ここでも宣言したとおり、先週末の連休で伊豆に秋合宿に行ってきました。
今日火曜も休みを取っていたので、当初の予定は金曜夜に現地入りし、今日火曜の朝マズメまで4泊4日を釣り倒す予定でした。
ところがところが、なんだかんだとヤボ用でこっちを発つのが土曜の夜、伊豆を発つのが火曜の早朝ということになってしまいました。
だとしても、日曜朝、日曜昼、日曜夜、月曜朝、月曜夜くらいは釣りができるはずだったのです。
ところがところが、天気予報を見ると、月曜は昼から雨ではないですか。
結果として釣りをできたのが日曜朝マズメと日曜の午後と日曜夜~月曜朝にかけてのオールナイトだけでした。
合宿は合宿ですが、短期集中合宿って感じっす。
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今回用意したタックルは、イカ狙いのエギタックルにメバルカサゴ用のライトタックル、あとは湖用のフライタックルです。
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まずは土曜夜、滞在先に向かう途中に部隊長さんがシャクっている港に寄って、状況確認と晩酌用のアオリをいただきました。
なんだかんだと、今回の滞在の間に、トータル3杯、1キロ以上のアオリをいただきました。
毎回毎回ありがとうございます。
さて、伊豆の状況ですが、その週に吹いていた西の爆風は少し収まったとのことです。
ってことは、日曜朝は釣りやすい絶好のエギ日和ってことっすね。
滞在先に着いたら早速アオリをさばいて晩酌のアテにし、早々に床に就きました。
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さてまずは初戦、日曜の朝です。
2時半に起床して3時半くらいからシャクリ開始です。
うーん、なんつーか、風結構ありまつねえ。
さらに風向きがイマイチ良くない。
何箇所か立ち位置を変えて狙ってみるも、良い潮がなく、どうにもパっとしません。
しかも、気合いのディープ狙いで、アオリーQのGT-4をロストです。
つか、このGT-4に縁が無いよなあ。
大抵、初戦で逝ってしまうし、今回みたいに初戦じゃないときも、数少ないロストに含まれてしまうんだよなあ。
そうこうしているうちに、今の立ち位置だと正面から喰らうような風になってしまったので、エギは一旦休憩です。
今回はテスト前で釣りは自粛中のKidから聞いていた「3インチのパラマックスを1/4ozで底ズリズリでカサゴ」を狙うべく、エギタックルに1/4オンス(くらい)のジグヘッド、3インチのバグアンツをつけてキャストし、底をズルズルしてみました。
ハイ、数投で根ガカリです。
リーダーがスレスレになってしまったんで、システムを組み直しているくらいに薄明に突入です。
ここで獲っておかないでいつ獲るんだ!という気合いで俺的にはマズメとくれば赤テープを投入します。
なんとなく、イカパンチされた感や押さえ込んでるのかな、って感じはあるのですが、やっぱり取れません。
朝6時過ぎくらいに昼からお仕事だという部隊長さんが合流しましたが、結局納竿の7時半くらいまで周りも含めて誰も釣れていませんでした。
うーん、俺、何か連れてきてしまったかなあ。
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帰宅後一眠りし、13時くらいから出撃です。
予定では湖でフライをやるはずが、なぜか車は港に向かっています。
港について、メバルロッドにスモーク+ラメのストローテールグラブの細いヤツをキャストすると、数投目に出ました!同行者に。
釣れたのは20センチくらいのカサゴです。
ちょっとテンション上がりました。
車に水汲みバケツを取りに戻ると、見慣れた人がいます。
部隊長さんでした。
ちょっとダベりながら、今度は俺がワームを投げると、またヒットです。
先ほどとほぼ同じくらいのカサゴをゲットです。
その後は大雑把に何箇所か探っただけで昼の部は1時間半くらいで終了としました。
カサゴ2匹は夕食に味噌汁になりました。
久々に食ったんですが、やっぱりカサゴの味噌汁は美味すぎです。
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酒を飲まずに夕食を取り、20時くらいに港に向けて出発です。
部隊長さんにメールをしてみると、「潮はイマイチながら、風が落ちてきてイイ感じ」とのことで期待が持てます。
20時半くらいに部隊長さんと落ち合い、早速開始です。
うん、なかなかイイ感じの風っす。
ところがところが、3投くらいした後のフォール中、正面から微妙に風を感じます。
おや、と思ったら、一気に北東風が吹いてきました。
あっという間に爆風になってしまいました。
やっぱり俺、負のオーラ濃すぎです。
うわあ、と思って後ろを見ると、離れたところにいた部隊長さんがもう後ろにいます。
速攻で移動開始です。
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まずは、風裏が期待できそうな地磯に行ってみますが、風が巻いているみたいで釣りをせずに移動を決意です。
次に行ったのは、北東風に強いと言われるポイント。
確かに他の場所に比べて風は弱いですが、あまりいい方角に吹いていません。
それに小さな港なんで、立ち位置は一杯で、入ることができません。
釣りをせずに移動です。
次は、俺的にはまあまあの実績の小漁港です。
現場には誰もいませんでしたので、20分くらいやってみますが、思いっきりの向かい風で釣りになりません。
移動開始です。
20分ほど走って、大型港に到着です。
大堤防から風を背負って湾内を狙おうという方針ですが、堤防根元ですでに爆風が巻いていて、釣りをせずに撤収です。
再度先ほどの北東風に強いポイントに行ってみました。
が、やはり入るが難しく、22時半過ぎになってので部隊長さんタイムアップです。
俺も一旦撤収して、翌朝に起きれたら再挑戦しよう、という気になりました。
翌朝の風も期待できないので、この時点でアオリはボーズかな、という諦め気分でした。
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部隊長さんに挨拶して、俺が先にポイントを出たのですが、右に曲がれば滞在先というところで、ふと思い立ちました。
そういえば、俺の伊豆のホームグラウンド、まだやってないなあ、と。
急遽、ハンドルを左に切りました。
23時くらいに現場に着きました。
堤防上には誰もいません。
しかし、もちろん爆風向かい風です。
1時間ちょっと色々と試してみましたが、やはりほとんど釣りになりません。
万事休すです。
諦めて車に戻りました。
車の中でメール書いていると猛烈に眠くなりました。
そりゃそうだ。
前の晩、2時間半くらいしか寝ずに朝マズメに行って、帰宅後に2時間昼寝しただけなもんですから。
一応、3時にアラームをかけて、そのまま車の中で寝ました。
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何度かアラームを消しつつ、目覚めたのは3時15分くらいでした。
外に出てみると、相変わらずの爆風で、この港では釣りにならないことが明らかでした。
前夜、北東風に強い港で部隊長さんが「未明から早朝だったら、この港入れると思うよ」との予言がありました。
それを何となく覚えていたんで、三度目の正直で向かってみました。
現場に着くと、釣り人は一人もいません。
部隊長さんの予言、見事に的中です。
堤防左最前をキープし、実釣開始です。
風は前夜と大して変わらず、堤防先端を向いて右前から左後ろに吹いている感じです。
潮の流れも堤防正面はゆるやかに手前に寄ってくる感じ、堤防左側面(外洋側)は右から左に流れる感じでした。
4時前から、堤防左端を中心に扇型に探っていきつつ、風によるライン操作と潮の流れがちょうど良いところを探りました。
堤防左の外洋側が良さそうなんですが、正面にキャストしてそのまま流すと左のテトラ方向に流れてしまいます。
4時半くらいに、エギをアオリーQネオ マーブルテープのピンク(ケツのあたりはオレンジ)に変えて、堤防左からやや右前にキャストしました。
フリーフォール中に流されてちょうど正面で着底する感じで、何セットかシャクリとフォールをやっていると、カーブフォール中になんとなくモゾっと押さえ込む感じがありました。
聞きアワセをしてみると、抱いてるっぽいです。
すかさずアワセを入れると、少し強めに締めていたドラグを鳴らしていきなり走り出しました。
キター!
これ、いいサイズじゃない?
エギで釣った記憶の中でも最大級の引きです。
とにかく慎重に、寄せてきます。
そろそろ頃合かとヘッドライトをつけると、期待ほど大きくは無いですが、なかなかのサイズです。
イカは時々抵抗していますが、もうギャフを入れれそうです。
ギャフを準備してスルスルと延ばしてみると、あらやだ、堤防結構高いじゃないのさ。
俺一人、片手で結構高い足場でのギャフ打ちです。
何度かトライしてみて、奇跡的にうまく掛けることができました。
見事にゲットしたのは、現場計測で胴長28センチのオスでした。
これはキロアップいったんじゃない?と腐れバネ測りで測定してみると800グラムちょいです。
このバネバカリ、200グラムくらいは誤差を期待できるんで、自宅計測が楽しみです。
執念で獲れた、起死回生の一杯で気分は最高です。
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その後はポツポツと人が来ますが、周りも含めてアタリらしいアタリも無い異常ナシ状態でした。
さっきの推定キロアップで気が楽になったので、朝7時に納竿としました。
帰宅して計測したら、920グラムでした、惜しい!
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月曜は予報どおり、午後から雨になり、釣りはできませんでした。
というわけで秋合宿はこの時点で終了となりました。
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今回、ヤエンをやろうかな、とチラっと考えたのですが、あえて今回はエギにこだわろうと思い、ヤエンタックルは持ち込みませんでした。
結果的には一杯だけという貧果でしたが、ポイントを見定め、風と波を見定め、丁寧に丁寧に攻めて出した一杯ですので、俺としては満足です。
ポツポツと釣れるような調子の良いときに、復習の意味で再度色々と試してみたいです。
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さて部隊長さんですが、朝、昼、夜と結果的に沢山ご一緒できて楽しかったです。
どうも、俺がサゲチンなのか負のオーラなのか、なかなか良い条件にめぐり合いませんね。
いずれにしても、今回も沢山お世話になりました。
次回もまた、沢山お世話してください。
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というわけで、短期集中秋合宿2008でした。
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