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2007年11月の18件の投稿

2007/11/27

さらに風俗

さて、イカから帰ってきて一眠りした後、起きたら14時くらいでした。

多摩川にキャスト練習行こうかなあ、と思いましたが、せっかくなんでカンツリに行ってフライを実践してみることにしました。
要は午後のヒトトキを風俗で過ごすワケです。

前回のショート風俗のときは夜だったんで、ドライはできないし良く見えないしだったんで、今回はドライで出すぜ、のココロイキでした。

***

現場に到着し、タックルをセットします。
まずは定番、エルクヘアカディス。
つか、俺、これしか持ってないし。

結構風が強く、水面が波打っています。

が、めげずにここは必殺、ピックアップアンドレイダウンです。
なんとなくうまくいきました。
飛距離は7mくらいだと思います。

でも、水面の波でフライが良く見えません。
偏光かけてみても、あんまり変わらないっす。

が、なんとか見つけて凝視していると、シュポって沈みました。
すかさずアワセると、何事もなかったかのように、ピックアップです、そしてレイダウン。

何度もアワセを試みてみるのですが、全然乗らないっす。
もしかして、早すぎる?
テンカラのクセなのか、微妙に波立ったら緊張感を走らせ、シュポって出たらすかさずアワセていました。

じゃあ、ちょっと待ってみよう、とシュポっと出るだけでは何もせずに、しっかりとフライが水面下に消えたときだけアワセてみました。
すると、乗りました。

ほんとにこれでいいのかなあ。
うれしいのはうれしいのですが、なんか釈然としません。

***

その後、ドライは見えなくなったくらいに、インジゲーターをつけて、HN氏が自作してくれたエッグとかビーズヘッドマラブーなんかを使いました。

いやあ、確かに釣れますね、カンツリ。
ルアーって、あんまり釣れたという印象が無いのですが、フライは釣れる。

***

もう、ほんの目の前でも釣れるのですが、なんか面白くないので、できるだけ遠くで食わせる練習をしました。

フォルスキャストをしてラインを出して、シュート。
うまくいかなかったら即ピックアップ。

で、たまにうまくスーっとシュートができると、鬼の形相でインジゲーターを眺めます。
で、モゾモゾっとしたり、スっと沈んだりしたらアワセです。

ロッドを立てて高く上げつつ、左手でラインを引きます。
おお、ガッチリフッキング、ガツンって手ごたえがいいねい。

が、なんか、遠くでかけると、アワセの後って、すごくテンションが緩む気がします。
慌てて、右手でラインを押さえつつ、左手で手繰るわけですが。

もしかして、アワセのときは、右手もロッドと一緒にラインに添えておかないといけないんすかねえ。

***

そんな感じで思ったより楽しめました。
キャストも、だいぶマシになってきたみたいです。

***

ちなみに朝練ですが、先週は月曜が強風で断念、火曜はやりました。
が、火曜と水曜の夜が徹夜だったので、水曜木曜はできません。
で、金曜朝はイカ釣ってたし。

あ、水曜に図書館に予約しておいた、MANI-HANAさんオススメの「エッセンス・オブ・フライキャスティング」を取りにいきました。
理論的ですがわかりやすく、読んでて楽しい本っす。
もうちょっと熟読するです。

で、土曜は前日のイカ&風俗でヘトヘト、起きれませんでした。
日曜朝は、もしかしたらMANI-HANAさんに指導してもらえそうなシチュエーションだったんですが、起きて練習場所に向かう途中にアメリカ野郎から電話、急遽帰宅して電話会議でした。

いかんですね、ちょっと気合い入れないと。
絵に書いたような三日坊主になりそう。

ちなみに月曜ですが、寝坊でした。
ギャフン。

今朝はなんとか起きて行ってきました。
久しぶりだと、感覚が狂いますね。

とりあえず、早寝しないとダメ。
床に就くのが1時半とかだと、さすがに5時半起きはツライっす。

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2007/11/26

懲りずに

さて、三連休はいかがでした?

俺はプロジェクトがかなりの佳境に入っておりまして、それに伴い先週は徹夜2発にアメリカ野郎との折衝で夜中に電話かかってきたりする始末です。

そんな感じで朝練もままならず・・・・ですが釣りには行きました。

***

釣りに行けそうなのが金曜(祝)オンリーだったので、木曜は18時くらいに強引に仕事を終えました。

で、帰りに釣具屋に寄って色々と買い物です。
まずは中古屋に行き、安物磯竿の物色です。
ありました、シマノの「ホリデー磯 XT 2号 5.3m」という気合いの入っていない名前のエントリモデルが、新古品?で3000円台。

このときのように、新品とほぼ値段が変わらないことの無いように、一応別の量販店に行って価格調査です。
大体6000円ちょいね、よし、買いだ。
もちろん中古の方をね。

雑感でも書きましたように、俺が持っている5号の遠投磯竿だとアジが泳いでいるかどうかもわからないってのがありまして、1.5号か2号にしようかと思っていました。
1.5号でもいいんですが、俺が行くところって特に春シーズンは一面海藻が出るので、少しパワーがある竿が良いとのことなんです。

まずは量販店でアジをつけるためのサルカンが付いた針とかケミホタルとかのチョコチョコと細かいものを買いました。。
アジ用のブクブクも1000円くらいで買えるんですが、ファンタジスタS君が貸してくれると言うので買うのやめました。
やっぱりシブチン。

で、中古屋に戻って竿を買いました。

今回、リールは3000番リールにフロロの2号を巻きました。
このリール、そんなに良いものでは無いのですが、ドラグはなかなかいいので好きなんですよ。
リョービの一世代くらい前のザウバーってヤツなんですけどね。

うーん、ディスイズJSY仕様だ。

***

今回の目的としては、ヤエンで釣れる場所なら、アオリはいるってことですよね?
そいじゃあ、エギで釣ってやろうじゃないかい、というヒソカなタクラミを実行することです。

S君はわりと釣果優先なところがあるんですが、俺はやっぱりエギが好き。
ヤエンとどっちが好きかとかではなくて、エギで釣りたい。

まあ、でもヤエンもやろうとしっかり準備をしたわけですが、テヘッ!

***

というわけで、帰宅し、S君にブクブクを借りてから23時半くらいに出発です。

現地に着き、アジを購入しました。
1匹140円でとりあえずは7匹購入です。
前回が8時間で10匹使って、今回は6時間くらいしかやらない予定なので、ちょっと少なめに。

現場は思ったより人がいません。
実績ポイントにも入れました。

タックルをセットしてみると、前回に比べてかなり軽いです。
アジをつけて手前で少し泳がせてみると、動きもバツグンにわかります。

というわけで第一投です。
投入し、ドラグをフリーにしてラインを50センチずつくらい送り出します。
うーん、アジの動き、わかりやすーい。

竿を立てると、竿先につけたケミホタルで動きがよくわかります。

***

よし、エギの準備だ、と思ったらドラグがジーーーーっと鳴り始めました。
おいおい、もう抱いたんかよしょうがねえなあ、ととても卑しい顔で時計を見ました。

結構ドラグが出るストロークが長かったので、これはそこそこのサイズだろうと名人気取りで判断し、3分待つことにしました。

その間にエギのセッティングをし、3分経ったので寄せにかかります。
ゆっくりと寄せると、イカの感触があるではないですか。

おお、引く引く。
つか、竿が柔らかいからたのしー。

ちょっと寄せた後、ヤエン投入です。
ラインを緩めたり張ったりしつつ、ちょっとずつドラグを強くしていきます。

少しドラグで抵抗をかけた状態でのジェット噴射でも離さなかったんで、針ガカリしたと判断して強引に浮かせます。

で、水面に浮かせた瞬間・・・フっと軽くなりました。
かかってなかったか、かかりが浅かったみたいです。

アジは途中で落ちたのか、なくなっていました。

***

ムキームキーとなって、第二投です。

キャストして、しばらく竿先のピクピクを見ていたのですが、一向に治まる気配が無い、すなわちイカが抱いてこないので、エギです。

このリール、ドラグは良いのですが、ドラグ音があまり大きくありません。
そんなわけで、置き竿の近くでアジと逆方向でシャクります。

このポイントはあまり水深が無く、海藻が多いのでゆっくり沈むエギが良さそうです。
エギ王Q浅とかアオラ帝皇とか持っていないので、一番ゆっくりなアオリーQで勝負です。

神経を集中して違和感を待ち、モゾっときたらとりあえずシャクり。
うーん、やっぱり海藻かあ。
多分、底に着くというより、まず海藻帯に着くみたいな感じですねえ。

潮は上げなんで、あまり持っていかれる感もなく、水深も無いので、とりあえずジャーク主体の動きで誘ってみます。

***

で、何気なく置き竿の竿先のケミを見ると、ピクピクが止まっています。

抱いていることを確認してヤエンを投入し、送ってみると、しばらくしてコツンという感触がありました。
おお、さすがはフロロでしかも細糸、感度がいいねい。

今回はとにかくゆっくりゆっくりです。
ドラグも巻き取れるくらいギリギリでのフリーのまま、寄せます。

が、今回は慎重すぎたみたいで海藻に潜られ、根ガカリです。
いろんな方向から引っ張ってみましたが取れません。

結局、ヤエンごとロストしました。

***

この時点で2ヒット0ゲット。
少し焦ってきましたが、落ち着いて第三投。
これまたしばらく竿先のピクピクを観察してから、エギに切り替えです。

今回は少し歩き回りました。
キャストして、じっくりとラインの感触に集中しながら、遠目で置き竿の竿先を確認です。

すると、長いストロークで竿が曲がっています。
来た、三連荘!

あわてて時計を見ながら駆けつけ、3分待ってからファイト開始です。

200711230258000

今度はゲットできました。
現場計測で300グラム、多分1キロの墨を吐いたんでしょう(懐かしいフレーズ)。

なんとなく見えたのが、コツンと来たらジワーっとゆっくり目の巻き合わせをしてその後はそこそこ強め、ただし走られたらちゃんと出るくらいの強さでやるとヨサゲだ、ということです。
ほんとかよ。

***

ここで一杯取れたんで、少しヤエンはお休みしてエギに集中です。
時合いっぽいし、このままヤエンに神経が行ってるから釣れないんだ。

で、数投したときに、モゾっと来ました。
軽く聞きアワセをしてみると、海藻かなんかに軽くかかっているみたいです。

竿先をツンツンとしてみると外れた感がありました。
そのまま回収しようとしたら、いきなり引ったくるようなアタリです。

すかさずラインスラックを取って、ビシっとアワセました。

スカッ!

ススス、スカぁ?
すぐに離したみたいです。

すかさずその場でフォールです。
が、抱いてきません。

一旦回収して再度、再々度、と何度も投げますが、以降アタリ無しです。

***

とりあえず、さっきのイカを〆てから、ヤエン再開です。

まだエギをひったくったヤツに未練があったんで、同じようなところにアジを投げ込んでしばらく待ちました。

竿先のピクピクが大暴れに変わり、止まりました。
時計を見て、2分くらい経つと、またピクピク再開です。

大暴れのときにドラグが出るんですが、どうもアジによるドラグみたいですね。
もうちょっとドラグ締めてみてもいいのかな?

何度目かのピクピク&大暴れの後、今度はピタっと止まって3分です。
意を決して寄せてみると、やっぱり抱いていました。

さっきのヤツかなあ?
よくわからんですが、ヤエンを投入し、浮かせてみると結構いいサイズです。
無理をせずにギャフを入れて見事ゲット、600グラムでした。

200711230330000

***

この時点でヤエンでは4キャスト4ヒット2ゲットとなかなかの打率です。

まだ時合いが続いているのかと思い、再度エギに集中して、広く探ります。
が、ウンともスンとも言いません。

***

さてまたもやヤエンに切り替えて、アジをつけました。
投入しようかとロッドに手をかけると、いきなりのアタリです。

ホワッツ?
まだ投げても無いんですけど。

なんと、このポイントに住み着いているネコの野郎が俺のアジをくわえて逃走しています。
ドラグ、鳴り鳴りです。

さっきからこいつ、時々アジを狙っていましたが、油断していました。
しばらく走らせて、動きが止まったらヤエンを送ったろうかと思いましたが、どっかで針からアジが外れたみたいです。

***

気を取り直して、またもや近づいてきたネコを威嚇しながら再度アジをつけ、ネコの隙を見てキャストです。

が、少し焦ったみたいで竿の先端にラインが巻いてたみたいで、アジだけ飛んで行きました。

ムムム、ムキー!

まだ4時くらいなのに、アジは残り一匹です。
怒りのあまり、ネコを散々追い散らしてから(オトナゲない)、慎重にキャストです。

が、これはアジが大暴れしたのをヒットしたんだと思って一応ヤエンを入れましたが違っていました。
またもや根ガカリです。

どうにかヤエンは回収できましたが、アジはなくなってしまいました。

***

しょうがないのでしばらくエギをやりましたがアタリはありません。

意を決して、アジを追加購入です。
7時には撤収したいんで、3匹もあれば十分でしょうが、ネコ害とかの不測の事態を考えて、5匹購入です、大判振る舞いです。

が、時合いは去ったみたいで、この後はアタリもありませんでした。
前回良かった朝マズメも小鳴きもしませんでした。

アジは一投したら即チェンジして、活きの良い状態でやり続けたんですが。

というわけで、7時になったんで終了です。
ゼイゴに針を刺した跡のあるアジは持ち帰り、干物にしました。
セコいね、俺も。

***

というわけで、ヤエンは10キャスト4ヒット2ゲット、水揚げ900グラムでした。

エギは、片手間ではなく、結構集中してやったんですがダメでした。

イカがいるのは確実なんですが、エギでは釣れない。
活き餌が強いのはわかるし、俺の腕が無いのはわかるんですが、こういうときはどうすればいいですかねえ?

部隊長さん、今度ここ一緒にどうです?
どう攻略するのか見てみたいっす。

***

秋の大遠足のイカはまだ一杯冷凍庫に残っていて、さらに前回の二杯も残っている。
で、今回で二杯追加なので、今、我が家はアオリ銀座(死語)です。

というわけで、週末はせっせとイカを消費しました。
つっても、まだ3杯残ってるんですけどね。

そうそう、干物にしたアジですが、塩加減が絶妙だったみたいで美味かったです。
小ぶり(20センチ無いくらい)ですが、脂も乗っていたし。

ただ、餌用のアジって、どうやってんですかねえ。
養殖とかできるんだろうか?
変な薬とかで消毒とかされてないだろうねえ。

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2007/11/21

ヤエン雑感

とりあえず、先週日曜に初めてヤエンをやって、気づいた点を書いておきます。
主に、S君や現場のエキスパート風の方々から教えてもらったことです。

***
まずはタックルから。

俺は5.3メートルの遠投磯竿5号にナイロン4号を巻いたタックルでやりました。

まず竿ですが、イカがアジを抱いた後の違和感とかを考えると、もうちょっと、いや、もうかなり柔らかいのが良さそうです。
入門書とかWebサイトには1.5号から2号くらい、と書いてあります。

普通のリールでもちゃんとドラグが効くんであれば問題は無いです。
ただ、リールは、ドラグ調整が頻繁にあるんでリアドラグのヤツとか、クラッチを切るとドラグフリーになるようなヤツが使いやすいと思います。
あくまでも、Nice to haveレベル。

リールは、ドラグ音がでかい方が、離れたところでエギやってたりしている時にアタリがあると気づきやすいんで便利です。
が、ラインにかけておいて、ラインが出だすと鈴が鳴ったりするものもあるようなので、そういうのを使うのも手ですね。

アジを自然に泳がせるというのなら、細いラインがいいでしょう。
でも、根ズレはあると思うので、PEはやめた方がよさそうですね。
さらにアジを潜らせる、ということを考えると、フロロがよさげです。
入門書とかWebサイトにはフロロで1.5号から2号くらい、と書いてあります。

アジをつなげるための針ですが、ファンタジスタS君はヨリモドシの付いた針を使っていました。

あとはヤエン。
これはポイントによりけりでしょうが、俺が使っていたのはYOZURIのMサイズってヤツでした。

そうそう、夜釣りだと、竿先にケミホタルのようなものをつけておくと動きがわかってモチベーションが保てます。

***

S君、買ってきたアジはスカリに入れて生かしていたみたいですが、今回からブクブク(エアーポンプ)を発泡スチロールのクーラー?に入れて生かしていました。

容器のサイズですが、活アジは、1匹1リットルくらいの海水があればOKとのことです。
今回、まず2人で10匹、その後6匹、4匹と買い足していったので、その計算だと10リットル入る容器があればいいわけですね。

でも、エサを買うところが遠いとかだと、まとめて買うことになると思います。
その場合は、容器の大きさを考えないといけませんね。

夜釣りをするんだったら、アジを生かしている容器にケミホタルのようなものを入れて、真っ暗にはしないそうです。
暗くしてしまうとアジが暴れて(?)元気が無くなるとのことです。

***

さて、釣りの手順について語りましょう。
語るね、俺も。

道糸の先に針を結びます。
セッティング、これだけ。

アジのゼイゴに幅1センチないくらいで針を縫います。
で、まずアジを手前で泳がせてみて、元気良く潜っていくかチェックします。

キャスト後に回収した際に、泳がせてみて元気がなかったらアジチェンジですが、そこそこ元気があるならば、まだ使えます。
元気あるけど潜らないような場合は、胸ビレをちょっとカットすると良いらしいです。

さて、キャストしたらベールを起こしたまま(もしくはドラグをユルユルにして)ちょっとずつラインを送りながらアジを潜らせます。
アジの動きが止まったら、ベールを起こしラインを張って、ピクピクしているのを確認したらドラグをユルユルにして置き竿にします。
竿立てなどは、できるだけ竿先とラインの角度が一直線になるようなのがあればいいと思います。
特に風が強いと、ラインがフケてそれにアジが引っ張られてしまうので。

こないだは日の出以降風がかなり強くなったのですが、そんな竿立てなんか持ってないんで、手持ちで竿先を海面につけるようにしてやっていました。
すげえ重かったっす。

ここで、ちょっと待って何も起こらなかったらメシ食ったりタバコ吸ったりエギのタックルをセットしたりストロベリーなメール打ったりして待ちましょう。

***

さて、アタリは前触れもなく現れます。
ほんとは、竿先なんかを見てると、ピクピクとしてたのが止まるのがわかるそうです。
そういう意味では前触れあるやん。

突然、ラインがジーッジーッと鳴り出します。
アオリがアジの頭部に襲いかかり致命傷を与えた後に(この状態がいわゆる横抱き)、その場で食おうとすると他のアオリに横取りされてしまうらしく、とりあえず安全なところまで持っていって食う(抱きなおし)らしく、そのときの音だそうです。

音がしなくなって、大体アジの頭を食い終わったくらいに(これは3分から5分と言われています)次のアクションに移ります。

***

よく入門書なんかにあるのは、そこからイカを寄せてきて、ラインの角度が45度くらいになったらヤエン投入、というものです。
が、S君が現場の人に以前教えてもらって、俺に教えてくれたのは、沖掛けという方法です。

いきなりヤエンを投入します。
ラインをつかんでヤエンをセットしたらヤエンをすべらせます。
ラインをつかんだ手を離したら糸フケを巻き取り、スプールに手を添えて一旦ゆっくりと竿を立てます。

この後は、スプールを押さえて竿をゆっくり立てる→竿を倒しながらラインを巻く、の繰り返しです。
S君は水中に漂うコンビニビニールをゆっくり寄せるような感覚で、と言っていました。
コンビニじゃないとダメなんかい、スーパーのビニールじゃダメなんかい、とツッコんでみましたが相手にされませんでした。

***

時々アオリがグワーっと走るので、そのときは走らせます。
結構テンションがかかっているときにグワーっと走ってもその後軽くならないようでしたら、ヤエンが到達してかかっている可能性が高いらしいです。

が、かかっていないことも多い。
この辺の、どこで勝負に出るか、というカケヒキが緊張しますし楽しいところだと思います。

***

とりあえず、ある程度寄せてきたあたりで勝負に出ます。
ココロモチ緩めにドラグを締めて、竿を立ててリールを巻きます。

あとはエギと同じでアオリを浮かせてしまえば(ただしヤエンがかかっていることが前提)取り込むことができます。

もし途中ではずれてしまったりしたら、その場で3分くらい待つと、かなりの確立で抱きなおすらしいです。

***

しばらく待ってもアタリが無いときは、竿を立ててアジがピクピクしているかどうかチェックします。
場合によっては、一旦回収してアジの元気を見てから再投入もします。

アタリが無い、すなわち走らないのにアオリが抱いていることもあります。
アジを回収しようとゆっくり寄せてたら、なんか違和感があるのです。
で、アジが表層に出てきたらアオリがいて、向こうも焦ったみたいですぐアジを離してしまいました。
そういう意味では、怪しいときはとりあえずヤエンを投入するのがいいみたいですね。

***

こんな感じの雑感ですが、お役に立てれば。

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2007/11/20

人間犬

昨日、人間ドッグ(ドックだ、っつーの)でした。

なので、日曜夜は20時以降食べるの禁止、アルコール自体は20時前も禁止でした。
朝11時前に凱旋帰宅し、アオリはとりあえずジップロックに入れて冷凍庫に放り込み、タックルの片付けをしました。

日曜は終日時間があったんで、仮眠をしたらフライの夕練かカンツリにでも行こうかと思っていました。
帰宅途中に遅めの朝食も食べたし、昼飯がわりに小さい方のアオリを食おうかなと思いながらテレビ見たりグダグダしていたら多分14時半くらいに落ちました。

起きたら20時です。
おいおい、すでにタイムリミットやんかー!

大慌てで激辛カレー大盛とビールを1リットルで夕食です。
ちなみに、俺にとって、カレーは飲み物です。

***

で、昨日月曜はいつものように5時に起き、朝練に向けて出発です。
それにしても寒いっす。
長袖Tシャツにフリースのパーカーだけだと死にそうなんで、ウィンドブレーカーも羽織りました。
が、耳と手がキンキンです。

現場に着いたらものすごい風です。
こんなときに限って、リーダーから付け替えです。
かじかむ手でなんとか接続が完了、練習開始です。

が、無理っす、風で流されてループができません。
ルアーの場合は、風を背負える立ち位置にいれば投げることはできますが、フライの場合は追い風にしたらバックキャストができない。
しかも風、巻いてるし。

こんなときは諦めるしかないんですかねえ?
いや、練習はあきらめたんですが、もし実際の釣りに行って、大風とかだったらもったいないじゃないっすか。
大風でもフライを飛ばす方法ってあるんだろうか。

そういうわけで、昨日は早々に退散しました。

***

で、人間ドックですが、結果は良好でした。
こんなに酒飲んでこんなにタバコ吸って睡眠時間無くて不規則な生活な俺なんですが、悪い点はほんの少しだけ。

まあ、体重を落とせってのは言われるんですが、それ以外だと肝臓がややフォアグラなのと血糖値が高いってことくらいです。

その他は健康優良なんです。
肝臓機能も肺機能も心電図も聴力もなにもかも、OK。
いちおう、注意が必要なフォアグラはと血糖値も、去年に比べてかなり良くなっていて、上限値のちょっとだけ上って感じです。

まあ、こんな感じでよく歩いているってのも要因なんでしょう。
体重は去年に比べて4キロくらい落ちてましたもん。

つーわけで、普段は必ずケンカ腰になる医師との問診も、和やかなムードで終わりました。

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2007/11/18

ヤエンの花道

さて今日日曜ですが、ファンタジスタS君も用事があるとのことで、単独釣行の予定でした。
ところが金曜になって、S君が日曜AM一杯ならOKとのこと。

じゃあ、アオリに行こう、と言うと「せっかくだからヤエンもやりましょう。竿とリールだけ用意してもらえれば後はこっちで用意します」と、珍しくヤツの仕切りとなりました。

S君、先々週に平日一人でヤエンに行ったら好調だったらしく、少しその気になっています。
結局、ちょっとゴッツ過ぎるかな、と思いましたが、弓角に使っていた5号の磯竿にフリームス4000番に4号道糸で臨みました。

もちろん、エギタックルと不意の青物に備えるための11フィートのジグタックルも用意しました。

***

早めに行って場所取りをした方がいい、と言うS君の案で現地に午前1時に着きました。
誰もいません。
早速準備です。

つか、準備は簡単。
道糸の先にアジをつけるための針(ヨリモドシが付いている)を結び、アジのゼンゴにこの針を刺すだけです。

とりあえず、一通りの流れを説明してもらい、早速投入です。
待ちの間にエギをやることにします。

と、投入から1分も経たないくらいでドラグが鳴ります。
おいおい、もう抱いたんかよ。

色々とS君に横で指導(チッ!)受けながら、ファイトをしますが結局これはバラしてしまいます。
アジは頭が無くなって戻ってきました。

アタリがあってから結果が出るくらいまでものすごく長い時間が必要です。
その間の緊張感がたまんないっすね。

***

2匹目のアジを投入して、とりあえず待ちの間はエギをやります。
微風の追い風ですが、このポイントはあまり水深が無く、藻や底のブロックに根ガカリしやすいところです。

途中、流れでエギが沖に払い出すようなイイ感じの流れのときに部隊長さん直伝のサミングフリーフォール中に1度だけ、ラインが急激に出たのでアワセてみましたがゲソもついてこなかったです。

エギはマズメからに期待していましたが、明るくなってきたくらいから横風が強くなりました。
結果、エギではノーゲットでした。

***

2匹目のアジは、エギをやっていたのでドラグ音がわからなかったんですが、ちょっときいてみると抱いているようです。

すごいっすね、この確率。
が、これもバラしでした。
つーか、アタリは多いけどバラシも多いです。

***

午前4時前、3匹目のアジでもヒットです。

今回は前2匹の失敗を活かして、ついにゲットできました。
200711180352001
650グラムのナイスサイズです。
良く引きました。

***

さらに日が昇ってちょっとしてから、1杯追加です。
330グラムでした。

200711180625000

***

こんな感じで、結果として、9時までの8時間でアジを1人10匹使って、6ヒット2ゲットでした。
S君もヒット数はわかりませんが2ゲットでした。

青物は回って来なかったです。

***

テクニックとかタックルとかで気づいた点は別途エントリします(カラ手形)。

で、釣りとしてはかなり面白いです。
エギと比べてどうか、ってのは、それぞれの面白さがあるので優劣はつけがたいです。
つか、対象魚(魚じゃないけど)が同じだけで、まったく別の釣りですね。
言ってみれば、渓流のルアーとフライみたいなもんですね。

ヤエンはよくアタリがあります。
さすが生きエサ。
これはモチベーションを保つのに最適ですね。
でも、手返しが悪い、釣り座を定めたらなかなか動けない、などというデメリットもあります。

モチベーションに関して言えば、退屈しないのはエギですね。
逆に言うと、アタリが無くてもボケーっとしたい時にはヤエンがいいでしょう。

あと、俺の釣りへのスタンスは「身軽さ」ってのがあります。
ヤエンは道具もシンプルですし、身軽感もありますが、やっぱりエギに比べるとフットワークは軽くないですね。
じっくり時間をかけれるんだったらいいですが、ちょっと2-3時間の釣りってわけにはいかないと思いました。

どっちが釣れるか、となると・・・・
ヤエンは今日はじめてやったわけなんで、標本数が少ないですが、エギの腕が俺クラスの人間だとヤエンの方が釣果は出せそうです。
でも、このときのような手返し勝負になると、絶対にエギに分がありますね。

***

じゃあ、今後どうするか?
やりますよ、ヤエン。
磯竿買います、もちろん安め。

ただ、ヤエンメインにはならないっすね、多分。

***

まあ、ごく普通に渓流と青物とアオリイカをやってる人がいたとします。
この人はきっと、渓流はルアーかフライ、青物はメタルジグ、アオリイカはエギをやるでしょうね?

これが、渓流がテンカラで青物は弓角でアオリはヤエンってなると、どんな変人じゃい、って感じっす。
ちょっとそれもおもしろし。

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2007/11/17

You Can't Put Your Arms Round A Memory

ゆっくりと酒飲みながら、フライの本など読んでいます。

200711142322000
BGMは、Johnny Thundersの(俺の中では)最高傑作「So Alone」。
突然聞きたくなったんで、何年ぶりかにターンテーブルに。

このレコード、高校2年のときに買ったんですよ。
Jonny Thundes自体は、NY DollsやHeart Breakersが有名であり、名曲も多いんですが、なぜか俺はこれを最初に買ったんです。

と言うのも、Sex PistolsのSteve JonesやPaul Cookと一緒にピストルズをパロったようなパンクナンバー「London Boys」ってのがあり、それを聞きたくて。

「London Boys」はゴキゲンでした。
また、Johnnyが生前にギグのときは一発目に必ずやっていた「Pipeline」(ベンチャーズのカバーであるインスト)も入っています。

でも他の曲とかアルバムのトータルな感じから、俺は何か「向こう側」にあるものを感じ取ったんですよ、当時。

言い換えると、当時の俺はすげえブルーズを感じたんですよ。
StonesよりもMuddy Watersよりも先に、ブルーズを意識したのはこのアルバムなんです。

内容としてはブルージーだったり、「Daddy Rolling Stone」のようなブルーズ(?)ナンバーもやっていますが、このアルバムはフレームワークとしてのブルーズそのものじゃないです。

このアルバムで、ブルーズってのは何だろ、と思うようになり、Open6Eになっていくわけです。

***

ホロ酔いで色々思い出していたら、こんなこと書きたくなってしまいました。

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2007/11/16

1A養成ギプス

最近、短期集中のプロジェクトに関わっていて、ずっとクライアント先にツメています。
なんで全然オフィスに行ってないんですが、昨晩はちょっと用事もあったので19時くらいにオフィスに行きました。

帰りにいつものバーに行くと、フライマンHN氏がいました。
挨拶もそこそこに質問攻めにすると、やはり皆さん、言ってくれることは同じですね。

HN氏には、近々カンツリにでも行って稽古をつけてもらいつつ、トライアスロン形式で移動して遠足第2弾の伊豆攻撃でもしよう、ということになりました。
そんときに、HN氏のセージやスコットのロッドを振らせてもらって、どれくらい違うもんかを確かめてみたいです。

さらに、とっても気になる釣り

釣庵 (Tsuri-An):ウィリー準備中

に関しても、年内行きたいっすねえ、という話をしました。

***

さて、毎日朝練の報告をする気は無いんですが、今日はちょっとうれしかったので書いておきます。

昨日一昨日と丹下のとっつぁんこと『マニアの花道』MANI-HANAさん、おなじみソカシこと釣庵まこさんからいただいたアドバイスを頭に叩き込んで、今朝も出発です。

つーかですね、ほんとにお二人には大感謝です。
皆さん、お歳暮贈っといてくださいね。
ちょっとヨイショしときますか。

イヨっ!MANI-HANAさん&まこさん!
ニクいねこの、ベッカム似!
2人ともクリソツ!

今日のコンセプトは「ピックアップアンドレイダウンしかやらない」であります。
とにかく、今日はこれができるまでタバコ吸わないぞ、と思いつつ歩きタバコで現場に向かいました。

***

到着したら、準備をし、ロッドベルトを手首に巻いて、袖の中に入れる代わりにロッドのグリップエンドを差込みました。

名づけて、1A養成ギプス。
大リーグや3Aは無理でも、1Aくらいにはなりたいなあ、と。

で、練習開始です。

最初の方は、
200711160649000
こんな感じでクシャクシャに落下します。

ピックアップのときにスピードが乗らないんですよ。
で、思い出したのが、昨日のHN氏が言ってた「もしかして、ラインが長すぎなんじゃないですか?」との指摘。

少し短め、多分ロッドティップからリーダーとの接続部分まで7-8メートルくらいにしてみると、後ろにロッドが引っ張られる感覚が出てきました。

とりあえず、長さは一切変えずに、かつ左手はラインを持たずに(右手でロッドと一緒に押さえてる)、延々ピックアップアンドレイダウンを繰り返しました。

さらに、時計の1時と11時を意識しつつ、かつ、犬を散歩している深窓の令嬢の熱い視線を意識しつつ(妄想)、何度も何度もピックアップアンドレイダウンアンドウィンクです。

そうこうしているうちに、だんだんとキマり出しました。
ピックアップは後ろではなく上に放る感覚で、レイダウンはムチをおろす感覚でやるとヨサゲでした。
200711160646000

そして、毎回、ほぼ同じところに落ちるようになってきたじゃないっすか。
フォルスキャストは、ピックアップ時にうまくスピードが乗らなかったときだけしかしませんでした。

もっとも、フォルスキャストの後にシュートは、やっぱりダメっすね。
「シュートするぞ気合い」が入りすぎるんでしょうか?

***

今朝はかなり満足です。

とりあえず、もうちょっと距離を伸ばしつつピックアップアンドレイダウンをやり、次のステップに進もうと思います。

***

週末、明日土曜は朝練と、夕方も時間があれば夕練。
もしくは、カンツリにでも行って、ピックアップアンドレイダウン実戦投入かなあ。

日曜は未明からどっか行きます。
海かなあ、アオリかなあ。

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2007/11/15

失速

朝練ですが、火曜夜から徹夜で、水曜朝は行けませんでした。
このままでは二日ボウズなんで、今日木曜はきっちりと行ってきました。

今日は、流れのある川に向かってではなく、河原の広い芝生で練習しました。
色々といただいたコメントを思い出しながら試してみて、例えばロッドのグリップを袖に入れたりしてなかなかいい感じです。

が、どうにもうまく行かないのが、シュート、って言うんですか?最後のプレゼンテーションです。
フォルスキャストではイイ感じに伸びてるようにも見えるのですが、最後シュートしようとループが伸びきったくらいにロッドを下げると、ラインが失速してクチャっと落ちます。
なんで、芝生に着いたラインはまっすぐではなく、クネクネなんです。

タイミングなのかなあ。

あと、あまり地面を叩くことはなくなってきた気がしますが、やっぱりループが狭くならないです。
止め方なんでしょうか?

と、色々とコメントをくださる方に甘えてまた色々と聞いてしまっています。
明日は、まっすぐに伸びるシュートの練習っす。

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2007/11/14

ブログ内検索

普段俺はブログを読むとき、RSSリーダーを使って読んでいます。
デスクトップ用にはメーラ(Becky)のプラグインを使い、外出先のネットカフェや携帯から見る場合はメインプロバイダであるNiftyのサービスを使います。

まあ、そんな感じでブロガーの皆さんは常に俺の監視の目にさらされているわけですが、今朝、こんなエントリを発見しました。

釣庵 (Tsuri-An):ブログ内検索

つか、まこさんとこやん。
まこさんとこだったらしょっしゅう全読みしてるから検索しなくても大体どこに何が書いてあるかわかるからいいや。

とは言え、内容はリンク先を読んでいただくとして、モノは試しと実際に釣庵さんからキーワード「Open6E」で検索をしてみました。
結果はなんと、66件!
いやほんと、愛されてるなあ。
ラヴリートラックバック送っとこ。
ついでにこのエントリのタイトルも同じにしとこ。

つか、これ欲しい。
ウォンチュー、ウォンチュー!

何がメンドクサイって、エントリ書いてるときに過去の記事を探すとき、ちゃんと全文検索できないんですよ。
一応、サイドバーにココログが提供する検索窓がついていますがこいつが使えない。

で、思い立ったら行動しないと気が済まない博多気質の俺様は早速調査開始です。
というわけで見つけたのが、このサイト。

暴想: 自分のココログを全文検索するブログパーツ

要はですね、ココログのブログパーツという部品を提供してくださっているわけですよ、この神様は。
お賽銭がわりにトラックバックいっときます。

これ、ココログでしか使えないのですが、設置は簡単、スピードはバツグンです。
「一番最初の検索時にココログの全バックナンバーをAjaxを使って動的にロードしている」わけです(棒読み)。

まあ、アレだ。
Ajaxというのはバテレンの妖術でして、Web2.0だったりリッチクライアントだったりゴニョゴニョ

つーわけで設置してみました。
で、こいつがどれくらいすごいかをお見せしましょう。

まず、従来からある検索。
今では右サイドバーの下に押しやられています。
Search1
ここを「このブログ内を検索」に変えて、幣ブログでしょっちゅう使われているであろうワード「チャンネエ」と入れてみます。

Search001
結果は・・・・3件。

ホワッツ?
このイタリヤのアテ馬と言われた俺様の、もう2年半以上続けてるブログで「チャンネエ」がたったの3件?
この野郎、サックマイディック峰!

では次に、このたび導入されたAjax様での検索。
堂々と右サイドバーの最上位にいます。
Search002
ここにも「チャンネエ」と入力し、ポチっとな。
いやいや、一回目は「一番最初の検索時にココログの全バックナンバーをAjaxを使って動的にロードしている」(棒読み)から多少時間がかかるんです。
2回目からはそりゃあ早いぞ、マッハ(死語)だぞ。
Search003
というわけで、結果は・・・・70件!
しかも検索結果は自分の中に出てくるし。
Coooool

これで過去エントリ探すのサクサクっすよ。
上記「博多気質」なんて、スイスイのポンっすもん。

ほんとにありがたいことです。

***

それにしても2007年11月13日現在で656件のエントリのうち、10%以上にチャンネエって書いてあるのも情けないぞ、俺。

そして、俺にとっての70件の位置を占める存在である「チャンネエ」と同様、まこさんの中では66件を占める存在がこの俺様「Open6E」ということでファイナルアンサー?

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2007/11/13

フライキャスティング修行記:朝練開始

半ばシリーズ化しそうなイキオイのフライキャスティング修行記です。
今までのアラスジとしては、ここんとこ毎週少しずつでもフライの練習をしているがそろそろ頭打ちな感じになってきている、というところっすね。

ただ、フライのキャスティングという、今までやってきた釣りとは力学的に違う釣り方の面白さもわかってきて、向上心の無い俺としては珍しく「上手くなりたい、いや、上手くなくていいから人並みに投げれるようになりたい」と感じています、ここ1週間。

***

先週末土日は天気と所用のため、釣りにも行けずキャスティング修行もできませんでした。
日曜夜、フライキャスティングのビデオを見てるとイキたくてイキたくてたまらなくなりました。

さらに、こないだのエントリへのコメント

『マニアの花道』

のMANI-HANAさんが教えてくださった「ピックアップアンドレイダウン」ってヤツを調べました。

要は「ツマミ上げて横になる」わけでつね、チャンネエを。
それなら、得意。
ウソついてました、得意じゃなくて好きなだけです。

さっそくネットを駆使して調べてみると

Flyfishing My Life / 私のフライフィッシングフライキャスティング入門

こんなサイトがあり、熟読。

さらに、色々と調べていくと

華麗なるフライフィッシングレディ

こんなサイトも。

この2つ、最近はヒマさえあればとりあえず読んでいます。

最初、「ピックアップアンドレイダウン」ってヤツはテンカラのイメージを持っていました。
テンカラの場合は、ほとんどフォルスキャストってのをしません。
かつメインラインは水に浸けずに、打ち込んで数秒でピックアップし、次のフォワードキャストがそのまま打ち込みになります。

ラインの重みで毛鉤を飛ばすというところは近いですが、フライの場合はラインの表面張力のような感じでロッドをしならせてバックキャストをするってあたりは違いますね。

***

まあ、そんなこんなで見たり読んだりしていたところ、ある決意をしました。

今の練習ペースが週に1回くらい。
とりあえずオリャーっと投げてなんとなく満足したり不満だったりするけど、翌週はまた最初からやりなおし。

これじゃあダメっすね。
よし、決めた。
毎日朝練しよう。

家から多摩川のヨサゲな場所までスタスタ歩いて15分くらい。
まあ車も止めれるけど、せっかくだから歩いておマンポの歩数稼ぎをしようというハラです。
というわけで、7時半に帰宅するためには、往復30分+準備と片付け10分+練習50分で6時に家を出ればいいワケやね。
ということは、起きて着替えて腹痛待ちをするとして・・・起床5時45分!

うーむ、やめようかなあ。
と、すぐにくじける昨日までの弱いボクタンとはサヨナラで、今回はやるっすよ。

というわけで俺の中のルール決定:

  • 1時半までに就寝できた(すなわち睡眠時間4時間確保可能な)ときは二日酔いでも決行
  • 朝練のために夜遊びを犠牲にしない
  • 雨が降ってる日、風があまりにも強い日は迷わず中止

うむ、なかなか自分に甘くてナイスなルールです。

で、ゴールですが、どうしようかなあ。
スペイキャストができるようになったら、とか言ったら、還暦迎えてもやってそうだし。

とりあえず目的としては、頭では忘れていても体は覚えているんでしょ奥さん、な状態に自分をしたいというところなんで、その観点で考えてみます。

***

そういうわけで、イキオイに乗って日曜は23時に就寝しました。

そして月曜朝。
何せ気合い入っていますんでサクっと起きて出発、のはずがダラダラしたら6時20分です。
よし、今日のところは車で行くか。
自分に甘い自分が好き。

で、ファンタジスタS君の家のすぐ裏に到着です。
こっそりS君ちに忍びこんで、Yes/NoマクラをNo/Noマクラに変えてやろうかと思いましたがやめときました。

ピックアップアンドレイダウンと、あまりラインを出しすぎないフォルスキャストを中心にみっちりやりました。
で、40分くらいやって、なんか少しつかめました。
ほんまかい。

最近、バックキャストで地面を叩くことはなくなってきたのですが、フォワードキャストでピシピシ水面叩いていました。
ループの形がひらがなの「し」の形っすから。
そんな形で先端が伸びきらずにバックキャストに移るんで、ここでチャッチャクチャラになるわけです。

この原因がわかりました。
手首が開いていました。

いやいや、ふざけていません。
俺としては、振りすぎないように色々と今まで試行錯誤をしていたつもりなわけです。
でも、やっぱりダメなんで、念のため、ロッドのグリップエンドを肘につけたままフォワードキャストをすると、あら不思議伸びるじゃないっすか。
あと、各前後キャストのとき、ゆっくりから段々スピードを上げることなんかも意識してみました。

おっとこのあたり、もしかしたら俺はものすごい誤解をしているかもしれません。
この文面だけで俺の大いなる誤解が分かった方は是非是非ツッコんでください。

まあ、最後のシュートは左手を離すべきかとか、いつロッドを下に下げるか、とかわからないのでイマイチ綺麗に着水はしないのですが、前回よりはだいぶマシです。

最後に、上記「華麗なるフライフィッシングレディ」にありましたフォルスキャスト100本に挑戦しましたが、15本(15往復)くらいでリーダーに顔をはたかれて途絶えました。

というわけで月曜は満足して帰宅しました。

***

昨晩、クライアント先で21時過ぎに仕事が終わりました。
いつものバーに行こうかと思ったのですが、逆方向だしどうしようかなあと本屋をうろついていたらチャンネエKOから電話です。
22時過ぎになるけど、軽く飲みたい、と。
うーん、1時間半飲んで帰宅したら1時かあ、どうしようかなあ。

でもホロ酔いです、酒豪のチェンネエKOにしては珍しく口が回らなくなっています。
よし、軽くね軽く、でももし何かアヤマチがあったら朝まで帰れないかもしれないなあイヒヒヒととっても卑しい顔をしていたはずです、俺。

で、結局帰宅が0時40分、アヤマチも無く(チッ!)こっちもホロ酔いで帰宅し、バタバタと1時半に寝ました。
4時間ルールの範囲内なんで、朝練やるっすよ。

***

というわけで今朝はきちんと起きて6時5分過ぎくらいに家を出ました。
徒歩です。
とりあえず、河原に出て、振れそうなところを見つけながら、オエーオエー言いながら歩きました。

途中、流れが緩やかなところの岸よりで、おそらく鯉と思われるモジリがいくつも見えました。
「恋の道フライ編」とか新企画が浮かび、HN氏からもらった白いエッグフライをすかさずキャストしたろうかと思いましたが、その場所はバックスペースが全然取れないところなので却下です。

というわけで、S君の家よりちょっと手前にいいところを発見しました。

200711130629000

この写真だと、すごくゆったりと流れているようですが、手前は瀬です。
キャストしたら、速攻でラインが流されます。

以前、おなじみ釣庵まこさんにいただいたこのコメントで「ティペットの先に2cmくらいの毛糸とかを結んで練習した方が良いです」と教えていただきました。

でも毛糸なんて持ってないんで、今、練習のときは、カゴサビキとかに使うウキ止めの紐を小さく結んで使っています。

まあ、以下の写真は何投かして、ベロンと伸びてしまった後なんですが、結構コンパクトにまとめて、かつ視認性も良いんですよ。

200711130630000

で、上記したように手前は瀬みたいに浅くて流れが早いもんですから、キャストが終わったらラインはどんどん流されます。
急いで回収していたら、岩に挟まって切れてしまいました。
針付いてないのに根ガカリかよ!

というわけで、今度は適当に買ったインジケーターを付けてみました。

200711130638000

うん、視認性はバツグン。
でも、パイプで通しているのでその部分がやたらとラインとリーダーの結び目とかに引っかかります。

つーわけで、面倒なんで片方をカットです。
パイプカットです。
大橋巨泉です。

今朝、この場所は微妙な向かい風だったのですが、さらに向かい風が強くなってきました。
すると、このインジケーターだと 空気抵抗が大きいみたいでティペットの動きについてきてくれません。

というわけで、このフサフサの部分もどんどんカットしました。
何度もカットして、最終的な形はこんな感じです。
これでも結構空気抵抗あるんですよ。

200711130659000

とまあ、こんな感じで7時過ぎまで楽しみました。

***

まだ2日しかやっていませんが、毎日やるってのはいいですね。
前日のポイントを覚えていますし。

とりあえず、1週間くらいは続けられたらいいな、と思っています。


 

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2007/11/10

クラブ活動2007

今日夕方、そろそろ帰宅して週末どこ行くか考えようかな、としてたらボスが飲みに行くぞ、と。

弊社、11月で年度〆なんですが、営業さんが2人辞めるらしいです。

まあ、数字が全ての外資系営業、数字作れなかったら辞めるのは当たり前とは言え、やはり寂しいもんです。

で、不機嫌になった俺に気を遣ってボスが赤坂のクラブに連れてってくれました。

去りゆく営業さんのために散々騒いできました。

クラブには前社長と現社長もいたんで、沢山毒吐きつつタク券もらって帰宅中です。
まあ、タク券はプライベート用に取っときますが。

営業さん2人の今後の活躍をお祈りします。

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2007/11/09

Rip Off

前回エントリでほとんど触れることがなかったカワハギ釣りですが、結構おもしろそうだな、と言うのが印象です。
さらに食って美味いし。

***

こないだのボートの前日、とりあえずアサリの剥き身を針に付ける方法くらいは調べておこう、と思ってググり、なんとなくわかりました。

要は、針先にコンパクトにまとめて内臓の部分にちょうど針先が埋め込まれているようにする、つーことやね。
楽勝、すでに死角なし。

***

現場でやってみると、なんか難しいっす。
ココ刺してひっくり返してここ通して針先埋め込んで・・・・
ムムム、ムキー!

結局エサつけてみると、全然コンパクトじゃありません。
つか、コンパクトにまとめたくてもアサリって結構でかいっすよねえ。
こんなエサ、オチョボ口のカワハギが食えるんだろうか。

ところが、これで釣れるわけです。
まあ、俺には釣れなかったけど、しょぼぼーん。

とりあえずエサをつけて底を取り、タタキタルマセハワセと前日テレビで見たまんまのことを適当にやってみると、プルプル、とアタリがあります。
まあ、プルプルだったりククンだったり色々あるんですが。

ビシっとアワセてもしょうがないので、リール巻きながら竿をグーンとしならせると何も付いていません。
で、エサを見ると綺麗に内臓の部分が無いわけです。

で、内臓が無いエサでやってみると、アタリさえもない。
これか、これがエサ取り名人といわれる所以なのか!

ちなみに、アタリがあって乗ったときは、大抵ハゼみてーな雑魚ばかりでした。

***

というわけで、結構おもしろく、テクニカルな釣りなんですねえ。

タックルとか、船とかに関しては、最近結婚1周年を迎えても衰えをしらない(何がだ!いやいや、何かカラミたい気分なんす)おなじみ釣庵まこさんとこの以下のエントリが参考になります。
まだ参考にしてないけど(コラ!)、今熟読していますんで、きっと(コラコラ!)参考になります。

釣庵 (Tsuri-An):カワハギ雑感.
釣庵 (Tsuri-An):カワハギ第2戦 雑感(船&釣り場編)
釣庵 (Tsuri-An):カワハギ第2戦 雑感(竿選び編)

ロッドに関してはやっぱり感度ですかねえ。
さすがに沖釣りの乗り合い船なんかだとアレですが、ボートとかだとオモリを6号くらいまで軽くして、メバルロッドとか使ったらダメかなあ。

ラインはPEの方が明らかにいいっすね。
俺が少し疲れて休んでるときに、宿敵Tに貸したんですが、Tのナイロンラインに比べて底の感じとかアタリの鮮明さが全然違う、って驚いていました。

今シーズン、1回くらい乗り合いで行ってみたいなあ。
ザルとタオルと塩と洗濯バサミ持って。← 今読んだ。

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2007/11/06

復活?

先週の中ごろ、宿敵Tからメールが来ました。
なんでも、日曜に釣りに行けそうなんでどっか接待しろ、と。

宿敵T、去年結婚してさらに子供が生まれて、ほとんど釣りに行けない状態です。
さらに、たまに釣りに行けても、ほとんどがボーズを食らっている、と。
そういえば、ライトルアー船でも2人してボーズ食らったなあ。

元々、本能的に漁師っつーか、あんまり何も考えずにポンポンと釣り上げるタイプです。
すなわち、俺の苦手なタイプ。
が、最近は深刻に釣れないらしく、何でもいいから魚の顔が見たい、と。
要はできるだけ確率の高い釣り物をチョイスしろ、というわけです。

俺が挙げた候補はこんな感じです

  1. 東伊豆強行イカ狙い
  2. 真鶴方面ゆったりイカ狙い
  3. 湾奥ランガンシーバス
  4. プチ風俗 ボートエギング&青物
  5. 中級風俗 渓流型カンツリやC&Rでリメンバートラウト
  6. やや高級風俗 ライトタックル五目船
  7. 高級風俗 シーバスチャーター船

ちょっと金欠気味の俺はTが6や7を選んだらイヤだなあ、と思いつつ、1を選んでくれないかなあ、と思っていたのですが、予想に反してTが選んだのが4でした。

というわけで、日曜、ここに書きました葉山・森戸海岸の小松ボートさんから出撃することにしました。

ファンタジスタS君にも声をかけたところ、乗り気でした。
ボートは2人乗りなので、もう1人探していたのですが見つからず、結局3人で2艘を予約しました。

ここ最近の釣果情報を見たり、電話で聞いたりして、以下のような計画としました。

  • 朝イチはメタルジグでイナダを狙う
  • 反応が止まったらサビキでさらに青物を狙う
  • アオリポイント(≒ カワハギポイント)に移動し、アオリやカワハギを狙う
  • それでも何も起こらなかったら、キスポイントに移動し、キスやメゴチを狙う

これで、なんか1匹くらいは釣れるでしょう、俺に。

用意したタックルは、

  • エギロッド+2500番リール+PE1号+リーダー20ポンド
  • バスロッド(6.6ft)+3000番リール+PE1号+リーダー20ポンド

としました。
エギロッドでは、メタルジグとエギをやり、バスロッドではサビキやカワハギやキスをやる予定でした。

***

さて日曜日、7時に出船しポイントまで曳いてもらいます。
俺とTが同船、S君は1人です。

ポイントに着いて各船切り離され、適当にヨサゲなところでアンカーを打ち、まずはメタルジグです。

2投目、ゴンゴン、と来ました。
おお、引く引く、ドラグ鳴り鳴りです。
かなり寄せてくると下に突っ込むので、リフトしてそろそろ魚体見えそうになってきたのでTにタモを準備させるとフッと軽くなりました。

バラシです。
まあ、この時点ではまだまだ釣れるだろう、と思っていたのでそんなにガックリは来ませんでした。

それでテンション上がった2人は、鬼のように投げてはシャクりを繰り返しました。
が、反応なく、小移動しました。

****

小移動して数投後、今度はTにヒットです。
ドラグを出されながらもランディングしたものはイナダでした。
40センチには満たないサイズなんで、人によってはワカシと言うのかもしれませんが、イナダでした。

速攻で〆て、これまたテンションとモチベーションが上がりまくった2人は投げ続けます。
が、結局イナダはこれ一本でした。

それにしてもTの喜びよう、微笑ましいです。
かなり久々の釣果で、しかもイナダの強烈な引きを制したみたいで口数も多くなります、うるせえよ。

***

その後はサビキも準備してさらにアジやサバやソウダを狙います。
サビキは、最初はボートから真下に落としていたのですが、色つきラインとかでないのでタナのキープがよくわからないので、ウキをつけました。
要はカゴサビキの仕掛けなわけです。

これをボートの左右から潮上方向に投げて、潮下の方まで流しきって回収です。
タナは2ヒロです。
根拠は無いですが、カゴサビキのウキ下は2ヒロからスタートだと昔から俺の中では決まっています。

で、しばらくすると、Tにヒットです。
これまた30センチ半ばのマルソウダです。

***

この後、Tが確変とまでは言わないにしても、好調モードに入りました。
ポツリポツリとですが、マルソウダを4本追加です。

全く同じことをしている俺には一切来ないのに!
サビキもスキンからサバ皮に変え、サイズも一緒、タナも同じにしてあります。
が、俺には来ない。
なんか、Tの復活を見たような気がします。

絶好調でゴキゲンなTは俺に釣れないことを心配するくらいです。
こっちに流しなよ、とかなんとか。
でもですねえ、この日は「獲物は3人で均等に分配する」という事前の取り決めもあったし、特に「漢の10番勝負」(なつかし)だという話はしていなかったんで、割と余裕でした。
Tが楽しみまくっているのが嬉しかったってのもあるんですが。

が、悔しいのは悔しいんで、「いやあ、よかったねえ。前回キミがソウダを釣ったのはMにフラれて泣き釣りをした2年前の伊豆以来やけんねえ。」と過去の傷口にカラシを塗ってやりました。

***

俺はエギロッドにはメタルジグを付けたまま、もしチャンスが来たら使おうと思っているのですが、Tはサビキを流しつつ、投げ釣り仕掛けにイソメなんかでダラダラやっています。
すると、メゴチが来たりその他雑魚が来たりと楽しそうです。

メゴチもいいサイズが来るんですがリリースしていたところ、ピンキスが来ました。
これまたリリースしようとするんで「泳がせしようぜ」と提案します。

しばらく経って、泳がせの竿を見るといきなり満月なっています。
竿!竿!、と声をかけてファイトを始めると相当な大物ようです。
ただ、走る感じが無いんで、青物じゃないみたいです。

ポンピングを繰り返して、水面に顔を出したのは、巨大なウツボでした。
すげえ怖いツラで口をあけてるのを見てさすがのTも怯みましたが、運良く(?)ハリスが切れて海にお帰りになりました。

***

その後11時近くになって、なんとなくダラダラモードになったころ、やっと俺のウキが消しこみました。
上げてみるとマルソーダです。
考えてみると今年初のソウダです。

いやあ、うれしい。
これから反撃行くぜ!と気合いが入ります。

そろそろコマセも切れそうなんで、アオリ/カワハギポイントに移動を考えたころ、またもや俺のウキが沈みました。
が、痛恨のバラシ。

結局俺はソウダ一本に(多分)イナダとソウダを各1バラシという微妙な結果でした。

***

コマセが切れた後はアオリポイント(カワハギポイントでもある)に移動しました。
ここではS君とも合流し、ボートを連結して釣りました。

この時点でS君はサビキで30センチくらいのサバとナイスサイズのカワハギを1匹ずつゲットしていました。

エギを投げてみたのですが、結構風が強く、流れも強かったので難しかったです。
ボートは舳先からアンカーをおろすのですが、潮に流されるために潮と並行に潮上が舳先で潮下がトモ(って言うのかな)となります。
ここで、横方向にエギを投げても潮下方向に流されるために、着底するころにはトモで後ろを向いてシャクらなければなりません。
しかも俺は前の席にいたので、Tがいるために余計にやりにくいわけです。

1回、うまい位置に船が回っているときにすかさずキャストし、少し放置気味に着底を待ちました。
で、シャクって見ると、ガツンと底に貼りつく感じがあり、ちょっとしてフっと抜けました。
タコなんですかねえ。

で、後はカワハギ狙いなんですが、ほんとに難しいです。
S君は小さいのを2匹追加、Tも2匹釣れていましたが、前日2時間半しか寝てない俺は完全に集中力を切らしてしまい、アタリを乗せることができませんでした。
乗ったらなんかハゼみたいなヤツばかりです。

***

というわけで、14時ごろ終了です。

200711041605000

キープに関しては、宿敵Tがイナダ1ソウダ5カワハギ2と絶好調、S君はサバ1にカワハギ3でした。
俺は終わってみればソウダが1という貧果。

そのわりには結構楽しんだし、釣った感があるんですよねえ。

***

獲物に関しては、Tはソウダを2匹のみ、あとはS君と山分け(カワハギはすべてS君)でした。

イナダ半身は寝かせてありますが、キレハシ食った感じだと脂も乗ってうまそうです。

ソウダはマルなので刺身はできないのでどうしようかとネットを探し、

丸宗田料理(弓角!サーフトローリング).

ここを参考にしてニンニク焼きを作りました。
200711041852000
確かに、ビールや焼酎にすごく合いますし、ゴハンにもぴったりです。
が、この味付けだったら他の魚でも美味いんじゃないか、と少々疑問が。

あとは潮汁ですね。
記憶を頼りにしているので正確ではないですが、ヒラソウダの潮汁よりも上品な味がした気がします。

TにしてもS君にしても、ソウダの刺身つーか土佐造り風を楽しみにしていたようで、「これは刺身で食えないよ」と言うとショックを受けていました。

が、タダで転ばないのがファンタジスタS君。
昨日夜にこんなメールが来ました。

リスクありましたが、半身だけ、例の土佐造り風のレシピで食べてみたらメチャメチャ旨かったです。
もちろん血合いは取りました。
さすがに症状とか回復期間とかググった上で食べました。
とりあえず今のところ体調は異常ナシです、ハイ。

なぜ刺身で食えないか、というと、血合いを取ってしまうと食うところがほとんど無いからなんで、血合いを取ったとしたら大丈夫でしょう、きっと。

***

てなわけで、長くなりましたが久々の宿敵Tとの釣行記でした。

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2007/11/05

フライキャスティング修行記 4

土曜夕方も、修行に行ってきました。

現状、バックキャストはまあ、地面も叩かずできていると思うんですが、フォワードキャストがうまくいかないっす。
ループが伸びきらないうちに水面に着くんで、モーゼの十戒のように水面が割れる状態になります。
だもんで、早めにバックキャストに移行すると、ループが伸びきらないのでそこでラインにスピードがなくなる、と。

こういう状態なんで、シュートの後、水面のラインがまっすぐでなく、沢山たるんでいるわけです。

なんつーか、頭打ちなんですよ。
次のステップに進めないっつーか、進歩が無い。

そろそろ誰かに見てもらうとかしないとダメかなあ。

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2007/11/04

仙人とファンタジスタ

おなじみファンタジスタS君が、先日奥さんの実家の山梨でキノコ狩をしたからと2種類のキノコをくれました。

アミタケというのとハタケシメジというキノコです。
他にも採れたらしいですが、食味が良いものからまずくれたみたいです。

ハタケシメジは、なんつーか、トロミのある醤油色ので煮てあるようなヤツで、アミタケってのは赤茶でひらべったく、凍らせてありました。

「俺がケラケラわらったり体中にブツブツができたりせんだろうねえ」と聞くと、「義父母は、キノコの知識は名人級なんで、大丈夫ですよ。幻覚、嘔吐、下痢くらいです」という頼もしい答えが。

後にメールで送られてきた内容です。

義父は、まじめに「仙人」を目指してた時期がある人で、昔は、自宅の玄関前に、"神山仙人"と書いた自作の木の表札(1m位の)が掲げられてました(笑)
で、先週、行ったときは、
「私は、自然と一体化できてて、動物も警戒しないんですよ」
と語る少し変わった方であります(笑)

ちなみに、僕は、仙人の弟子でして、Tさん(宿敵T)も弟子にあたります。

だそうです。
濃い、濃いなあ。
お父さんが仙人でダンナがファンタジスタ。
奥さん、もう何も怖くは無いっすね。

***

数日後、キノコの食べ方についてメールをもらいました。

ハタケシメジですが大根おろしも美味しいですが、キノコパスタにしてもイケます。
あの一瓶で2.5人分は作れるかと。
我が家はおろしで食べた残りをパスタにしてます。
でそのレシピ↓
ニンニク、唐辛子少々をバタ-で炒め、ベーコンを入れてさらに炒め、茸を入れて から味を整える(茸は温かくなればOK)茹でたパスタをザックリあえて完成。

アミタケは味噌汁とか鍋物に入れると美味いそうです。

***

ある日、酒を飲んでいて、ツマミが尽きました。
なんかもうちょっとだけつまみたいなあ、と思い冷蔵庫を漁ると、ビンに入ったハタケシメジがありました。

よし、これ食ってみるか、と大根おろしも用意せずに食ってみると、これが絶妙に美味い。


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次にパスタを作るのが楽しみです。

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2007/11/03

ショート風俗

さて月曜日のこと。

客先が自宅にそこそこ近いところで、そこそこ早い時間に終了しました。
23時からアメリカと電話会議だったんですが、なんか電車で会社に戻るのが面倒になり、一旦帰宅しました。

18時半くらいからメシ食って、ふと思いつきました。
そういえば、あそこのカンツリ、ナイターやってたな。

20時半から22時までのナイターで\1100、手コキビデオボックスよりお手軽です。
照明はあるにしてもやっぱり暗いから、下手クソなキャストをしていても恥ずかしくないだろう、と。

***

到着して、ひとけの少ないあたりに陣取り、早速準備をします。
さすがは平日夜、数人しかいません。

フライは何がいいのかはわからないのですが、なんとなくドライだと釣れなさそうな気がしたんで、店長Qがくれた管理釣り場に最適とか書いてあるマラブー(?)にインジケーターって言うシールになってるピンクのヤツをつけました。
システムはWF6Fにリーダーが5X7.5フィートでティペットがハリス0.8号を50センチくらいです。

ちょっと偉そうに聞こえますなあ、こう言うと。
「ハリス」以外。

で、オリャーっとキャストしてみると、やはりいつものように戦闘機が水面すれすれを飛ぶように、ラインが水を切り裂いて着水します。
何度かやっているうちに、どうにかこうにか不自然でない程度に着水するようになりました。

***

で、距離は10mくらいなんですが、すでに照明があたらないところに先端はあるので、インジケーターなんざ見えやしません。

んだよ、これ。
わかんないじゃん。

周りの人(20mくらい向こうにいる)を見てみると、ちょっとずつラインを手繰ってるじゃないですか。
なるほど、リトリーブだ。
でもシンキングラインじゃないしストリーマーじゃないしいいんかなあ、と絵に書いたようなアタマデッカチチンコチョッピリ丸出しなメンタルでしたが、なんとなく真似してみました。

で、明暗の境目くらいにインジケーターが来たら止めて待とうと思って引いてくると、ガツンとアタリがありました。

***

今まで、キャストについては色々と悩んだり考えたりしてきましたが、実際に魚がかかってからどうするかなんて全く考えてもいなかったわけです。

チャンネエで例えると(またかい!)、あの手この手でベッドに誘う、あるいはデートの約束を取りつけるまでの過程を沢山考えて、実際にベッドに入ってからどうすればいいか、ってのを全く考えていないわけですね、俺様。

***

が、チャンネエに関してはエロビデオがあるように、フライに関しては実際にアワセをしている人を見る機会が今まで沢山あったわけです。

すかさず竿を立て、左手でラインを引きました。
すると、確かな手ごたえがしました。

とりあえず、右手で竿とラインを押さえて左手でラインをたぐります。
たまたま40センチ近い良型だったみたいで時間をかけてなんとなランディングできました。

その後は照明が当たっているところで数匹、インジケーターが消えるようなタイミングでヒット、まるでウキ釣りです。
あとは遠目に投げてリトリーブ?している時に数匹と、合計1時間半で8匹くらいが釣れました。

使用フライはマラブー?とテンカラ用のウェットの黒いヤツでした。

まあ、カンツリなんで、キャストはあんまり関係ないんですね。
今度は明るいとこでやってみたいです。
できればドライで。

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2007/11/02

フライキャスティング修行記 3

さてさて、ラストサーフから帰ってきたのが9時半くらい。

昼過ぎに一旦帰宅しないといけない用事があったんですが、まだ時間はあります。
というわけで、そのまま多摩川に行きました。

目的はもちろん、フライのキャスティング練習です。

***

とりあえず、今のままでは我流で変なクセ付いちゃいそう(もう付いてるけど)なんで、ビデオつーかダウンロード販売の映像を買いました。

フライフィッシング ダウンロード

で、結構必死で見てるんですが、これが難しい。
慢性睡眠不足の俺は、淡々と進む映像とかって速攻で眠くなるんですよ。
で、何度も巻き戻し(巻かないけど)をして一通り見ました。

が、頭に入らないっす。
いや、理屈はわかるんですよ。
でも、頭に入らない。

***

とりあえず、多摩川ではこのビデオで言ってたことを思い出しながらやりますが、何せヌル覚え(Null おぼえ:全く覚えていないこと。広辞苑より<ウソ)なんで、結局はいつものように自分で思ったとおりにやってしまうのです。

河原にPC持って行って、ちょっと見てそれをやってみて、ってしないとダメかなあ。

***

この多摩川の河原、ファンタジスタS君の家のすぐ近所です。

で、メールをしたら現れました。
テンカラ竿になぜかサビキを付けてます。
鮎とか釣れないっすかねえ、だそうです。

投げサビキ、カゴサビキ、置き竿サビキに続いて、川サビキまでやるのか、このファンタジスタは。

それはともかく、俺がフライロッド振ってるのを見て、「なるほど、フライの原理ってそういうことなんですか。竿の動きと同じにラインが動きますね。後ろに振ったときに竿先が下がるとその方向にラインも行くんですね」と。
お、S君いいこと言った!

とりあえず、竿先を下げない(手首を返さない)ようにして、バックスウィング(って言うのか?)のときはラインがどんな形になっているかをできるだけ確認しつつ、ってのを意識しながらやっています。

***

S君に「ちょっと振ってみる?」というと喜んでやっていました。
さすがS君、握り方がテンカラです。
サムオントップではなく、インデックスオントップ。

で、見てるとよくわかります。
なるほど、こういう振り方するからラインはこうなるんやね、と。
S君がさっき俺のを見てて色々と感じたように、俺も色々と理屈がわかりました。

人のループ見て我がループ直せ、とは良く言ったものです。

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2007/11/01

ラストサーフ2007

すんません、ご無沙汰していました。
先週に入ったくらいから、色んな組からヤクザが来て、俺を軟禁していました。
もちろん、色んな組からのヤクザってのは、クライアントとか弊社営業とかアメリカ本社の野郎とかなんですが。

気がついたら11月じゃないっすか。

で、先週の話なんですが、土曜日曜ともに出撃できそうだったのですが、土曜は台風じゃないっすか。
つーわけで日曜に行くことにしたんですが、ファンタジスタS君とも、海は厳しいかねえ、などと話しつつ、優柔不断にグズグズしていました。

結局、フライの練習を兼ねてカンツリにでも行こうかな、と。
S君はカンツリだったらいいっす、って感じだったんで、じゃあ別々にね、と。

***

で、日曜未明、4時くらいに目が覚めてメールを見ると、S君から2時ごろメールが入っていました。

早々に仮眠していました。
目が覚めたらヤルキが沸いてきたんで、ダメモトで今から西湘サーフに出撃します!

これ、こういう風に背中押してもらいたかったのよ、アタイ。
速攻で、

わかった、俺も追いかける

とメールを入れ、西湘に向かって出撃です。

現場に着いたら6時ちょっと前。
波が高いという連絡はもらっていましたが、確かに高いし波足も長い。

でも、濁りはそこそこで潮目が沢山。
S君の地元の人へのインタビュー結果でも、台風後は必ずしも悪いわけではない、とのこと。

ちょっと気合い入れてリールに力糸を結びます。
こないだのホウボウ事件のときに力糸がブチ切れたんで、予め買っておきました。
が、この力糸、ナイロンのテーパー(2号-12号)やん。

まあ、大丈夫だろうと思って結束し、数投軽めに投げてみると、まあ、大丈夫そうです。
よっしゃ、イクでぇ、とフルキャストすると、見事に力糸ごと飛んでいきました。
うわあ、まあ、そりゃそうだけど、キツい!

しょうがないんで、いつものように30ポンドのリーダーを1ヒロ取って再開です。
この方が投げやすい気がつるー。

***

というわけで、やはり異常なく、8時半くらいに撤収しました。
一応、今回で今年のサーフでの回遊魚狙いは終了です。

もちろん、去年のように、暮もいいところで釣れることもありますんで、情報収集といつでも出撃できる体勢は整えておきますが、一応、車の積みっぱなしからは除外することになります。

今年の結果ですが、サーフからは小サバと大量のイワシ(ただし投げサビキ)くらいしか釣れていないっす。
思うんですが、サーフの場合、ほんとに毎日のように、それが無理なら毎週にでも通って、いいタイミングに当たる確率を上げることが一番の釣果に繋がる道だと思います。

なんか、釣れないし疲れるしとイマイチな釣りの割には、惹かれてしまう釣りです。
ドカーンと投げて、グワーっと巻いて、ガツーンと来て、というシンプルさが逆に楽しいのかなあ。

渓流とかイカのように、(俺にとっては)テクニカルな釣りとは対極。
どちらもおもしろいから、どっちもやるんですけどね。

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