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2007/10/12

秋の大遠足2007「初恋」 (5) またまた確変

[10/5 16:50]

湖でのイブニング大作戦を飛ばしてしまった我々一行は、途方に暮れました。
ガッツリ寝たとはいえ、体は疲れきっていますので、誰もがガツガツと釣りにテンションが向いていません。

この時点で俺が出した提案は

  • これで終了、帰宅する
  • この場に残って夜マズメ(だからそんなの無いって)のアオリをやる
  • 別の場所に移動して何か釣りをする

の3点です。

結局、このまま帰っても、この時間だったら渋滞にハマるだけだし、でもこの場所はなんか期待薄いし、ということで、前夜に好調だったた港に再度行くことにしました。

荷物を再度積み込み、コンビニに寄って飲み物などを買い足してから一路車は目的地を目指します。

***

[10/5 17:30]

もし風が悪かったりしたら、別の場所に移動しようと思いつつ、現場に着くとオッサンが一人だけいました。
普段はアジを使ってアオリを狙っているらしいですが、サイズが小さくてアジがもったいないとのことで、磯竿にエギをつけてシャクっています。

で、風は夜中に比べるとイマイチな方向ですが、それほど強いわけでもないのでここに定住することにしました。

ベストポジションはオッサンがキープしているので、その横とさらに横に2人を入れ、俺はテトラに入ります。
ラインがギリギリ見えるくらいの明るさですがなんとかなります。

で、すぐにアタリがあり、マメサイズが1杯上がりました。
とりあえず、まだ好調を持続しているみたいなので3人ともテンションを上げていきました。

18時を過ぎて真っ暗になり、堤防は俺ら3人だけなので、ちょっと食事にすることにしました。
朝の獲物の中から手ごろなアオリを選び、その場で刺身を作ります。
醤油や塩、ワサビ、まな板、包丁などはS君が持ってきています。

200710051856000

見てくれは悪いですが、味はバツグンでした。

この刺身を囲んでビールを飲んでいると、遠くからエンジン音が聞こえます。
真っ赤なオープンのポルシェ356スピードスターがサイドブレーキターンで堤防に停車し、ドアを開けずにヒラリと男性が降りてきました。

ジョルジオ・アルマーニのゴアテックスのジャケットにフェラガモのフィッシングブーツ、時計はオメガのGショックというのがシブいです。
ライターはダンヒルのターボライターで、タバコはモアのメンソール。
首には真っ赤なスカーフを巻いています。

ハンサムです、イケメンです。
花形満かと思いました。
超ベッカム似です。

どうですか、部隊長さん、カッコ良く書いてみました。
ご期待に沿えていればいいんですが。

というわけで、刺身を食っているときに現れたのは、部隊長さんでした。

この場所の状況や河津敗戦の話などをして、まだ俺らが食っているので「じゃあちょっとやらせてもらうね」と始めました。
3人ともホモ丸出しの視線で部隊長さんのケツもとい後姿を見ていると、あっさりとドラグが鳴り、一杯確保です。

おいおい、マジっすか。
マジでございますか。

ちょっとしたらまたもや軽く1杯追加です。
で、早速聞いてみると「なんか、イイ感じの潮を見つけたから」だそうです。
俺ら3人バカヅラで「あー、なるほどね」と相槌を打ちますが、何のことだかさっぱりわかりません。
しょうがないので俺が代表して「ところで部隊長さん、おっしゃっている意味がわかりません」とディベートを吹っかけると、以下のような説明をしてくださりました。

キャストしてカーブフォールをすると、沖に持っていくような感触があるんで、サミングしながらちょっとずつラインを出してエギを流してやる。
スラックが出すぎたら少し張って、また流す。
で、流れが無くなるようなちょうどイイ頃合になったら、シャクってあげるとそこで乗る。

おお、なるほど。
フォール中に持っていかれる感がある場合があるけど、それがその潮か!
つか、そのイイ頃合が難しいっす。
流し足りないと届かないし、流しすぎると根ガカるし。

でも、この考え方、最強でした。

今みたいなラインコントロールが難しい風向きのときはフリーフォールでなく、カーブフォールをしてラインが膨らまないようにしつつ、流してあげることで距離を取れます。
もし流れてないようだったら、適当にシャクって別の方向とかに投げればいいわけですし。

今までは風が強くは無いけど方向が悪かったり、潮が流れまくっていたりしたら諦めていたようなポイントもこれで攻めることができます。

さらにシャクリ後、すぐにラインを巻き取るのではなくて、フリーフォールの方が良いとのアドバイスをいただき、これまたドンピシャ。
これは随分前の釣庵まこさんのアドバイスと同じですね、そういえば。
ずっと最近忘れてるし、俺。

結果として、俺はギャフ入れが必要なサイズ(蝕腕だから良く引いたってのもありますが)を含んでその後3杯獲ることができました。

他の2人もそれぞれ色々と試して、釣果を上げています。

というわけで、21時半くらいにポツポツを雨も降ってきたので納竿としました。
夕方からのアオリラウンドは

HN:S:Open6E = 3:1:4

となりました。
ちなみに部隊長さんは、夕方からだけで7杯です、ギャフン!

***

そんな感じで、秋の大遠足のすべてが終了しました。

結果として、未明と夕方以降を合わせてアオリが3人で18杯です。
アマゴはシブく、青物はダメ、湖にいたっては不戦敗なんですが、遠足シリーズの歴史の中で、信じられないくらいの驚異的な結果が出ました。

まず今までずっと遠足シリーズに付き合ってくれているHNさんですが、病み上がりの割りに元気で、初のアオリゲットに喜んでくれていました。
最後は完全に電池が切れていましたが、遠足以降も元気にやっているみたいなので安心しました。
次回の春の遠足ではフライを教えてもらおうと思います。

大変なのがS君。
もう、遠足以降、完全に燃え尽き症候群になってしまったみたいです。
今まで俺と一緒に行ってロクな思いをしたことなかったんですが、部隊長さんのような上手い人に実際に接することができただけでかなりの収穫だったみたいです。
もうS君にとっては伊豆は完全に聖地です。
俺とHNさんが「伊豆に来たらいつも釣れると思ったら大間違いだ」と口を酸っぱくして言いましたが、完全に恋するオトメの目になっています。
それにしてもS君がサビキを一度も使わないなんて・・・

俺にしてみても同じで、部隊長さんからかなりのヒントをもらうことができたので、後半の方が好調に釣ることができました。
あれ以来、イカが釣りたくて釣りたくてたまらないっす。

***

というわけで、部隊長さん、今回も散々お世話になりました。
また次行くときはお世話してください。

あとkidも色々とありがとう。
もらった情報をうまく活かせなかったけど、役に立ちました。

というわけで、お約束の「おまけ」を残して一旦2007年秋の大遠足をシメます。

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コメント

イヤー!たっぷり皮肉が詰まったご紹介恐縮にぞんじます(笑)

何とかイカだけても満足できる結果に成って良かったですね。
私の釣りはどれも中級クラスでイカ釣りの場合などは伊豆半島に訪れるエギンガーさんの中で中の下位だと思っています。ですからエキスパートさんに教えてもらった中で自分が出来る程度の工夫をお話ししただけでこれで皆さんも中クラスの仲間入りです。

いつでも伊豆に来る時は連絡して下さい。出来うる限りサポート致します。
但し釣り限定ですよ、チャンネエを送り込むから面倒見てくれは大歓迎です。後者に関してはサポート制限は有りません(笑)

投稿: 部隊長 | 2007/10/12 13:13

部隊長さん

何をおっしゃいますか、皮肉ではなく、愛情表現ですよ。
すっかり馴れてしまわず、失礼が無いように注意して書きました(笑)

人間ってのは贅沢なもんで、満足しておきながら、サイズを出したいなどと身の程知らずの欲望を抱え込んでいます。

今回、前回の渓流に引き続き、自分の中ではレベルアップができたという自信はあります。
が、もちろん中クラスには程遠いという逆自信もあります。

次は年末年始かと思いますが、また一緒に遊んでください。

ちなみにチャンネエを送り込むどころが、送り込むチャンバアのストックも無いっす。

投稿: Open6E | 2007/10/12 15:32

ヤッベェ
部隊長さんの紹介
モロツボぶっ刺さり!
ウOコ漏らすか位ウケましたがな(^O^)
てゆうか叩きすぎっす
昨日多分アオリイカ連絡網に回覧板回ってたから渋々のグダグダのグッズグズだったんすよ!
こうなったら部隊長さんにあちきも教わらなやってられませんがな(^O^)
おせぇてください(f^^)

投稿: B-ひで | 2007/10/12 20:15

ひでさん

ツボに入っていただき、ありがとうございます。
叩いてはないですが、完全にネタですんで、念のため。

部隊長さん、ご指名ですよ!

投稿: Open6E | 2007/10/13 17:53

素晴らしい釣果の遠足でしたね。
私の中では最近アオリイカは都市伝説化しつつあるのでウラヤマシイです。
今度伊豆に行ったら、私も真っ赤な356スピードスターを捜します。(^_^;)

投稿: まこ@釣庵 | 2007/10/14 22:43

まこさん

気づいてみれば、イカ以外はいつもの調子ですが、それを隠してくれる結果でした。

まこさんの場合は、調子が悪くても、グリグリのボウズってのはほとんど無いじゃないっすか。
それがうらやましい。

そして、最近の部隊長さん人気に嫉妬(笑)

投稿: Open6E | 2007/10/15 13:01

なんか古いネタにお返事です。
スピードスターには手が出ませんでしたが若かりし頃に少しばかり車道楽してた時期が在りまして、ドイツでは庶民の車ですが944に乗ってた時期もある部隊長です。

イカ情報は「山梨のイカ釣り師の釣り日記」に「伊東イカ情報」コメントさせて頂いてますので私が伊豆でイカ釣りした状況は把握出来るかと思います。14日の北川港は相変わらずアオリイカさん沢山いました。
そちらにはとても書けませんが最近心を入れ替えて根こそぎモードでイカ釣りしてましてイカを欲するお友達の需要に応えてます。
最近、美人お母さんにふられたので献上先が一つ減りました(泣)

投稿: 部隊長 | 2007/10/16 18:24

部隊長さん

まだ11日前の出来事を4日前にエントリしたものを古いネタとは・・・
最近俺、良く書いてますよねえ。
ヒマじゃあないんですよ、一応<見栄っ張り

944っすか、シブい。
俺も学生当時は72年式のフォルクスワーゲンビートル(15万円で購入)に乗っていました。
当時はバブルな世の中でハイソカーとか乗ってないとダメくらいのバカ女が大勢いましたが、そんなバカ女が好きな俺は「Bの付くドイツ車でドライブしない?」とBMWを匂わせる誘い方でよく詐欺師呼ばわりされたもんです、えへん(血涙)。

イカの状況、いつも読んでいますよ。
把握しています、焦っています。

美人お母さん、フラレましたか(笑)<笑うな
オトコノコってのはしょうがない生物ですなあ、まったく。

投稿: Open6E | 2007/10/16 18:41

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