冬合宿2007-2008 まとめ
さて、昨日の朝伊豆から戻ってきました。
ちょっと合宿についてまとめたいと思います。
***
まず初日の12/30です。
朝4時前から出撃して、現地に到着するとかなり風が強いです。
まあ、釣りができないほどではないので、うまく風を背負えそうな立ち居地を探し、開始です。
状況がわからないので、あまり期待せずにダイワのMDスクイッドのマーブル下地オレンジ3.5号を付けて右斜め方向にフルキャストです。
少しずつラインを送りながらフォールさせますが、なかなか着底しません。
かなり沖に払い出すような潮みたいです。
こういうときっていいんだよなあ、と思って丁寧にシャクリ→フリーフォールを繰り返していると、フォール中にググンと持っていきます。
すかさずアワセてみるとドラグがガンガン鳴ります。
マジで、ついにキロアップきたかと思うくらい、良く引きました。
まあ、後からジェット噴射のストロークを思い出してみるとそれほど大きくはないんですが。
慎重に寄せてきて、ギャフを入れようかと思いましたが、水面からの距離もなく、上がりそうなのでそのまま抜き上げました。
結果、600グラム(帰宅後測定すると660グラム)でした。
一応、写真をアップしたんですが、真っ暗でなんだか良くわかんないですね。
新しい携帯、ライトがプアなんですよ。
その後、風が巻きだすと共にフォールも厳しくなってきました。
さらに風もだんだん強くなってきたので、以降異常ナシです。
とりあえず6時になり、移動を決意しました。
***
この風では海は期待できないので、次に向かった先は松川湖。
HN氏にもらったシンキングラインで華麗なストリーマーの釣りをしたろう、というハラです。
エントリに書きましたように、期待に胸と股間を膨らませて(定型文)入漁券を購入し、湖岸に立つとここも爆風です。
湖岸で股間もションボリです。
これがホントの意気消チン。
つか、股間関係ないやん。
ここで30分ほど苦闘して、一旦引き上げました。
***
そして、夕食をとった後、部隊長さん、Jr、kidと待ち合わせてイカを再度攻撃です。
俺の読みでは、ここで数杯取れるだろう、って感じでした。
が、「負のオーラを持つ漢」こと俺様は強力すぎました。
朝にも増して爆風です。
この後、何度となく部隊長さんから言われる「誰かさんが西の爆風を連れてきた」という状態の始まりです。
この時の模様については、
こちらをご覧ください。
さすがは地元勢なので、風裏ポイントも熟知していらっしゃり、まったく釣りにならないという程ではありませんが、やはり風が巻き、うねりもあるのでかなり厳しかったです。
3箇所で2回アタリらしきものはありましたが、乗せるまでには至りませんでした。
結果はここにも書いたとおり、汚れた大人には異常ナシでした。
***
さて翌日の12/31大晦日ですが、朝は出撃せず、15時に部隊長さんと待ち合わせて、釣り納めとしてアラカブ狙いにお付き合いいただきました。
やはり基本は風裏で、係留船の間などを丁寧に探っていきます。
ちょっとした岸壁を移動中、湾奥フッコマンの血が騒ぎ、なんとなくワームをテクトロするとヒットです。
上がってきたのはそこそこサイズのアナハゼです。
その後、部隊長さんに「そことそこの角にイイサイズが付いてるからやってみて」と教えていただいたところでワームを真下に落としてシェイクすると、来ましたイイサイズ。
ただしアナハゼでした、ありがとうございます。
早くも2匹ゲットです、アナハゼですが。
ちょっとイイ気分です。
その後、さらに最初のポイントに戻り、係留船狙いです。
すると部隊長さんが「あそこの船の横に伸びてるロープ沿いに付いてることが多いからやってみて」とまたもやピンポイント情報をくださいます。
また巨大アナハゼ釣ってしまうと申し訳ないなあ(違う違う)、と思いつつ、プライドの無い俺はそのピンポイントを狙います。
キャストして30秒ほどフリーで落としてスローで巻くと、底に当たるか当たらないか、って感じなんですが、2投目にワームが浮き上がろうかというタイミングでゴゴゴンとヒットです。
ドラグを少し締めてファイトし、ヘッピリ腰で抜き上げたのは25センチ腹パンパンのアラカブでした。
写真は何枚か撮ったのですがすべてピンボケで、結局ここに載せているだけしかありません。
アナハゼ狙いの俺には外道であるアラカブですが(コラ)、うれしいです。
うーん、恐るべし、ピンポイント情報。
大体17時くらいに終了し、色々とお話をしてから2007年の釣り納めを終えました。
***
そうそう、そのときに部隊長さんからプレゼントいただきました。
手作りのマイクロギャフです。
グリップがミノーなのが粋でしょ?
このマイクロギャフは、年明けに早速活躍させていただきました。
部隊長さん、ありがとうございました。
家宝にします。
***
さて、明けて1/1元旦です。
懲りずに朝から出撃です。
この日は年末とは違う、別の港でやりました。
やはり風は強いです。
テトラに立つと、マジで落ちそうになるのが怖いです。
エギとワームの両方やりましたが、ワームでネンブツダイっぽいアタリがあったのみで終了でした。
まあ、初日の出を思いっきり拝めたのでヨシとしましょう。
***
そして1/2は2時に起きて3時からイカ開始です。
風はほとんどなく、穏やかな海ですが、今度は逆に「クる」感じの潮ではないんです。
ナニを偉そうに、と自分でも思うんですが、これはいかんなあ、と思ったらやっぱりダメっすね。
1時間半かけていろんな立ち位置でやってみましたが異常ナシでした。
***
で、この日は4時半くらいにkidと待ち合わせて根魚に付き合ってもらう予定だったので、一旦タックルを仕舞いに車に戻りました。
タックルをセットし、ちょっと目の前でもやろうかな、と思ったらkid登場です。
なんかですねえ、前回と違って今回はそんなに緊張しませんでした。
ナタも持ってなかったし。
話が弾むわけではないですが、何つーかフツーでした。
ちょっと嬉しいっす。
で、まずはその辺を探りますが異常ナシです。
つか、kidの見切り、異様に早いです。
部隊長さんも早いな、とは思いましたが、kidはもっと早い。
「ずいぶん見切り早いねえ」と聞くと「釣れるときはもう結果が出てますから」だそうです。
オッチャン、キミの環境と余裕に嫉妬!
で、あっさり見切りを付け、もう1箇所車で移動して連れて行ってくれました。
車を止めるところがなかったので、とある店舗の駐車場に止めさせてもらい、そこで飲み物を買ったのですが、自販機がでかい声(音じゃなくて声)で「ありがとうございました」とか言うんで大変焦りました。
で、そのポイントで釣り始める前にkidが「ドラグ締めといた方がいいっすよ。でかいサイズに一気に持ってかれて切られてしまいますから」と、事も無げにアドバイスをくれます。
どんなポイントや!
ここにも少し書いてありますが、結果としてはノーフィッシュでした。
前日までと違って、凪過ぎです。
俺もメバトロボールやったり色々やりますが全くノー感じで、kidも何度かアタリはあるけど小さいみたいです。
***
この日は滞在先に来客がある予定で、朝9時くらいに最初の港でこの客と落ち合い一緒に帰る予定だったので、kidを送り届けた後に再度最初の港に戻りました。
再度イカをやろうと思ったのですが、まだ根魚タックルを片付けていなかったので、釣り納めのときを思い出して、係留船を丹念に叩きました。
ワームが底をギリギリ切ったくらいの状態で泳いで行き、足元に近づいてきて上昇に入るときに神経を集中していると、見えました。
なんか、でかいウチワみたいなのがワームを襲い、その直後にロッドが引き込まれます。
さっき結構締めておいたはずのドラグを鳴らして上がってきたのは、さらにサイズアップ26(.4)センチのアラカブでした。
ここで使っているのがマイクロギャフです。
写真撮ったりルアーはずしたりするのに便利っす。
***
この後、勢いにまかせてイカ狙いで鬼のような形相でシャクり続けましたが、異常ナシ。
ただし、一回、タコらしきアタリで底にはっつかれてしまいました。
必ず無くなるあのエギをまたもやロストです。
ムキー!
***
そろそろ片付けて合流相手を待とうかと海を見ていたら、ものすごい数の小魚が群れています。
ネンブツダイっぽくは無いので、きっとイワシだろうと思い、コマセは無いですがテンカラ竿にサビキをつけて集魚板でキラキラやると、おそらくトウゴロコウ(自信ナシ)が20匹くらい釣れました。
というわけで、色んな魚種をいろんな釣法で楽しむことができました。
***
そして最終日の1/3ですが、夕方に2時間のみ出撃しました。
風もなく暖かい天気のせいか、どこに行っても人が多く、結局移動移動で賞味1時間くらいシャクってワーム引いて終わりました。
***
まあ、こんな感じの5日間だったんですが、釣れるときに釣れるものを釣る、というある意味当たり前の釣りができた気がします。
当初の予定では、色々とやる予定でしたが、結果的にヤエンは全くやらず、フライも数投しただけであとは練習だけでした。
毎度のことながら、部隊長さんやkidをはじめとする伊東戦隊の皆さんにはお世話になりっぱなして伊豆に足を向けて寝られません。
あらためて、ありがとうございました。
というわけでまとめを〆たいと思います。
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コメント
早速マイクロギャフ使って頂いたのですね。ありがとうございます。
で、製作者から一言「グリップを握ってすくい上げる様にギャフ打ちしないと折角の獲物に逃げられますからご用心。」
次はデカイカ用のギャフ作りますのでお楽しみにです。
投稿: 部隊長 | 2008/01/07 20:05
部隊長さん
使い心地はバツグンでしたよ。
ただ、ランディングに使ったのではなく、抜き上げた後にすかさずギャフ打って撮影とフックはずしに使いました。
あのポイントだと水面に手が届かないので(笑)
投稿: Open6E | 2008/01/07 20:13
使い方は正解です。キャッチ後のフックを外す為と写真撮影用ですから。しかし、画像ですとあの状態だと魚が暴れると外れてしまうのでゲイブの所で魚を吊り下げる様にと思いましたので念のため。
さし上げたのは「初号機」でさるエキスパートアングラーがテストをした後に私お得意の桐グリップの物と交換で戻してもらったやつなのであり合わせの材料で製作したのでグリップがミノーに成ってますが、あの時はこれの方がお気に召すかななんて思ったのでそうなりましたが、今度お会いした時にはもっと粋な桐の方もさし上げますね。
投稿: 部隊長 | 2008/01/07 20:49
部隊長さん
あの写真では落ちそうな角度ですが、結構きっちりと吊ってましたんで大丈夫ですよ。
桐グリップもシブかったですね。
でも、ミノーグリップにすでにかなり愛着沸いてるんですよ。
それにしても、ほんとに器用でうらやましいです。
投稿: Open6E | 2008/01/07 20:52
部隊長さん
コメント読み返してみたのですが、もしかしてミノーグリップは愛着品ですか?
だとしたらもちろん桐グリップとでお戻ししますので言ってくださいね。
投稿: Open6e(携帯) | 2008/01/08 01:46
お気にせず。
愛着品では有りませんので、単に試作品なので作りがショボイのと桐グリップの方が手に馴染み軽量なので小さなピンオンリールでも問題なく使えるので是非にそちらの方もと考えた訳です。
投稿: 部隊長 | 2008/01/08 08:23