ナマズ再燃
ビールとアレはナマが一番と申します。
そんなナマが好きな諸兄におかれましては、ナマズはいかがでしょうか?
このブログの中でも数年前におなじみ釣庵さんに触発され、何度かナマプレイを試みたことはあります。
まあ、このときは3度くらい試みただけであとは尻つぼみにやらなくなったのですが。
ところが最近、微妙にナマズ欲が出てきているのです。
***
要因はいくつかあるのですが、おなじみ店長Qが近所の川で夕マズメにバスを狙っているとき、ナマズ風なヤツらがトップウォータールアーにアタックをしてきたらしく、それ以来店長Qは熱くなっているのです。
そうなるとネットその他で色々とリサーチしていて、どうもナマズは多摩川がかなり熱いということになったらしく、俺に調査を依頼してきました。
Mr.Don Worksという6フィートのベイトロッドがあります。
このロッド、20年くらい前に購入して以来、バスをやるときは俺のメインロッドという位置づけのものでした。
ところが15年くらい前、上京してから霞ヶ浦あたりにせっせと通っていたころ、ちょうど世の中にPEラインというものが出てきました。
俺は早速PEラインを使い始めたのですが、何せSiCガイドなんて付いているわけは無いので、ガイドの内側がPEラインによって削られてギザギザになり、細いラインを使うとそこに当たって切れてしまうようになりました。
そんな話をいつものバーでしていると、店長Qがルアーのハンドメイド用のルーター(?)でギザギザのところをなめらかにできるというので、預けておきました。
それをこないだのスタジオの日に返してくれたので、無性にキャストしたくなってきていました。
さらに駄目押しとして、俺への誕生日プレゼントの一環としてジタバク等のノイジープラグをいくつかくれたのです。
完全に俺を巻き込もうとしているわけですが。
***
そんなわけで土曜夜です。
未明から早朝にかけて、ヤエンの初戦で異常ナシだったため、ちょっと残尿感があり、日曜未明から早朝に横浜方面にシーバスにでも行こうかと思っていました。
すると宿敵Tから「日曜昼間に鯉行かない?」というメールが。
思わず飛びつこうかと思ったのですが、日曜は突発的な予定が入る可能性があったので、YesともNoとも言えない旨を返信し、その際に「ナマズやりたいんだよねえ」と書いておくと、「夜中の1時から3時くらいで行こう」と言い出しました。
それを聞いてすっかりやる気になった俺は準備を開始です。
***
店長Qのリサーチによると、ナマズはアタックはしてくるけれど捕食がやたらと下手でフッキングに至らないケースが多いらしく、そのため、その道の人々はフックを全部はずしてテールフックの位置にアシストフックをつけたりするそうです。
そういうのを聞くと、やってみたくなるのが人情というもの。
早速ナマズ用の戦隊のフックをはずしました。
タックルは、上記Mr.Don Worksに、数年前アメリカから買ってきてほとんど使っていないABUの5600番を装着します。
ラインは12ポンド、いまどきストレーンの蛍光イエローです。
***
土曜はほぼ徹夜明けという状態だったにもかかわらず、床についたのは23時過ぎでした。
そして無理矢理に日曜0時半に目を覚まします。
気合い入っとんじゃい。
Tに「そろそろ行こうや」とメールをすると返事が来ません。
30分後くらいに再度メールをしても返事がなく、その返事を待っている間に俺もまた寝てしまいました。
***
日曜、朝8時過ぎに起きて、諸々のことを終わらせていると、思ったより時間ができました。
とりあえず昼までは時間があります。
というわけで、Tに「ポイント偵察に行こう」とメールをし、何箇所かめぼしいところを見て回ることにしました。
これまた店長Qからの入れ知恵なんですが、ナマズのポイントとなるようなところは、水の流れが揺るやかでそれほど水深がなく、かつ水中に障害物があるようなところが良いとのことです。
そこで、ポイント探索の際もタックルを準備しておき、到着したら実際にルアーをキャストしてみました。
岸に垂直に投げると結構流されるのですが、岸沿いはほとんど流れが無いので、平行にキャストをすれば良い感じだと思います。
そんなわけで、足場が良くて水中にテトラが沈んでいるようなところに何箇所か目星を付けておきました。
***
日曜午後の用事を済ませると、時間は16時前です。
1時間くらいやれるな、と思ったらムラっと来ました。
16時半ごろ、まずは自宅から一番近いポイントに行ってみました。
少し薄暗くなってきているので、結束部分近くにケミホタルをセットし、開始です。
岸沿いにジタバグをキャストして、ポコポコと引いてくるのですが何も反応がありません。
何箇所か立ち位置を変えてみますが反応ナシです。
20分くらいで見切りをつけ、車で5分くらいのところに移動です。
もうすっかり真っ暗なんですが、イイ感じです。
ここは岸沿いに5メートルくらい先までテトラが沈んでいて、いかにもな場所です。
ほとんど流れは無いのですが、一応ダウン方向に岸と平行にキャストをして、数投してダメなら10メートルくらい下流側に移動してキャストをする、という作戦にしました。
すると、開始位置から50メートルくらい下ったあたりで、なんか出そうな雰囲気がしてきました。
慎重にキャストをしてゆっくりとリトリーブを開始すると、数秒後に「ボシュ」っと出て一瞬重みがかかったのですがすぐ抜けました。
これで完全に毛穴が開いてしまって、さらに一投すると、こんどは2連続でアタックしてきます。
が、2発ともルアーからは離れた場所へのアタックで、周りの水面が揺れるくらいです。
結局これを最後に水面は沈黙しました。
***
そんな感じでかなり熱くなっています。
問題は時間帯。
聞いた話では、ナマプレイに一番適した時間というのが夕マズメから22時くらいの間とのこと。
深夜や朝マズメは比較的時間を作りやすいのですが、この時間は難しい。
実際のところ、深夜とか早朝はどうなんでしょうか。
宿敵Tは地元でやっていたころは、早朝だったと言っているんで、決してダメだとは思わないのですが。
まずは念願の1匹を目指してちょくちょくがんばってみます。
| 固定リンク
「釣り:ナマズ」カテゴリの記事
- Tokyo Catfish(2013.07.10)
- ロリロリ(2013.07.05)
- 右肩上がり?(2013.06.11)
- やっとキャッチ(2013.06.07)
- いまだ実らず(2013.05.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント