三連休最終日
昨日までの三連休、いかがでしたか?
俺は土曜に釣りに行こうと思っていたのですが、同行者がおらず、なんとなく一人で行く気になりませんでした。
宿敵Tに連絡をすると、日曜夜中発で月曜ならOKとのことでしたので、月曜に行くことにしました。
さて何を釣るか、どこに行くかを考えていたのですが、イカはもう遅いだろうし、青物はまだちょっとだけ早い。
ということで、久々の渓流にしました。
GW以来です。
渓流にしてみたものの、どこに行くかが決めれません。
いつもの丹沢のホームリバーかなあ、と漠然と思っていたのですが、自宅からゲートまで往復3時間、それから往復3.5時間の歩きでトータル6.5時間の移動時間を考えると、ウチから狩野川水系とか河津川とかも行けてしまうわけです。
それじゃあ河津に行こうか、と話していたところ、奥さんの実家の山梨に行っているファンタジスタS君からこんなメールが。
=========================
こちら山梨渓流部隊。
6時入渓、12時過ぎ退渓で、XXダムのバックウォーターおよび上流部を攻めてきました!マズメのバックウォータは、小雨で一発出そうな感がありましたが、結局、15cm前後のヤマメ2匹と不発に終りました!
チェイスも少なく週末にかなりプレッシャーを受けた感ありでした(T-T)その後は、恒例の上流部に移動です。こちらは一転、ノンプレッシャー状態でポイント、ポイントでヒットです。
しまいにはペンシルベイトにイワナが食いつくありさま。
サイズは15-23cmで10ゲット(イワナ9、ヤマメ1)、3バラシ。
あとは晩夏のサイズアップに期待ですっ!
=========================
この川、Tは以前に何度か行ったこともあるらしく、土地勘もあるとのこと。
しかも我々の家から高速で2時間くらいで行けてしまうところです。
というわけで、俺としては初の山梨渓流釣行(カンツリを除く)となりました。
***
今回、いつもの渓流タックルに加えて、テンカラも準備しました。
最近、妙にテンカラがやりたいモードに入っていまして、場所次第ではルアーだけではなく毛鉤も流してみようと思ったわけです。
***
月曜の0時にTにピックアップに来てもらい、出発です。
中央道を順調に走って1時40分くらいにインターを出て、近くのコンビニに行きます。
というのも、S君と朝4時に待ち合わせをしていて、バックウォーターの入渓点などを教えてもらう予定なのです。
(S君は用事があり、釣りはできないとのこと。
なんて面倒見の良いヤツなんでしょう。)
4時にアラームの音で目を覚ますと、すでにS君も到着しています。
少し話をして、朝食を取り、移動します。
***
20分くらい走ると、ダムがあり、駐車スペースに到着しました。
川を見ると、頭上を木が覆っている感じではないので、テンカラができそうです。
一応、ルアータックルと両方を持って林道を30分弱歩き、5時くらいにバックウォーターから入渓しました。
入渓した場所はまさに湖との境という感じで流れも緩く、広いところです。
その中でちょっと良さそうな流れがあったので、まずはテンカラからスタートです。
ハリスにパラシュートを結んで打ち込み、流してみるとタルミに入ったとこで毛鉤が止まりました。
すると、いきなりボシュっと出ます。
が、フッキングが間に合いません。
再度同じコースに打ち込み、待ってみると、またボシュっと出ます。
これまた間に合いません。
少し待ちつつ、他のポイントを攻めてから、再度同じところに打ち込みましたが、今度は何も起こりませんでした。
それからテンカラとルアーを場所ごとに使い分けて進みますが、まったく魚の気配がありません。
ルアーで一度小さそうなイワナのチェイスがあっただけ、毛鉤にも一回小さそうなのが出ただけです。
Tのルアーにも小さめのチェイスが2、3回あっただけのようです。
さすがに連休中に叩かれまくったんでしょう。
この区間、予定地点より手前で退渓し、次の上流部に向かいました。
***
次の区間は、小場所でしたので、テンカラは捨ててルアーのみで勝負です。
水量もイマイチで、2人で同時に打ちながらは不可能なので、交代で距離を開けて釣りをします。
やはりチェイスはあるのですが、ヒットには結びつきません。
しばらくすると、リールがライントラブルとなってしまいました。
しょうがないので、その場でラインを巻き替えると、先行するTと結構な距離が開いてしまったみたいです。
巻き替え完了後にTを追って遡行すると、川が2つに分かれていました。
どう見ても右の流れの方がヨサゲなんですが、予めS君が送っておいてくれた案内文によると、左に行け、とのことでしたので、左の流れに入ります。
それにしてもT、いません。
もしかしたらヤツは右に行ったのかもしれません。
Tにはぐれた、と仮定して、ヨサゲなポイントをきちんと打ちながら上ります。
ここからは50メートルごとくらいに堰堤が連続する区間なんですが、堰堤もたいして高くなく、巻くのも楽です。
ただ、堰堤が連続するだけに、その間はほんとにチャラ瀬でまともなポイントが限られています。
小さいポイントに打ち込んですぐアクションをして回収という感じなんで、あえてここではアレキサンドラではなく、スカジットデザインのクイックミノーという小さめのものに変えました。
色はピンクです。
2つ目の堰堤下はそこそこ水量もあり、イイ感じです。
いろんな角度でミノーをキャストしていると、足元の小さなエグレから黒い影が飛び出してきました。
難なくキャッチしたのは20センチをちょっと上回るくらいのイワナでした。
イワナ、去年の初戦以来です。
久々だったので、うれしくなって早速写真撮影です。
ところが、なかなか落ち着いてくれず、ちょっと角度を変えようと魚体に触れた瞬間に、暴れて逃げられてしまいました。
何はともあれ、やっとで1匹目ゲットをしてモチベーションが上がりました。
次の堰堤は異常なし、さらに次の堰堤に着いたくらいに、Tが追い付いてきました。
やはりさきほどのY字で違う方に行ってたみたいです。
イワナをキャッチできたことを伝えて、その堰堤をTに譲って見ていると、Tが「結構イイサイズのチェイスがあった」と言います。
ただ、そのイイサイズはキャッチできなかったみたいですが、その後すぐに20センチくらいのイワナをキャッチしました。
Tにも一本出たので、俺も遠慮なく、その堰堤の逆側を攻めました。
ここでは、アンレーズのフリットのヤマメカラーを使っていたのですが、チェイスもありません。
そこで、アレキサンドラのピンクに変えると、数投目でヒット、17センチくらいのイワナでした。
カラーの違いってあるんでしょうかねえ。
その後いくつかの堰堤を中心に攻めていきましたが、結局この区間では俺の2匹とTの1匹だけでした。
堰堤の連続が終わったくらいに退渓です。
***
この時点で11時近くです。
17時くらいには帰宅したかったので、渋滞を考えると14時には出発しないとなりません。
ということは、ランチを考えると13時半くらいには片付けまで終了しないとならないわけです。
とりあえず、Tが今まで行ったことある場所を何ヶ所か巡りましたが、どこも先行者らしき車が止まっています。
結局、少し離れた別の川の、温泉街の中を流れるようなところに12時過ぎに入渓しました。
俺としては、もうガツガツやるより、残り1時間をゆっくり楽しもうと思ったので、テンカラのみをやることにしました。
この川、温泉の成分の影響なのか、やたらと赤い色の岩です。
入渓してすぐのイイ感じの緩流部にパラシュートを打ち込むと、ポシュっと出ました。
タイミングを見計らって再度流すと見事にヒットです。
ただし、15センチくらいの豆ヤマメでした。
2年ぶり2匹目のテンカラでの釣果(カンツリを除く)なので嬉しくて写真撮ってしまいました。
さらにその後、同じようなサイズが1匹に、20センチ弱くらいが1匹あがりました。
それを見ていたTもテンカラをやりたがったので、大まかなやり方を教えると、出るけどなかなかフッキングしない状況に夢中になって試していました。
それを待っている間にTのタックル(Tはギッチョのため、リール右巻き)でスプーンを投げると、これまた17センチくらいのヤマメをキャッチしました。
Tはだいぶタイミングが掴めてきたみたいです。
パラシュートがヨレヨレになってしまったので、エルクヘアカディスに変えてあげた後、連チャンで10匹近くヒットさせていました。
時間も13時半を過ぎたので、退渓です。
大して距離は動いていないのですが、なんとなく楽しめた癒しの最終区間でした。
***
それから途中でソバを食って帰路に着いたのですが、連休最終日の中央道上り線をナメてました。
高速に乗ってからほどなく渋滞、結局復路は5時間かかり、帰宅したのは19時でした。
***
川の感じがイマイチ俺好みではなかったり、サイズや数も出なかったりと大満足ではありませんが、久しぶりの渓流はやっぱり楽しかったです。
次は夏合宿の伊豆っすかねえ。
テンカラだけをやりにホームリバーに行ってもいいかなあ。
| 固定リンク
「釣り:渓流ルアーフライ」カテゴリの記事
- 夏合宿2013 初日(2013.08.14)
- プレ夏合宿2013: 初日 プチトライアスロン(2013.07.20)
- プレ夏合宿2013: 準備編(2013.07.18)
- [春合宿2013] 5/4 & 6(2013.05.13)
- [春合宿2013] 5/1-2 運命の2日間(2013.05.10)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
あちきも奈良の仲間と遊びにワビコに行ってきたんすけど・・・エキスパート達が異常無し続発
何とか極小1匹
キッツイなぁ
投稿: B-ひで | 2009/07/21 19:57
ひでさん
コメント返信遅れてすみません。
ビワコ、確かギルの泳がせでワールドレコードのバスが出たんですよね?
が、ひでさんをもってしても極小一匹とは、シブイっすねえ。
投稿: Open6E | 2009/07/27 16:00
疑惑の1匹ね・・・
ニヤリ
レコード・・・
なるのかね
投稿: B-ひで | 2009/07/27 19:24
ひでさん
疑惑の一匹なんすか。
又聞きなんで、全然状況知らないんすよ。
投稿: Open6E | 2009/07/28 19:54