夏合宿パート1 - 2日目
今朝は4時に出発をして、狩野川支流の徳永川を目指しました。
ちょっと迷って5時過ぎに駐車ポイントと入渓点を見つけましたが、まだ入漁券を買ってないってのもあるので、まず川を見に行きました。
結構こじんまりした川です。
なるほど、Kidが好きそうな感じです。
どうしようかちょっと考えました。
前日の成果にキモチが引っ張られていて、水深とか太い流れにこだわってしまっているのです。
ちょっと保留にして、大見川を見に行くことにしました。
途中で入漁券を置いてそうなコンビニもみつけました。
大見川は結構大きな川で、渓流というよりは本流って感じです(俺の感覚)。
よし、ここに入ろう、と思って回りを見渡すと、鮎師がそこらで準備しているではないですか。
ここに入っていって、縦横無尽にトゥウィッチングをカマす豪胆さは俺には無いっす。
なるほどね、部隊長さんが「支流がいいよ」と教えてくれたのは、支流の方が釣れるというよりは、本流だと鮎師が入ってきて釣りにならない、ってことなんやね。
***
というわけで、次はこれまた部隊長さんオススメの吉奈川を目指して天城方面に激走します。
当然、「あんまぁぎぃぃぃ、ごぉぉえぇぇ」と車内で一人で「天城越え」を熱唱しています。
ただし、メロディも歌詞も「あんまぁぎぃぃぃ、ごぉぉえぇぇ」のとこしか知らないので、その部分だけループです。
ヒップホップ的スクラッチ的アプローチっすね、つか壊れたレコード。
で、快調に走っていたのですが、猛烈に眠くなってきました。
さっき食ったコンビニおにぎりが消化を始めたみたいです。
眠気をこらえるために、喉も裂けんばかりの勢いで「あんまぁぎぃぃぃ、ごぉぉえぇぇ」を熱唱しコーヒーをガブガブ飲み、タバコをプカプカ吸いました。
なんとか眠気が遠のき、またギラギラな俺が戻ってきたんで、天城峠を激走、下りのスペシャリストとしてハングオンです(バイクかよ!)。
・・・つか、下り?
下ったら河津じゃないの?
吉奈温泉んとこ入るんじゃなかったっけ?
どうも、通り過ぎたみたいです。
ずーっと前に。
***
俺にはやっぱり河津が似合う、河津の本流で一発勝負だ!
と昨日よりやや下流の湯ヶ野温泉のあたりから入渓を試みるために町営駐車場に行きます。
するとすると、準備が終わったばかりの鮎師にすれ違いました。
そして、俺が想定しているポイントにまっすぐ向かっているではないですか!
さっき大見川で学んだことをもう忘れています。
ここでちょっとテンションが下がってしまい、仮眠を取ることにしました。
まだ釣りもしていないのに仮眠です。
で、起きたら小一時間経ってました。
もう7時45分くらいです。
***
仮眠を取ったことでアタマがスッキリし、テンションも上がってきました。
よしきた、じゃあ、大鍋川だ。
部隊長さんのオススメは、大鍋川を結構上がったところだったんですが、まだ太い流れに未練がある俺は「もしかした本流に入れるかもしれない」と河津本流との出合いに行ってしまいました。
そしたらきっちりといましたね、鮎師。
それにしても学習能力ねえなあ、俺。
***
それでも懲りない俺は、パパパっと支流やってもう一度本流に戻ってくるために、出合いから釣り上がることにしました。
もう時刻は8時を過ぎていましたが、先行者はいないようです。
というわけで、家を出て4時間くらい経ってやっと釣り開始です。
しょっぱなからチビのチェイスはあります。
が、そこそこ以上のサイズのチェイスはありません。
しばらく上がると、やっとヒットです。
しかしこれもU-15のリリースサイズです。
今日は20オーバーじゃないと写真は撮りません!
***
このあたりで、Mjinにチェンジです。
フックはKidが巻いた地獄鉤(?)が付いている方です。
もうちょっと上がって、そこそこの水深があるところに来たので着水と同時にジャークで、ストップを絡めたトゥウィッチをしていると、ゴンゴンとヒットです。
なかなかのサイズか?と思い、慎重にランディングすると、なかなかのサイズのウグイでした。
ミノーでウグイを釣ったの初めてです。
珍しいから写真撮っておきます。
恐るべし!地獄鉤!
***
さらにもうちょっと行くと、多分今日イチと思われるポイントに到着です。
流れと90度に落ち込みになっていて、ブッツケになった後にこっちに流れてくるので、ブッツケ側が深くなっているというところです。
まずは落ち込みに向かってキャストし、ブッツケまで流した後にトゥウィッチをすると、25くらい?のなかなかのサイズのチェイスがありました。
今までの俺だったか、同じようなことを2度3度と繰り返すでしょう。
で、チェイスが無くなって終了、と。
が、今日の俺は一味違います。
ここで一旦休憩です。
水を飲んでタバコを吸って、股間から水を出します。
そして、Mjinのチューニングです。
この前、Mjinの地獄鉤じゃない方はヴァンフックの#10を付けた、と書きました。
これだとどうもフックが重過ぎるようで、動きが地味になってしまいました。
そりゃそうだ、地獄鉤に比べるとかなり重さは違いますね。
なので、今度はカルティバの#10にしてみました。
少し下流でスイムテストをしてみると、だいぶ俺好みにバタバタと泳いでくれるようになりました。
が、まだもうちょっとバタバタして欲しい。
というわけで、テールフックを取って、ベリーフックのみにしてみました。
うん、これだったらイイ感じ。
そして、再度タバコを一本吸って、再度股間から水を出します(頻尿)。
ミノーをアレキサンドラのヤマトイワナにチェンジし、いよいよ試合再開です。
ルアーを変えるあたり、俺もイッチョマエだねえ。
さっきと同じようにキャストしますが、もちろん何も起こりません。
もう一回同じようなキャストをしたつもりですが、流しが足りなかったみたいで、落ち込み側のカケアガリに沿ってリトリーブとなってしまいました。
そしたら、これまたさっきと同じくらいのサイズがチェイスしてくるではないですか。
もう1回待つか?
水吸ってタバコ飲んで股間からタバコ出してMjinのフックを変えてスイムチェックしてまた股間からタバコを吸って試合再開です。
今度はアレキサンドラのキンクロにチェンジです。
今度は一発で出ました!
が、U-15リリースサイズでした、ありがとうございます。
***
結局このポイントは諦めて、もうちょっと上に行きます。
すると、多分今日イチと思われるポイントに到着です(またかい)。
ここでは、水深のある太い流れの脇に岩がある、という昨日の勝ちパターンです。
もうもらった、キャストさえミスらなければ獲れる!
といわけで、慎重にキャストです。
アップクロス45度、見事に思ったとおりの場所に着水です。
すかさずトゥウィッチを開始すると、思ったとおり、岩の上でギラっとしました。
そして、思ったとおりのタイミングでヒットしました。
が、思ったとおり、フックには触りましたが乗りませんでした。
思ったとおりです、ありがとうございます。
***
大鍋川ではチビアマゴを2ゲット、まあまあのウグイを1ゲット(哀しい)で終了としました。
この時点で10時ちょい過ぎ。
退渓して道を戻り、まだ本流を捨てきれない俺は大鍋川出合いを見てみると、きっちり鮎師います。
もう本流は諦めました。
というわけで、支流勝負で荻ノ入川に行きました。
まずは堰堤上の、前回部隊長さんと退渓したあたりから入りますが、日が差してまったく釣れる気がしません。
そのまま退渓して一気にキャンプ場くらいまで戻りました。
そうです、鵜殿さんとKidにあやかって、俺も40オーバーのニジを釣ってやろうという魂胆です。
まあ、もちろん、小鳴きもしませんでしたが。
荻ノ入川、渓相は悪くないんですが、流れがイマイチなのか、やたらとコケがあり、岩がヌルヌルしています。
結構危険な感じでもあり、ヌルヌルがあるとテンションが上がらないんで、11時半ごろ退渓し、今日は終了としました。
***
今日はショッパかったっすね。
でも、大鍋も荻ノ入も、今までだったらキャストもせずにスキップしたり、あんまり粘らないようなポイントも目につくようになりました。
そういう意味では以前よりも支流なんかの小渓流でも楽しめるようになったのかもしれません。
で、最終日の明日です。
明日はランチを取った後に、すぐ電車に乗って帰ろうと思っているので、10時半とかには退渓しないとなりません。
さあ、どうしよう。
今のところ考えているのが、なんだかんだと未練を残さないために、狩野川支流は股の機械として、明日は鮎師が現れる前の早い時間から河津の本流に入ろうと思っています。
どこからどこまで入るかは、今から水系図を見てじっくり考えます。
以上です、キャップ!
| 固定リンク
「釣り:渓流ルアーフライ」カテゴリの記事
- 夏合宿2013 初日(2013.08.14)
- プレ夏合宿2013: 初日 プチトライアスロン(2013.07.20)
- プレ夏合宿2013: 準備編(2013.07.18)
- [春合宿2013] 5/4 & 6(2013.05.13)
- [春合宿2013] 5/1-2 運命の2日間(2013.05.10)
「釣り:合宿」カテゴリの記事
- 冬合宿2013-2014: (4) 1/2-4(2014.01.06)
- 冬合宿2013-2014: (3) 12/31(2013.12.31)
- 冬合宿2013-2014: (2) 12/30(2013.12.30)
- 冬合宿2013-2014: (1) 12/29(2013.12.29)
- 冬合宿2013-2014 直前リポート(2013.12.26)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
股の機械て
どんなギミック仕込んでんのっつ~話(^O^)
投稿: B-ひで | 2008/07/20 16:52
ひでさん
どうもです。
俺の股の機械、欠陥品です(泣)
投稿: Open6e(携帯) | 2008/07/21 12:20
どうもどうも。
きっちり天城越えする辺り素晴らしい「やっぱの河津が好き」ってか(笑)
それにしても大見川で竿を出さなくて正解です。おそらく書いてある辺りは既にルアーフライは禁漁のエリアです。狩野川の鮎釣り師はルアーマンには厳しいよ。
それと河津川も鮎釣り師が入るエリアは連日川の中を移動したり立ち込みしているので人的プレッシャーが掛かりナーバスなアマゴに為っているので難しいのです。上手い人はきっちり獲りますけどね。
投稿: 部隊長 | 2008/07/25 17:35
部隊長さん
そうなんですよ、実はなんとか無理してでも狩野川水系に行こうとしないのは、河津で満足できちゃうし、むしろ河津の方が楽しかったりするんですよ。
あと大見川。
すでに禁漁なんですか。
狩野川漁協のサイトからは、それは読み取れなかったです。
いずれにしても竿出さなくてよかった。
また行きましょう、遊んでください。
投稿: Open6E | 2008/07/26 09:00