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2008/03/31

2008年 渓流開幕戦

さて、ここで速報を書きました今年の渓流開幕戦ですが、速報のわりにはそこそこ書いています。
ここでは詳細というか補足というか、書いておきます。

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まず、川の選択ですが、この日は15時くらいまでに帰宅すれば良かったので、ホームグラウンドではなくこの川にしました。
いわゆる丹沢のメジャーリバーです。
一応、名前は出さないでおきます。
まあ、これを読むとわかる人にはすぐわかるでしょうね。

つかですね、今年はこの川に積極的に入ってみて、イイ感じだったらホームリバーを移転をしようかとも考えています。
ただこの川、駐車スペースから入渓点まで、最低20分くらいは歩かないとなりません。
俺が実績のあるポイントでも40分くらい歩きます。

この日は、前週に相方が(バラシも含めて)ツ抜けしたと言っていた区間でやることにしました。

同行者は宿敵Tです。
相方はスピナーメインで好調だったそうなんですが、それを真似してスピナーを使うのはとてもシャクですし、相方が「ミノーでは全然ダメだった」ってところでミノーで出してスッキリしてやろう、ということで、ミノーシバリとしました。
つか、俺もTも9割以上はミノーしか使わないので、シバリを作らなくても変わらなかったとは思うのですが。

***

4時ちょっと前に到着し、準備をして出発です。
入渓点まで、ざっくりと1時間半かかるのですが、真っ暗な林道をヘッドライトを点けてウェーダーで歩くのって結構怖いしツラいです。
これが一人で夜明けから行こうと思わせないとこなんだよなあ。

空が白み始めた5時半ちょっと前に入渓点に到着しました。
最初は色々と話していたのですが、なんか歩き疲れて最後はあまり話さえもしなくなっていました。
これからスタートだというのに。

気温はかなり冷え込んでいます。
歩いているうちに、暑くなって上着とかは脱いでたんですが、少し立ち止まると汗が冷えて結構ヒヤっとしました。

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もういい加減疲れたんですが、しょうがないので釣りの準備をします。
まずはアレキサンドラのオレンジ金(アバロンキンギョ?)からスタートです。
この後、アレキサンドラのヤマトイワナ→アレキサンドラのキンクロ→アレキサンドラのグローヤマメとチェンジしていきます。
ハイハイ、アレキサンドラアレキサンドラ。

この時点で水温は6度です。
早くもミノー大丈夫かよ、という声がチラホラ聞こえます(どこから?)
渓相はバツグンですが、やはり水温のせいかチェイスさえありません。

しばらく上がると、そこそこ水深があって、大きめの石が沈んでいるプールがあり、石の横を通すと小さそうですがチェイスがありました。
一投目はトゥウィッチをかけ続けだったんですが、次のキャストではトゥウィッチとストップを連続で繰り返してみると、ヒットしました。

ローリングしているのでヤマメだと思うのですが、小さいです。
そして、ロクにアワセもしなかったので、途中でバレてしまいました。

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これでモチベーションが上がった2人はガンガンと上っていきます。

結局チェイスというか反応があるのは、上記のように大石が沈んでいる水深があってやや(ほんの少し)流れが緩いプールくらいです。
流れが速いところややや緩くても大岩が無いようなところでは全く反応がありませんでした。

しばらく上ると、小規模な落ち込みが連続するような渓相になってきて、狙えるところがどんどん限定されてきます。
確かにスピナーなんかでは良さそうなとこです。

さらにこの後、気温も水温もイマイチ上がりません。
なので、ますますポイントが絞られていきました。

***

後半戦に差し掛かった9時過ぎにやっと待望の一匹が出ました。

そこそこの大きさのプールで大石が沈んでいます。
いわゆる、「今日のポイント」です。

ここに対して、去年から心がけている、プールの1段下から距離をとって狙う、という方法でアプローチしました。
ヒットして、なかなかの引きなんですが、なんかグネグネって感じです。
案の定、自然渓流では去年の第3戦以来のイワナでした。

その後は、同様なポイントでTがヤマメとイワナをそれぞれ1つずつバラし、俺は何度かチェイスがあっただけでした。

***

時間も11時になったので、終了とし、退渓しました。
すでにこの時点でクタクタなわけですが、これから2時間の歩きです。

ちょうど30分くらいの距離を歩いたくらいに、退渓してきたエサ師の方と一緒になりました。
3人のお孫さんのいる65歳の男性なんですが、格好もピシっとしててとてもそうは見えません。
イメージは、本流大物師の細山長司氏です。
実際に、本流もされるとのことですが。

駐車スペースに戻った後、この方が着替えを終えて帰ろうとされていたんですが、その姿は年相応の「おじいちゃん」でした。
いやあ、漢ってのは戦闘服に身を包むと、雰囲気も変わるってヤツですねえ。

色々と貴重な話を聞けました。

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俺が今まで入っていたところはもうちょっと下流部分なんで午前だけとかの釣り方もできるのですが、今回のポイントはちょっと短時間でやるには厳しいです。
仮に11時半に帰宅するとしたら、8時には退渓しないとなりませんから。
ホームグラウンド化は、慎重に考える必要がありますね。

***

宿敵Tですが、散々一緒に色々と釣りをしてはいるのですが、一緒に渓流に入るのが実は初めてでした。

Tは渓流に行くんだったら、日の出から日暮れまで休憩しつつ数箇所をめぐってやりたいタイプなので、短時間集中の俺とは今まではパターンが合わなかったというのが理由なんですが。
子供に合わせてTの時間の取り方も変わってくるでしょうから、今後は少し同行の回数が増えるかもしれません。

で、Tの遡行スピードは、かなり速いです。
1つのポイントをじっくりと粘ってやる相方とは対照的で、そういう意味では、どんどん見切って(諦めて、とも言う)上がっていく俺とはリズムが合います。

Tの釣りのスタイルは、ミノーイングメインではあるのですが、トゥウィッチはほんとんどせずにコース取りで勝負をするスタイルです。
その点は、トゥウィッチ掛けっぱなしの俺とは対照的です。

また、ダウンクロスなんかの攻めも多用したりと、色々と引き出し持っています。
渓流のキャリアにしてはTは俺が知っている限りでも10年以上で、まだフルシーズン2年目の俺からすると色々とためになることがありますね。

普段の他の釣りではあまり深く考えずにほぼ本能で釣っているようなTですので、意外な面を見た気分です。

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コメント

歩いて1時間30分。。。正直メンドクサイですねー。笑
でも魚が居るのなら幾らでも行きますね俺ならば。 爆
でも、もし俺がOpen6Eさんと同じ時間遡行したら。。。。怖
帰ってこれなく。。。。笑

やっぱり水温が低いうち、ウブな魚が多いうちはスピナー、スプーンのカナモノが強いですよね。
相方さんのバラシ含めツ抜け(笑)の結果もそのせいですかね。

ちなみに今年はスプーンまでハンドメ始めたのでルアーボックスの中はハンドメルアーが99%占めそうな気配です。 爆
カナモノはいっぱい持つと重くて。。。 笑

投稿: kid | 2008/03/31 11:16

kid

早速のコメントありがとう。

めんどくさそうやろ?
でもねえ、俺が入ったとこでさえ、中級向けで、ベテラン風な人はもっと源流部に行くんだよ。
片道2時間半とか(笑)

俺も、スプーンとスピナーは一応持っていくんだけど、モチベーション上がらないんだよねえ。
特に、スローリトリーブの状況、これ無理。

この川はね、一度kidと行きたいと思ってるんで、機会があれば是非。

投稿: Open6E | 2008/03/31 11:20

俺もですね、最初は、「渓流でスプーンって、本当に釣れるの???」ってな感じだったので時々スピナー使う位でチェイスが楽しい(笑)ミノーが9割以上占めてたんですが、
そうです、去年の解禁一発目の河津で開眼しました。  笑
特にくの字スプーン。
一回釣れるとスプーンってこんなに釣れるんだって訳で使うようになったんですよね。 
ミノーだと追ってきても掛からない時ってあるじゃないですか。 
そういうときにフォローでスプーンを入れてやると一発です。 笑
スプーンって色々と応用が利くし、こう、技術的なものが必要になってくる場面もあるし、ある意味ミノーより深い釣りだと思います。。。。
1回渓流でのスプーン縛りをやってみると面白いかもしれませんです。 ハイ。
俺のおススメはくの字系はコータックの山女魚とスカジットのプリスプーン。 HUS-LUREは割りと癖が。。。笑 
で、普通のエッグシェルタイプで言うとスミスのピュアですね! 

あ、では、俺が行ったときはOpen6Eさんはカナモノ縛りで。 笑


投稿: kid | 2008/03/31 13:06

あ、ちょっと補足です。 渓流スプーンは早めに引くことが多いです。 ゆっくり引くこともありますが、ミノーを遅くトゥイッチしたのと同じ程度のスピードです。 笑

投稿: kid | 2008/03/31 13:08

お疲れ様です。
週末は申し訳程度に伊東港でシャクっただけでした。結果は「ボ」でした。未だ伊東港エギング釣行(2008.03.29)はエントリーしてませんが、今晩にもなんて考えてます。
釣に行ける時間が絶望的に無い休日ならば諦めも着くのですが行こうと思えば行けたのに行かなかった休日を過ごした次の日は何ともしっくりこないのです。これも意を決しなければ釣に行けない様な環境でなく、生活の一部として釣が出来る様な環境に住んでいる贅沢病ですかね。

それにしてもOpen6Eさんがホームにしておられる辺りの川は必ず手前にゲートが有るのですよね。何時間も歩いて川に入りまた何時間もかけて帰ってくる釣は私にはあり得ない釣ですが、たまには良いかもです。何時kidを呼びますか、きっと私が運転手でしょうから早めに教えて下さいね(笑)

投稿: 部隊長 | 2008/03/31 16:31

> kid

プリスプーンは良く使うよ。
俺の渓流スプーンでの数少ない釣果を出したもの。
ミノーの後のフォローでも数回(笑)結果を出したこともあるんだよ。

というわけで、カナモノシバリ、たまにはいいかも。
つか、スプーンもだけどスピナー教えてほしいよ。


> 部隊長さん

まさに贅沢病です、上から目線です(笑)
反省してください(笑)

必ずしもゲートがあるとは限らないですよ。

例えば俺のホームの小渓流はゲートも何も無いので、短時間勝負ができるんですよ。
今回の川ともう1つ2つくらいじゃないですかね?

というわけで、是非こっちの川もご一緒したいです。
丹沢ランガンとか。
案内させていただく、っていう意味でなく、伊東戦隊が初物でどのように闘うかを見たいんですが。
つか、あんまり初物だからって関係ないっすか、渓流は。

投稿: Open6E | 2008/04/01 10:49

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