God Spell
一昨日の秋分の日、朝シーバスから戻ってきて一眠りした後、午後からゴスペルのライブ?に行きました。
ゴスペルをやってる人から、すげえ人が来るからとのことでチケットを安く仕入れたんですが、4時間半の長丁場で疲れました。
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ゴスペルってのは、要は神に対しての賛美とかを高らかに歌う音楽なんですが、曲そのものはやっぱりブルーズとかソウルとかと同じ、ブラックミュージックの香りがプンプンでキライじゃないです。
が、やはり宗教音楽です。
さすがにモノホンなんで客を熱狂に巻き込んでいって、なんつーか、集団催眠のようにガンガン盛り上がって、ほとんどがクリスチャンではないであろう客が皆モロテを上げて「ハレルヤ」とか言うわけです。
俺はヒネクレモノなんで、周りが熱狂すればするほど醒めてきて、周りが一体化するほど孤独を感じてしまったわけです。
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念のために言っておきますが、俺は特定の神を信じてはいませんが、別に宗教に関するアレルギーは全然無いっす。
特にキリスト教に関しては、一番シンパシーを感じるコンセプトなわけです。
その上で、ちょっと濃かった。
エンターテイメントとしてのゴスペルは好きなんで、日本でもそういう店に聞きに行ったり、CDを聞いたりはします。
が、もちろんエンターテイメントではあるのですが、モノホンの人がモノホンに神を賛美していると、ちょっとオナカイッパイでした。
まあ、海外でも教会に見に行ったりしたこともあります。
それがOKだったってことは、やっぱり日本語の通訳が入ったり、一緒に出ている日本人もあまりにも本気だったりしているところがピンと来なかったんでしょう。
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俺はブルーズが好きで歌いもします、歌うのは何年かに一回くらいですが。
要は神の音楽ではなくて悪魔の音楽なわけですよ、ブルーズは。
別に悪魔信仰はないですが、神を賛美するよりセックスを賛美する方がしっくり来ます。
このライブのときも歌詞が表示されるのですが、ここでLoad(神)をBabyに変えるととってもイイ感じのブルーズになるんだよなあ、と思って見ていました。
神よ、お慈悲を。
あなたは私の罪や心やすべてを受け入れてくれます。
これがブルーズになると
ベイビー、許してくれよ。
オメエは俺の罪や心、「すべて」を受け入れてくれる。
なんか、意味深でいいなあ、と。
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コメント
あちきも結構サメちゃうなぁ(>_<)
昨日無事帰って来ましたがバリでは結構ハジケてきたけど(^O^)
投稿: B-ひで | 2008/09/25 17:10
ひでさん
そうっすよね、醒めますよねえ。
で、おかえりなさいまし。
是非武勇伝を聞かせてください。
なんなら、俺んとこで独占手記「B-ひでのあちきはバリでもイケイケ日記」としてエントリにしまっせ(笑)←ネタ探し
釣りはしたんですか?
投稿: Open6E | 2008/09/25 17:13