マイナスオーラ全開
さて昨日月曜は出張明け休暇ということで休みでした。
となると行かねばならんでしょう、釣りに。
休暇だけど昼前に電話会議があるという理不尽な条件なんで朝イチからのフライは難しい、ということは、イカです。
最近はヤエンばかりやっていますが、気持ちの中ではエギで釣りたいというのがあります。
で、いつものポイント、こんだけアタリはあるんだからイカがいるのは確実、でもエギでは釣れないわけです。
これをなんとかしたい。
***
ちょっと前のエントリで「部隊長さん、今度ここ一緒にどうです?」と書いておいたら参戦の意を表明してくださいました。
釣れた釣れた<コラ
あの後2回ほど釣行しましたが平日だったり急だったりで、なかなかタイミングが合わなかったのですが、今回は早めに釣行の旨をお伝えしておいたらなんと日曜深夜(月曜未明)にもかかわらずお付き合いくださる、と。
誘っておいてなんですが、部隊長さん、クレイジーです。
とりあえず現地に午前1時集合ということにしました。
ホーム&アウェイで行くと、今回は初のホームです。
つか、プチ遠征である部隊長さんの方が地元(?)の俺よりも近いわけですし、俺は色々と教えを乞おうとしているんで、どっちがホームかわかったもんじゃありませんが。
***
というわけで、まずは部隊長さんの当日のエントリです。
基本的にポイントは公開派の部隊長さんですが、今回は気を遣っていただいて、非公開となっています。
これは部隊長さんにもメールで書いたのですが、俺自身はポイント公開に関しては「どっちでもいい」というスタンスです。
行くとこが混んだりするのは全然構わないと思っています。
(もちろん、イヤではありますが)
ただ、個人を特定されるのがイヤなんで公開をしていないだけです。
言論の自由を守るために!!
嘘です、単なるエゴイストなだけっす。
***
翌日仕事があるというまるでカタギみたいな(コラコラ。立派なカタギですよ、念のため。)部隊長さんは4時までの3時間勝負、俺はさらに8時くらいまでやる予定です。
ただ、部隊長さんがエギをやる間はとりあえずエギをメインでやろうと思っています。
というわけで、アジは少なめに6匹だけ購入して現場に向かいました。
***
午前1時に到着すると部隊長さんはすでに到着され、スタンバイ中でした。
軽く挨拶と雑談とフレンチキスの後、現場に向かいます。
普段は平日でもヤエン師がいるのですが、この日は貸切でした。
それでも強欲な俺は場所取りのためにヤエンの釣り座に荷物を置き、さも投入していますよ風にヤエンロッドを伸ばして立てかけておきました。
で、エギでスタートです。
小潮の下げ7分くらいだったのですが、潮そのものが動いていません。
まずはアオリQでスタートしましたが、全くのノー感じです。
部隊長さんもあまりピンと来る感じがないみたいです。
***
とりあえず、アオリがいるのかどうか確かめようと、ヤエンでアジを投入します。
つか、これがいけないんですよ。
ヤエン投入すると、やっぱり気になって竿の近くを立ち位置にしてしまい、せっかくの貸切なのに思い切った立ち位置チェンジをしなくなってしまいます。
まあ、そういう反省はいいとして、1匹目のアジですが投入しても反応がありません。
30分くらいして1度回収して、さらに投げて20分くらい。
アジが弱ったっぽいのでさらに回収して胸鰭を切って再投入です。
その3度目の投入から5分くらいで、ものすごい勢いでラインが出ます。
これは前回から悩まされているナゾの魚類かと思い、どうせ切れるだろうと適当に寄せてきていると案の定手前で軽くなりました。
切られたかと思ったらアジがまだ残っています。
で、後頭部を無残に食われていました。
つーことは、イカ?
デカかった?
むきーむきー
***
バラシた(と言っていいのか?)ことを部隊長さんに報告し、一旦ヤエンはお休みしてエギで勝負です。
縦横無尽に(縦は無いけど)動く部隊長さんに比べて俺はさっきバラしたのがいるはずの場所近辺を攻めます。
すばらくすると少し潮が効いてきたようです。
部隊長さんのところに行って、恐る恐る(実はあまり自信が無いので)「潮が効いてきましたねえ」と言ってみると、やはり同感らしくアタリが1回だけあった模様です。
これで俺もモチベーションが上がり、必死でシャクっているんですが、異常ナシです。
***
時間も3時半を過ぎたので、2匹目のアジを投入しました。
アジが散々暴れた後に動きが止まりました。
タイムアップの部隊長さんも、この結果を見てから帰る、とのことなのでゆっくりと聞いてみると根に潜っただけのようで、活きて生還しました。
これはそのまま再投入です。
***
というわけで第1部は2人とも釣果ナシでした。
ヤエンにもアタリは無いというこの結果だと、「アオリが沢山いる(ヤエンにはアタリがある)ところでどうやってエギで釣るか」という当初の目的に関しては達成することができませんでした。
それにしても俺の負のオーラ、恐ろしいです。
部隊長さんホームでの2回の釣行では良い思いをさせていただいているのに、俺のホーム(?)に来ていただいたらいきなりのこのアリサマです。
****
部隊長さんが帰られた後の第2部も調子は良くありません。
結局2匹目のアジは再度根に潜り、回収できずにブレイクでした。
その次の3匹目は3セット泳がせましたが異常なく、2軍落ちです。
***
部隊長さんも書いていらっしゃる、一番気温が下がって薄明るくなる5時半くらいにエギに再チャレンジしました。
立ち位置は部隊長さんにアタリがあったところです。
そのとおり、プライドありませんが何か?
3投目くらいにフォールしてそろそろ着底というころに「パチン」って感じのいわゆるイカパンチっぽいというか秋イカな感じの違和感があったのでアワセますが乗りません。
そのままフォールして待りましたが再度抱いてくる感じはありませんでした。
もうちょっと待ってからアワセた方が良かったのでしょうか?
結局しばらく粘ってみましたが、エギではこのアタリ風1回だけでした。
***
そろそろヘッドライトいらないかな、ってくらいになってきたとき、4匹目のアジを投げているあたりのちょっと潮上にナブラが沸きました。
ジグ!ジグ!とエギをジグに付け替えようとしていると、いきなりヤエン竿にアタリです。
というか、明らかにナブラの正体が咥えて走ってる感じです。
もう、ラインは出っぱなしですが、散々出されて根元でライン切られるのはイヤなんで早めに寄せます。
結局ラインを切られずアジごと戻ってきました。
全身は傷だらけですが頭部に損傷はありません。
おそらく、青物(?)に丸呑みされていたのですが、俺が引っ張ったので吐き出されたような感じかと予想しています。
まだ海面はザワついています。
エギロッドでジグなどを投げても良いのですが、0.8号PEに2号リーダーだと去年のファンタジスタS君の二の舞になりそうなので、急いで車に戻り、9フィート40グラム負荷のロッドと1.5号PE+30ポンドリーダーのリールを取りに行きました。
もちろん、ポイントに戻ったときにはナブラは収まっていました、ありがとうございます。
***
さて5匹目のアジ、アタリがありました。
ただ、ファーストランがそれほど長くないので、サイズは大きくなさそうです。
しっかり5分近く待ってから寄せにかかります。
ジェット噴射もそれほど強力でなく、やはり小さそうです。
根から引き離して、ヤエンを投入します。
ゆっくりゆっくりと緩めて張ってを繰り返し、ほんの5メートルくらいまでに寄ってきたので、小さいイカは自分の重みでヤエンにかかることは少ないという説を信じて勝負をかけることにしました。
竿先を高く上げて一旦角度をつけてから、竿を倒してスラックを巻き取り、グワンと巻き合わせです。
乗った感はあったんですが、すぐにフワっと軽くなってしまいました。
やっちまいました、バラシです。
アジは後頭部とアゴの下が齧られていて、かろうじて背骨によって頭がつながっているという感じでした。
ってことはかなり小さい?
いずれにしても、まだ待ってよかったわけですね。
この後、6匹目のアジもアタリはなく、朝8時くらいに終了としました。
***
うーん、なんかポイントそのものがシブかったみたいです。
少なくとも、今までで一番アタリも少なかったです。
この日がアジ9匹で2ヒット0ゲットですので、現時点では
1) アジ投入数 : 2) ヒット数 : 3) キャッチ数 = 39 : 20 : 5
ヒット率[ 2) ÷ 1) ] = 51.3%
キャッチ率[3) ÷ 2) ] = 25%
トータルキャッチ率[ 3) ÷ 1) ] = 12.8%
ついにキャッチ率は2割5分まで落ちてしまいました。
これに関しては修行あるのみですね。
***
ヤエンを始めてから数回、行けばまあ飽きない程度にアタリはあるしって感じだったんですが、俺がアメリカに行っている間にグっと寒くなり、急に調子悪くなったんでしょうか?
他の釣り人がいないってのも気になるところです。
ポイントの具合が良くないとすぐに移動するというのが部隊長さんのスタイルだと思うのですが、今回は基本的にこのポイントでやる、という制約があったのでやりにくかったのではないかと思います。
俺としては「答え」が出なくても、色々と聞いたりすることができたので有意義ではあったわけですが、やはり残念です。
というわけで部隊長さん、お付き合いありがとうございました。
またリベンジしましょう。
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この記事へのコメントは終了しました。
コメント
お疲れ様でした。
この釣行記を読んだ事からこのポイントの様子がうっすらとですが、解って来た感じです。
次のリベンジは大潮満潮前後を狙って行く事にします。それと沖の岩礁帯のかけ上がりをなめる様に探る為にもう少し遠投が効くタックルをチョイスして望む事にしようと考えているのです。
決して貴殿のお尻をなめる為では有りませんので悪しからず。
そこでお願い、前回2回の当たりが頻繁に出た時間帯をそっと教えて下さい。この後過去記事を今一度読んで検証致しますけどね。
せっかく教えて頂いたポイントですから何とかしたいので今後荒らしに行きますよ。何せMyキャラバンで45分で行けますから、よろしくね。
投稿: 部隊長 | 2007/12/18 19:33
>もうちょっと待ってからアワセた方が良かったのでしょうか?
に対する私の考えはです。
イカパンチはイカがベイトなのか嘘物なのか警戒して食椀を出しているのではないかと私は思っています。私もイカパンチな当たりで獲れた事が殆ど無いので当たりの後ワンアクション入れてほんの少し待って次の当たりが出なければ直ぐにエギを回収して同じコースを再度探ります。
一度イカの視界からエギを外して再度見せる。
何処かで書いた記憶が有るのですが「さっきの獲物は怪しかったけど逃げられちまった。」「おっ、また獲物だよ。今度は逃がさねえぞ。」とイカに思わせるのです。
私としては当たりの後ねちねちとアクションかけて探るよりは前筆の方法の方が獲れる確率が高いです。スレイカに長い事エギを見せて抱かせるほどプレイボーイ(古)なテクニックは持ち合わせていないので一旦身を引いてすかさず波状攻撃です(笑)
投稿: 部隊長 | 2007/12/18 20:01
部隊長さん
そうですか、うっすらわかってきましたか。
奇遇ですね!<ウソツキ <俺
確かに「大潮満潮前後」実績的に鋭いと思います。
「前回2回の当たりが頻繁に出た時間帯」ってのは、ご一緒したときの2回のアタリが出た時間ではなくて、俺が行った釣行でのアタリが頻発した時間帯ですよね?
この前ご一緒する前に4回ほど行っています。
頻発したタイミングは、
・11/18 1時-3時半、6時-7時
・11/23 1時-3時半
・11/28 5時-7時半
・12/09 3時-5時、6時半-8時
こんな感じっすかねえ。
***
イカパンチへの対策、ありがとうございました。
俺が考えたことにします < 卑怯
投稿: Open6E | 2007/12/19 18:18
どうもで、いただいた時間から潮に置き換えて見ました。
・11/18 1時-3時半 小潮 下3~8、6時-7時 上1~4
・11/23 1時-3時半 大潮 上5~8
・11/28 5時-7時半 大潮 上6~9
・12/09 3時-5時 大潮 上6~9、6時半-8時 下3~8
タイドグラフを眺めていると何となく見えてくるものが有るような感じです。冬の潮は夜の方が動きが大きいのでOpen6Eさんが狙っている時間帯は潮が動く時間帯にハマリですね。
あそこは地形的にかなり潮が動く位でないと程よい潮加減に成らないのかもです。
水温が下がってきて厳しいけど23日早朝リベンジマッチ組んでみようかな。
投稿: 部隊長 | 2007/12/19 20:00
打ち間違えました
・11/28 5時-7時半 中潮 上6~9
でした。
いずれにしても大潮後の中潮はガンガン流れるので検証結果に狂いなし。
投稿: 部隊長 | 2007/12/19 20:05
部隊長さん
うーむ、読みきりますねえ。
潮汐に関しては、あえて書かなかったのですが、きっちりとマッピングされましたね、さすがです。
今までイカに関しては、潮の動きはあまり重要視してなかったんですよ。
動いている方がいい、程度。
でも、10月の大遠足くらいから少し考え方が変わって、エギをやりながら「動く潮」を探すようになってきました。
明らかに部隊長さんの影響なんですが。
まあ、大遠足以降、エギでは釣れていませんが(笑)
ヤエンに関しても、同じですね。
やはり動くとき。
またおりこうになりました。
投稿: Open6E | 2007/12/20 11:06