は車の中で仮眠です。
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1時間半くらい眠って、13時半に目を覚ますと、先ほどまでと打って変わって、濃い霧です。
これは釣れる、と野生のカンが働き、ポイントに急ぎます。
ポイントでは、HN氏も店長もすでに起きて(後から聞くと、3時間くらい寝てたらしい)竿を振っています。
集中力を切らさないように、また丁寧に攻めました。
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が、野生のカン、当たりませんでした、もちろん。
霧が晴れていい感じになった夕マズメさえも何も起こらず、結果として、3人で1匹だけの貧果となりました。
どうも、このメンツは遠足とか合宿とかヒキが弱いよなあ。
ソルトルアーではドングリの背くらべですが、HN氏のフライの腕はそりゃあたいしたもんです。
でも、今日は難しいし、何をやって良いかわからなかった、とまで言っていましたんで、まあ俺と店長もこんなもんでしょ。
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そんな感じで今、ウェーディング熱、上がってきています。
シーバスはちょっと置いといて(タックルからルアーから、結構変えないといけないってのがねえ・・・)、バスに鯉、さらには渓流とか、ゴロタ場でのアオリ狙いなんかでウェーダーを活用してみようかな、と思っています。
猛烈に眠くなったんで、今日はこの辺で。
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コメント
私の釣りではウエーダーを履かない釣りの方が少ない鴨?(^_^;)
投稿: まこ@釣庵 | 2006/06/07 23:03
まこさん、どうもです。
そうですねえ、堤防とか沖以外だと、確かにまこさんは浸かってばかりっすね。
今頃も会津に浸かりに行っていることでしょう。
良い釣りを!
投稿: Open6E | 2006/06/08 19:41