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2007/06/18

開幕戦

さて、週末ですが、土曜が昼過ぎの14時くらいまでに帰宅すれば良くなりまして、少しゆっくり目に釣りができることになりました。

で、金曜から悩みに悩んでいたんですが結局は西湘サーフに弓角投げに行って、その後に丹沢に移動してテンカラデビューを果たそう、ということになりました。

いや、イカも行きたいんですけど、どこに行ってもものすごい人で、その中でシャクるってのがモチベーション上がらないんですよ。

サーフですが、色々なところで情報をかき集め、かつ先週のファンタジスタS君の釣果から総合的に判断して、大体の場所を絞り込みました。
で、色々と見ていると、時合いは大体朝4時から6時くらいの間で、ここを外すとかなりキツいみたいです。

***

というわけで、1時半にアラームをかけて、金曜日の22時くらいには床につきました。
ところがやっとウトウト始めた24時くらいに電話、友達のチャンネエです。

なんでも、ダメ男とずるずる付き合っていたのですが、ついに別れた、と。
グズグズと電話口で泣かれて、俺も泣きそうです。
コイツが巨乳じゃなかったら速攻で「電波が悪いフリ作戦」で切るのに。

というわけで、電話の終了が1時過ぎです。
もう寝る時間はありません。
というわけで、起きて腹痛待ちをして、2時ちょっと前に出撃です。

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せっかく早く家を出たんで、高速使わずに下道で行きました。
現地には3時45分くらいに到着したのですが、ものすごい人です。
つか、ハマにはマジで5mおきくらいに人がいます。
アオリの混雑を嫌ってサーフに来たのにこのザマです。

ウェーダーに着替え、クーラーとバッカンと竿を持って、人が少なくなるところまで10分ほどヒーコラ歩いて、やっと見つけました、今日の戦場。

上げ一杯に違い時刻なんで、かなり満ちています。
とりあえずタックルをセットして、まだ暗い中に弓角を投げます。
今年のサーフ回遊魚、開幕です。

正確にはこないだのトライアスロンでちょっとだけやってるんですけどね。

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基本は遠投ですんで、18号ジェット天秤で大体90mくらい投げて、表層から底まで、早巻きから遅巻きまで色々試しますが、反応はありません。、

が、ちょうど30mくらい先の波裏がザワ付いてきました。
来た?来たのか?

そうこうしているうちに、周りで投げサビキをしている人にイワシ(カタクチ)がヒットしだします。
すげえ数のイワシです。

それを見ていてムラムラきたんで、とりあえずオカズを確保しようと俺も投げサビキに変更です。
あまり気合い入れずにキャストして、底をとったら大きくゆっくりとシャクりながら引いてくると、グググっと重くなります。
で、タイミングをはかって波打ち際から引き抜くと、イワシが鈴なりです。

俺のはサバとかソーダとかにも使えるハリス3号のヤツですが、針が3本しかありません。
これだと一投あたり最大で3匹しか釣れないから効率悪いんですよねえ。
というわけで、これを2連結することにしました。
単純計算で、チャンスは倍です。

と、そこに、少し離れたとこのオッサンにサバがヒットしたようです。
今さら弓角に戻すのは面倒だし、とっさの判断で、錘の代わりにメタルジグ40グラムを装着しました。
いわゆる、メタルジグ版のSリグです。
つか、普通に「投げサビキ」に対して「ジグサビキ」と言うみたいっす。
で、再度やっているとイワシが好調にかかります。

と、突然、ゴンゴンと来て一気に走られます。
サバがかかったようです。
よっしゃー、と思ってアワセると、フっと軽くなりました。
バラしたみたいです。

巻き取ると、ハリスが一本切れています。
ジグではなくてサビキを食ったみたいです。
サビキ用にドラグを絞め込んでたのもアワセ切れの原因みたいです。

***

で、これでテンションとモチベーションが上がりますが、ヒットはありません。

イワシ釣果 とりあえずイワシは20匹ばかり確保したんで、投げサビキは終了にします。

暑くなりそうだし、手でさばいて刺身でも食いたいと思ったので、クーラーに海水氷水を作り、いわゆる「野締め」状態にしました。
いつサバがかかっても安心です。

ここで再度弓角に戻し、目ぇ剥いてキャストキャストキャストです。
上から下まで、スローから激巻きまでくまなく試しますが、まったく当たりません。
周りにもサバは出ていないようです。
ナブラも無いし。

というわけで、6時半にサーフ開幕戦を終了しました。
釣果はサビキでのイワシ20匹ばかりです。
サイズは大体が15センチちょいちょいくらいです。

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その後、丹沢に移動するのですが、それは別エントリで。

丹沢から帰宅したのが大体14時ちょっと過ぎでした。
それからイワシをさばきます。
つっても、そんな手間じゃないんですが。

まず配分は、6匹を丸干しに。
残りを7匹ずつ、刺身と昆布〆にすることにしました。

***

丸干し まずは丸干しですが、今回、ワタを取ったんですが、このサイズだったらワタ付いたままでも苦味が程よくてよかったかも。
食うところがすごく小さくなってしまいました。

作り方は、15%の塩水を作ります。
普段の干物だと10%なんですが、丸干しは15%にしてちょっとショッパいくらいが美味しいとのことです。

この15%液に1時間ほど漬け、あとはザルに上げて冷蔵庫の中に24時間放置プレーです。
もういい加減暑いんで、外に干すのはキケンです。

昨日、日曜の夜に焼酎のアテとして食ったんですが、バッチリでした。
あえて言うなら、苦味がもうちょっと欲しいんで、やっぱりワタ付きかなあ、と。
正月のようなマイワシだったらワタは取るべきみたいですが。
ちょっと悔やまれます。

次回(またイワシ行く気だ、俺)は、ワタ有りとワタ無し両方で試してみます。

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次に刺身と昆布〆です。
頭を落とし、ワタを抜きます。

そうそう、これくらいの小魚ですが、小出刃とか鯵切りでも大きすぎるような場合は、カッターナイフでさばくと楽チンっすね。
で、頭とワタが無くなったら、指を骨に沿ってさばきます。

これでOK。
あとは、形が綺麗なのは昆布〆用に、それ以外は刺身として速攻で食います。
刺身は小ネギに生姜醤油で食ったんですが、さすがに新鮮なだけあって、美味いっす。
なんか、キビナゴ食ってるような気分でした。

昆布〆 で、昆布〆ですが、まずはさばき終わった身に塩を振って30分ほど〆ます。

その後、酢と水を半々で割ったもので塩を洗い流します。

次に、別途作った酢と水と半々で割ったものに塩を洗い流した身を入れ、最後に昆布を上から乗せます。
昆布は出汁に使うような厚手ではなく、かといってトロロ昆布ほどダレてない、ナントカって名前のヤツを使いました。(失念失礼)

これで、ざっと1時間くらい。
あとは、酢を捨てて、キッチンペーパーで水分と取って食うことができます。

味の感じは、コハダとかそんな感じです。
あまりイワシっぽいつーか魚臭くなくて、いい感じです。
ちょっと酢が強すぎるかなあ、と思いますが、酢が好きな人には問題ないでしょう。

***

骨せんべい 最後、余った骨は当然骨せんべいです。

本来は、水分を取って、少し乾かしてから揚げるのが良いらしいですが、俺は速攻で食いたかったので、塩コショウと同時に軽く粉をはたいて揚げました。

160度と200度の2度揚げで、サクサクと、揚げ物はあまり自信の無い俺にしては上出来です。

***

と、開幕戦は結局イワシのみで終わりましたが、オカズとしては楽しめました。
サバに関しては、現地ボランティアのオバチャンが色々と情報をくれて(熟女キラー<俺)、もうちょっとポイントを絞り込んだんで、近々再挑戦します!

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