さて、カラ手形を出したままになっている春合宿のラップアップをします。
つか、今、土曜だと言うのにクライアント先で仕事していまして、しかも待たされているんで金もらってブログにエントリです。
***
去年までGWは「イカ合宿」と銘打ってほぼイカメインで狙っていたのですが、今年は宣言した通りイカと渓流を半々くらいでやろうというつもりでした。
というのも、今年の渓流解禁からほとんど海に行くことなく渓流ばかり行っているのはご存知の通りだと思いますが、今渓流が面白くてしょうがないんですよ。
あと、伊豆はアマゴ圏になるので、神奈川では釣れない(釣ったことない)アマゴって魚にアコガレもあります。
じゃあ渓流だけでもいいじゃん、という考えもありますが、去年のGWもボーズで惨敗ってがあり、今年は一杯くらいキロアップを上げたいなあ、というキモチがあり、イカもヤル気でした。
というわけで、4/27の夜に移動し、4/28から5/5までの8日間ほぼみっちりと釣りをしてきました。
***
まずイカですが、トータルで5回ほど釣行しました。
結果はまたもやボーズでした、ありがとうございます。
やはり、どこもかしこも人が多すぎです。
ちょっと良さそうなところは入れ替わり立ち代わりという感じで。
その割に、イカが釣れてるのを見たのは1回だけというのもすごい。
もしかして、俺が釣ってる時間ってのが周りも釣れてないだけで、実は他の時間にプライムタイムがあったりしたんですかねえ。
で、気づいたことですが、俺が見た唯一のイカゲッター、釣り方が面白かったです。
まず、ビシビシっていう2段シャクリとか、激しいジャーク/トゥウィッチは全くやりません。
キャスト後ラインスラックの調整をしてフォール、ここまでは同じです。
底が取れたあたりで、少し短めで柔らかそうなロッドでフワッフワッって感じでシャクる。
これがスラックジャークと言うものでしょうか?
つか、ノジングと何が違うのかな。
で、またフォールをするわけですが、そのときにロッドを立ててフォールしています。
しかも、かなり長い時間そのままで、時々チョンチョンとやっているわけです。
これってもしかして、フォール後着底してステイさせ、ほんの少しだけシェイクをしているって感じなんでしょうか?
確かに今の時期は有効そうですね、機会があったら使ってみたい技です。
ただ、この人見てるとかなり根ガカリは多そうです。
そりゃそうだ。
***
さて渓流。
トータル6回行きました。
その中には午前だけとか夕方だけってのも1回ずつですし、午前やって休憩して午後もやって、てのも入っています。
まず、魚影が濃そうだと勝手に想像した松川湖上流ですが、川幅が小さいためにクロスやアップクロスは難しいです。
ほんと、キャスト→着水→リトリーブ&アクション→ピックアップまでの時間が3秒とか5秒とかしか取れないわけです。
じゃあアップはどうか、と言ったら水量があまり無いのでこれまた難しい。
様子を見に行ったときに漁協の人と話していて、その人が「ルアーだったらダウンに流してネチネチするのがいいよ」と教えてくれたアドバイスを試してみればよかったです。
なんか、ダウンって釣れる気がしなくて。
この渓には2回行きましたがボーズで、その旨を宿敵Tに「こういう川はどうやって攻める?」と聞いてみたら「そういうポイントしかなかったら、川変えた方がいいよ」と。
宿敵Tらしい考えですね、確かにそうだ。
釣具屋で色々と情報収集してみると、伊豆でルアーができる渓流ってのはあまり無いんですね。
知ってる方はお分かりだと思いますが、その後4回行ったのが俺が勝手に伊豆を代表する渓流と思っているアコガレの川です。
流れも強く水も結構あってしかも川幅が広いので、どこもかしこもポイントに見えてしまいます。
とりあえずこの川の最初の日ではチェイスを確認しただけでした。
しかも得意の転倒まで。
携帯がダメにならなくてよかったです。
翌日は中流域からスタート。
この日のことは詳しく書いていますので割礼(割愛だって)しますが、ついにアマゴをキャッチすることができました。
しかも俺としては破格の27センチ。
ただ、俺が釣ったアマゴは朱点がすごく小さく携帯で撮った写真では確認できないくらいです。
その後支流に移動しましたが、これくらいが丹沢に慣れている俺にはちょうど狙い易い程度でした。
バラシが悔やまれます。
さらに翌日は相方が日帰り強行軍で伊豆入りしたので前日よりちょっと上からスタートし、支流の出会いから前日の支流に行きました。
しかし相方がバラしたのは何だったんだろ。
かなりでかかった気がしますが。
支流はすごく濁っていて、ダメ感が強かったのですが、最後の最後にキモチいいヒットがありました。
結果、この日は2バラシのみでした。
相方は大物を含む2バラシとまったく朱点の無い10cmくらいのアマゴ(つか、ヤマメ?)を一匹でした。
で、この川の最終日ですが、自分の中で課題は明確です。
ガンガン流れる瀬の中でどうやってミノーを泳がせるか、とすげえ深い淵をどう攻略するかの2点です。
ですので中流域のほんの少しの距離をゆっくり丁寧にやりました。
ここ最近丹沢からの俺のパターンってのは、ショートレンジでも距離がそこそこあっても、キャストしてフェザリングして着水すると同時にほぼずっと小刻みなトゥウィッチをかけ続けです。
これだと短い距離でも長い時間ミノーを泳がせることができるというメリットはあるのですが、どうしてもレンジが浅くなってしまいます。
これがガンガンの瀬の表層だとあっと言う間に流されますし、深い淵だと全然ポイントに到達できない。
ということで、この日はキャストして着水したら、グリグリっとリーリングし目的の水深に到達したらトゥウィッチを開始する、というのをやっていました。
ガンガンの瀬の場合は流速が遅いボトム付近をミノーが泳ぐので流れの影響が少ないです。
また、淵の場合はディープダイバーで底付近に見える岩まで潜らせてからのトゥウィッチができます。
これで1本取れました。
まあ、その後思いっきり表層付近のなんもないとこをトゥウィッチしてたらもう1本出たんですが。
まったくもって自然は偉大っすねえ。
***
伊豆に着いてすぐくらいに、夜の読み物を買おうと本屋に行ったら、カンツリ雑誌ングリングファンがありました。
それがスカジットデザインズの皆川氏のミノーイング講座のDVD付きなんです。
で、購入して見てみたら、ロッドのグリップについて言及されています。
要は、普通はリールフットを中指と薬指で挟んで持ちますが、ミノーイングの場合は薬指と小指で挟む方が何かと都合が良いとのことでした。
そんならやってみようとこの春合宿の間やってみたんですが、今現在は「なんとなくヨサゲな気はするけど、すげえ良いというわけではない」という状態です。
***
リールについてですが、普段はダイワの1500番を使っています。
というのも、俺が持っているリール、重量をカタログで見ると
1500 > 2004 > 2506
となんと小さい順に重いわけです。
なんじゃそりゃ。
じゃあ、図体はでかくてもウェイトのバランス的には悪くないかなと思いました。
そんなら2506を使ってみようと思ってロッドにつけてはみたんですが、さすがにでかいなあ、という印象で実釣はしませんでした。
結局、今回はダイワの2004番を使いました。
が、スペック的にはハンドル1回あたりの巻き量も2センチくらいしか変わらないんですよね。
あまり1500との差は感じませんでした。
ところがこないだ、前戦部隊長さんの「伊豆の渓流を考える日々」にタックルに関してのエントリがありました。
リンク: 伊豆の渓流を考える日々 Myタックル「渓流トラウト」.
渓流でも2506を使われているそうです。
そして、メリットがすごく魅力的に書かれているわけです。
まあ、部隊長さんの場合はロッドが6フィート、俺は5フィート6インチという差はあるのですが。
近々試してみます。
***
しばらくだましだまし使っていたウェーダーですが、今回結構深いところに漬かり、かつガンガン酷使したのでまたもや激しく漏水してきました。
一度ボンドをつけたとこや他のとこもモレモレなので、ついに諦めました。
とりあえず買わないわけはいかないので、3680円の安いのをつなぎとして買いました。
つなぎといいながら、多分ダメになるまで使います、ハイ。
***
この春合宿でロストしたルアーたちです。
エギは、アオリQゴールドサクラダイ3.5号が1つだけでした。
まあ、想定の範囲内です。
が、渓流は結構やられました。
- アレキサンドラ:オレンジ金
- アレキサンドラ:黒金
- ソリッドテールディープ
- プリスプーン5.5g×2
- プリスプーン3.4g
- 名称失念スプーン3g
この川、大きめの岩がゴロゴロしてるので、すぐに挟まってしまいます。
そこまでジャブジャブ行って取れることもあるのですが、結構深くて見えてるのに取れないとかも多いのです。
もっとも俺の渓流ルアー中でのキャプテンことアレキサンドラ黒金は淵にオーバーハングしている枝にかかってしまい、ラインが切れると同時に淵の底に沈んで行きましたが。
***
というわけでまとめます。
今後の課題ですが、イカに関しては「飽きずにやる」これに尽きます。
ここ1年くらいのスランプで、なんか釣れる気がしないんですよね。
特に今回みたいにモチベーションの高い渓流にすぐ行けるという状況だったらあっと言う間にやめてしまうんです。
今後は、駐車しているとこから歩いて30分(渓流ではあたりまえですよね、こういうのってそういえば)の地磯とかに行って、無心でシャクります。
さて渓流です。
今、俺が課題だと思っていること、マスターしたいことは
- 「コース取りと効果的なトゥウィッチング」
ルアーを通すラインを良く考えた、ただ巻きでも魚を出せるコース取り
かけっぱなしでない効果的なトゥウィッチングとの組み合わせ
- 「ドリフト」
流れをどうやって味方につけましょうか
- 「ダウンの釣り」
小場所ではダウンだと攻めやすそうなとこ多いですよね
というわけで、明日、渓流かなあ。
最近のコメント