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2008/07/21

夏合宿パート1 - 最終日

さて、いよいよ最終日です。
昨日のエントリで宣言したように、最終日は初日の大堰堤より下流の本流コースに入るつもりでした。

ですので、鮎師が動き出す前に入渓するために、さらにこのコースは水深のある押しの強い流れの中を川通しで遡行する体力と集中力を維持するために、昨日は22時前に床につきました。

ぐっすりと眠っていた午前1時過ぎ、右耳後下に激痛で目が覚めました。
何が起こったかしばらくわからなかったんですが、俺のマクラのあたりからムカデがピャーっと走って逃げていきました。

かかか、咬まれたー、ムカデに咬まれたー。
とりあえず、どうすればいいのかわからないので、その場で寝ぼけながら携帯でググってみたら、咬まれたところを痛いくらい強くつまんで毒を出して、アンモニア系の消毒薬を塗っておくように、とのことです。
アンモニア系は自家精製するしかないんで、とりあえず痛いところを親のカタキのような勢いでつまんでみました。
すると、そのまま寝てしまい、朝起きたらもう治ってました。

とか言って、遡行中に毒が脳に回ってぶっ倒れたりしたらヤだなあ。

***

というわけで、3時に起床し、準備をして出発しました。
現地には4時過ぎに到着し、準備をして明るくなるのを待ちました。
4時半くらいにいけそうな程度には明るくなったので、早速入渓です。

このポイント、実は去年の春合宿で2回ほど実釣しています。
1度は相方と行ってボウズ、もう1度は一人で行ってなんかわからずに2匹釣れただけです。

ここですが、上記したように流れの押しが強く、全体的に水深があります。
ですので、遡行がかなり大変なワケです。
さらに、淵と落ち込みと岩の複合するヨダレが出そうなポイントが連続しますので、1つのポイントにかける時間も多いです。
昔のエントリでは、どこをどう攻めていいかわからないとか書いていたんで、そういう意味では成長したっす。

ガンガン瀬のところは、まずアップ方向の流心脇の筋に通して、あとはクロスで流心の向こう側を撃って即トゥウィッチという作戦でした。
淵がらみは、淵尻やカケアガリは流れと並行に撃ち、岩がらみはピンポイントでトゥウィッチ、淵そのものは落ち込みに叩き込んでジャークで沈めてなるべく深いレンジをキープ、など色々と工夫してみました。

ルアーも、瀬に関してはアレキサンドラとMjinがほとんどですが、淵がらみでは、リッジMDRやソリッドテールディープなども使ってみました。

***

そういうわけで、9時までの4時間半、距離的にはたいしたことないですが、みっちりとやってきました。
鮎師と遭遇したらそこで一旦退渓しようと思っていたのですが、ラッキーなことにバッティングはありませんでした。

F1000092

開始30分くらいの淵尻の流れがややゆるいところでまず最初の一匹が出ました。
サイズはU-15のリリースサイズ。
例のごとく、これが最後かもしれないので、写真に撮っておきました。
ところがこの日、このサイズはこれが最初で最後でした。

最終結果として、23、20、19、19、18、17、17、U-15と8ゲットでした。
ヒットルアーは、アレキサンドラ6、Mjin1、リッジ1でした。

F1000093

最大サイズの23センチは、瀬で流心向こうの岩裏に両端からの流れが混じって水深があるところにピンポイントでキャストしてトゥウィッチ一発で出ました。
その後流心に入ってドラグを鳴らして一気に下り、かつ落ち込みまでの距離が無いという状況でしたので、少し強引にこっちを向かせてランディングしました。
キモチイイ出方でした。

最大サイズも数も初日ほどではないですが、実はヒットは今日の方が多かったです。
多分バラシだけでキャッチ数と同数くらいありました。

バラシのパターンとしては、流心向こうでヒットして流心に入ったときにはずれる、ってのと、淵でレンジを稼ぐために縦方向のトゥウィッチをしているときに急上昇で食ってきて一瞬フッキングしてはずれる、ってのが多かったです。
アマゴは横方向のトゥウィッチにアタックするのは得意なんですが、縦方向のトゥウィッチにアタックするのは下手なんですかねえ。

あと、今日もチェイスはやたら多かったです。
チビのチェイスも多いのですが、20センチ前後くらいのチェイスも相当ありました。

そして、間違いなく30オーバーの足元まで来るチェイスが3回、足元までは来ませんでしたがこれまた明らかに40近いサイズのチェイスもありました。
食わせきれなかったですが。

***

というわけで、夏合宿パート1は全日程を終了しました。
結局は河津水系でしか釣りをしませんでしたが、この3日間3釣行で20匹を越すアマゴをキャッチできたことはほんとにうれしいです。

今回は全体的にチェイスが多かったので、魚が出るポイントがよくわかったというのもあります。
それがわかったんで、そういうところを攻めるんで、さらにチェイスがあるし釣れる、という良いスパイラルになったと自負しています。

夏合宿パート1、これにて終了です。
いやあ、楽しかった。

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コメント

終わり良ければ全てヨシですな('-^*)/
あちきも昨日撮影用ヘルメット仕上がりましたわo(^-^)o
でも今日から久々に仕事
イヤだなぁ(>_<)

投稿: B-ひで | 2008/07/22 07:02

ひでさん

どうもありがとうございます。
いい気分で帰ってこれました。

で、見ましたよ、カメラ付きヘッチン。
あれって、何に使うんです?

できればジェイソンのままで使ってほしいっす。
あれで銀行入れば即ベル鳴らされますよ。

投稿: Open6E | 2008/07/22 10:30

カヤックヒッシン撮影用でんがな('-^*)/
エントリーしてすぐに取り付けステーを曲げ調整して視点と画像の合わせ込みしてGO
30後半と47のキャストからキャッチの一連の動作がバッチリ記録されましたよ~ん(^O^)

投稿: B-ひで | 2008/07/22 18:53

ひでさん

うおー、それ見てー

投稿: Open6E | 2008/07/22 18:54

あちきの携帯にメールしてくれれば
オンザブレイクドリラ30後半編と
ニアディープ岩横タイニクレクロ俺チューン着パク編送りますが?(^O^)
意外に好評っす
でも何で回してん時に普通に釣るのかと呆れられてもおりやすが(^O^)

投稿: B-ひで | 2008/07/22 21:03

ひでさん

お言葉に甘えてメールしまっす!

そうっすよね、カメラ回っているときに釣れるってのがすごい。
ずっと回しっぱじゃないんですよね?

投稿: Open6E | 2008/07/23 18:40

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