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2007/01/08

新春初シーバス釣行:ゲット!

伊豆から帰ってきても、宿敵Tと会う機会がやたら多いわけです。
Tは、こないだの伊豆での釣りが不完全燃焼だったのか、あるいはイワシ激釣で火がついたのか、やたらと釣りに行きます。

今週末は天気は悪くないけど、とにかく風波がすごそうだとの予報ですし、俺自身が年末からの風邪が完全に治っていないことから、イマイチ乗り気ではなかったのですが、ファンタジスタS君も一緒に行く、今年最初の揃い踏み釣行だというのにそれでいいのか、と外堀から埋められ、結局月曜0時集合で釣りに行くことになりました。

で、釣りモノは何にするのかと話してみると、なんとTはシーバスが釣りたい、と。
いやね、キミね、湾奥ではこの時期、滅多にシーバスは釣れないのだよ、と説得すると、週刊つりニュースによれば今の時期三浦半島ではビッグサイズがドカ食いしている、とS君が言ってた、とのこと。

結局、三浦半島でのシーバスメインであとはメバル等ライトソルトルアー、場合によってはエギということに決まりました。

***

現場に着いたのが1時半くらい、相当な西風です。
三崎周辺では、完全に横風を食らう形になります。

3人ともエース級のルアーが数個ずつ戦死するという恐るべき自体になり、とりあえずメバやろう、と後ろ向きにポジティブな感じで風裏求めてランガンしますが、どこもすごい風か、風が無いところは魚っ気が無いかという感じで異常ナシです。

俺に至っては、猛烈に眠くなったので、3時から5時くらいまで、釣りもせずに車内でバクスイしていました。

***

5時半をまわり、微妙に明るくなってきたポイントで俺も釣りを再開していると、風が止んできた感じがします。
ちなみに、S君はこの地で野グソをするというファンタジスタぶりを発揮したのですがそれはさておき。

というわけで、最初に入ったポイント近く、ちょっと良さそうだと目をつけておいたポイントに戻ります。
風もまあ、いい感じに弱まっており、なんか、ミノーに期待が持てる雰囲気です。
ナブラは立ちませんが鳥山もいい感じです。

そこで、潮目に沿ってラパラのXRAP(10cm)をキャストしました。
もう明るいので、少し早めのリトリーブです。

まず一投目、コツンと来ました。
セイゴっぽいのか、逆にデカいヤツか。
期待が高まります。

二投目、同じコースを通して、手前10mくらいに来たときに、モゾっと何かが乗ります。
一応、アワセて表層に浮かせると・・・

Oct1ホワッツ?キミは誰?

これはミノーだよね?
ラパラだよね。

俺、カウボーイ風に頭上でブンブン振り回して、イヤッハー、とか言って無いよね。

つか、今まで釣ったタコスケの中では、バツグンにでかいサイズです。

こないだまでの伊豆釣行で散々地面に貼り付かれて悩まされた大ダコが、なぜかラパラでガッチリとゲッツです。

***

なんてことでしょうか。
運命に弄ばれているといか言いようがありません。

今年の初ゲットもタコでしたが、シーバスルアーの初ゲットさえもタコだとは。
つか、俺、今年、タコとイワシしか釣っていません。
しかも自己最高記録。
800グラムくらいありました。

とりあえず、眉間付近をズブズブと刺しまくってどうにか息の根を止め、持って帰りました。

***

釣りそのものは、帰りたがらない宿敵Tの熱意にほだされて、その後1時間ほど堤防先端で鳥山撃ちをしましたが、何か回遊魚が回ってきたという感じではなく、伊豆と同様、イワシの群れに鳥がたかっているだけのようです。

とりあえず遠投サビキなんかもやってみましたが、イワシを獲ることもできませんでした。

というわけで、俺のタコ1杯のみという結果でした。

***

タコは帰宅後、早速食いました。
こんなでかいのをさばいたことは無かったので、本を見ながらさばきました。
4番の足を叩く作業、とっても大事なので、1本1本時間をかけて叩くように、とのことでした。

  1. 足の中央にある硬い口(カラストンビみたいなものか)を包丁でえぐるようにして取る
  2. 頭を裏返し、内臓を切り離す
  3. 水洗いして汚れを取る
  4. 水気を拭いたら、スリコギで足を一本ずつ叩く
  5. 多めの塩でもみこむようにしてヌメリを落とし、水洗いする

Oct2茹でる直前の状態がこんな感じです。
ヌメリはないですが、吸盤は相変わらず吸い付いてきます。

さて、今回はカラアゲ、マリネ、湯洗い(刺身)にすることにしました。
刺身用に足の根元付近を、マリネ用には足の先と頭を、カラアゲは足の半ばを使うことにしました。
それぞれ、用途に合わせて、下ごしらえをしました。
この辺は適当にやったので、もっと良い方法があるかもしれませんが。

まず、マリネ用の部位は、塩と少量の酢で1-2分茹でます。
それを他のマリネのネタと混ぜます。
今回はホタテ、イカ、タマネギと一緒にバルサミコ酢で味付けをしました。

次にカラアゲ用の部位は茹でずに、ニンニク醤油や塩コショウ+青海苔で下味を付け、カタクリ粉を振ってから、カリっと油で揚げました。

刺身用のものは、まず食べるサイズに切り分け、沸騰したお湯にさっとくぐらせ、その後冷水で洗うだけです。
ポン酢にモミジオロシでもオイシイですし、ワサビ醤油でももちろんおいしかったです。

***

タコ、確かに美味しいですが、アオリやサバやソーダやイナダやイワシみたいに、なんつーか予想を遥かに超えて腰が抜けるような美味しさではなかったです。
その中でも、湯洗いはかなり美味しかったのですが。

***

さてさて、こんな感じで予想通り波乱万丈に始まっています、2007年。
これからどうなってしまうのでしょう。

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