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2010/03/16

仕切り直しの開幕戦

Twitterではつぶやきましたが、昨日、狩野川水系に急遽出撃しました。

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いつものように宿敵TファンタジスタS君と「週末どうする」とやりとりをしていました。
キモチとしては今年初戦があんまりだったんで、渓流に行きたいな、と思っていたわけです。

ところがTは出張&子守りでNG、S君も土曜は朝8時半以降NGで日曜は午後からNGとのことでした。
そんなわけで、渓流はあきらめ、土曜朝にマルタに行き、日曜にはメバルか渓流のどっちかに行こうかと思っていました。

ところが、土曜の20時過ぎにS君から連絡があり、日曜は終日OKになったとのことです。
それなら渓流で決定です。

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何度か書いていますように、俺の丹沢のホームグラウンド、自宅から駐車場所まで1時間半、さらに駐車場所から入渓点まで最低でも1時間から1時間半徒歩でかかります。
すなわち、自宅を出てから入渓まで3時間くらいかかるのです。

渓相とかは抜群ですし、フィールドとしては好きなところなんですが、片道3時間なら狩野川水系に行けるんじゃないか、とここ常々思っていたのです。

ただ、狩野川の場合、ガソリン代とか高速代は丹沢に比べると倍近くかかるので、一人で行くのはちょっとなあ、というのがあります。
今回、S君が同行できるとのことですので、せっかくなんで実際どれくらいのもんなのかを試してみようと思い立ち、狩野川水系に行くことにしたのです。

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さて、狩野川水系と言ってもかなり広いです。

何箇所かは部隊長さんに連れて行っていただいたことがあるのですが、いつも車を出していただいているので駐車スペースとか入渓点とかを覚えているところってほとんどありません。

そんなわけで、今回はまずは持越川に行き、その後本流に行くというプランにしました。

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行くことになったので、急いでタックルの準備をしました。

渓流タックルはいつものように、5フィートロッド+2500番リール(2506スプール)+4ポンドラインで、アレキサンドラ50mmをメインに使います。
不動の先発メンバーです。

本流タックルですが、去年1度だけ狩野川本流をやってみたところ、渓流タックルではちょっとキツいかな、という印象でした。
そこで、何度か目論みを書いていますように、今回本流は随分前にアメリカで買ったロッドを使ってみることにしました。

用意したのは、6フィート6インチロッド(ルアー負荷1/8ozから1/2oz)+2500番リール(替スプール)+6ポンドラインで、アレキサンドラ63mmやアスリート(サスペンド)7cm、5グラムから7.5グラムのスプーンというラインナップです。

ちなみにアメリカでは、バスロッドとかトラウトロッド、みたいな区別はなく、アクションとルアーウェイトとラインウェイトで判断する、という感じです。
このロッド、今まではシーバスの湾奥小場所ピンポイント穴撃ちとかボートシーバスとかサバ船とかに使っていました。

ラインは5ポンドか6ポンドかで悩んだんですが、まずは6ポンドでやってみて、5ポンドでも良さそうだったら替えようという作戦です。
リールは渓流と同じものを使い、2500スプールに100m巻きました。
ちなみに、このラインは6ポンドのバス用のラインです。
なんつーか、わざわざトラウト用買う必要性を感じなかったんで。

スプーンを用意しているのは、もし本流で根ガカリしても深かったり流れが強かったりして、根ガカリ対策の如意棒使って回収することがほとんど不可能でしょうから、あまりにもミノーをロストしまくったらきっとココロが折れてしまって出家したり性犯罪に走ったりしてしまうでしょうから、エコノミックダメージの少ないスプーンも使おうという後ろ向きにポジティブな理由です。

ちなみに、如意棒を使うようになって以来、渓流でのルアーロストってほとんどなくなりました。
今では本体が割れたりリップが折れたりフックのアイが潰れたりするまで使い倒しています。

***

2時に自宅を出て、2時半くらいにS君を拾い、沼津インター経由で現場付近に到着したのが4時半ちょっと過ぎでした。

あまりにも真っ暗で、駐車スペースを見つけることができず、ずっと川沿いの道を走っていると目の前を鹿の集団が横切っていきました。
そんなに山奥じゃないので、逆にびっくりしました。

やっと駐車スペースをみつけて、5時くらいから30分ほど仮眠をした後準備にとりかかります。

***

6時に入渓です。
入渓時点での水温は6度と結構冷たかったです。

入渓地点付近の瀬ではチェイスもなく、最初のホットスポットの落ち込みとその下のプールにさしかかります。
スプーンを使っていたS君がここでいきなり15センチくらいのチビを2キャッチです。
重めのスプーンを沈めた、とのことです。

そうなると俺も焦りを覚え、アレキサンドラのHWに変えます。
この時期は毎年そうなんですが、連続トゥウィッチだとチェイスが無いばかりか、チェイスはあってもヒットしきれないので、ポーズを意識したトゥウィッチをこころがけます。
するとほどなく、ヒットです。

サイズは20センチ無いくらいでした。
あらよっと抜き上げると、ポロっと落ちてしまい、バラシです。
ちょっと雑すぎました。

***

解禁直後のパターンなんですが、瀬や強い流れではなく、流れのゆるいところ、岩の裏や陰などを重点的に攻めます。
S君は同じようなチビサイズをもう1匹追加スプーンで追加、さらに1匹バラしています。

しばらくして、流れは強いですが、岩の裏をきっちり通すとチェイスではなく即アタックしてきました。

Imgp1016_640

今度は慎重にやりとりをして、無事キャッチ、19センチでした。
アレキサンドラのハヤカラー(キンクロ風)でした。
ただこれ、全く朱点が無いんですよ。

俺が1ヒット1バラシとどちらもミノーだったので、S君もミノーに切り替えました。
しばらくしてDコンタクトで17センチくらいを1匹キャッチしていました。

***

そういえば途中、わりと強めの流れの向こう側のゆるいところからこっち側のゆるいところにアップクロスで通したとき、こっちのゆるい方に入った瞬間になかなかのサイズが飛び出してきました。
が、ヒットにはいたらず、俺の足元近くの岩の隙間に消えていきました。

その場所から10mくらい上がってなにげなくその岩を見ると、そいつが岩の前に定位しているではないですか。
せっかくなんで、ミノーをポトンと落とし、フリーのスプールを押さえてラインの放出をコントロールしつつシェイクしながらそいつの目の前に送り込んでみました。

すると、ジャレついてきます。
今にもヒットしそうな感じなんで、ルアーを変えたりして何度も試してみますが口を使ってくれません。
10分くらいして、万策尽きたので、諦めました。

せっかくなんで写真を撮っておきました。
ギリギリまで近づき、ズームを使ったのですが、魚ってのがわかるかと思います。

Imgp1013_640 Imgp1014_640

背中の色が薄いからなんでしょうが、まるでアルビノのように白っぽく見えます。

***

結果、退渓する9時までの3時間で、S君が5ヒット4キャッチ(最大17センチ)、俺が2ヒット1キャッチ(19センチ)と結構な差をつけられてしまいました。
でも、ミノーだけだったらS君は1ヒット1キャッチでしかもサイズは俺の方が大きいもんね、とココロの中で自分に言い訳をしておきました。

***

持越川を退渓し、狩野川本流を目指します。
対岸に狩野ドームが見えるあたりでヨサゲなところがあったので、10時くらいに車を停めて早速開始しました。

6.6のロッドと6ポンドライン、飛距離は問題なく、流れに負けることもなくイイ感じです。
ただ、ロッド自体が太く、イコール、重いのです。

本流ではバリバリとトゥウィッチはしませんが、それでもドリフトさせたりしつつシェイクしたり、アップクロスやクロスでここぞというポイントを通るときにはロッドワークを使うのですが、わりと早い時点で腕がパンパンになってしまいました。

Imgp1018_640 

渓相(本流でも渓相って言うんだろうか)は抜群で、今にもガツンとでかいのが出てきそうですが、そうはうまくいきません。
しばらくやりつつ移動を繰り返しますが、流れがガンガンよりちょっとゆるいところでのドリフト中やうまく岩の裏を通るようなときにはチラホラとチェイスがありました。

そうこうしているうちに、遠くからS君が呼びます。
なんとヒットしたようです。
難なくキャッチしたのは、20センチちょっきりのアマゴで、Dコンタクトでの結果だそうです。
話を聞いてみると、流れが弱くなっているあたり、かつ、岩がらみとのことです。

***

深い流れの中に沈んだ岩があり、その付近が水流が変わっているところがありました。

アレキサンドラ63mm黒金をクロスに投げ、ドリフトをさせます。
目ぼしい岩の裏でU字を描くようにしてダウンになったあたりでチェイスしてくる魚がいます。

トゥウィッチ+ポーズを繰り返すと、目の前まで来ました。
まだ食わないので、さらにトゥウィッチ+ポーズをするとやっとヒットしました。
もう岸まで1mくらいのところなので、スウィープフッキングとランディングを同時に行うと、一瞬岸に上がり、そのままポロリと水中に帰っていきました。
さっきのよりは大きそうだったので、多分20センチちょっとあったと思います。

***

その後、強烈に深くて激しい落ち込みにアレキサンドラ黒金がはさまってしまい、救出に行けるような距離でも無いので、結局ロストしてしまいました。

それでミノーを使う気力がなくなり(小心者)、あとは7.5グラムのスプーンを使って黙々とダウンクロスです。
透明度が高かったので、スプーンの動きがよく分かり、ここ一番で止めたりとか色々と有効そうな技を試すことができました。
1チェイスさえありませんでしたが。

というわけで、12時になってしまったので、ここで終了です。

結果は、S君が1ヒット1キャッチ、俺が1ヒット1バラシでした。
去年の狩野川、河津川、酒匂川、そして今回の狩野川と、本流ではいまだにキャッチなしです。
惜しいところまで行くんですけどね。

***

そういうわけで、今年初の「ちゃんとした」渓流&本流釣行でした。

数やサイズとも、S君にはやられましたが、俺の2バラシはバラシというか、空中でのポロリなので、気分的には3キャッチなのです。
と、また言い訳してるし。

狩野川の本流、去年はすげえ寒い雨の中、かつ渓流タックルで何をやっていいかわからない状態でしたが、今回はきっちりと「やったった」感があります。
S君も相当楽しかったようです。

タックルに関しては、やはり本流ロッドは重いです。
そんなわけなんで、ちょっとだけ物欲出ています。
ラインは6ポンドでもいいんですが、次回はPE0.8号に2号リーダーという、まんまエギ仕様でやってみようかと思います。
S君が今回エギ仕様だったのですが、イイ感じっぽかったので。

狩野川、5月半ばには本流に入れなくなってしまいます。
GWに合宿には行くでしょうが、それとは別にもう1回くらい行きたいところです。

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釣り:渓流ルアーフライ」カテゴリの記事

コメント

お疲れさまです。
ポロリ連発の甘酸っぱい釣りだった様で何よりです。

まんまエギ仕様。今日はその辺をノーガキこいてみました。

投稿: まこ@釣庵 | 2010/03/16 23:18

まこさん

ポロリ連発の大磯ロングビーチでした。

PEのエントリ、読みましたよ。
相変わらず卓越した論理で騙されそう(コラ)でした。

そちらにコメントさせていただきます。

投稿: Open6E | 2010/03/17 22:10

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