秋の釣り大会
昨日は、俺の仲間内でカンツリに行きました。
で、せっかくこういう機会だから釣り大会として順位を争い、かつバーベキューでもしようということになりました。
参加者はいつものバーの店長Q、フライマンHN氏、宿敵T、ファンタジスタS君、すなわちここでもおなじみのメンバーが勢ぞろいです。
このメンバーが揃ったのは初めてサバ船に行ったとき以来です。
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ルールは以下のようにしました。
ニジマス30センチ以上の最大長1匹で争い、1位~3位まで賞品が出ます。
計測方法は完全自己申告制です。
指で測ってもよし、メジャーを使ったり靴でおおよそを見てもよし。
もちろん写真や証人もナシ。
仲間内の名誉を賭けた戦いなんで、あえて厳密にしないという感じにしました。
さらに特別賞も設定しました。
これはニジマス以外の外道や、巨大なニジマスを釣った場合にポイントで争うというものです。
ヤマメ/アマゴ/イワナ:10点
50センチ以上のニジマス:30点
イトウ:50点
ブラウン:50点
サバ/ソウダ:500点
メバル/カサゴ:700点
アオリイカ:800点
シーバス:1000点
イナダ/ワラサ:5000点
シイラ:5000点
メジ/カツオ:5000点
キハダマグロ(20キロ以上):100000点
これらの累積で最も多い人が別途特別賞となります。
もちろん累積は自己申告です。
ただし、釣果は現場カンツリで釣ったものに限ります。
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バーベキューは、野菜程度は店長Qが用意して、あとはそれぞれが1品ずつ持ち寄るということにしました。
このメンツはどいつもこいつも食いしん坊なんで、どんなものが揃うか楽しみです。
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前日土曜に釣具屋に行き、賞品を買いました。
一人500-600円くらいのものを選びました。
まあ、豪華賞品を争うわけではないんで、こんなもんでしょう。
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5時過ぎに到着し、6時から釣り開始です。
俺は、ポンドではフライをやって、その後ストリームでルアーもしくはテンカラをやろうという作戦にしました。
サイズの一発勝負ですので、ポンドでフライをやるのであればあまり期待できません。
そのかわり、ストリームで特別賞を狙います。
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開始時は活性が高く、皆ヒットさせています。
俺はまずはドライで狙いますが、暗くて見えないっす。
いきなりの出遅れです。
HN氏がストリーマーで立て続けに2匹ほど獲っていたので、慌ててマラブーに変えてリトリーブしますが、ヒットしません。
明るくなってから再度ドライに戻すと、どうにか1匹獲れました。
サイズは30センチ無いサイズです。
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まあ、ボチボチと釣れますが、サイズが出ないままマッタリしてきました。
その間に、HN氏に色々と教えてもらいました。
実は俺、HN氏に限らずフライマンと釣りをするのは初めてなのです。
キャストを見てもらいましたが、結構ほめてもらいました。
ただ、シュートがイマイチらしく、色々とアドバイスをもらうと、なんかイイ感じになりました。
あと、HN氏のロッドを振らせてもらいましたが、すげえイイっす。
同じ#6ロッドにWF6Fのラインなのに、バックキャストでスルスルと出ます。
で、HN氏が俺のロッドを振ってみると、やはりバックキャストではイマイチ出ません(俺よりは相当マシですが)。
HN氏曰く、このロッドはバットが強いからシンキングライン向きであり、フローティングラインを使うなら、#7とかの番手を上げた方が良いとのことでした。
あと、HN氏のもう1本のロッドではシューティングヘッドが付いているのですが、これも振らせてもらいました。
なんとなくコツを教えてもらってやってみると、ビューっと飛んでいきます。
理屈ではわかるのですが、すげえっすね、これ。
以前、釣庵まこさんもコメントしてくださったのですが、フライは他の釣りと違って道具(ロッドやライン)によって大きく変わりますね。
ルアーロッドだったら、飛距離とか操作性とかは劇的に変わらないんですけどね。
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大会は11時までなんで、ウェーダーを履き、ルアータックルに変えて残り2時間をストリームに賭けにいきました。
結果は、プレッシャーの高さと低水温のため、アレキサンドラのトゥウィッチングマチコ先生には全く反応ナシでした。
***
というわけで、11時で大会は終了、それからは表彰式とバーベキューです。
炭が起こる前に表彰式をやったのですが、結果は以下のとおりです。
優勝:宿敵T 40cm
二位:店長Q 35cm
三位:HN氏 30cm
特別賞:ファンタジスタS君 イワナ40cm
というわけで、俺は最下位でございました。
うむ、想定内、想定内。
賞品は、優勝が俺とHN氏が最も信頼するエギ「アオリーQプレミアム ゴールドサクラダイ」(\1300相当)、準優勝が全員が使う機会の多々ある20ポンドフロロリーダー「船ハリス5号100m」(\1000相当)、3位がこれまた小物師の我々の使用頻度の高い「魚干し網」(600円相当)、特別賞はこれまたソルトマンのタシナミであるメタルジグ「ムーチョルチア 18g」としました。
ところが、三位のHN氏はすでに魚干し網を持っていて、宿敵Tはむしろ魚干し網が欲しい、とのことで賞品トレードをしていました。
***
優勝の宿敵Tは、マズメの少ないチャンスを活かして優勝です。
こういうときは、強いっす。
準優勝の店長Qは、最初から遊び気分で、俺がアメリカから買ってきた5フィート弱のベランベランのグラスロッド(のグリップを昔持ってたらしいピストルグリップに変えたもの)に、バンタム1000というこれまた昔使っていたベイトロッド一本でやっていました、漢っす。
ワンダー45やトップウォーター、さらにはアシストフック(?)を付けたスピナベなんかでボチボチと釣っていました。
三位のHN氏は着実っすね。
ただ、フライだとサイズを狙っていくのが難しいんでしょうねえ。
特別賞のファンタジスタS君は、もし今回が数釣りだったり、ニジマス以外も順位にからめるというのであれば、ブッチギリでの優勝だったはずです。
ポンドの時点で地道にテンカラで黙々と釣っていました。
それでイワナまで釣れたわけです。
***
さらに優勝者にはトロフィーを贈呈です。
昨日、優勝トロフィーが欲しいなと思いヒャッキンに。
トロフィーそのものはなかったので、材料として適当なものを買い、帰宅して作成しました。台座はソバツユ用の器、その上がキャンドルスタンドです。
しめて200円でした。
この、海藻帯に達したエギのフォール姿勢、どうっすか?
***
バーベキュー、最高に美味いものづくしでした。
店長Qは先日帰っていた地元茨城のローズポークのステーキ、タン、ホルモン、トントロに地鶏のモモ肉という山の幸。
HN氏は生シイタケに初物子持ちシシャモ、姫サザエを焼き物に、さらに豆腐と天然巨大ナメコの味噌汁という山海の美味。
宿敵Tは旬の近海サンマ、ファンタジスタS君は先日山梨で取ってきたナントカシメジ。
俺は刺身用のイカを2杯に、サバの醤油漬の干物、ウルメイワシの堅干しを持ち込みました。
イカはワタを味噌に和えてホイルで加熱し焼いた身と混ぜて食ったのと、バターとタマネギと塩コショウと醤油とキノコ類と一緒に身をホイル焼きにしたものを作りました。
どれも甲乙つけ難いのですが、シシャモが絶品でした。
普通のシシャモの概念が変わるほどのものでした。
酒はビールだけしか用意しなかったのですが、芋焼酎のロックとお湯割り、キレキレの冷酒、濃厚な純米酒の熱燗が欲しかったです。
ビールも俺とHN氏は運転なので、口をつけた程度なのが悔しい。
***
その後は昼寝をしたり釣りをしたりと各自好きに過ごしました。
俺が昼寝をしていたら、宿敵Tが釣りから戻ってきて「今、活性すごく高いよ」と言うもんですから、バーベキュー基地近くのあまり渓流ライクでないストリームにテンカラ竿を付けて行きました。
久しぶりの、つか、今年初のテンカラです。
せっかくなんで、ドライではなく、随分以前に買っていたテンカラ用のウェット(伝承毛鉤?)を使ってみました。
着水してしばらくしたら沈むので、毛鉤を見続けるのは難しいのですが、慣れてきてキャストが自分の視線が集中している視界に入るようになると、結構見えるもんです。
スーっと流して、沈んだ後に少し流した後に、スイースイーっと誘いをかけてみると追ってきますし、食ってきます。
そして、ドライを使うときのように電撃アワセでなく、遅アワセでもフッキングします。
ちょっとテンカラ師に近づいたようでうれしかったです。
ここではものの30分でツ抜けしました。
ちょうどこのテンカラをやっているとき、横ではHN氏がニンフをやっていました。
もう、鬼のように釣ります、圧巻でした。
***
というわけで、一日たっぷりと遊び、夕方の渋滞をモロに喰らって帰宅しました。
とても楽しめました。
たまにはこういうのもいいっすね。
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コメント
お疲れさまです。
今年好調なキハダが出なかったのが残念でしたが、楽しめた様で何より。
フライの竿とライン、さらにはその組み合わせってのは結構ムズカシイですね。
上手くハマった時には、確実に実力以上のパフォーマンスが可能になります。
私の場合、その辺はドーピング並みに道具に頼り切っています(笑)
投稿: まこ@釣庵 | 2008/11/10 23:10
まこさん
どうもです。
キハダ、アレキサンドラにチェイスはあったのですが、見切られてしまいました。
いやいや、良いタックルを振ったら、あまりの違いにブツヨクが沸きますねえ。
まずはWF7Fかなあ。
投稿: Open6E | 2008/11/12 12:59