ホーム&アウェイ
春合宿のラップアップの前に、GW序盤の5/3に行った丹沢釣行について書いておきます。
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前日の土曜日、翌日が夕方まで時間があることに気付きました。
となると、渓流に行きたくなるってもんです。
さらに、4月の緊急合宿で河津川本流をやってから、妙に本流モードということで、渓流を午前やって午後から本流一発勝負モードをやろうという気持ちが高まりました。
ところが、前から書いていますように、俺のホームは車で入渓点まで入っていくことができないため、暗いうちから林道を歩かないとならないのです。
そんなところに一人はイヤなので、誰かを誘うことにしました。
何せ前日の昼過ぎですので、一人ずつ当たっていくことはできません。
よって、宿敵T、ファンタジスタS君、相方、さらに以前から「チャンスがあれば」というお話をしていた部隊長さんにも誘惑メールを投げました。
すると、宿敵Tと相方はNGでしたが、S君は「行けるかも」という答え。
そして、部隊長さんは「何処で待ち合わせますか?」との答え。
打てば響きます、つか、どんだけアグレッシブなんでしょう。
結局、20時過ぎにS君からも参加の意向が表明され、もしかしたらkidも来るかも、ということで、夜中の1時半から2時くらいの間に入漁券を買えるコンビニに待ち合わせをし、そのまま駐車スペースに行って3時半くらいまで仮眠を取った後に入山することにしました。
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というわけで、渓流に関しては伊豆チームに対して初のホームゲームということになりました。
この日のレポートは部隊長さんおよびkidからそれぞれエントリされていますので、是非ご一読ください。
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0時ちょっと前に自宅を出てファンタジスタS君を拾ったあたりでkidからメールです。
すでに伊豆を出て、平塚の「かめや」にいるとのことです。
その後、部隊長さんから電話が入ったので、「かめや」は小田原にもある旨を伝えて戦意をくじいときました。
神奈川チームは1時ちょうどくらいに待ち合わせ場所に到着しました。
そして、1時半ちょっと過ぎに伊豆チームが到着です。
挨拶を交わした後買い物をし、現地に向かいます。
軽くミーティングをした後、それぞれの車に別れて仮眠です。
ところが、神奈川チームは、焼酎があったもんですからさあ大変。
1時間半ほど眠れるところを、意地汚く飲み続けて、仮眠は30分くらいしかできませんでした。
九州人に焼酎を与えてはいけません。
というわけで、3時15分くらいに起床、準備をしていよいよ入山です。
今回のコースは、前回S君と一緒に行ったコースの途中から支流への分岐あたりまでです。
そこそこの広さはあるのですが、やはり4人入るのはキツいかな、と思っていたら、S君は最下流部のC&Rに入るとのことです。
気を遣わせたかな、と尋ねてみると、今日はあんまり歩きたくないということと、いろんなミノーなどを仕入れたんで実際に釣って感触を確かめたいとのことなので、安心しました。
まあ、多少は気を遣ったんかな。
4時になり、いよいよ入山です。
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1時間ほど歩いて入渓です。
何せ伊豆だと車からすぐに入渓できるのが普通なので、これは堪えたみたいです。
かつ、横に川があるのに釣りができないってのもキツかったようです。
が、これが現実なんですよ、丹沢の。
やっとのことで最初のポイントに着きました。
今回は、部隊長さんとkidに先行してもらって遡行しますが、普段ならそこそこ結果が出る最初のポイントでも反応がありません。
29日から、平日をはさんだとは言え、連休のまっただ中、プレッシャーも相当のようです。
結局、kidがチビを一匹とバラシがいくつか、部隊長さんもいくつかバラシだだけで、退渓点が近づきました。
俺はチェイスが一回あったかどうかという状況です。
支流に別れる地点で、本流側には堰堤があります。
が、二人はそのまま支流方向に行きましたので、「ちょっと堰堤行ってきます」と声をかけて一人で向かいました。
結果的にはこの堰堤が竿抜けだったみたいで、4ヒット3ゲット1バラシで、サイズも26センチが出ました。
まあ、馬鹿投げ馬鹿巻きだったので、テクニックもへったくれも無いのですが。
それだけに、余計に申し訳ない気分です。
結局、そこで終了、また1時間かけて林道を下ります。
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林道を下っていると、時々kidが「あそこ魚が定位してる、なかなかのサイズ」などと言います。
結構深い谷でなのに、どんだけ目がいいんでしょうか。
マサイ族じゃないんだから。
そのまま下っていくと、C&R地点からちょっと上ったところにS君がいました。
なんと、そのポイントでスプーンで8ゲットしたらしく、ネットの中にはヤマメがうじゃうじゃいました。
話によれば、GWにかけてC&Rで大量放流をしたらしく、それが遡上してきたもののようです。
しばらくカンツリ状態でルアーを投げましたが、結局ヒットはしませんでした。
そのまま4人で退渓し、一旦ランチとしました。
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一休みしてから本流かと思っていたのですが、一度休むとモチベーションが落ちそうだったのもあり、そのまま本流のダム下を攻めます。
このポイントは川の管理人さんからS君が得意のインタビューで聞きだしたポイントのようですが、俺のイメージする本流という感じではありません。
もっとも、俺のイメージの本流ってのは太い流れでドリフトやU字ターンを駆使するっていうだけのチンケなイメージなんですが。
なんか、水がタラっとしていて、流れもイマイチな感じです。
上流でバスが釣れるようなところなんで、こんなもんなんでしょうか?
遡行開始早々に、kidが竿抜けを見つけたようで25センチをキャッチしました。
さすがです。
その後も、部隊長さんがそこそこのサイズ風なのをバラシていました。
部隊長さん、相変わらず悪いスパイラルから抜けられないみたいです、と黒い笑いを噛み殺しておきました。
結局、俺とS君には何も起こらず、このポイントも終了です。
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この時点で15時くらい。
俺はちょうど帰宅のタイミングだったのですが、イブニングを狙うという伊豆チームを俺の元ホームグラウンドの小渓流まで案内しました。
が、一昨年秋の台風で埋まったのがまだ回復していないようで、ただでさえチャラ瀬な感じが一層チャラチャラになっていました。
ここで伊豆チームとはお別れし、帰宅しました。
イブニングは、部隊長さんはやらずにkidが一人でやって、どうにかキャッチすることができたようです。
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というわけで、伊豆チームとの初のホームゲームだったのですが、きちんとガイドができなかったことが反省点です。
部隊長さんやkidみたいに「この筋をこういう感じでこうやれば」みたいなピンポイントのアドバイスはできないですが、単にポイントを選定してケツをついて行くだけではなく、入渓点や高巻きポイント、退渓点などの情報提供などといった基本的なことがまだまだできていません。
ホームとアウェイ、実はホームの方が難しいというのが良く判った日でした。
部隊長さんとkid、これに懲りずにまた付き合ってください。
もうちょっとオイシイところ見つけておきます。
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コメント
西丹沢では大変お世話に成りました。
プレッシャーの高い渓では私はあんなもんです。もっと腕を磨いてから再チャレさせて下さい。とは言いつつ伊豆の川ではタイミングを図って出掛ければ投げて巻くだけで釣れちゃうので練習に成りません(笑)
次は覚悟していきますから是非「イワナ」釣らせてけろ~!
投稿: 部隊長 | 2009/05/11 18:07
部隊長さん
いえいえ、あのプレッシャーの中、そこそこの数をバラシてはいるので、腕はテッパンでしょう。
あとは、釣れない神様とサゲチン野郎に付き纏われることくらいが問題ですね。
また行きましょう。
丹沢もですが、こないだ話していたように、山梨方面に遠征ってのも計画してみます。
投稿: Open6E | 2009/05/11 18:09
はじめまして! ルアーマンと申します。
ホームページのアクセスログから訪問させて頂きました。
西丹沢はいい所が結構ありますよね!
私は、渓流ルアーを始めた当初(13年前)は小田原に住んでいましたので、シーズン中は月に一度は写真の川には行っていました。
この川は、丹念に探ると「思わぬ一尾」が釣れるいい所です!
河津川にもよく行かれるようですね!
河津にもよく行きましたが、雨の降っている時や降った後は、隣の白田川が結構面白いと思いますよ!
それでは、また訪問させて頂きます。
投稿: ルアーマン | 2009/05/11 21:55
ルアーマンさん
コメントありがとうございます。
貴サイトは勝手にリンクを貼らせていただいておりました。
最近、更新されていたと思ったら、こちらに来ていただきまして、大変光栄です。
さて、「この川」ですが、歩くのが大変なんですが、やっぱり好きな川です。
なんだかんだ言って、西丹沢では一番の川だと思いますので。
河津は一番好きな川です。
回数で言うと、去年は丹沢よりも行っています。
白田川も、一度川を見に行ったのですが、ゴミの不法投棄がすごくて思いっきりテンションが下がってしまったことがあり、それ以来行っていません。
機会があったら行ってみようと思います。
ありがとうございました。
今後とも、よろしくお願いします。
投稿: Open6E | 2009/05/18 02:56