« 丸太そして恋 | トップページ | 祝 解禁! »

2009/03/01

遂に!(オリジナルタイトル:立ち食い勢力地図)

弊社、ランチの時間は12:00から13:00と定められています、全く厳密ではないですが。
俺も、仕事に対するノリ具合によって、14:00とか15:00とか、下手すれば16:00くらいにランチとすることもあります。

そんなとき、いわゆるランチのお店って開いてないんです。
コンビニの弁当とかを買うこともありますが、その手のものって、食いすぎるとどこの何を食っても同じに感じてしまうんで、すぐ飽きてしまいます。

そういう状態なんで、結構な割合で立ち食いソバ屋に行きます。

***

ウチのオフィスの近くでは、「ゆで太郎」というチェーン店が今まで大きな勢力を持っていました。
ぱっと思いつくだけでオフィス周辺に4店舗あります。
自家製麺なのに値段も手ごろ、味も忙しいタイミングでなければ「茹でたて」でソバを食わせてくれるなど、なかなか侮れない店です。

ところが最近気づいたのですが、新たな勢力が現れたのです。
その名も「小諸そば」、長野からの刺客です。
小諸そば自体は、結構前から都内で見かけており、食べる機会もありました。
味の好みで言えば、ゆで太郎よりもアリだという印象を持っていました。
その小諸そばが、最近オフィスの近くに増えているのです。

約半年くらい前に、ウチのオフィスからいつものバーに向かう途中に一店舗オープンし、時々食っていました。
そして昨日、オフィス近所を歩いていると、別のところにも一店舗できているのに気付いたのです。

こんな感じでゆで太郎を脅かす小諸そばの勢力が着々と拡大しており、間もなく血で血を洗う抗争が勃発することは火を見るより明らかです。

そして俺も、フリーの立ち食い師としての選択を迫られる日が近づいている気がしてならないのです。
喉元にナイフを突き付けられた時、どちらを選ぶかを今のうちに考えておかなくては。

***

ソバの味に関しては、互角です。
が、俺のソウルフード、うどんはどうでしょう。

常々書いていますが、俺は死ぬ前の最後の晩餐として「丸天うどんとカシワメシ」を食うであろう西の人間です。
ですので、うどんのスープは色の薄いいわゆる関西風の出汁を好みます。

そして今の時点での俺の認識では、関西風の出汁を食える立ち食いの店は、新木場駅亡き後マボロシ 相鉄線構内「星のうどん」しか無いのです。
あ、東急の武蔵小杉駅構内のうどん屋にもあったかも。

***

さて、ゆで太郎、ここにももちろんうどんはあります。
が、麺はもちろんうどんなんですが、出汁はソバツユそのままです。
これダメ!

いや、食いますよ。
これはこれで嫌いではないです。
でも、ダメなんですよ「ザ・うどん」ではない。
アゴ(トビウオの干物)の出汁とかの贅沢は言いませんが、せめて関西風の出汁で食いたい。

ある日、小諸そばで何も考えずにうどんを頼みました。
すると、出汁はなんと関西風なのです。
(もしかしたら、長野のうどんはこういう出汁なのかもしれません)

そして、結構美味いのです。
ネギも入れ放題、ゆず七味というナイスな香辛料など、かなり俺にとっての選択結果が見えてきました。

これで丸天(さつま揚げ)があったら完璧なんだけどなあ。

***

と、ここまで金曜日に書いてありました。
全く見直しもしていなかったのもあるのですが、一旦下書き状態で保存して、どこかのタイミングでネタが尽きたらエントリしようとセコいキープをしました。

で、金曜の18時半くらいに客から連絡があり、とある資料が欲しいとのことです。
その金曜未明からファンタジスタS君とメバルでも行こうかという話をしていたので(結局寒そうなので中止とし、一人で多摩川に行ったのですが)、じゃあ帰宅ルートからはちょっと外れますが川崎駅で渡しますよ、ということになりました。

20時半くらいに川崎駅に着いたら客から連絡で「今、まだ横浜駅に向かっているところです、すみませんが21時くらいになります。」とのことです。
それまで待つのも面倒なので、俺も横浜に向かい、そこで受け渡すことにしました。

21時くらいに無事資料を渡せたので、さて帰ろうかと思ったら空腹感を覚えました。
ソバでも食おうかなあ、と思ったとき、ピンと来ました。

ここ、横浜駅やん!
ってことは、「星のうどん」リベンジのチャンス!

西口を出て、相鉄線方面に行きます。
なぜか俺は2階にあると勘違いして、階段を探しますが、この時間だとジョイナスも閉店しているのですぐに上がることができません。

グルーっと右方向から回り込むと、突如出現したのがコレ。
F1000007

アレ?
構内じゃなかったっけ?
1階だっけ?
(過去のエントリを確認してみたら、1階でした)

とは言え、間違いなく星のうどんです。
入場券も買わなくて済むのですから、即突入です。

券売機で買ったのはもちろん「さつま揚げうどん」です。
イライラしながら完成を待ちました。

店内は、構内の客用のカウンターと外の客用のカウンターが厨房を挟むような造りになっています。

出てきたブツは、スープの色はまさに西のスープです。
麺はさぬきと言うにはちょっと細いかな、という感じ。
むしろ普通に博多の立ち食いうどんという感じです。

気になる味の方ですが、麺はさぬきうどん風ではないですが(ただし、釜揚げだったら違うのかも)、普通においしいうどんの麺です。
博多の人間にとっては、もっとテロンテロンでもいいくらいです。

そしてスープ、これは美味いです。
バカ舌の俺はアゴ出汁なのかなんてわかりゃしませんが、確かに地元の味です。

遂に食いました。
存在を知ってからほぼ3年、ついに出会うことができたのです。

店を出て、人通りが少なくなった頃合を見計らって上記写メを撮影しました。
速攻で釣庵まこさんにメールをしようと思ったのですが、アドレスがわかりません。
携帯のアドレスそのものは、まこさんの伊豆遠征の際にお聞きしていたのですが、パソコンに入っているのです。

そこで、とりあえずアラフォーメル友(なんてダサい)のおなじみB-ひでさんにメールし「このメールをまこさんに転送してください」と伝書鳩を任命しました。
ひでさん、お手数をおかけしました、ありがとうございました。

そんなこんなで、いよいよ本丸落城です。
星のうどん、横浜に行ったらまた食いたいと熱望しています。

そうそう、調べてみたら、星のうどんは改装して、構内だけではなく外からも入れるようになったそうです。

|

« 丸太そして恋 | トップページ | 祝 解禁! »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

コメント

バリ島では20代のボクチンが来ましたよぉ(爆)
うろんかぁ
四国遠のいたなぁ
ダチの蕎麦屋が美味いうどん打ちやがるから行く必要が無くなっちゃったんだよねぇ
雰囲気とぶっかけは食いに行きたいとは思うんだけど
前ほど抗えない欲求にはならなくなっちゃってんだよねぇ
ちなみにエロ画像にすげ替えはせずにストレートに送ったよ

投稿: B-ひで | 2009/03/01 12:14

コワモテの伝書鳩からアヤシイ画像付きでメールを拝受いたしました(笑)

さて、星のうどん。
ノーガキを言い始めるとウルサ型のセンセイ達には認められないのかもしれませんが、
純粋に食い物としてアリだと思いますね。私は好きです。

博多風か?はさておき、博多出身の友人も好んで食べてたので、
Open6Eさん的にもアリだったなら良かったです。

すっかりゴブサタですが、改札外から入れる様になったのはイイですね。

投稿: まこ@釣庵 | 2009/03/01 17:25

アホかっ
鳩で言うたら
ジョン・ウー作品につきものの平和の象徴である白い鳩やろがい
平和主義やっちゅうねん

投稿: B-ひで | 2009/03/01 18:53

> ひでさん

伝書鳩、ありがとうございました。
俺も四国のうどんは好きなんですが、常々書いていますように、博多のうどんも無名ですがうまいんですよ。
機会があったら試してみてください。


> まこさん

こういうレポートは新鮮味が重要だと思っていますので、ひでさんにお願いしてメールを転送していただたい次第です。
ほんと、フツーに美味いうどんですよね。
また行きます。

投稿: Open6E | 2009/03/02 11:07

今日1ヤラレたぁ
いただ(たい)次第です
狙いでやったならキャナリな手練れやのぉオヌシ
鼻水ピロッとヤラレたわ

投稿: B-ひで | 2009/03/02 19:40

ひでさん

今回、ボケてませんよ。
ってことは、俺の無意識がツボに入った?
逆に何のことかわからないだけに気になります・・・

投稿: Open6E | 2009/03/03 11:49

まこちん宛ての文章見るべし

投稿: B-ひで | 2009/03/03 12:09

ひでさん

まだわからんとです。
わからず屋と呼んでください。

投稿: Open6E | 2009/03/05 19:14

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 遂に!(オリジナルタイトル:立ち食い勢力地図):

« 丸太そして恋 | トップページ | 祝 解禁! »