« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »

2009年9月の7件の投稿

2009/09/30

デジタルライフブルーズ

先週末、やっとのことで壊れていたPCが修理から戻ってきました。

故障自体はヒートシンクを留める金具が外れているだけだったのですが、結局マザーボードをマルっと交換するということで、数万円をカッぱがれてしまいました。

とりあえずこれで、携帯でシコシコ打ってたここ最近よりは多少ともマシな内容でブログのエントリができるとは思います。
更新頻度はわかんないですけど。

***

とは言っても、俺の今までのブログエントリって、仕事中とかに思いついたらテキストエディタにバババっと書いておいて、時間を見つけて管理画面からアップするようなパターンだったんです。
家に帰って、メシ食って入浴して、ガウンかバスローブを着て、ブランデーグラスをくるくる回して香りを確かめながら、さてブログでエントリするか、というテンションで書けないんですよ。

でも今の会社、セキュリティが激しく厳しいのです。
テキストエディタにバババと書くことはできるのですが、ちょっとした調べものとかしたくても、ブログなどのコミュニティコンテンツに関してはセキュリティがかかって閲覧ができないのです。

もちろんパソコンはデスクトップなので、社外に持ち出すことなんてできないので、そういう意味では、今、ノートパソコンがほしいです。
高性能じゃなくていいから、タイプしやすい機種のネットブックがいいなあ。

値段は安いんですが、イーモバイルとかソフトバンクとかのデータカードと抱き合わせないといけないってのがメンドクサイ。
割引なしで3-4万くらいの買うかなあ。

***

欲しいものといえば、最近リニアPCMレコーダーってのが欲しいのです。
いわゆる、会議なんかで声を録音するICレコーダーの高音質版(無圧縮)です。

今、スタジオ入ったりライブをやったりしたときは、MDレコーダーで音を録っています。
まあ、音質なんかはとやかく言わないんですが、これをデータにするのが面倒なんです。

まず、MDのアナログ出力をPCのライン入力に入れて、音量レベルをちょっとずつ調整して、録音。
このとき、元のMDに60分音が入っていたら、60分待たないといけないわけです。

で、やっとPCへの取りこみが完了したら、サウンド編集ファイルでWavファイルを曲ごとに分割して、さらにマキシマイズしたりノーマライズしたりの調整をし、CDに焼いたりするわけです。
これをメンバーにメールで送ったり携帯とかiPodのようなので聞くには、さらにwmaやmp3、m4aなどに変換し、曲名などの情報を入力しなければなりません。

これ、めんどくさい。
というわけで、PCMレコーダー(ICレコーダーでもいいんですが、音悪いんで。)だったら、USBとかで繋いでそのままファイルに落とせるってのがステキ。
音質気にしないなら、最初っからmp3とかwmaで記録することもできるみたいです。

欲しいなあ。
これ自体をiPodや携帯のような音楽プレイヤーとしても使えるし。

***

音楽プレイヤーと言えば、何度か書いているかと思いますが、俺はiPodのような専用音楽プレイヤーは持っておらず携帯電話で聞いています。

8月に携帯キャリアをauに変更したので、今までDoCoMo端末で聞いていたものはすべてチャラになって、新たに入れなおしが発生したわけです。

先代のDoCoMO端末では、Windows Media Playerを使って簡単に同期できていました。
ところが今回のau端末では、au Music Port(aMP)という専用(?)ソフトを使わないとなりません。
そんなわけなんで、とりあえずPCも治ったし、昨日やっと重い腰を上げました。

まず、付属のCDからaMPをインストールします。
で、早速聞きたい曲を入れようとしたのですが、このソフトがとってもチンカス。

***

まず動作が遅い。
今のご時世で、こんなに遅いソフトが(フリーとは言え)商用で許されるのか、ってくらい遅いです。
俺のPCの処理速度自体も決して速いものではありませんが、他の音楽メディア管理のソフトはサクサク動くんで、aMPはダントツの遅さ。
遅さのホームラン王です、王貞治です、キングカズです。

何せ、起動そのものが遅いのです。
しばらく待って、やっと起動。
それからもクリックしたらしばらく待って、処理するためにしばらく待って、という、14400bpsとかのモデムでエロ画像の表示をじっと待っていたインターネット草創期を思い出します。

で、聞きたい曲を選ぶのですが、インポート候補にファイルをドラッグ&ドロップができないのです。
音楽ファイルだけで10GBを超えてるのに、その中から携帯で聞こうと思っている数100曲を選ばないとなりません。
が、大抵、音楽ファイルなんてものは「アーティスト名」フォルダの下に「アルバム名」フォルダがあり、その下に各曲のメディアファイルがあるわけです。
これを一つ一つ選んでいくのは面倒を通り越して無理ですよね。

なので、検索機能のようなもので、あるディレクトリを選ぶとそれより下のメディアファイルをすべてピックアップしてくれるという機能を使うのですが、上記「アーティスト名フォルダ」でさえもかなりの数があるのにそれを一つ一つ検索をかけるなんてこれまたデキッコナイス(突然デキッコナイスという人名を思い出しました、何だっけこれ)。
しょうがないので、「H:\Music」以下全部を検索などやらかすわけです。
そしたら、数1000曲全曲をゆっくりとリスト化し表示するわけです、そしてもちろん遅い、ムキー!

やっとリスト表示が終わった段階で、リストをスクロールしながらインポートしたい曲を選んでいくのですが、もちろんこのスクロールも遅いのは予想どおりだぜ、大丈夫ボク長男だから。
困ったことに、リストの500曲目あたりを見ていて、一度ウィンドウサイズを最大に変えたりしたら、リストの先頭にカーソルが戻ってくれました、ありがとうほんとにありがとう。

まあ、いいや、選択したのが消えたわけじゃないし。
また時間をかけてスクロールすればいいだけやし。

やっとインポート対象の選択が終わり、ボタンをポチっと押すと、携帯に転送するのかと思ったらノンノン、次は別の形式に変換でございます。
ホワッツ?
つまり、インポートをした分に関しては変換されたのが別のディスク領域に置かれるわけで、ってことは選んだ曲に関しては、ハードディスクの中でサイズがニバイニバイの高見山ということですか、そうですか。

もう何も言いません。
しょうがないので野党の得意技「牛歩戦術」を喰らったような待ちの中、文庫本でも読みながらじっと待っていました。

で、ふと気づきました。
あれ?曲少ないぞ。

そうなんです。
このaMP、mp3には対応していないのです。

おいおい、Oi!Oi!、聞いたことないぞ、そんな仕様。
世の中の正確な割合はわからんですが、直感的には圧縮された音楽フォーマットとしてはmp3が一番使われてんじゃないの?

ちょっと諦め気味にググってみたら、同じことを考える人もいるみたいで、aMPをmp3に対応させるパッチってのを勝手に(アンオフィシャルに)出している人がいました。
この人、神!
(これ読んでやってみようと思った人、自己責任ですから、そこんとこヨロシク、ここんとこゴブサタ)

で、一旦変換をキャンセルしてaMPを落とし、このパッチを当てました。
再度沢山の時間をかけてaMPを立ち上げ直し、「H:\Music」以下に検索をかけると、出ましたmp3のファイル!
もちろん、その分、時間もたくさん!血涙!

再度やっとの思いでインポートすべき曲を選択し、変換を開始します。
パーセンテージ表示が出るのですが、いつまで経っても1%から進まないのです、コンチクショウは。

テレビなど見ながら、時々チラっと進捗を見てみると、40%くらいまで行っています、かなり待ったんで。
そしたら、突然、aMPが落ちました。
さよならも言わずに。

ファーック、ファック、ファーック。

もう再度インポートする気力が無くなったので40%分だけでいいかと後ろ向きにポジティブになり、再度aMPを立ち上げてインポート済の曲リストを見ると、mp3非対応に気づく前、キャンセル前にインポートした曲と、mp3パッチを当てた後にインポートした曲、当然同じ曲は省いてあるだろうと思ったのはこっちの勝手な思い込み、惚れてるのは俺だけでアノ娘にとっては俺はただのトモダチという甘酸っぱい思い出と同じ状況で、しっかり同じ曲が2曲ありました。

もうクラクラを通り越し、頭痛と腹痛と吐き気と生理痛と眩暈を我慢しながらダブってる曲を削除します。
ついでに曲名とかアーティストとかの情報が不完全なのも手で直します。

やっとすべての準備が整い、いよいよ携帯端末に転送です。
この時点で、携帯に音楽を入れよう作業を始めて6時間くらい経っています。

転送対象を選択し、クリックをして転送開始です。
もうこれで終わりだ、ご苦労さん、俺。

と思いながら、待っていました。
転送はもちろん激遅です。

しばらくすると、転送の途中で携帯の電池が切れました。
朝5時半のことでした。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/09/29

2009年渓流終了?

最近、週末が忙しく、まったく釣りに行く時間が取れません。
ましてや、そこそこの時間がかかる渓流に関してはほぼ不可能。

で、もう明日で9月も終わりなんですね。
ということは、ほとんどの河川が明日で禁漁を迎えるわけですね。

2006年の夏に突然始めた渓流ですが、2007年、2008年と結構精力的に釣行を重ねました。
ところが今年はあんまり沢山渓流に行った気がしないのです。

ちょっと渓流釣行のエントリ数を見てみると、

2006年:4本
2007年:24本(すげえな)
2008年:12本
2009年:10本

あれ?
去年と今年、数的にはあんまり違い無いっすねえ。
・・・・要はキモチの問題です、ガー!

というわけで、今年はもう終わりでしょうね。
でも、1ヶ月禁漁までの執行猶予のある河津が残っています。

チャンスがあれば、有終の美を飾りに行きたいです。
毎年言ってるけど。

きびしいかなあ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/22

秋のトライアスロン遠足2009

日曜21時過ぎに出発で、宿敵Tと急遽伊豆に行きました。
当初はイカ&青物&渓流のトライアスロン形式の予定でした。

23時30分くらいに開始し、まずはエギです。
2投目で200グラムくらいのチビアオリをキャッチです。

Imgp0861_640

さらに開始から1時間経たないくらいでまあまあサイズのケンサキをキャッチしました。
エギは二杯ともエギ王Q3.5号マーブル下地のピンクでした。

090921_0011011

その後乱獲が期待されましたが、一度ゲソをキャッチしただけで異常なしでした。

堤防の上で軽く飲んだり寝たりした後、弓角で青物を狙いますが、カゴ師にちょろっとワカシが出るくらいで、移動を開始する8時30分までルアー勢は沈黙でした。

9時30分くらいから別の港に移動し、二時間くらいやりましたがもちろん異常なし。
石物師がイシガキダイを釣ってました。

11時30分くらいから二時間ほど昼寝をした後、帰路方面にランガン開始です。
三ヶ所ほど見て回り、最後の勝負を試みますが、異常なしのまま日没でした。

回遊魚は回ってこないとただの投げ巻きだと痛感しました。

皆さんの銀週間はどうっすか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/11

平日単独水泳倶楽部

新しい会社に入って4週間が過ぎました。

ジワジワと忙しくなってきたのですが、まだ深夜まで働くようなことはありません。
というか、自分の裁量で好きな時間に帰れます。

そんなありがたい状況なんで、平日も週に2回プールに行くことにしました。

俺様クラスになると、広尾や白金のセレブなスポーツクラブで年会費80万を払って泳ぐわけは無いのです、当然。
いわゆる公共のプールというのを探すと、ありました区民スポーツセンター。

区の在勤者なら、プール2時間を含む1日400円でジムとかその他使い放題。
これこれ、こういうの大事。

で、このスポーツセンター、会社から2キロくらいなんで、今週水曜に電車に乗らず徒歩で向かいました。
やっと到着すると、なんと2週間ほどプールはお休み。

しょうがないので、屋内プールを夜間開放をしている中学校に急ぎ行きました。

中学校のクセに水深あって、水きれいでコースも広く、すばらしいです。
これで300円は安いっす。
が、その前に2キロ歩いたのが災いしたのか、通常なら800mでツる足が500mから100m刻みで交互にツるようになったので、この日は900mで終了しました。

で、その帰りに会社近くのアイリッシュパブに寄って、泳いできた話をすると、会社から徒歩圏内の小学校や中学校でもプールを開放しているとのこと。

そんなネタを掴んだら黙っていられないで、今日行ってみました。
プール自体は水曜の方がよかったですが、体調が良く、1300mまでツらず、しかも人が少ないプライベートコース状態でした。

こんな感じで、週2から週3、水泳部誕生です。

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2009/09/07

PCトラブル

以前書いたように、会社のネットワークに関するセキュリティが厳しく、ブログエントリを書いたりアップしたりすることなどもってのほかの状況にいます。

しかも先週、帰宅してPCを付けたら、ヒートシンクがどうちゃら、というメッセージが出て起動しないではないですか。

マシンを開けてみると、ヒートシンクが外れています。
ヒートシンクそのものはツッパリ棒みたいのを二箇所のピンみたいなところに引っ掛けて固定してあるのですが、このピンがユルユルガバガバになっているようで再装着ができなくなってしまっていました。

週末にメーカーのサポート窓口に電話をしたら「マザーボード交換\20000くらいですゴチソウ様です」とのこと。
しかも「引き取り修理手数料で\25000かかりますご愁傷様です」と、合計\45000くらい吹っかけてくるのです。

購入から5年くらい経つので古いっちゃ古いんですが、まだ自宅で使うには何の不自由も無い性能を出しているもんで、修理すべきか買い換えるべきか悩ましいところです。
とりあえず修理しといて、別にネットブックでも買おうかとか思っています。

というわけなんで、8月半ば以降のスローエントリペースがさらにスローになりますのでご了承ください。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/02

金の鉱脈?

金の鉱脈?

昨日、出勤時にウチの近所を駅に向かって歩いていました。

多摩川から引いてある用水つかドブ川の合流点を何気なく覗いてみると、鯉がウジャウジャ溜まっています。

こういうとこでパンプカとかフライとかをやってみたいもんです。
ただ、両面とも急な護岸なんで橋の上や護岸の上からアプローチするしかなく、万一ヒットでもしたらランディングをどうするかが問題になりそうです。
タモで掬うにはちょっと距離があるんですよ。

朝イチからちょっとムラっときた光景でした。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/09/01

夏合宿2009ラップアップ

もう9月になってしまいましたが、夏合宿のラップアップを書いておきます。

***

伊豆には8/11の夕方から8/16の早朝までいたのですが、8/14に前職最後の仕事があったので一旦前日から帰宅し、実質釣りができたのは12日13日15日の3日間だけでした。

さらに、8/10から11にかけて台風が来た上に、8/11には地震という、俺のサゲチン濃度がMAXに近づいていたようです、ありがとうございました。

準備したタックルは、青物用としてメタルジグのタックルに弓角のタックル、あとは渓流用のルアータックル+ウェーダー等一式です。

***

まず初日の12日ですが、景気付けに青物退治に出撃しました。
どの港に行くのか迷ったのですが、混んでるのは間違い無いですが実績重視の港です。
今日の課題はロングリーダー弓角リグの検証と投げ竿での投げ味と釣り味の検証です。

朝3時半くらいに到着したのですが、堤防先端付近はそこそこの人が入っています。
場所を確保し、タックルを準備します。

まだ暗いうちにまずはロングリーダー弓角リグで、ちゃんとツノがゴム管から外れるかを試してみます。
キャストして、巻いて来ると、ツノは見事にゴム管にささったままでした、ありがとうございます。

というわけで、この作戦、終了。
多分、ゴム管を極太にしたので穴が大きすぎて、弓角の針のカエシの部分までゴム管に入っているのが良くないみたいです。
もう少し細いので針先だけ入るようにすればうまくいくのかもしれません。

ただ、これがうまくいくとしても、毎回毎回長い竿で天秤を手元に引き寄せて長いリーダーの先の弓角を天秤のゴム管に装着する、というのはかなりメンドクサそうです。
実際に手返し勝負の弓角においては、キャスト回数が半分くらいになりそうです。

そういうわけで、この作戦は却下となりました。

***

さて、釣りの状況ですが、ワカシとソウダが回遊しているらしく、カゴ師にツノ師、ジグ師と堤防は人で一杯です。
とにかく、2メートルの隙間があれば人が入ってくるような状況です。
あまりにもテンションが下がるのですが、せっかく早い時間から入っているんで、しばらく我慢して投げ続けます。

今回初投入の投げ竿ですが、遠投磯竿やルアーロッドよりは硬いので、投げるのはそこそこ投げやすいです。
が、何度も書いてますように、とにかくトラブルが多いのです。

おそらくPEを想定したガイドセッティングになっていないというのもあるのでしょうが、PEがガイドに巻きついて失速したり、高切れしたりするのです。
天秤を4つほどロストしてココロが折れかけましたが、そこそこ魚が回っていて、周りはポンポン釣り上げているので、せめて数匹イイ思いをするまでは、とがんばりました。

しかも、トラブルが発生して仕掛けを作り直してるときに限って時合いが訪れます。
なんとか注意深くキャストをすることでトラブルを極力減らして黙々とキャストします。

周りが釣れていると気ばかり焦ります。
焦るとキャストが雑になったり、巻きのスピードが合わなかったりして、軽いアタリはあってもフッキングに至らないという悪循環に陥るのです。

この軽いアタリが連発するときに、弓角のフックをチェックしてみると、ナマってるわけではないですがキンキンでもないという状態です。
これはいけません、シャプナーを持っていないので、弓角そのものを交換です。

この日の当たりツノは白系でした。
白系の手持ちが少なかったのすが、背に腹は変えられないのでフックポイントがキンキンのツノに交換です。

***

結局、最初の1本をキャッチしたのは開始からしばらく経ってからでした。
周囲の人は目の前2-30メートルのところまで魚が追ってきて、何度も表層で出るような状態でした。
俺も天秤がギリギリ表層に出るくらいのスピードにして竿を立てずに引いていると、すぐ目の前でいきなりひったくるようなアタリがあり、フッキングしました。

これが30センチ台前半のソウダです。
今年の弓角第1戦で早くもキャッチすることができました。
検証項目の1つである釣り味ですが、25号負荷の投げ竿だと硬すぎず柔すぎずなかなかのものでした。

さあこれからガンガン行くっすよ、という気分で引き続き投げ続けますが、相変わらずチャンスタイムにトラブルという悪循環で後に続きません。

とは言うものの、この日は常連さんも「今年一番のアタリ日」と言うくらい回遊が続き、11時半くらいまでの間に釣っている人は2ツ抜けや3ツ抜けをしてそうな感じでした。

俺もその後、ソウダを3キャッチ+2バラシ、ワカシを2キャッチ+1バラシ(ランディング後にポロリで追ううちに自然リリース)という、周りに比べるとショボいですが個人的には満足な結果となりました。

帰宅後、ソウダは丁寧に血合いを抜いて茶漬けに、ワカシは刺身としました。

***

この日、前述したようにかなり足元近くまで魚が回っており、隣のベテランさんはカエル(遠投マウス)を使ってバカバカとキャッチしていました。

カエルの威力を見せ付けられたのでインタビューしてみると、こういうときはカエルの方が強いし追ってくるのが見えて楽しい、とのことで、普通のフローティングのカエルにオモリを付けてチューニングをし、飛距離をかせいでいるとの情報を得ました。

とりあえず帰宅中に釣具屋に寄って白系の弓角と天秤を補充しつつ、カエル用のオモリを探しました。

このオモリ、中通しの丸いヤツなんですが、一旦カエルを分解しないとならないっぽいのでさてどうしようかと思っていると、ちょうどスプリットショットのでかいヤツ(5号)で割れ目をゴムでコーティングされているものを発見しました。

俺のカエルは本体の間は金属ではなくヒモのようなものが通っています(ヨーヅリ製)。
ですので、ヒモの部分にこの巨大ガンダマをカマすと、なんとなくイイ感じになりました。

***

さて翌日
初日の帰宅中におなじみ部隊長さんから電話をいただき、翌日渓流に付き合っていただくことになりました。
台風直後なので遡行が厳しそうとのことで、逆にイイ感じっぽい松川に行き、状況に応じて狩野川水系を攻めるというプランです。

朝5時に松川湖の入漁券販売所で待ち合わせをし、それから湖の上流部に入渓です。
松川は、遡行には全く問題が無い程度に増水をしていて釣りやすいことは釣りやすいのですが、魚がスレてるのか、チビのチェイスがある程度であまりヨサゲな感じではありません。

どうにかチビを1匹ヒットさせますが、持ち上げたところでポロリと落ちてしまいました。
その後、部隊長さんが1匹同じようなサイズをキャッチされていましたが、あまり期待できる感じではありません。
この日は翌日の仕事のために夕方から一旦自宅に戻ることになっていたので昼くらいまでのケツカッチンとなっていることもあって、早々に退渓し狩野川水系に移動しました。

***

まずは冷川に入ります。
やはり台風の影響か、かなり増水していて、流れも強いです。

始めて早々、腰くらいまでウェーディングして太い流れの横にある大岩の裏を通していると、ヒットです。
ドラグを緩めにしてあったのですが、それでもなかなかの引きで寄せてきましたが、結局ランディング直前にフックアウトしました。

結局、そのポイントはちょっと先に行くと増水で深くなっていたので、そのまま退渓です。

さらに何箇所かヤブコキをして何キャストかして、遡行できないので上がって、という感じを繰り返し、徳永川に入りました。
この間にチビのバラシが1回ありました。

***

その徳永川のポイントは、以前にKidがナイスサイズをバラしたところらしいです。
かなりショートレンジなので、慎重にアプローチをしました。
真上から見ていた部隊長さんによると、ナイスサイズが追ってきたみたいですが、ヒットに持ち込むことができませんでした。

そこから遡行したのですが、なかなか良い渓相です。
期待は高まるのですが、チェイスはイマイチで、結局堰堤までがんばりましたがヒット無し。

結局時間となったので、ここでタイムアップです。

お盆期間であり、台風後というコンディションでしたが、のんびりと歩いてできそうなところを撃っていくというユルい釣り方で、部隊長さんと色々と話をして楽しい時間を過ごしました。

部隊長さん、今回もお世話になりました。
考えてみれば、初めてご一緒させていただいてからちょうど2年になるんですね。

***

14日は終日仕事をしてから電車で伊豆に戻りました。

その電車内でファンタジスタS君とずっとメールをしていて、「伊豆は青物が激アツだ、今を逃すともうチャンスは無い」くらいのイキオイで煽ってみました。
なんでも翌日朝10時過ぎには帰宅してないといけないという厳しい条件ながら、すっかりその気になってついに合流することになりました。
S君は最終電車で自宅を出て伊豆に来て、8時過ぎの電車で戻るとのことです。

というわけで最終日の15日、前夜最終電車で到着したS君をピックアップしに行ってから、滞在先で仮眠を取り、3時すぎに現場に行きました。
土曜ということもあって堤防上は初日以上の人手です。

準備をして、ほどなく夜明けです。
どんどん間に人が入ってきて釣りづらい状況はやはり初日以上ですが、なんとか頑張りました。

堤防上で最初のヒットはS君でした。
なかなかのサイズのソウダです。

さらにS君にヒットですが、これはバラしていました。
かなりテンションが上がった2人は黙々とキャストを続けます。

フルキャストをして中速で巻いているとヒットです。
いい引きで上がってきたのは丸々としたヒラソウダでした。

その後、近くでヒットし始めたので、チューニング済カエルを使おうかと思ったのですが、向かい風が強くなってきたので飛距離が期待できないため、使用を断念しました。

この日は初日のように、周期的にガンガンと回ってくる感じではなく、時々ポツポツとヒットするという状況でした。

ラインのトラブルに関しては、ガイドに絡んで失速することは多々ありましたが、とにかく慎重にキャストをしたので、高切れをすることはありませんでした。
とは言ってもストレス多すぎです。

S君は結局もう1本バラした後に1本をキャッチ、俺がその後2本ヒットで2本キャッチという感じで7時半になりました。
電車で帰るため、2本でオミヤゲは十分とのことで一旦終了です。

S君を駅まで送った後、まだ早い時間だったので場所を変えてもうちょっとやろうかと思いましたが、運転中に急激に眠くなったので、結局そのまま帰宅しました。

ちなみにこの日のヒラソウダは釣りたてで血抜きをしっかりしてから刺身で食いました。
当日の速報エントリに「ヒラソウダは脂が乗っていて、かつモチモチとした食感で言うことなしの味でした。」と書きました。
すると、数日後の釣庵まこさんとこの

釣庵 (Tsuri-An):カツオの血抜き - livedoor Blog(ブログ)

このエントリにも、

================
まず、血を抜いたカツオの食感は、身のきめが細かくなってムッチリした感じになります。また、身の色がやや淡い明るい色になり、味はアッサリした感じになります。
================

と書いてあるではないですか。
本ガツオとソウダガツオという違いこそあれ、今回普段以上にモチモチと感じたのは、やはりかなりしっかりと血抜きをした結果なのかな、と思いました。

***

というわけで、結果的には普段と比べてあまり時間を取ることもできませんでしたが、そこそこ充実した合宿だったと思います。

青物に関しては、釣果は満足ですがタックルのトラブルが多いことと人が多いこと、これがストレスでした。
タックルに関しては、前回のエントリでも書きましたように、根本的な解決が必要そうです。

渓流は、釣りがしにくい環境だったという点はありますが、里川っぽいところをのんびりとやるというのもたまにはイイ感じですね。
釣果に関しては全然でしたが、イイのが1つヒットしたことで、まあヨシとしましょう。
今シーズンもう1回伊豆の渓流をやりたいと思っているのですが、難しいかな?

今年は年末年始に伊豆に帰るかどうか微妙なので、冬合宿に関しては全く未定ですので、チャンスを見つけたら遠足やトライアスロンとして伊豆に来たいと思っています。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

« 2009年8月 | トップページ | 2009年10月 »