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2007年7月の11件の投稿

2007/07/31

開き5年

昨日、ファンタジスタS君がゲットしたウナギを調理したらしいです。

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Date: 2007/7/30 20:51
Subject:

「開き5年、串打ち8年、焼き一生」と言われる修業を2時間ばかりで終えました。
最初の開きから難しく、試行錯誤でなんとか調理しました。
恐る恐る口にすると、意外や意外、普通に旨かったです(笑)
ウナギはタレさえ間違えなければそうまずくはならないみたい。
精進します。
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だそうです。
この漢、どこまで行ってしまうんだろう・・・

Image010

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2007/07/30

40アップ

先週土曜日のことです。

俺がこの件ファンタジスタS君に自慢メールを送りつけました。
「おお、でかいじゃないっすか!」との返事に対して、調子に乗って「でかさはナニの大きさに比例するのだよ!」と見栄を張りまくった返事をしときました。
ほんとは稚魚放流クラスなんですけどね、ギャフン。

そんな感じで俺は土曜夜に優雅な夜を過ごしていたら、メールが来ました。

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Date: 2007/7/28 21:58
Subject: 伝説の

伝説の多摩川天然ウナギ捕ったど~!!
40cm弱のこぶりですけど。ミミズのブッコミ仕掛けで釣りました(笑)
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だ、そうです。

Image008_2 これがその写真です。

苦節1年以上、ついにやりやがりました。
妙なシカケっつーか罠まで買ってがんばっていたみたいですが、結局は初心に帰ってミミズのブッコミです。

いやあ、めでたい、さっそくお祝いのメールです。
ちょっとだけの悔しさを込めて。

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Date: 2007/7/28 22:14
Subject: Re:伝説の

おお、おめでとう、ついにやったね。
ちょうど土用にぴったりな釣果やん。

で、引いた?ドラグは鳴り鳴り?
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で、その返信です。

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Date: 2007/7/29 9:25
Subject: Re:Re:伝説の

全くひきません(笑)
今思えば、鈴がチリンと軽く鳴った程度でしたね。
しばらくしてミミズチェックで竿上げたら、白い長いのがニュルニュルと出てきて。

僕のイチモツもやるでしょ?(爆)
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わははは、イチモツ争いは完敗です。
参りました、と返信しときました。

現在、バケツの中で浄化(泥を吐かせ)中らしいです。
今晩あたり調理するそうで、ヤルキ満々です。
きちんと泥を吐かせれば美味しいらしいので、ちょっと気になります。

釣り味とかはイマイチみたいですが、こういうのもイイっすね。
味次第では(食い気かい!)やってみようかな、と思います。

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2007/07/28

尺上

200707280838001 速報です

ヤマメ35センチ
byアレキサンドラ

放心中

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2007/07/24

リベンジ完了?

先々週の台風直前、渓流を途中であきらめて帰宅しました。

そんな感じなので、渓流行きたい熱がウズウズしており、先週末こそはと意気込んでいました。
というわけで金曜日、いつものように速攻で帰宅し、23時くらいには就寝しました。
3時に起き、出発です。
雨は弱いのが降っていましたが、まあそんなたいしたこともないでしょう。
昼前には止むって話だし。

***

今日はいつもの渓で、まず朝イチにテンカラをやり、尺上を3本も上げた後に以前から目をつけていた上流部をルアーで攻めるつもりでした。
いや、尺上ってのはあくまでも予定っつーか妄想っつーか、ジッサイのところはイワシサイズが一匹でも釣れればワーキャーで大喜びなんですけどね。

で、現場に到着し、川沿いに車で走りながら見てみると、いつもよりかなり水量が多いです。
いつものところに車を止め、しばらく雨が弱まるのを待った後、6時半くらいにテンカラ体制で入渓しました。

ちょっと広めのところでキャストを練習し、最初の曲流部を越えていよいよと思ったら、ものすごい水量かつ木が倒れたりしていて通れません。
つか、先週、ロクに台風来てないのになあ。

とりあえず、できる範囲をサクっと探り、一旦退渓しました。

***

少し上流の入渓点は天井を木が覆っているところでテンカラでは厳しいので、ルアーに持ち替えてリスタートです。

とにかく流れがすごいので、流心横のタルミ中心に狙いますが、たまにチビのチェイスがあるだけで出ません。

さらに上がると濁りが出てきて、さらにさらに上がるとまたもや倒木その他で行き止まりです。
つか、ちょっと生命の危機を感じるような増水&急流です。

というわけで、命あってのモノダネですのでこの川は終了です。

***

この時点で帰ろうとしないのが、俺が「マムシのOpen6E」といわれる所以です。
(言われてないけど。)

それじゃあ、もうちょっと水が少なそうな川ということで選んだのがこの川
今年の解禁直後の第1戦にアウェイのクセに勝負を挑み、2回転倒で爪をはがして、かつロッドまで破損するという、「Open6E 愛の自伝」(岩波書店 ← ウソ)の中では92章に「泪の初陣」として書いてあるあの川です。

リベンジしてやります。
根こそぎ釣って、根こそぎリリースです(エコロジスト)。

***

ホームグラウンドの川からは20分かからずに到着しました。
早速、出撃です。
今回はキッチリ獲ったろうと思っていますので、ルアーで勝負します。
時刻は8時、残り2時間半勝負です。

まず入渓点から見てみると、やはり、かなりの増水です。
しかもここはホームグラウンドに比べて、石が大きく、遡行が難しいです。

でも大丈夫、俺は伊豆のあの川のあの本流筋を上った漢です。
「伊豆渓流の恐怖」と呼ばれた漢です。
実はたいしたこと無いのかもしれませんが、俺の中では「はじめてのおつかい」レベルの大冒険です、泣く寸前にはフサノスケの「しょげないでよベイベー」が流れた漢です。

結構水深があり、大岩もあるので、ルアーはスカジットデザインの「ダイビングビートル」(ピンク色)をチョイスしました。
今まではヴァンフックPL-51BLの10番を前後につけていたのですが、ちょっと動きすぎるので、この場でフロントフック(ベリーフック)を少し大きめの8番に変えました。
すると、ドンピシャ、俺的には理想的な動きをしました。
ちょっとプラウディな現場チューニングでした、ハイ。

で、それが良かったのかどうか、途中、結構なサイズのチェイスがあったり、1匹アタックしてきたけどフッキングしなかったりで、だんだんとテンションが上がってきています。

***

そして、最初の堰堤近く。

堰堤際のタコ粘りの前に、まず、堰堤から流れ出す水の緩流部にアレキサンドラ先生をロングキャストし、底石の上でトゥウィッチングマチコ先生(久々に使った)です。
ギラっときて反転が見えた瞬間にアワセると、見事にフッキングです。

ハイ、来ました。
リベンジ第1弾、19センチのヤマメです。
ホームグラウンドに比べると、顔が小さくてパーマークはあまり濃くないですが、キレイなヒレをしています。

とりあえず、ネットに入れて天然イケスに入れておいて、堰堤前のプールからの流れ出しの逆側で、マチコマチコマチコ先生です。
おりゃー、2本目!
今度もまた19センチ、やはり似たようなヤマメです。

どうよ、どうなのよ、この確変っぷり。
これはまだイケる、ネットにウジャウジャのヤマメの写真をアップして、天狗になれる!

というわけで、ネットに2匹目も入れ、いよいよ堰堤際タコ粘り作戦です。
まずはDコンタクト、次に4.2gのスプーンで挑戦です。
しかし、立ち位置の前にでかい岩があり、キワキワを引いてくるのが難しいです。
ロッドを立てるとあっという間に流されるし。

時間は経つけどアタリは無い、という状況で、何気なく2匹入ったまま水に浸けておいてあるネットを見ると、遠くの方を流れています。
ギャー、俺様のネットがー!
一生懸命おいかけて、やっとネット再捕に成功です。
が、ヤマメ2匹はトンヅラしてやがりました。
写真撮れなかったし、くやしー。

***

結局堰堤はダメでここは捨ててさらに上がります。

この川、横がずっと畑で、かつちょっと高い感じになっているので高巻きというか退渓点があまりありません。
結局、水をザブザブかぶりながら、横っちょについているハシゴを上って堰堤を越え、さらに釣りあがりました。

その後大きいサイズのチェイス数回と、アタックしてきた乗らない状態が1回、ちょっと小さめサイズのバラシがあり、いくつ目かの堰堤に到着です。

ここでの1投目、狙い通りの場所でヒットです。
お、重い、でもあんまり引かない。

200707211000000 釣れたのは、ヒレが丸くボロボロの魚体のニジマスでした。
サイズは21センチです。
なんでこんなところに放流モノのようなニジが?

さらにその後、数投に1本、同じようなサイズのニジがかかります。
どれも似たようなコンディションです。
ここの川はニジも放流してるのかなあ。

で、この堰堤を越えると、なんとそこは渓流を区切ったタイプのニジマス釣り堀でした。
この急流で、堰堤の下に落ちてきたみたいです。
そりゃあ釣れるよなあ。

一瞬、密漁したろか、と悪魔が首をもたげましたが、こんなんで捕まるのは情けないと思って、その場所で退渓することにしました。

***

というわけで、結果です。

  • ヤマメ:5アタック3ヒット2ゲット
  • ニジマス:4ヒット4ゲット

よろしいんじゃないですか?
とりあえずリベンジは成功したということにします。

ロッドは折らず、転倒はしませんでしたが、Dコンタクトとスプーンを木がかりでロストしてしまいました。

***

今回の川は、いつもの川よりも遡行が大変ではあるのですが、サイズがちょっとだけ良い気がします。
また、天井も開いているのでテンカラも良さそうです。

というわけで、報告でした。

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2007/07/19

久々の出撃

最近、シーバス行ってません。

前回が川崎新堤で、あれはしかも遠足(近足)。
少し前にやたらとやってた湾奥運河筋の小場所ランガンちょい釣りっての、今年に入って全然っす。
最近はカナガワばかりだもんなあ。
(と思って、見直してみたら、川崎新堤の後のトライアスロンでやっていました。
まあ、このときも川崎付近で、都内湾奥運河筋では無いんですが。)

***

昨日、クライアント先が自宅近くだったんで一旦帰宅し、23時からの電話会議のために車でオフィスに行きました。

仕事終了が1時です、タックルは車にあります。
よし、出撃。

中潮だけど下げ止まりで、しかも久々だから状況はチンプンカンプン。
とりあえず帰宅ルートに近くて流れがありそうなところで1.5時間勝負です。

渓流ミノーイングやテンカラ(2回しかしてないけど)で培った「流れを読む」テクニックをシーバスミノーイングにフィードバックです。
勝ったも同然です。

***

つーわけでセレクティブな状況でセレクティブなシーバス相手にセレクティブな俺様は1つの解が見えました。

ブラックバスの降海型がシーバスであることはご存知の通りです。
この時期、産卵を控えたシーバスは一斉に遡上を開始します。
このファーストランに当たるとウハウハです。
つまり、狙い目は河川です。

まずは、遡上のウワサには敏感になりましょう。
OLのウワサ話なんかにヒントがあるはず。
いやあ、情報を持った人間は強いなあ。

ヘタクソマンキンタンの諸君、是非参考にしてください。

そうそう、この時期はシーバスと同様、ウツボもライギョになるために遡上を開始して外道でよくヒットしますので、くれぐれもリーダーは太目にしましょう。

***

で、昨日の釣果?
だからあ、運河筋は遡上後でモヌケの殻だったんですよ。

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2007/07/15

戦略的撤退

金曜が1日雨が降らなかったので、土曜朝4時にいつもの渓に出撃しました。

が、あと30分くらいのところで雨足が強くなりました。

ちょっとだけやろうかな、と思いましたが、ここは無理をせず、引き返すことにしました。

というわけで、今週末はのんびりします。
明日月曜は台風一過で良い天気でしょうが、増水で釣りにならないでしょうから。

皆さんは釣りに行けない休日、どう過ごしますか?

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2007/07/12

モノを作ると言うこと

俺が福岡時代に世話になったミュージシャンの人で、まあ、師匠のような人がいます。
インディーズですが、今度2ndアルバムを出すことになりました。
で、俺はこっちでのプロモーションとか手伝っているんです。

もうミックスダウンからマスタリングまで済んでさて後はプレスしてリリースって状態なんですが、プレス屋との折衝だとかジャケットやスリーヴや盤のデザインなどモロモロの部分の打ち合わせで、このオッサンが一昨日から上京してきています。

昨日は大まかな打ち合わせをして、今日はプレス屋さんとの打ち合わせをしてきました。

200707120237000 盤のデザインですが、こんな感じにアナログレコードみたいにしたいというアイディアが通りました。

これはLP盤ですが、ドーナツ盤風な感じで。
古き良きソウル/R&Bレーベルであるアトランティックレコードのこの感じをパクることにしました。
いや、自分で言うのもナンですけど、いいセンスだと思うんだけどなあ。

で、今日、最終的なクレジットを見ると、プロデュースに関しては、オッサンのセルフプロデュースなんですが、なぜかその次に来るディレクターとして、俺の名前が入っていました。
音に関しては、ほとんど関わっていないのですが、なぜか大抜擢です。

もっとも、俺のブルーズ源氏名(このオッサンに付けてもらった)で、「小間使い」としてもクレジットされていましたが。
こっちがメインなんですね、ありがとうございます。
しかもディレクターとしても、なぜかオッサンのレーベルのスタッフとして入っていましたが。
ノーギャラなんですよね、ありがとうございます。

とりあえず、大まかなデザインとかが上がってくるのが楽しみです。
と同時に、レコード屋に営業回ったりハコ(ライブハウスなど)を回ってブッキングなんかもやらないといけないわけですが。

なんつーか、モノを作る高揚感っての、久々なんですよ。
楽しいなあ。

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2007/07/10

Brain Drain

ちょっと最近の流行り物に手を出してみました。
つか、流行はもう終わったんかなあ?

リンク: 脳内メーカー.

いつも重く、つながりにくいサイトですが。
要は、名前から、その人のノーミソの中身(=脳内)を見せてくれるというお遊びサイトです。

じゃあ早速、俺「Open6E」から。
名前を入れて「の脳内」のボタンを押すと・・・

Open6e こんな感じで出ます。

結果はこちら。

ラヴメンである俺様は、表面上の愛の中に、悩みを抱えているわけね、うむ正解。

リンクを色々とクリックしてみます。

Open6Eの能力
うーん、生産性低いっすねー。

さらにOpen6E高校
なんじゃこの校歌は!

胸張って「女」が好きだと空を見る 身体の弱さが忍び寄る 
協調性と凶悪セイ 青春回春また自習 
大風の日も関節痛む日も スタイル自慢の校長ぞ 
バッチグー Open6E高校
何がなんだか Open6E高校 

他にもOpen6E Tシャツやら色々あります。

***

せっかくなんで、そして俺だけは悔しいんで、このブログに出てくる人間を強制的にチェックします。

トップバッターはスケベラッキョこと相方ですが、結果はコレ

スケベラッキョ相方の脳内

すべてが「愛」です。
これって裏を返せば、アホです。

うーん、面白くねえ。
よし、次は永遠の種馬、宿敵Tだ。

宿敵Tの脳内

嘘にHにヒミツに悩み。
いひひひ、そうそう、こういう悪意たっぷりなのをボクは待ってたの。

さらにファンタジスタS君。

ファンタジスタS君の脳内

こいつも、虫も殺さぬ顔をして、愛をHと嘘で囲っている。
怖い漢なんだね、実は。

***

まあ、こんな感じの他愛もない遊びですが退屈しのぎにはなりますんで、試してみてください。

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2007/07/09

モトサヤ?

さて週明け恒例?の週末報告なんですけど。

先週末は、天気が悪そう、まだネチガエが完全に治っていないっぽい、金曜の帰宅が0時くらいになりそう、などなど、妙に自分への言い訳を考えながら釣りに行こうか行くまいか迷っていました。

すると、20時前に相方からメールが。
要は、実家に帰っているヨメとガキが来週の3連休から自宅に戻ってくる、そしたら自分の釣りも今年は行けないだろうからお願い付き合ってちょうだい、とのことです。

というわけで、相方の車による送り迎え付きでいつもの渓流に行くことにしました。

ここ最近の流れからすると懲りずにテンカラなんですが、今回は雨っぽいということ、先週相方が良いサイズを出したということなどなどから、浮気の浮気のモトサヤでルアーで行くことにしました。
さらに、最近おなじみの部隊長さんのところで習った小渓流の攻め方ってのも試してみたかったですし。

今回は、12時くらいまでに帰宅すれば良いので、5時から約5時間半、みっちりと狙えます。

***

金曜は帰宅が1時で、何だかんだやっていたらウトウトする間もなく土曜3時過ぎです。
で、4時前に相方にピックアップしてもらい、高速に乗る前に睡眠開始、気が付いたら5時ちょっと前ですでにポイントに到着です。
体感移動時間は10分でした。

夏至から2週間ほど過ぎたからでしょうか、5時の渓流だと結構暗いです。
しかも天気は今にも降りそうな曇り空。
偏光グラスは付けずに釣り上がります。

まあ、大体相方と釣り上がるときは、カーブごとに前衛後衛を交代、釣ったら前衛後衛を交代、根ガカリや木ガカリをしたら前衛後衛を交代って感じです。
うまくタイミングが合わないと、オイシイポイントは後衛になってしまうわけです。

今日は、18センチ以上を2人で3匹だけキープして、夜はヤマメで酒を飲もうということにしたので、「獲りに行く」アレキサンドラ先発がです。

最初はブッツケとそれにからむ淵でチェイスが見られました。
結構でかそう(少なくとも20オーバー)なのもありますが、手前でUターンされてしまいます。
あ、一匹だけハヤが来ました。

***

そうこうしているうちに、最初の堰堤に到着です。
ここは先週相方がナイスサイズを上げたところです。

が、俺、堰堤って苦手なんですよねえ。
何投かしたら、すぐに移動したくなるのです。

この堰堤は俺に優先権があったので、ヨサゲな方に入ります。
しかし、やっぱり苦手意識があるのか、イマイチ攻め方がはっきりしません。

で、この堰堤は異常ナシで、1段上の堰堤に行きます。
ここは相方に優先権アリです。

ここは堰堤左端から落ち込みに並行に引くのが良いのですが、きっちりそのポジションに入りやがりました。
俺は右側のプールを堰堤に垂直に攻めるしかないのですが、向かい風になり、かなり攻めづらいです。

ここでまず相方が一匹15センチ無いくらいのマメをキャッチ。
さらに、ちょっと俺が飽きてきたころ、粘りに粘って、22センチをキャッチしました。

なんつーか、もう、うんざりするくらいの喜びようなんですよ。
これはキープすることになっていたとは言え、ああだこうだと写真を撮り続けます。
結局、撮影に10分くらいかかったんじゃないかな?

ここで俺がイラついたりしたら、釣れてない嫉妬と思われるのがシャクですし、相方はまだこの堰堤で粘るというので、先に上がることにしました。

***

このあたりから弱い雨が降り始め、状況が変わってきます。
相方が追いついてきたくらいから、何気なく投げている瀬でもチェイスし始めました。

きたきた、これこれ。
こういう、クロスやアップクロスで距離が取れないときの攻略法(先述した部隊長さんのとこで「習った」ヤツです)を試してみます。

簡単に言うと、アップで1段、2段上を狙って行くのですが、これがなかなか難しい。
まず、落ち込みとの落差があるとルアーのトレースラインを見極めるのが難しく、実際のトレースも予定通りにはいかないのです。

どうもよさげなイメージは、流心近くの流れやや緩くなっているところを縦のシェイキングっぽいルアーアクションで流すって感じです。

で、実際、良く出ます。
その後数知れないチェイスがあって、アタックしてきた(ルアーに触った)のが7、8回、ヒットしたのが3回でした。
で、3回ともバラシです。
なかには結構いいサイズも混ざっていました。
やっぱり縦シェイクなんで、乗りにくく、乗ってもバレやすいんでしょうか。

20070707m_s01 それならってんで、アタックしてきたときは、意識的にアワセを入れてやると、まずはマメを1匹キャッチ、続いて20センチ無いくらいをキャッチです。

うーん、なんかわかってきた気がする。
わかってきたけど難しい、だから面白い。

逆に、相方はこの区間は沈黙です。
いひひ、ざまあさらせ(性悪)

***

そうこうするうちに次の段差堰堤です。

俺は最初の落ち込み、相方は上の段に入りました。
ここでは、苦手の堰堤を克服するために、がんばってタコ粘りすることにしました。

最初、Dコンタクトなどで狙っていましたが、異常なしです。

20070707m_m03 それならばと、プリスプーン4.2gで落ち込みと並行にスローにシェイキングします。
それでマメが一匹出て、さらに粘って17センチを一匹キャッチです。

相方は、上段の堰堤で18センチをキャッチしていました。

***

その後、9時半くらいから雨足が強くなってきたので退渓することにしました。
結果として、数では勝ったものの、サイズでは相方にワンツーを決められてしまいました。

内容としては、相方がすべて堰堤のタコ粘りなのに対して、俺は瀬で出したので、きっと俺の方が楽しいと思うのです、身びいきですが。
すなわち、勝負に負けて釣りに勝った、と吹聴しておくことにします。

***

キープは、相方が釣った2匹と俺が釣った1匹です。

キャッチ&イートに関して言えば、俺はOKだと思っています。
が、あくまでも、自分が食う分だけ、必要なだけにします。

もし俺が、あるいは誰でもいいんでアングラーが、一晩で100匹食えるんだったら100匹キープしてもOKですが、冷凍庫のコヤシになるようだったら俺の感覚ではアウト。
そう思っています。

20070707hone01 結局相方が夕方時間が取れなくなったんで、ヤマメは俺が食いました。

写真は、塩焼きにして残った骨をレンジでカラカラに焼き、焦げ目がついたくらいのものにアツアツの熱燗をかけて飲むいわゆる「骨酒」です。

良く美味しいと言われるのはイワナの骨酒ですが、ヤマメもなかなかのもんです。

マメのようなイワナやヤマメを身ごと使う作り方もあるようですが、これで十分おいしかったです。
少なくとも、俺にとってはフク(博多では「グ」ではなく「ク」です)のヒレ酒より美味しいと思いました。

***

さて、まとめです。

久々にやったルアーですが、やっぱり楽しいですね。
特に、ミノーイングは楽しいです。
久々だったからかどうなのか、アワセとかファイトが下手になっている気がします。

あと、テンカラを少しやって(ほんの2回ですが)、ものすごく「流れ」ってのを意識するようになりました。
その意識が小幅でのアップ攻めでの釣果に繋がったと思いますし、正しいかどうかは今度検証してみますが、テンカラやる上での重要なヒントになっています。

堰堤に関しては、タコ粘りが効くんですね。
目からウロコでした。
あれだけの音と白泡があるんだから、プレッシャーは低そうだとは思いますが。
同じコースを何度も通して、何度か出すことができました。
これは、実は堰堤だけではなく、普通の落ち込みの白泡のところもタコ粘りが効くって考えていいのかな?
ただし、堰堤に関しては、狙って泳がせて「釣った」という感覚が乏しく、「釣れた」もしくは「釣れちゃった」感が強いのか、イマイチ面白さには欠けますね。

あ、そういえば、ルアー回収機、根ガカリでなく木ガカリで使ってみたのですが、なかなかのもんです。
良い仕事しました。
あと1回くらい回収できればもう元は取れるんじゃないでしょうか?

さて今後の渓流、テンカラだけでなく、ルアーと交互にやっていきたいです。
それぞれからフィードバックを得られるってのがいいですね。

ではでは

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2007/07/03

Addiction

もしかしたらどっかで書いたかもしれませんが、俺はかなりの活字中毒です。
電車の中とか、じっとしているときとかに活字を見ていないと不安になるくらいです。

なので、大体カバンの中には文庫本1冊と雑誌が1冊くらいは入っています。
でもそれらが何かのはずみで読み切ってしまったりしたときのために、PDA(いまだに5年くらい前のPalmなんですが)に色んなWebからのクリッピングとかが入れてあります。

だからと言って安心してはいけません。
もしPDAがトラブったり電池が切れたりしたらどうします?
そのために、一応、携帯では文字沢山で読み応えのあるサイトを携帯のRSSサイトに登録してあります。

でももし地下鉄の中で電波が届かなかったら?
最悪です、こうなったら俺、かなり情緒不安定になります。
イライラしながらキョロキョロして、車内広告をくまなく読みます。
1週間無利息とかの広告を真剣に凝視して、せっぱ詰まった人みたいです。
さらに人が読んでる新聞とかを横から覗きたくなります。
キレイなチャンネエが打ってる携帯メールも覗きたくなります(別腹)。

もうこうなると連行されるのは時間の問題です。
そうならないためにも、最初に戻って、本は多めに入れておきましょう。

実際、このブログで読んでいる本のこととか書いたことってないっすよね。
釣り系雑誌とか新聞とかについてはちょっと書いたことありますが。

とにかくこんなんだから、本を買い続けたらものすごい金を使ってしまうことになります。
Amazonなんかもダメ、速攻でマンシュウが数枚消えていくような注文をしてしまいます。

***

そんな生き急ぐ破滅型の俺には図書館がぴったり。
俺が住む川崎市の図書館、コレ最高。

まず、川崎市の図書館全部にまたがる本の検索ができます。
で、気に入った本があったら、それを川崎全域から1つの場所に集めてくれます。
そして、本が揃ったよー、とメールをくれます。
返すときは、どこの図書館で返してもいいわけです。
もちろん無料、俺の血税!

***

先週日曜は、リアルに首が回らなかったので、図書館に行きました。

以前、渓流釣りのポイント本を借りたときに、結構釣り関係の本が多いということに気づき、じっくり吟味です。

というわけで、釣り関係で俺が借りたのはこれ

  1. 「食いだおれ釣り日記」 盛川 宏
  2. 「釣り時どき仕事」 夢枕 獏
  3. 「イワナが笑った」 西山 徹

1は釣り魚の料理が季節ごとに沢山書いてあります。
一つ一つが短いので、ちょっと退屈なときにパラパラ見るのに良さそうです。

2はおなじみ夢枕氏の釣りエッセイ。
まだ読んでいませんが、楽しみです。

3は故西山氏の名著。
今通勤中はこれを読んでいます。
フライについての話なんですが、門外漢でも楽しめますし、文章そのものが軽妙でおもしろいのですが、結構考えさせられることが沢山書いてあります。
キャッチ&リリースの問題なんて、まさに今、良く考えていることなんですよねえ。

さらに釣り以外では

  1. 「百万遍 古都恋情 上下巻」 花村 萬月
  2. 「君たちは世界の新しい王様」 山川 健一

これ、どちらも両作家の自伝的な小説で、かつ1972年なんですよ。
どちらにも「ストーンズ来日」についての話が出てきます。

2の山川氏は最近あまり読まなくなったのですが、Stonesという軸を持った作家さんなんで、結構昔は夢中で読んでいました。
これは借りてきた日にサクサクっと読んでしまいました。

1の花村氏は、このブログのアクセスランキング上位に常駐している映画「皆月」の原作者です。
約400ページある分厚い上下巻なんですが、これは自宅で読んでいます。
現在、上巻の300ページくらい終わりましたが、読み応えあります。

***

そんなこんなで当分は読み物に困らない日々が続きそうです。
ただ、返却期日が7月15日と2週間しかないんですよ。
読めるかな?

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2007/07/02

再発

痛いっす、猛烈に痛いっす。

金曜夜、22時半くらいに床につき、土曜午前1時半に目覚め、西湘方面に移動開始。
この時点で違和感があったんですよ。

で、散々弓角とサビキを投げ、渓流では変なカッコでテンカラ竿を振り回し、さらに高速代ケチって下道で帰ってきたもんですから、どんどん酷くなります。

そうなんですよ、1年ぶりにネチガエになってしまいました。
すでに釣りの帰りあたりから、加速や減速時に首がいてえなあ、と思っていたのですが、帰宅して片付けとかイワシの調理とかやってたらだんだん首が回らなくなってきました。

土曜の夜の時点で、もう起き上がったり急な動きをすることができなくなり、痛みのために10分おきくらいに目が覚めるようになってきました。
そんなこんなで、結局土曜は風呂の中で寝ました。
風呂だと暖められて楽になるし、無重力?なんで痛いところに力かからないから楽なんですよ。
とは言っても、ロクには眠れずに日曜は朝からつらい状態です。

そんなわけで、近所の鍼灸院に行って来ました。
去年もエントリには書いてないですが、最終的にここに行ったんで。

みっちりと鍼を打ってもらいマッサージをしてもらい、カウンセリングまでしてくれて大体2時間近くで料金は5000円。
次回からは3000円です。
ここにも書きましたが、これじゃあなかなか利益を生み出しにくいよなあ、と思いました。

鍼そのものはチクってするぐらいですが、たまに長いのが神経を直接刺すのか、ゾクゾクって来るのもあります。
また、刺した鍼にしばらくの時間電流を流したりするのですが、それが結構微妙な気分です。
総合的には、血行が良くなっているのが目に見えて(見えないけど)わかるし相当楽になるんで、俺にとってはイマイチ効果がわからない整形外科とか整骨院接骨院よりはアリです。

俺の場合、普段は顕著には出ないですがかなり酷い肩こり持ちみたいです。
まあ、仕事的にはしょうがないだろうって感じですが。
で、ちょっとネチガエたりしたら、その潜在的なのがガーンって出てしまうから結構大変なことになるらしく。
いずれにしても、みっちりとやってもらって、随分楽になりました。

せっかくなんで、鍼灸師の先生からもらったアドバイスを書いておきます。

  • Webサイトなんかに「冷やした方が良い」「暖めた方が良い」と色々書いてあるが、それを試して楽になる方を選べばいい。
  • 暖める手段、風呂でもいいし、普段なら貼るカイロとかでOK
  • 湿布は、たとえ温感湿布でも暖めるわけではなく筋肉を収縮させるものなのであまり意味が無い
  • ヒマがあれば痛くない程度にゆっくりと首振ったり腕直したりして、筋肉を動かしてあげた方がいい

今日はまあ、貼るカイロのおかげで楽は楽ですが、まだ急に頭振ったりはできません。
早く良くなって欲しいっす。

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