デジタルライフブルーズ
先週末、やっとのことで壊れていたPCが修理から戻ってきました。
故障自体はヒートシンクを留める金具が外れているだけだったのですが、結局マザーボードをマルっと交換するということで、数万円をカッぱがれてしまいました。
とりあえずこれで、携帯でシコシコ打ってたここ最近よりは多少ともマシな内容でブログのエントリができるとは思います。
更新頻度はわかんないですけど。
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とは言っても、俺の今までのブログエントリって、仕事中とかに思いついたらテキストエディタにバババっと書いておいて、時間を見つけて管理画面からアップするようなパターンだったんです。
家に帰って、メシ食って入浴して、ガウンかバスローブを着て、ブランデーグラスをくるくる回して香りを確かめながら、さてブログでエントリするか、というテンションで書けないんですよ。
でも今の会社、セキュリティが激しく厳しいのです。
テキストエディタにバババと書くことはできるのですが、ちょっとした調べものとかしたくても、ブログなどのコミュニティコンテンツに関してはセキュリティがかかって閲覧ができないのです。
もちろんパソコンはデスクトップなので、社外に持ち出すことなんてできないので、そういう意味では、今、ノートパソコンがほしいです。
高性能じゃなくていいから、タイプしやすい機種のネットブックがいいなあ。
値段は安いんですが、イーモバイルとかソフトバンクとかのデータカードと抱き合わせないといけないってのがメンドクサイ。
割引なしで3-4万くらいの買うかなあ。
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欲しいものといえば、最近リニアPCMレコーダーってのが欲しいのです。
いわゆる、会議なんかで声を録音するICレコーダーの高音質版(無圧縮)です。
今、スタジオ入ったりライブをやったりしたときは、MDレコーダーで音を録っています。
まあ、音質なんかはとやかく言わないんですが、これをデータにするのが面倒なんです。
まず、MDのアナログ出力をPCのライン入力に入れて、音量レベルをちょっとずつ調整して、録音。
このとき、元のMDに60分音が入っていたら、60分待たないといけないわけです。
で、やっとPCへの取りこみが完了したら、サウンド編集ファイルでWavファイルを曲ごとに分割して、さらにマキシマイズしたりノーマライズしたりの調整をし、CDに焼いたりするわけです。
これをメンバーにメールで送ったり携帯とかiPodのようなので聞くには、さらにwmaやmp3、m4aなどに変換し、曲名などの情報を入力しなければなりません。
これ、めんどくさい。
というわけで、PCMレコーダー(ICレコーダーでもいいんですが、音悪いんで。)だったら、USBとかで繋いでそのままファイルに落とせるってのがステキ。
音質気にしないなら、最初っからmp3とかwmaで記録することもできるみたいです。
欲しいなあ。
これ自体をiPodや携帯のような音楽プレイヤーとしても使えるし。
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音楽プレイヤーと言えば、何度か書いているかと思いますが、俺はiPodのような専用音楽プレイヤーは持っておらず携帯電話で聞いています。
8月に携帯キャリアをauに変更したので、今までDoCoMo端末で聞いていたものはすべてチャラになって、新たに入れなおしが発生したわけです。
先代のDoCoMO端末では、Windows Media Playerを使って簡単に同期できていました。
ところが今回のau端末では、au Music Port(aMP)という専用(?)ソフトを使わないとなりません。
そんなわけなんで、とりあえずPCも治ったし、昨日やっと重い腰を上げました。
まず、付属のCDからaMPをインストールします。
で、早速聞きたい曲を入れようとしたのですが、このソフトがとってもチンカス。
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まず動作が遅い。
今のご時世で、こんなに遅いソフトが(フリーとは言え)商用で許されるのか、ってくらい遅いです。
俺のPCの処理速度自体も決して速いものではありませんが、他の音楽メディア管理のソフトはサクサク動くんで、aMPはダントツの遅さ。
遅さのホームラン王です、王貞治です、キングカズです。
何せ、起動そのものが遅いのです。
しばらく待って、やっと起動。
それからもクリックしたらしばらく待って、処理するためにしばらく待って、という、14400bpsとかのモデムでエロ画像の表示をじっと待っていたインターネット草創期を思い出します。
で、聞きたい曲を選ぶのですが、インポート候補にファイルをドラッグ&ドロップができないのです。
音楽ファイルだけで10GBを超えてるのに、その中から携帯で聞こうと思っている数100曲を選ばないとなりません。
が、大抵、音楽ファイルなんてものは「アーティスト名」フォルダの下に「アルバム名」フォルダがあり、その下に各曲のメディアファイルがあるわけです。
これを一つ一つ選んでいくのは面倒を通り越して無理ですよね。
なので、検索機能のようなもので、あるディレクトリを選ぶとそれより下のメディアファイルをすべてピックアップしてくれるという機能を使うのですが、上記「アーティスト名フォルダ」でさえもかなりの数があるのにそれを一つ一つ検索をかけるなんてこれまたデキッコナイス(突然デキッコナイスという人名を思い出しました、何だっけこれ)。
しょうがないので、「H:\Music」以下全部を検索などやらかすわけです。
そしたら、数1000曲全曲をゆっくりとリスト化し表示するわけです、そしてもちろん遅い、ムキー!
やっとリスト表示が終わった段階で、リストをスクロールしながらインポートしたい曲を選んでいくのですが、もちろんこのスクロールも遅いのは予想どおりだぜ、大丈夫ボク長男だから。
困ったことに、リストの500曲目あたりを見ていて、一度ウィンドウサイズを最大に変えたりしたら、リストの先頭にカーソルが戻ってくれました、ありがとうほんとにありがとう。
まあ、いいや、選択したのが消えたわけじゃないし。
また時間をかけてスクロールすればいいだけやし。
やっとインポート対象の選択が終わり、ボタンをポチっと押すと、携帯に転送するのかと思ったらノンノン、次は別の形式に変換でございます。
ホワッツ?
つまり、インポートをした分に関しては変換されたのが別のディスク領域に置かれるわけで、ってことは選んだ曲に関しては、ハードディスクの中でサイズがニバイニバイの高見山ということですか、そうですか。
もう何も言いません。
しょうがないので野党の得意技「牛歩戦術」を喰らったような待ちの中、文庫本でも読みながらじっと待っていました。
で、ふと気づきました。
あれ?曲少ないぞ。
そうなんです。
このaMP、mp3には対応していないのです。
おいおい、Oi!Oi!、聞いたことないぞ、そんな仕様。
世の中の正確な割合はわからんですが、直感的には圧縮された音楽フォーマットとしてはmp3が一番使われてんじゃないの?
ちょっと諦め気味にググってみたら、同じことを考える人もいるみたいで、aMPをmp3に対応させるパッチってのを勝手に(アンオフィシャルに)出している人がいました。
この人、神!
(これ読んでやってみようと思った人、自己責任ですから、そこんとこヨロシク、ここんとこゴブサタ)
で、一旦変換をキャンセルしてaMPを落とし、このパッチを当てました。
再度沢山の時間をかけてaMPを立ち上げ直し、「H:\Music」以下に検索をかけると、出ましたmp3のファイル!
もちろん、その分、時間もたくさん!血涙!
再度やっとの思いでインポートすべき曲を選択し、変換を開始します。
パーセンテージ表示が出るのですが、いつまで経っても1%から進まないのです、コンチクショウは。
テレビなど見ながら、時々チラっと進捗を見てみると、40%くらいまで行っています、かなり待ったんで。
そしたら、突然、aMPが落ちました。
さよならも言わずに。
ファーック、ファック、ファーック。
もう再度インポートする気力が無くなったので40%分だけでいいかと後ろ向きにポジティブになり、再度aMPを立ち上げてインポート済の曲リストを見ると、mp3非対応に気づく前、キャンセル前にインポートした曲と、mp3パッチを当てた後にインポートした曲、当然同じ曲は省いてあるだろうと思ったのはこっちの勝手な思い込み、惚れてるのは俺だけでアノ娘にとっては俺はただのトモダチという甘酸っぱい思い出と同じ状況で、しっかり同じ曲が2曲ありました。
もうクラクラを通り越し、頭痛と腹痛と吐き気と生理痛と眩暈を我慢しながらダブってる曲を削除します。
ついでに曲名とかアーティストとかの情報が不完全なのも手で直します。
やっとすべての準備が整い、いよいよ携帯端末に転送です。
この時点で、携帯に音楽を入れよう作業を始めて6時間くらい経っています。
転送対象を選択し、クリックをして転送開始です。
もうこれで終わりだ、ご苦労さん、俺。
と思いながら、待っていました。
転送はもちろん激遅です。
しばらくすると、転送の途中で携帯の電池が切れました。
朝5時半のことでした。
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