湾岸アラカブ
さて、こないだ釣った湾岸アラカブ(カサゴ)ですが、おなじみ釣庵のまこさんがここでコメントをくださいました。
コメントへの返信のかわりにエントリにさせていただきます。
川崎産(?)あらかぶ、良いサイズですね。食いました?
ポイントに関することなのであまり細かくは言いませんが、産地、アタリです。
さすが鋭い!
で、食ったかどうかですが、迷いましたが食いました。
いやあ、この辺の魚だしどうかなあ、とは思ったんですが餌釣りの人は平気で持って帰ってるし、まあモノは試しに食ってみるか、と。
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基本的に、ヒップバッグの中に何でも入れて行動しているのですが、サバ船に乗ったりサーフで回遊待ちしたり、餌釣りをしたりして、一箇所に腰を据えるようになって以来、そういう釣りのときは小さめのパッカンに色々なものを入れて行動するようになりました。
以前は去年の誕生日にもらったベクトロノックスをヒップバッグに入れていただけなんですが、今では、パッカンの中にフィッシングナイフ、ヒャッキンで買ったウロコ落とし、同じくヒャッキンのキッチンハサミ、なんかが入っていて、現場で即〆てさばけるようにしています。
それにしても安物好きの俺らしく、ヒャッキン多いなあ。
サバやソーダガツオなんかの青物はもちろんですが、他の魚類もやはり生命力のあるうちに〆ておく方が断然美味いって気がするのです。
このあたりは上記釣庵さんも含めて、色々なところで秀逸なエントリがあるので是非参考にしてください。
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さて、湾岸アラカブですが、この日は宿敵Tの車で出撃したので、現場〆をするにも、水汲みバケツさえも無い状態なので、ビニールに入れて、そのまま持ち帰りました。
釣ったのが大体3時半くらい、それから帰宅したのが6時くらいです。
さすがに息絶えてるだろう、安楽死させてやれなくてごめんね、な気分でまな板の上に出してみると・・・・
まだ、エラのアタリがピクピクしています。
おいおい、先輩、すごいしぶといねえ、と、エラの上っ側、ちょうど背骨にめがけて出刃をグサリとやると、
バタバタバタバタ
と暴れました。
ギャー!
怖い、マジで怖い。
腰が抜けそうでした。
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ふと思い出したのが、このブログもスタートしていない2年前の秋の大遠足での出来事。
伊豆のいつものホームグラウンドでエギやってたら、600gくらいのアオリが釣れました。
で、無事ランディングにも成功して、さて〆ようかとピックを取り出し、アオリの急所である目と目の間の少し上にピックを突き立てると・・・・
ヌルのおかげでうまく入らず、中途半端に刺さりました。
そしたらこのイカ先輩、猛烈にお怒りになって、なんと俺様からピックを奪ったのです。
そして、プシューって言いながら俺に向かってピックを向け、睨んでるんです。
うわああ、怖い、怖すぎる。
人間が絶滅したら次はイカが地球を支配する、と言う人もいるらしく、そういう風説も頷けます。
そのときは、同行していた野生児Kがイカからピックを奪い返し、ヒトゴロシのような勢いでアオリをやっつけてくれました。
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さて、閑話休題。
アラカブの怖さに、もういい!寝る!とそのまま放置して寝てしまおうかと思ったんですが、昼過ぎに起きてみてみたらまだ生きてたらさらに怖いんで、覚悟を決めて対決することにしました。
今度は暴れられてもいいように、しっかりと押さえて、再度グサリとやります、さらに裏返して逆側にもグサリです。
なんとか昇天してくれました。
それにしても、あのでかい目ですげえ俺を睨んでやがります。
とりあえず頭を落とし、頭は速攻で生ゴミ行きです。
あとはヒレをキッチンハサミで落としますが、これまたヒレが固い。
アラカブは根にもぐるとヒレやエラブタを張って出てこなくなる、と言いますが、まさにそれが納得できる固さです。
もしかしたら、キッチンハサミ、もうダメになってるかも。
で、ウロコを落とします。
はじめてウロコ落とし使ってみましたが、すげえ威力です。
もう100円の元が取れた気分です。
その後、ブツに切ってみると、筋肉質でものすごく綺麗な身です。
味にも期待が持てます。
それにしても、骨も固かったです。
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さて、そのブツですが、前回の味噌汁が美味かったんで、またもや味噌汁です。
うーん、美味い、美味いんだけど、もうちょっとなんつーか、濃厚さっつーか、足りないんですよ。
ここで気付きました。
そういえば、前回はエラを取った頭も一緒に味噌汁にしたんでした。
今日は、暴れられて睨まれたんで、頭を落として速攻で生ゴミ行きにしたんだった。
くー、残念。
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