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2008年3月の11件の投稿

2008/03/31

2008年 渓流開幕戦

さて、ここで速報を書きました今年の渓流開幕戦ですが、速報のわりにはそこそこ書いています。
ここでは詳細というか補足というか、書いておきます。

***

まず、川の選択ですが、この日は15時くらいまでに帰宅すれば良かったので、ホームグラウンドではなくこの川にしました。
いわゆる丹沢のメジャーリバーです。
一応、名前は出さないでおきます。
まあ、これを読むとわかる人にはすぐわかるでしょうね。

つかですね、今年はこの川に積極的に入ってみて、イイ感じだったらホームリバーを移転をしようかとも考えています。
ただこの川、駐車スペースから入渓点まで、最低20分くらいは歩かないとなりません。
俺が実績のあるポイントでも40分くらい歩きます。

この日は、前週に相方が(バラシも含めて)ツ抜けしたと言っていた区間でやることにしました。

同行者は宿敵Tです。
相方はスピナーメインで好調だったそうなんですが、それを真似してスピナーを使うのはとてもシャクですし、相方が「ミノーでは全然ダメだった」ってところでミノーで出してスッキリしてやろう、ということで、ミノーシバリとしました。
つか、俺もTも9割以上はミノーしか使わないので、シバリを作らなくても変わらなかったとは思うのですが。

***

4時ちょっと前に到着し、準備をして出発です。
入渓点まで、ざっくりと1時間半かかるのですが、真っ暗な林道をヘッドライトを点けてウェーダーで歩くのって結構怖いしツラいです。
これが一人で夜明けから行こうと思わせないとこなんだよなあ。

空が白み始めた5時半ちょっと前に入渓点に到着しました。
最初は色々と話していたのですが、なんか歩き疲れて最後はあまり話さえもしなくなっていました。
これからスタートだというのに。

気温はかなり冷え込んでいます。
歩いているうちに、暑くなって上着とかは脱いでたんですが、少し立ち止まると汗が冷えて結構ヒヤっとしました。

***

もういい加減疲れたんですが、しょうがないので釣りの準備をします。
まずはアレキサンドラのオレンジ金(アバロンキンギョ?)からスタートです。
この後、アレキサンドラのヤマトイワナ→アレキサンドラのキンクロ→アレキサンドラのグローヤマメとチェンジしていきます。
ハイハイ、アレキサンドラアレキサンドラ。

この時点で水温は6度です。
早くもミノー大丈夫かよ、という声がチラホラ聞こえます(どこから?)
渓相はバツグンですが、やはり水温のせいかチェイスさえありません。

しばらく上がると、そこそこ水深があって、大きめの石が沈んでいるプールがあり、石の横を通すと小さそうですがチェイスがありました。
一投目はトゥウィッチをかけ続けだったんですが、次のキャストではトゥウィッチとストップを連続で繰り返してみると、ヒットしました。

ローリングしているのでヤマメだと思うのですが、小さいです。
そして、ロクにアワセもしなかったので、途中でバレてしまいました。

***

これでモチベーションが上がった2人はガンガンと上っていきます。

結局チェイスというか反応があるのは、上記のように大石が沈んでいる水深があってやや(ほんの少し)流れが緩いプールくらいです。
流れが速いところややや緩くても大岩が無いようなところでは全く反応がありませんでした。

しばらく上ると、小規模な落ち込みが連続するような渓相になってきて、狙えるところがどんどん限定されてきます。
確かにスピナーなんかでは良さそうなとこです。

さらにこの後、気温も水温もイマイチ上がりません。
なので、ますますポイントが絞られていきました。

***

後半戦に差し掛かった9時過ぎにやっと待望の一匹が出ました。

そこそこの大きさのプールで大石が沈んでいます。
いわゆる、「今日のポイント」です。

ここに対して、去年から心がけている、プールの1段下から距離をとって狙う、という方法でアプローチしました。
ヒットして、なかなかの引きなんですが、なんかグネグネって感じです。
案の定、自然渓流では去年の第3戦以来のイワナでした。

その後は、同様なポイントでTがヤマメとイワナをそれぞれ1つずつバラし、俺は何度かチェイスがあっただけでした。

***

時間も11時になったので、終了とし、退渓しました。
すでにこの時点でクタクタなわけですが、これから2時間の歩きです。

ちょうど30分くらいの距離を歩いたくらいに、退渓してきたエサ師の方と一緒になりました。
3人のお孫さんのいる65歳の男性なんですが、格好もピシっとしててとてもそうは見えません。
イメージは、本流大物師の細山長司氏です。
実際に、本流もされるとのことですが。

駐車スペースに戻った後、この方が着替えを終えて帰ろうとされていたんですが、その姿は年相応の「おじいちゃん」でした。
いやあ、漢ってのは戦闘服に身を包むと、雰囲気も変わるってヤツですねえ。

色々と貴重な話を聞けました。

***

俺が今まで入っていたところはもうちょっと下流部分なんで午前だけとかの釣り方もできるのですが、今回のポイントはちょっと短時間でやるには厳しいです。
仮に11時半に帰宅するとしたら、8時には退渓しないとなりませんから。
ホームグラウンド化は、慎重に考える必要がありますね。

***

宿敵Tですが、散々一緒に色々と釣りをしてはいるのですが、一緒に渓流に入るのが実は初めてでした。

Tは渓流に行くんだったら、日の出から日暮れまで休憩しつつ数箇所をめぐってやりたいタイプなので、短時間集中の俺とは今まではパターンが合わなかったというのが理由なんですが。
子供に合わせてTの時間の取り方も変わってくるでしょうから、今後は少し同行の回数が増えるかもしれません。

で、Tの遡行スピードは、かなり速いです。
1つのポイントをじっくりと粘ってやる相方とは対照的で、そういう意味では、どんどん見切って(諦めて、とも言う)上がっていく俺とはリズムが合います。

Tの釣りのスタイルは、ミノーイングメインではあるのですが、トゥウィッチはほんとんどせずにコース取りで勝負をするスタイルです。
その点は、トゥウィッチ掛けっぱなしの俺とは対照的です。

また、ダウンクロスなんかの攻めも多用したりと、色々と引き出し持っています。
渓流のキャリアにしてはTは俺が知っている限りでも10年以上で、まだフルシーズン2年目の俺からすると色々とためになることがありますね。

普段の他の釣りではあまり深く考えずにほぼ本能で釣っているようなTですので、意外な面を見た気分です。

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2008/03/30

量産型?

前日に体を酷使したので、昨晩はそこそこ早い時間に泥のように眠りにつきました。
で、今朝は5時半に起床して多摩川に出撃です。

***

いつものポイントに行ってみると、全く瀬着きがありません。
こんな状況なので近くに他の釣り人はいませんでしたが、下流側の対岸にいるフライマンがポツンポツンとヒットさせています。
ただ、ポイントというか瀬着き自体は非常に小さく、そこに入れてもらって釣りをするという感じではありません。

なので、下流方向に歩き、瀬を見つけては少し待ってジャバジャバやらないかを観察し、また下流に歩く、というのを繰り返していると、そこそこの頻度でジャバジャバやっているところを発見しました。

とりあえず、やや深いところから結構浅い瀬の方向に黒のマラブーを流してみると、数投目でヒットです。

すげえパワーでラインを出され、ヒーヒー言いながら寄せてくると、何か違います。
いわゆるオレンジと黒の小粋なツートンではなく、銀灰色というか、いわゆる鯉の色です。

でも鯉ではなく、顔は細長いキツネ野郎みたいな感じです。
なんとかランディングをしたのが、こいつ。

F1000026

俺は、量産型ザクのように、量産型のマルタかと思いました。
多分、ニゴイですよね?

サイズはなんと約60cm。
そりゃあトルクありますよ。

それにしてもキモい。
マルタもなかなかキモいですが、こいつはもっとキモい。
アゴの下が白くなってるのがキモい。

***

というわけで、こんな感じで深場から瀬に出てきて、本流にさしてくるルートを待ち伏せするイメージで2時間ほど楽しみました。
結果は60センチを頭にニゴイが4本、マルタは40センチ台が2本でした。

歩くのにもつらい全身筋肉痛ですが、釣りをしているときは忘れるんですよねえ。
ただ、帰宅したら、今度は腕までもパンパンになっていました。

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2008/03/29

2008年 渓流開幕戦速報

今日、宿敵Tと2008年の渓流開幕戦に行ってきました。
午前2時に出発し、4時に到着、5時半入渓で11時退渓、14時半くらいに帰宅でした。

結果、俺が巨大イワナを1ゲットでヤマメかイワナかわかりませんが1バラシ、Tはヤマメ1バラシとイワナ1バラシでした。

F1000025

しまった、左下隅に指が写ってしまった。
そうです、去年のシーズンオフに今までのネットを失くしてしまったんで、その前に使っていた小さいネットに変えたんです。
これを、「小ネットで魚を大きく見せる作戦 by 部○長さん」と言います。

パーマークがはっきりした、久しぶりのイワナでした。
サイズは20センチちょい。
ヒットルアーはもちろん、アレキサンドラでカラーは黒金でした。

***

万歩計によると、今日の結果は

  • 歩数:26181歩
  • しっかり歩行(連続10分以上、分間60歩以上の歩行): 20996歩(191分)
  • 消費カロリー: 1271kcal
  • 燃焼脂肪: 85.7g
  • 歩行距離 18.58km

どうっすか、この歩きっぷり。
もう、帰りの運転でブレーキが踏めないくらい足腰背中肩が棒のようになっています。

***

取り急ぎ、速報でした。

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2008/03/27

朝マルタ

昨日、1時前に床につくことができたんで、朝練を兼ねてマルタをやっつけに多摩川に行ってきました。

朝6時に起きて腹痛待ちの後、6時20分くらいに家を出ました。

現場には釣り人もいないかわりに魚もいません。
今日もマルタはお休みみたいでした。

その他上下流のポイントを見て回ったんですが、どこも異常なし。
ライズというかモジリというか、生命感はあるんですが、瀬着きのバシャバシャは見れませんでした。

結局、竿も出さずに帰宅しました。
早起きしたんでもう眠いっす。

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2008/03/26

世界の若人

最近、地上波やBSやCATVで放映される映画をせっせと予約録画したり、よさげなDVDを借りてきたりしています。

で、映画見る気満々モードなのに、平日夜中に帰宅して見出したら10分くらいで落ちてしまう。
こんなことだから見てない映画が溜まる一方、こんなことだから朝起きれなくてヒソカにたくらんでいる平日朝マルタにも行けない始末です。

***

昨日見たのは、浅野忠信主演の1999年公開の「鮫肌男と桃尻女」という作品です。
エロい映画かと思って、念のため(かなり真剣に)あらすじとかを見てみると、俺の好きそうなハデでバカでロードムービーな香りがプンプンです。

実際に見てみると、実にビンゴ。
なんつーか、北野映画とかモンキーパンチとかアメリカンニューシネマとかゴダールとかそういう雰囲気がバリバリ。
ニヤニヤしっぱなしの浅野忠信もいいけど、ナイフの使い手ヤクザの岸部一徳もいい。

でもですねえ、この作品、何よりも異彩を放っているのが、殺し屋「ヤマダ」です。
とにかく、キモい。
キモいだけに、リアルな凄味がある。

で、この俳優さん、どう見ても皆さんご存知のアイツなんですよねえ。
が、役者名は「我修院達也」と、聞いたこと無い人。

いやもう、気になって気になって、今日ついに公式ホームページを見に行きました。
やっぱりね。
やっぱり、そうだったんだ。

だから、このエントリのタイトルは、世界の「わこうど」ではなくて世界の「わかと」なんですよ。
やっぱり若人あきらかよ!

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2008/03/24

そろそろ開幕戦?

そうなんですよ、気がつけばプロ野球パリーグ開幕で、我がホークスは開幕三連勝と絶好の滑り出しでございます。
昨日も午後にテレビでずっと見てたんですが、パっとしないオーダーの割にはソツが無いっすね。
案外こういう年の方がすんなり優勝できるのかも、と思ったり思わなかったり。

***

先週末、当ブログには久々に登場の相方から渓流に誘われていました。
が、ヤツの計画では早朝の暗いうちから林道歩いて日が沈むくらいに退渓するというもので、休日とは言え終日釣りに費やすことができない俺にはちょっと難しいものでした。

そんなわけなんで、週末はまたもやマルタに決定。
で、土曜昼ごろと日曜朝にブラっと見に行ったのですが、全く瀬着きが無い状況。
ファーストランが去ったんでしょうかねえ?

結局、両日ともにウェーダーも履かず、一投もせずに帰ってきました。

***

で、相方の結果ですが、渓流ルアー初挑戦のヤツと2人で出撃したらしく、スピンナー(開高健風)メインでバラシを含めてツ抜けした、とのことでした。

バラシを釣果に含めるところが見栄っ張りなスケベラッキョらしいところですが、それにしてもなかなかうらやましい釣果です。

去年は解禁早々に出撃したのですが(そして大変な目に遭ったのですが)、今年はまだ渓流に行っていません。
そろそろ開幕戦をやりたいんですが、ホームグラウンドの小渓流、いまだに台風被害で砂に埋まったままなんじゃないかとかを考えると、昼前に帰宅するパターンでできるところがあまり無いんですよねえ。
それが二の足を踏んでいる理由でもあるんですが。

気合い入れて仕事をマキマキして、平日休みを取って行こうかなあ、とか夢見ています。
まあ、いずれにしても、4月になってからかなあ。

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2008/03/20

まっすぐ口元に送れ!

せっかくの休日なんですが昨晩からずっと雨のため、結局どこにも出撃できませんでした。
というわけで、先週末のマルタについて、ちょっとメモを書いておきます。

***

まずはここにエントリしています、土曜日夕方の釣行についてです。

もともと、マルタの花道(期間限定でマニア→マルタだそうです)のMANI-HANAさんから、前週の俺のエントリへのコメント

「小指の第一関節くらいのナツメ錘りをフライから30センチくらいの所に噛まして、群れの上流へ落とし、フライだけが先行して流れるようなイメージで」

というヒントをもらっていました。
それなら、と0.4グラムのショットにして、ダウンクロスで流してみました。
が、何も起こりません。
近くで釣ってらっしゃるベテラン風の方々はそこそこコンスタントに釣果を上げていらっしゃいます。

ダウンでやったりアップでやったりしてみましたが、結局ワケがわからないので現場にいたベテラン氏に色々とお話を伺いました。
曰く

  • フライは、テールがヒラヒラしたもの。ウィングは無くて良い。フライ自体にビーズヘッドのようなオモリも要らない
  • オモリはもうちょっと大きいものをフライから50センチくらいのところに打つ
  • オモリのせいで普通のフォルスキャストはできないから、オモリの重さで打ち込むようにキャストする
  • ジャバジャバの先頭に対してほぼクロスで打ち込み、流す
  • ラインが止まったりアタリを感じたら、アワセを兼ねてピックアップする

という感じだそうです。

MANI-HANAさんがおっしゃっているように、少し重めのオモリを使うのでティペット/リーダー/フライラインより先にフライが流れるのがキモだそうです。
つまり、流れに並行に上流から下流方向にまっすぐフライを流し、口元に送るっつーわけです。

マルタから見ると、フライは上流を向いているので、その流れでテールがフワフワしつつ自分に寄ってくるからパクンと食ったろか、となるんでしょう、きっと。

というわけで、ちょっと試してみました。
大きめのショットがなかったので、ベテラン氏のつけているのと同じくらいになるように手持ちのスプリットショットを連結しました。
現時点で0.4グラムを3つ、合計1.2グラムになったわけです。

キャストですが、これはMANI-HANAさんもコメントに書いてくださいましたし、このベテラン氏もおっしゃっていたように、「正しくない」フライキャスティングです。

ちょっとずつ、群れに対して距離を詰めていきながら着水点を調節しました。
うまく着水したので流し、1-1.5メートルくらい流してピックアップ、そのイキオイでまたもやキャストです。
むしろ、テンカラですね。
ものすごく手返しもいい。

で、数投目、ラインがフっと止まりました。
すかさずピックアップすると、いきなりゴゴゴンと来て、一気に走り始めます。

ついにヒットしました。
俺がフライで初めてヒットさせた魚は、いきなりリールファイトを要求してきました。
結局、40センチ後半から52センチまでが、口で4匹、スレで7匹キャッチすることができました。

が、この日は9フィート4Xのリーダーを2/3くらいに詰めて4Xのティペットをつけていたのですが、アワセで切れることもあり、あとはショットがやたらと落ちるという面倒クサさもありました。

俺がやってるときに、対岸からダウンクロスで流している人がいたんですが、ちょっと気になってしまってこっちが諦めて上がってしまいました。
まあ、結構釣れてオナカイッパイだ、ってのもあったんですが。

「普通の」フライ釣法で流れ対してまっすぐに流そうとすると、数メートルから数10メートルほどのスペースを取ってしまうことに対して、この釣法だと、クロスでガンガン打ち込むので群れにあまりスペースを取らないので、1つのポイントで沢山の人が楽しめるんですよ。

とりあえず、帰宅途中に釣具屋に行き、1グラムちょいのカミツブシを買いました。

***

エントリには書きませんでしたが、翌日は朝から出撃しました。
店を終わってそのまま駆けつけた店長Qと、ポイント目の前に住むファンタジスタS君も参戦です。

この日はリーダーを3Xにして、かつティペットがわりに2号のハリスをつけました。
かつ、昨日かった大きめのカミツブシです。
これで序盤から絶好調です。
口ガカリだけで軽くツ抜けはしたと思います。

終盤、完全なクロスよりも若干アップクロスに投げ、かつ、フライとショットの距離を60-70センチくらい取ってみると、ほぼ口ガカリだけでした。

***

店長QとS君はフライはやらないのですが、前日に状況を伝えておきました。

店長は、固めの渓流竿(ノベ竿)にショットをつけたテンカラをやったり、スピニングタックルでいわゆる「スプリットショットリグ」をやったり、挙句の果てはアメリカ製のベランベランのベイトロッドをキャロライナリグにしてその先に極小のクランクベイトをつけて釣ったりしていました。

ノベ竿は面白そうでした。
魚がかかったら、そのまま一緒に走って、なんとかランディングするってのが、漢(おとこ)の釣りって感じです。

スピニングタックルでの釣りは、フライ以外では一番堅実でした。
つかこれって、去年のサンペイボーイのように、メバルワームなんかをスプリットショットリグでやると釣れそうだと思うんですが。
ワームはレギュレーション違反なんでしょうか?

あと、ベイトタックルのキャロライナクランク、なかなかイイ感じでした。
上記したように、オモリから流れに並行にまっすぐクランクが流れてきて、しかもクランクそのものは上流を向いているので勝手にケツを振るみたいですし。

S君は、鮎のコロガシ用の長い竿を持ってきて、そいつで挑んでいました。
本流の真ん中で長い竿を両手で操るところ、なかなかカッコ良かったです。
一発でヒットさせ、最後のランディングで一発で竿を折られたときは、不憫ですが笑えました。

あとは懲りずにスプーンとかスピナーとかをやっていましたが、やはりヒット率は格段に低かったみたいです。
S君的にはかなり消化不良だったみたいで、また月曜朝に出撃して、トレーラー釣法(ショットの代わりにスプーンをつける)でそこそこ楽しめたみたいです。

***

というわけで、今年もマルタがオンシーズンに入りました。

この釣り、小難しくなく、オリャーっと投げてガツーンっときてヒーヒー言いながらランディングしてすぐにオナカイッパイになるけど、人がヒーヒー言ってるのを見たらまたイキたくなってオリャーの繰り返し。

なんか、弓角的なバカバカしさがあります。
ここの「回遊魚」のところで弓角について書いたみたいに、弓角同様、シンプルでタフなオンナコドモはスッコンでろ的な漢のバカバカしさが詰まった釣りですね。

短いシーズンですが、できるだけ楽しみたいです。

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2008/03/15

初の素人

今日の午後、14時から17時くらいまで多摩川に出撃しました。
狙いはマルタです。

まだ、瀬着きのジャバジャバは少ないとはいえ、だいぶ上がってきているみたいです。

結果、52センチ(2キロちょい)を頭に、口がかりが4本、スレが7本、バラし多数でした。
手がパンパンです。

F1000023

フライで初の野生魚は、いきなりのリールファイトでした。

ノーガキは週明けにでも。
取り急ぎ、速報でした。

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2008/03/11

やっと海

先週末のこと。
土曜朝イチにマルタに行って、そのイキオイで夜の予定を決めてしまいました。

久々の海です、やっと海です。
とりあえず、宿敵T、ファンタジスタS君と協議の結果、いつものポイントにヤエン&メバル狙いで出撃することになりました。

ただ、Tは昼から用事があるらしくそれに合わせて寝ておきたいので、現地で3時くらいまで釣りをして、それから車の中で寝る、とのことです。
だから出発を早くしてくれ、と。
というわけで、22時に出発する、ということに決まりました。

***

21時を過ぎ、そろそろ出発のための儀式である腹痛待ちをしながら携帯のRSSでブログを見回っていると、釣庵まこさんのリアルタイム速報が入っていました。
何か調子が良いようで、こっちのテンションも俄然上がります。

***

日曜に釣果を出して、調子に乗って平日にボウズを食らったS君の情報によると、かなり海藻が茂っていて、とにかく釣りが難しい、とのこと。
海藻を回避できる釣り座も限られているようです。

なので、現地には23時過ぎに到着し、まずは釣り座を確保します。
到着時刻は大潮のド干潮の頃ですし、もしかしたら全然釣りにならなかったりするかもしれないので、一応、アジは1人3匹ずつ購入しておきました。

まあ、風も無いし、寒くもないし、良い気候ですのでのんびりやろう、ということにし、まずは第一投の後にビールで乾杯です。
ちなみにTは第一投からドロボー猫の洗礼を浴びていました。

***

のんびりとやってはいますが、やはりアジが海藻に巻いて、すぐに動きが止まってしまいます。
なかなか厳しいですなあ。

S君が周りの同業者にインタビューした感じでも、相当シブいみたいです。
ココ最近、気温は上がってきていますが、水温は下がっているみたいですし。

ボケっと待っていてもしょうがないので、メバルタックルをセットして交代で探ってみますがこれまた沢山の海藻にからんでイマイチいいとこナシです。

***

ピリっとしないので、焼酎のお湯割りに恒例のホルモン鍋をつつきながらワイ談などして時間を潰します。

アジを3匹追加して粘りましたが、朝4時半過ぎまで全く何も起こりませんでした。
Tは荷物を片付け、車で寝始めました。
俺も横になって竿先を見ながらウトウトです。

すると、俺のリールが逆転します。
キタ!来たのか?と思い、しばらく待つと竿先が止まりました。

これは抱いてるね、間違いない!とタイマーをセットしてヤエンを準備します。
そしてS君を起こしてタモのサポートを頼みます。

4分ほど待って、聞きアワセをしてみると、グーン、と走ります。
なんかコツコツ感があるんですが、アジがこんなには走らないだろ、と思い慎重に行きます。
ヤエンを投入し、送り込みつつ寄せてくると、グーンって走りつつもコツコツ感があります。

「これ、魚かもしれんぞ。なんかコツコツする」
と言うと
「その竿の動きはイカですよ。慎重に行きましょう」
とS君。

ヤエンを入れ、寄せてくるのですが抵抗のジェット噴射がありません。
結局、上がってきたのは無傷のアジでした。

もう、情けなくて、気絶するように眠りにつきました。

***

目が覚めたのが5時半ちょっと過ぎ。
思ったより熟睡しました。

今くらいの季節だと、6時が近くなるともう明るくなってきます。
起きて、モゾモゾとしていると、S君も起きてきました。

とりあえず、偏光をかけて水中を見て、ここってところにキャストして、メバルを狙ってみると、BINGOでした。
20センチの元気のいいヤツでした。

F1000021 F1000020

これで、寒い寒いと言っていたS君もテンションが上がります。
2人してメバル狙いで目ぇ吊り上げてキャストしています。

***

S君がちょっと遠目のポイントでメバルをやっているとき、ヤツのリールが逆転します。
1回のストロークはそれほどではありませんが、いかにもなイカのアタリです。

このまま大アワセをして逃がしてやろうかと悪魔が囁きましたが、一応電話して呼び寄せます。
慌てて戻ってきて、聞きアワセをすると、どうもイカのようです。
ここで待たないのがファンタジスタ流で、速攻でヤエン投入です。

慎重に時間をかけて寄せてくると、なんと海藻です。
ヤエンに海藻がかかって、アジに到達していません。
が、アジのところにはイカが抱いています。

イカがアジを離したので、すかさず回収し、海藻とヤエンを外してイカのいそうなところに再投入です。
見事に抱きなおしました。
結構な近場だったので、速攻でヤエンを投入すると見事にフッキング、390グラムのアオリをゲットです。

ムキー!
やっぱり大アワセで逃がしておけば良かった!

***

というわけで、朝7時ちょい過ぎに終了としました。
イカはダメでしたが、久々の海釣りで久々のメバル、イイ気分です。

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2008/03/08

本流フライ師 2008

06:00-08:00で多摩川ファンタジスタS邸前に出撃しました。
狙いは今年初のマルタ、フライでの野生魚初挑戦です。

現場はルアーマンフライマンが最初3人で後から1人、対岸から3人くらい現れました。

単発のジャバジャバはあるけど、まだ瀬に着いてなく、深場にいるようでした。
ベテランフライマンの話では、もうちょっと(数分なのか数時間なのか数日なのかは不明)で上がってくるだろうとのこと。

というわけで異常ナシ。

フライはモスグリーンのマラブーに0.2グラムのショットつけてマーカー見ながら流しました。
フライの種類とか色とかはあまり関係なく、ヒラヒラしたのを目の前に送り込めれば食うとのことです。

どう流せばいいのか、アップなのかダウンなのか、リトリーブがいるのかナチュラルドリフトなのか、ナチュラルドリフトならラインメンディングをどうすればいいのか、など解らないことだらけでしたが楽しめました。
また頻繁に出撃します。

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2008/03/03

縁遠し

先々週、いよいよ釣りに行ける状態になったので出撃予定が、バーさんが亡くなってしまい流れてしまいました。

で、先週です。
週末はなんとかなりそうな方向にモロモロを片付け、様子を伺っていました。

金曜時点で宿敵TファンタジスタS君に連絡を取ってみると、宿敵Tが土曜夜(日曜未明)から日曜午前ならOKとのこと。
渓流解禁ではあるのですが、人も多いだろうし、まだ早いだろうからイカ&メバルアラカブに行こうということにしました。

***

金曜日、2月半ばからスタートしたプロジェクトのキックオフで夜から飲み会に。
調子に乗ってクライアントを引き連れて3時くらいまで飲んでいました。

帰宅し、スーツのまま6時半くらいまでリビングで冷凍エビのように丸くなって寝てしまい、ベッドに入って再度起きたのが8時半。
酒は残っているし眠い眠い。

で、午前中の用事を半分眠りながら済ませたところ、午後にポッカリと時間が出来ました。

ここで寝れば良かったのですが、釣具をゴソゴソいじって準備していたらいくつか足りないものが出てきたので、釣具屋にGo。
そこで買い物を済ませて帰宅すればよかったのですが、なんとなく釣り欲が出て、カンツリへGoです。

***

カンツリに着いたくらいから風が強くなってきて、キャストがままならない状況です。
でも金は払ったんで必死でフライを投げますが、久々なもんでうまく飛びません。
もう大丈夫だろうと最近朝練をやっていなかったんですが、風を差し引いてもかなり下手になっているようです。
バックキャスト時にラインの重みが乗った感が無いんですよねえ。
朝練再開しようかなあ。

で、結果として、ドライでは2回ほどアタックがありましたが乗りませんでした。
結局2時間ちょいで、マラブーとエッグでぎりぎりツ抜け程度です。

結果はイマイチでしたが、2ヶ月近くぶりに釣りができたことに満足です。
俺の中では復活です、復活ロマンポルノと言えば(以下略)。

***

夕方帰宅し、酒も飲まずに夕食を取って、24時の宿敵Tのピックアップ時刻を待ちます。
22時半くらいから猛烈に眠気が襲ってきて、一応、アラームをかけて仮眠をしました。

で、気がつくとグッスリです。
時刻は朝5時。
携帯を見ると宿敵Tからのメールや着信が沢山です。

うわあ、やっちまった。
その場で謝りのメールを入れて、また寝ました。

翌朝電話をしてみると、結局Tも諦めて帰ったそうです。
申し訳ないことをした。

***

それにしても先々週といい、昨日といい、最近タイミング悪すぎです。
なんか、縁が離れていっているような気分です。

***

ちなみにファンタジスタS君は、昨日なんかのマラソン大会かなんかだったようですが、マラソン終了後に釣行し、750グラムのアオリを上げたそうです。

ムキー!

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