あっと言う間に
さっき、最後の夜のパーティが終わりました。
今、現地時間の16日深夜1時です。
今回は日数も短く、それに比例してフリーな時間も少なかった上に体調も微妙で、ハッチャケたりじっくりと買い物をする時間がありませんでした。
***
そんな中、現地時間14日の午後、3時間ほど時間があったので去年と同様、Bass Pro ShopのOutdoor Worldに買出しに行きました。
まず入り口。
今年は裏口を撮ってみました。
やはり「歓迎!釣り師とハンターとその他ウソツキ」と買いてあります。
この裏口から入ると、ちょうどフィッシングタックルとかフライタックル売り場のすぐ近くに入れるのです。
何も役に立たない情報ですが。
で、今回の狙いは、手ごろな金額のフライタックル、渓流で使えそうなベスト、シューズが別のウェーダーとウェーディングシューズ、そして、もしガッツリ安かったらボガグリップも買おうかと思いました。
まあ、これらを全部買おうというつもりは無いのですが。
また、各種釣り仲間からいくつか頼まれ物がありました。
まず、いつものバーの店長Qですが、最近はなぜかヘラ竿とかヘラウキが欲しいらしく、よって去年のようにバリバリではなく、
- なんだこりゃアメ公ってバカだなあ、みたいなトップウォーター数個
- 細身で5-9センチくらいのダブルスウィッシャー(シーバスにも使えそうなヤツ)
- 太めで10-15センチくらいのダブルスウィッシャー
というラインナップでした。
次に、宿敵Tは
- HGにぴったりなアメリカ丸出しのごっついスピニングリール。安くても、いやむしろ安くてワイルドなヤツがいい
と言った感じ。
ちなみにHGとは、ここで書いたように、宿敵Tが北海道時代にシャケとか海アメとかを釣るための11フィート/2オンス負荷のロッドで、今では弓角専用のようになっており、かつまだ一匹も釣れていない竿です。
何せ、宿敵Tは大きくても2500番のリールしか持ってならしく、タックルバランスが悪すぎてうまく使えてないようです。
次に最近の常連ファンタジスタのS君。
- 1オンスくらいのジグやバイブが背負える9フィートくらいのロッド。もちろん安いヤツ!
まだワラサを諦めてないようです。
という感じで、相方や遠足仲間のHN氏へのオミヤゲも含めて、結構盛りだくさんなのでバタバタと見て回ります。
***
恒例の水槽、去年はチャンネエの餌撒きショーだったんですが、今年は店員がワームをつけたロッドを持って、何か説明しています。
写真、ちょっと見にくいですが、左上の方に立ってる緑の服を着たのがその店員です。
ダブルテールのグラブを時々ピッチングしては、ノーガキを言っていました。
もしかしてバスがバイトすんじゃないか、とワクワクして見ていましたが、全然でした。
釣る気は無いのかも、です。
***
で、結局買い物が終わったのが18時。
夜はジンガイとのディナーがあり、18時45分に集合です。
でもこの店、マイナーなショッピングモールにあるので、帰りのタクシーを拾うのが大変です。
ホテルまでは10分くらいで行くんですけどね。
英国紳士の俺様はもちろん傘なんかは持っていません。
とりあえず、タクシーを拾いやすそうな道の反対側に移動します。
(まあ、でかい敷地と道なんで、それだけで5分くらいかかります)
で、タクシーが来る気配も無いので、近くにあるメキシカンのファーストフード屋に行き、「このあたりでタクシーを拾えるとこ教えろ」とスゴんでみると(ウソ)、黒人の女性が「じゃあアタイが電話で呼んであげるわよ」と。
おおこれは安心、とお願いし、電話が済んだのでお礼にオカワリ自由のドリンク(1ドル)のみを注文していたら(シブチン)、「ヘイメーン、俺ならタクシーより安く行ってやるよ」と。
もう、見るからにバカチンでDQNで愚連隊(死語)な現地の若者です。
「ヘイ、坊や!てめえはすっこんでてその辺でミルクでも飲んでろ!さもないと、俺のクンフーで歯を全部粉々にして鼻の穴に詰め込むぞ!」と言って、いきなりグラスを手刀で粉々にしてやりました。
もちろんウソです、グラスは使い捨てのカップだし。
「あー、わたしはもうタクシーを電話で注文したところの人なので残念ですが結構です。」
で、ドリンクを元を取るために3杯ほど飲みましたが(シブチン)、まだタクシーが来ません。
びしょぬれなんで、エヤコンの効いた店内は猛烈に寒いです。
結局、19時になってやっとタクシー来ました。
ディナーには遅刻でした。
***
さて、今回の戦利品です。
ヘドン?アーボガスト?ハア?
そういうトップウォーターを欲しがるのは所詮踊らされてるファッションパンクスです。
漢はやっぱりバスプロショップ特製か、もしくは見たこと無いブランド!
まず写真左、デカスウィッシャーです。
でかいっすよ、かなり。
ダブルスウィッシャーじゃないけど、ダブルスウィッシャーです。
それ以上聞くな!
まあ、真実は、頭とケツにペラがあるんじゃなくて、ケツにペラが2連結で付いているのです。
次、真ん中上段、細身のダブルスウィッシャーです。
まさにシーバスが好むシェイプ。
ほんまかい!
次、右上段、バスプロショップ特製ペンシルです。
ラッキークラフトの「サミー」とかエバーグリーン(だっけ?)「コンバットペンシル」とか、なんか見たことある感じで、そんな先達をパクった感がかなりミエミエなのが好感持てます。
真ん中下段、太めのペンシルです。
なんか、ブルドックっつーか、気持ち悪い変な魚のツラガマエです。
多分、ペンシルだと思いますが、背びれがついています。
最後、右下段。
上記サミー似と同様、まあ常識を感じるポッパーです。
ポップRの影響をバリバリ感じます。
このバスプロショップブランドって、このパクり姿勢から見て、ケ○○○○トみたいなもんなんすかねえ。
***
どうっすか、まず、このパッケージング。
吊るしですよ吊るし。
そして、この雄雄しいハンドル。
さらには、ボールベアリングが3つも入ってると大威張りです。
まさにHGとつながって一つの漢(おとこ)になるべき図体。
ちなみに名前はシーライオン、海の獅子でございます。
ラインキャパシティは20lb(5号)が180ヤード(160m)です。
ダイワで言うなら3500番クラスの巻き量ですが、俺の4000番よりはるかにでかい気がします。
***
まず、シーバスもしくはジグ用のロッドですが・・・無い!
とにかく、すげえ太くて負荷3オンスとか、ほとんどとローリング用みたいな感じです。
ショアから狙うって感覚は無いんですかねえ。
というわけで、残念だけどロッドは諦めました。
左は、ソルト界で大流行の「ボガグリップ」もどき!
ウェイトは15lb(6.75kg)までですので、シーバスでも場合によってはそこそこの青物でも、ナマズも鯉ももちろんメバやアラカブもOK牧場!
で、結構軽いんですこれが、逆に強度はバリバリ不安です。
名前が「Econo Lipper」と「エコノ」という名前が付いていることでわかるように、エコノミークラスです、安いです($15くらい)。
真ん中と右は、福岡が誇る世界のソルトブランド、ヨーヅリ(デュエル)のルアー。
真ん中は湾奥ドンピシャのミノーしかもホロのイワシカラー。
左は、ちょっとウェイトがあって、シャローを広範囲に探るには良さそうなレッドヘッドのシャクレミノーです。
コモモとかをイメージしてもらえば良いかと思います。
と、S君には説明するつもりです。
実際はコモモというより、トップウォーターのダーターみたいな感じです。
***
相方には、ラパラのフォーセップを買いました。
日本でもバリバリ見かけるものかもしれませんが。
HN氏、メインはフライマンなんですが、こないだの秋の大遠足以来、餌釣りにかなり魅力を感じてるみたいで、俺に「一緒に磯竿買いましょう」とか誘惑してくるし、おなじみ釣庵さんでも書かれてた「パーフェクト・アジ」までも買っていました。
で、どうしようかと思ったのですが、どうもベイトリールは持っていないようで、俺がブラクリでベイト使っているのを見て「ベイトの方がやりやすそうですねえ」と言っていました。
なんで、ベイトを買ってきました。
ブラクリもですが、サバ船なんかでのジギングとか、今後行くようになるかもしれない船釣りなんかでも使えるでしょうし。
ブツはクァンタムの、もちろん安いヤツ!
色はシャア専用ですので、全体が、言わばリールフットまで赤でベタベタに塗られています。
***
さて、自分のものですが・・・。
まずフライタックルですが、俺はまずは渓流メインで使いたいな、と思い、HN氏に相談したところ「4番でもいいですが、3番がいいですよ」とのことでした。
で、3番のロッドを探したのですが、さすが何でもデカけりゃエラいと思っている国、3番なんてほとんど見当たりませんでした。
あったのは、6フィートくらいのすげえ短いヤツと、8フィートなんですが、ベラボーに高いヤツだけでした。
よって、フライタックルは却下!
で、ボガグリップ。
本場(?)アメリカではボガは売っていませんでした。
バークレーのが数種類(本とか釣具屋とかウェブとかでは見たこと無いようなヤツが数種類)ありましたが、どれも妙にでかいか妙に重いか。
で、懸命な皆さんはもうお分かりでしょうが、俺も、ファンタジスタS君とオソロイの「Econo Clipper」を買いました。
まあ、シーバスは当面使えないだろうから、アラカブ掴むには問題無いだろう、とすでに卑屈です。
なお、ウェーダーとかベストは見る時間ありませんでした。
要は、自分用には、なんと、ボガもどきのみを買ったというストイックさです。
釣具以外では、例のごとくヘンテコリンな安物時計を買ったんですけどね。
***
パッキングは終わりました。
このエントリが上がったら、シャワー浴びて、4時半にはチェックインしてまた長い帰り道が待っています。
今回はこんな感じで薄い滞在でした。
以上です。
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