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2007/05/21

近足

毎年、春と秋にやっている遠足シリーズですが、この春はまだやっていないことに気づきました。
じゃあどこで何をしようかなと思ったのですが、中々平日に休みが合いません。

ということで、今年は近場に遠征(なんじゃそりゃ)することにしました。
近足ですが、遠足シリーズということでカテゴリに入れています。

で、今年の近足は、川崎新堤でのシーバスです。
昨日、日曜日に出撃してきました。

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川崎新堤とは、東扇島の沖にある長さ3.3kmの沖堤防です。
で、ここに渡船してもらってルアーを投げるや否や、シーバスが空中で食ってくるようなパラダイスだと聞きました。
(聞いてません。妄想しました。)

調べてみると、川崎の「長八」という船宿さんから往復2000円で渡船をしてくれるみたいです。
今回は日曜なので、一番船が7:00出船です。
ですので、7:00に渡って、10時くらいに釣り飽きたらイソメでアラカブでも狙って、12:20の船で戻ってくることにしました。

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メンバーは遠足シリーズの常連であるHN氏、いつものバーの店長Q、そしてファンタジスタS君です。
HN氏、店長QとファンタジスタS君は去年のサバ船で顔合わせしています。
また、HN氏とS君は去年年末のライトタックルアジ船でも一緒でした。

さらに店長Qの友人氏も参加です。

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まず日曜は3時にS君にピックアップしてもらって川崎近辺でランガンです。
1時間半くらいやった後、異常の無いことを確認してからメシを食い、何の疑いも無しにアオイソメを買って6時前に船宿に着いたのですがすごい人です。

なんでも、シーバス釣りの大会をやるらしく、オヌマン氏をはじめ60人?くらいの人がいるわけです。

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船は7時の出船のはずなんですが、人数が一杯になり次第出るみたいで、6時半前には出港しました。
航程は大体20分くらいで、横浜寄りから1番、2番・・・と6番まで名づけられた場所に立ち寄り、好きなところでおろしてくれます。

日曜は下げはじめくらいからということもあり、潮が一番当たってかつ水深もある6番(最も東京寄り)に上がる予定だったのですが、例の釣り大会で6番に数十人入るとのことでしたので、急遽もうちょっと手前に入ることにしました。

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それにしても、長いっす。
こんなところ、ヘチのテクトロしてざっとバイブやテールスピンを投げたら潮目でも出ないことにはどう狙っていいかわかんないっすね。

ほとんどの釣り人が岸ジギかテールスピンしか使っていません。
かなりの釣り人がオヌマン氏のようなオレンジの手袋しています。
当のオヌマン氏は大会運営のスタッフのようで釣りはしていませんでしたが。

結局、1時間くらいは夢中でやってみましたが、あっさり飽きました。
最終結果を見ても、釣れてる人を見たのが2回(しかもセイゴやフッコサイズ)、S君の6番近くの聞き込み結果では65オーバーも含んで数本は上がったそうですが。

俺らは腕が無いとしても、他のバリバリ風な人々も釣れなかったということは、ホントに釣れない日だったんですかねえ。
何でも川崎新堤の場合、南西の風が吹くと濁りが入って調子が良いらしく、東風のときは潮が澄んで厳しいらしいです。
で、この日は思いっきり東風でした。

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前日寝れなかったらしいHN氏は開始1時間くらいで爆睡モードに入り、店長Qおよびその友人氏もまったりしています。
俺も移動したり色々やってみますが、ウンともスンとも反応がありません。

そのうち遠征して調査をしてきたS君が戻り、アラカブが結構上がっているという情報を得ました。
というわけで方針変更、アラカブ狙いに転じます。

S君はブラクリを忘れて、ジェット天秤に投げ釣り仕掛けでヘチをやろうとしているので、以前に店長Qにもらった西田式ブラーを貸します。
また、俺は使いかけのブラクリ風デキアイ仕掛けがあったのでそれでやることにしました。

「釣れている」というポイントで色々やりますがイマイチ方法がわかりません。
というか、あまりにもポイントが広すぎて、どこ探っていいのかわからないのです。

とすると、さっきから釣っている落としこみ風のオッサンが2匹連続でヒットです。
すかさずS君の聞き込みです。

戻ってきたS君のレポートでは

  • ポイントは堤防と堤防の切れ目(継ぎ目)
  • 底まで落としてゆっくりと上下
  • 反応が無かったら少し巻いて、またゆっくり上下
  • ある程度上げたら次のポイントへ
  • もしコツンとかコツコツとアタリがあったらそのままアワセずに食うまで待つ
  • 1匹かかったらそこにはまだいるから、丁寧に探る

という珠玉の情報です。
少なくとも、ポイントの見方がわかっただけで、かなり絞り込めます、あとは上下だけ。
というわけで、残り1時間半、この釣りに賭けることにしました。

切れ目を探しては底まで落として、底をトントン。
ハンドル一巻きして上下上下。

しばらく膠着状態でしたが、近くでやっていたS君にヒットです。
20センチくらいの中々のサイズが上がりました。
ソルトのシロート(船以外)でほとんど釣果の無いS君大喜びです。
さらにしばらくしてまたS君にちょっと小さいのがヒットです。

焦りますが、辛抱強くやっていたら、コツンと当たりです。
でも乗りません。
しばらくそのままステイして、またゆっくりと上下に動かすとコンコンと来てヒットの感触です。
上がってきたのはサイズは15センチ無いくらいのクロソイでした。

もうそれから二人で目の色変えて切れ目を探して歩きましたが、先行しているチヌの落とし込み師がいたためか、イマイチ反応が良くありません。

が、結構アタリが出るパターンがわかりました。
要は、シカケを上下するときに、堤防というか堤防についているイガイというか、それをオモリがこするくらいの近さで上下するとアタリます。
今回は二人で3匹でしたが、アラカブならとりあえず釣れるぜ、って気になりました、アサハカですハイ。

***

クロソイはS君に進呈して、我々のベースキャンプに戻ると、3人とも爆睡しています。
とりあえず全員を起こし、12時半くらいに到着した船で戻ってきました。
HN氏はずっと横向きに寝たいたので、体の左半分だけ日焼けするという、キカイダーかマジンガーZの悪い人みたいでした。

***

沖堤防だからアホみたいに釣れるってことは全然無いことがわかりました。
今回はこんな結果でしたが、人が少ない平日にまた行ってみたいと思います。
ただ、平日は朝渡ったら、夕方までお迎えが来ないんだよなあ。

さて今年も春というよりは初夏にさしかかっていました。
西湘サーフではサバの声もチラホラ聞こえてきたみたいです。
とりあえずは、イカのポイント探し(+押さえでアラカブ)と西湘の弓角&ジグをやりたいね、とS君とは話しています。
渓流もヤマメは瀬に出てきたし、湾奥シーバスもイイ感じみたいだし、これから大忙しです。

今年はまだ行ってないトライアスロン、行きたいなあ。

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