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2007/08/24

夏合宿2007 河津川水系釣行 最終章

さて、河津本流を終え、駐車スペースに戻った後に中3トリオをピックアップに行きました。

お互いの状況を話し、コンビニで氷や飲み物などを購入した後、河津川支流奥原川の源流部に向かいます。
つか、こんなとこから入っていくなんて、誰もわかんないっすよ。

***

ここでは、堰堤の上流ちょっとから部隊長さんとMr.Kが入り、堰堤の下からは俺とkidが入ることになりました。
Jrは、前日睡眠不足らしく、車の中で休んでおくとのことです。

10時半に入渓して、12時半に待ち合わせる、ということで、部隊長さん組は入渓点に黄色いバンダナを目印につけておいてくれるそうです。
俺らはここまで上がったら、退渓すればいいわけやね。

***

入渓ポイントは、Jr.が案内してくれました。

さて、入ろう、とするとkidが「どうぞ」と。
俺もkidに「どうぞ」と。
表情が固い2人のやりとりを見て、Jr.が笑っています。

で、実際の渓相は、まさに源流というか、小渓流です。
入る前に部隊長さんが「2,3トゥウィッチで出すような感じになるかも」とのことですが、俺がいつもやっている丹沢の小渓流よりも小さいです。

ここはもう、二人同時に攻めることはできないですね、交代制です。

***

kidは、最近、カナモノ使いの道(主にスプーン)を邁進しているらしく、使っているロッドは何と鱒レンジャーです(4フィート?)。

しかも、腰にはナタがついています。
これはいかん、怒らせたら頭カチ割られるかもしれん。

***

とりあえず「様子見たいから」と先に入ってもらい、後ろに続きます。

部隊長さんもそうですが、kidもショートレンジでポンポンと厳しいところに入れていきます。
そして、怪しいところは割と何回も色んな角度で攻めます。
が、ダメな場合の見切りもすごく早いです。

とりあえず、会話らしい会話もなく、お互いに「チェイス、小さいヤツ」程度をボソボソと言う程度で、ガンガン上がりました。

確かにチェイスはありますが、10センチとかそういうサイズのものでしょう。
こういうところが種沢になって、河津川を豊かなものにするんですね。

***

途中、落ち込みとその手前に大岩があるポイントがありました。
さらに1段下から、岩の向こうにキャストして岩に沿ってトゥウィッチしてきて、何も考えずに手前の落ち込みにルアーが落ちてくるのを見ていると、アマゴが食っていました。
で、一緒に手前落ち込みのところでポロっと落ちました。

kidが「あ、落ちましたね」と言っていましたが、実は俺は食ってることさえも気づきませんでした。

***

その後、ここは来るだろう、という滝とか堰堤もことごとくダメでした。

で、このポイントは高巻きが多かったです。
それにしてもkid、ホイホイと上っていくんですよねえ。

俺は、ハアハア言ってるのを気づかれないように、kidの足取りを追ったわけですが、あっと言う間に距離ができてしまいます。
うーむ、これが若さと言うものか。
俺より20歳以上も若いんだもんなあ、しょうがないよなあ、と思いながらもちょっと悔しいので、kidの前ではできるだけハアハア言わないようにしていました。

***

ってな感じで、堰堤を上がってちょっと行くと部隊長さん組の黄色いバンダナがありました。
つか、まだ11時半で1時間しか経ってないなんですけど・・・

ちょっと後追いでやりましたが、全く気配が無いんで、上がることにしました。

結局俺が1バラシというだけでした。
kidには思いっきり俺の方が気を遣わせてしまって、釣り自体があんまりできなかったっぽいです。

ヤツの華麗なスプーニングを見てみたかったです。
まあ、それは次の機会、ということで。

***

退渓したら、部隊長さんの車で休んでおけばいい、とのことだったのですが、歩いていたら俺の車のところに戻ってきてしまいました。

まあ、降りてくるだろう、とあまり深く考えずに(このあたり、二人とも楽天的)そこで待つことにしました。

知り合ったばかりのチャンネエと映画を見ようと午後からデートをしたら思ったより短い映画で、予約しておいたレストランの時間までは1時間ちょいちょいあるけど何しよう。
最初は2人とも、まさにこういう状態でした。

とりあえず、ポツポツと釣りの話をしていたんですが、いやいや、kid、なんでもやっています。
雑食という意味では、釣庵まこさんや最近の俺なんかもそうですが、kidはもっと徹底しています。
とにかく、釣れる魚は、釣る。
つか、動くものは親戚友人以外獲るんじゃないだろうか、彼は。

そしてですねえ、話が深いんです、ものすごく。
専門用語も当たり前に使うし、しかも成功体験があるんで良い意味で自信に満ちてるし。
このくらいになると、kidも色々と自分から話してくれます。

釣りだけでなく、料理に関してもそうですし、もちろん魚のさばき方から美味しい食い方、などなど。

ルアーのフックに関するコンセプト、スプーンのドリフト、メッキなどのライトソルト、マルソウダとヒラソウダ、松川湖のレインボー、イナダとショゴの味、メバルとアラカブの味、一碧湖のバス、kid家の近くの渓流....etc
ものすごく沢山の話を聞かせてもらい、たくさんの知恵を教えてもらいました。

そして、kidは伊豆をほんとに誇りに思っていますね。
俺のような屈折した地元贔屓ではなく、自然に。

何だろう、無力っす、俺。
与えられないってのが寂しいわけじゃないですが、25歳近く若い人間に与えてあげる知恵が一つもないってのは、なんとも新鮮でした。

エロ本やエロビデオくらいなら、俺がなんとかしちゃるけんな、遠慮なく相談しなさい。
こ、これだけだ。

***

そういう感じで、大盛り上がりでもないですが、決して「時間が長く感じるなあ」ということもなく、1時間半近くが経っていました。

つか、1時間半?
約束の時間は12時半で、今は13時近く。

こりゃあきっと、上で待ってるよな、と思い、車を走らせて上がってみると、やはり待ちくたびれた部隊長さん組がいました。
すみません、こういうイキサツで楽観的にオシャベリしてました。

釣果を聞くと、誰も結果が出ていない感じ。
うーん、やっぱり難しい状況なんですかねえ。

***

そんなこんなで、再度待ち合わせをしたサークルKに戻り、ランチを買ってから解散ということになりました。
ランチを買って歩いていると、さすがに足腰にグググっと疲れが襲ってきました。
そりゃそうだ、トータルで6時間近くも川の中歩いてるんだから。

ところがなんと、これから狩野川水系を攻撃しにいくみたいです。
kidとMr.Kはやるきマンマンです。
くー、そんなことなら午後のほんの些細な用事を調整しておくんだった!

ただ、部隊長さんもこのときにおっしゃっていましたが、渓流は4時間が限度っすね。
多分、俺がそのまま狩野川に同行しても、集中力は持たない足はふらつく、と足手まといになっただけでしょう。

というわけで、ここで別れることにしました。
待ち合わせてから9時間くらいしか経っていないのですが、不思議と長い時間一緒にいたような気分です。

kidやJrも「また伊豆に来たら釣りに行きましょう」と言ってくれます。
キャバ嬢の言う社交辞令は敏感に感じ取ることのできるスレた俺ですが、ヤツらの言うことは素直に本気にしちゃうよ。

***

というわけで、なんとか最後まで書き終えました。
で、予め書いておいたメモを見返すと、一つ忘れていました。

このエントリで書いた、根ガカリ木ガカリ対策ですが、今回は結構活躍しました。
前回の伊豆渓流では、ことごとく一軍クラスが沈められましたが、今回はロストゼロでした。
すごい、俺!つか、この棒!

部隊長さんも結構感心してくださったようですが、3000円ちょいするんだったら自作する、とのことです。
そうでした、この人、ハンドギャフやら何やら、何でも作るんだった。

***

さて、さて、そろそろエントリを〆ます。

まずは今回の釣行で背中を押してくださり、手厚いガイドをしていただいた上に、中3トリオのようなナイスな面々に引き合わせてくれた部隊長さん、ほんとにありがとうございました。
シーズンになったらイカも教えてください。< 調子に乗っております、ハイ。

中3トリオ、また遊んでね。
早く高校生になりなさい、そしたら酒飲めるから(良い子の皆は真似しちゃダメだぞ!)。

というわけで、今回の俺の目的である、上手い人と釣りをして色々盗んで自分も結果を出す、という目的は達成できたと思います。

そして、そういうスキル的なもの以外にも、やたらと得るものが多かったです。
また伊豆に行くのが楽しみっす。

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コメント

どうも、早速読みましたよ。
同行者がkidだったんで少し押さえ気味でしたが、素晴らしい、楽しく読みましたです。

今度伊豆に来るときは是非にご連絡をです。
渓流にkidを誘うときは後追い指名で連れて行かないと酷い目に遭いますからね。ご注意を。

ちなみに、私がkidに勝てる釣りは「イカ釣り」だけです。どういう訳か彼はイカ釣りを苦手としてやらないんです。秋にはイカ釣りに誘ってこてんぱんにして、人生の厳しさを大人2人で教えてあげましょう。

伊東近辺の釣り情報はkidのブログでメッキ、青物、根魚、松川湖を山梨のイカ釣り師さん所ではアオリイカ、私の所で渓魚ですかな。

投稿: 部隊長 | 2007/08/24 16:16

河津川釣行記全編によせて

 私は色々な釣友と一緒に釣りをするのが好きで釣り歩いています。雄登、kidも私に付き合い色々な人と一緒に釣りをしているので釣り仲間同士譲り合って楽しむ楽しさを解っています。
仲間と一緒に釣りをするのは実に楽しいんですよ。
 彼らならば伊東のあらゆる釣り場、河津川水系のガイドを立派に果たせるでしょう。釣り場に乗せていき昼飯付の条件で雇ってやって下さい。喜んで乗ってきますよ。

 雄登は私と同じにラピッドオンリーなスタイルでkidと違いあれこれ工夫と言うかスタイルを変えると言うかの様なことは無く、一辺倒なのでkidほどの成長は見られませんが、彼らを中学生になる前から連れ歩き見ていますが、子供の成長はめざましい、最初の頃はお前ら2人で先に行きなよなんて言ってたのに今ではそんなことしたら自分に釣れる魚がいなく成る位の腕前。

 彼らの腕は私と雄登が所属するFishing club HUSLERのお歴々をも唸らせる程になっています。雄登は路線変更もありそうだが、kidは間違いなく立派な釣りバカに成るのは間違いないでしょう。

投稿: 部隊長 | 2007/08/24 17:22

まいどです。
遡行スピードが速いのはきっとアレです、例の近所の川で鍛えられてるからです。 前に運動部の奴らを連れて行ったら死にかけてました。
慣れです、慣れ。
ちなみに前はボーイスカウトもやっていました。

それとスプーニングはヘッタクソです。
着水音とかで魚逃がす事多々有りですよ~。

ところで話が深いとおっしゃられていますが、全然そんなことないです。 仮にそうだとしてもそれはおそらく脳みそを遊びに9割、勉強に1割使っているからだと思われます。。。。。ただでさえチョコボールサイズなのに・・・・・
成功経験はヘタな鉄砲数うちゃあたる的な・・・・おそらく数百発に1発くらい・・・・

投稿: kid | 2007/08/24 17:33

kumonoさん>>
雄登は既に路線変更気味じゃないっすか?
俺はとにかく釣り位しか趣味が無いんでこんななってます。
それとだいぶkumonoさんに刺激されてるからじゃないですかね? HUSLERの皆さんとお会いになれたり鵜殿さんとお会いになれたり・・・。 おそらくそこから来てるのだと思いますが・・・・

投稿: kid | 2007/08/24 17:37

部隊長さん

まとめコメントありがとうございました。

俺自身、単独釣行にこだわりがあるわけでもなく、行く人がいればWelcomeなわけです。
まあ、なかなかカタギの人々と時間が合わなかったり、ケツが慌しかったりするので、あまりカチっと約束をしてから同行するってのはなかったわけです。

ただ、今回のように、きっちり時間を作ってよかったってのも十分ありました。
まず上手い人と釣りをするっていうメリットもそうですし、自分のネットワークを広げるという意味でももちろん。
改めまして、本当にありがとうございました。

伊豆に行く際にはまた連絡します。
時間が合ったら、また遊んでください。

投稿: Open6E | 2007/08/26 09:35

kid

エントリに書き忘れたけど、ウナギの話とかスモールジグの話とか、とにかく何でもかんでも話をしたねえ。
どんどん思い出しています。

ノーミソ9割を遊びに使う、これは健全なことです。
俺だって、遊びのノーミソの割合が7割を切ったら、多分発狂するよ。

部隊長さんも書いてくださっているように、メシその他で釣るんで、また釣りに行きましょう。
いやいや、受験の息抜きに(笑)

投稿: Open6E | 2007/08/26 09:41

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 私がこのブログを書き始めた時に真っ先にコメントを下さった「快楽主義的墜落生活」のOpen6Eさんと一緒に河津川本流の私の好きなポイントを楽しんできました。  お互い、Webの上では親しい間柄の様な振る舞い。同じ釣りと言う遊びを楽しみ、それも渓流ルアー、と同じジャンルなので「いつかはご一緒しましょう。」がやっと実現です。  ちょっと早いかなとも思いつつ先行者が入ってしまい目的の所に入れないと言うのも嫌なので0400に河津のサークルKで待ち合わせ。私は雄登、kid、彼らの釣友カッちゃんを乗せ、約束... [続きを読む]

受信: 2007/08/24 16:28

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