Things still go wrong
昨日日曜、相方と一緒に渓流に出撃しました。
土曜の朝に雨が降って寒かったのですが、予報では天気はかなりよくなるとのことでしたので期待していました。
***
朝5時半に入渓です。
気温はあまり高くないですが、寒くて指先が凍えるというほどではないです。
水温を測ってみると、なんと5℃です。
この時点で、強い流れや流心や瀬は諦め、淵や岩の裏など流れの緩い水深のあるところを中心に攻めていくことにしました。
それにしてもまったくヒットがありません。
ヒットどころか、チェイスがありません。
チェイスどころか、魚も見えません。
相方はスピナーを使っています。
これでまず1匹上げて心の平穏を保つつもりらしいですが、一回アタリらしきものがあっただけでこれまたカラッケツのようです。
9時過ぎに再度水温を測ってみると、7℃でした。
体感的にはもうちょっと上がったような気がしたのですが。
結局10時近くまでやりましたが、状況は変わらず。
ノーキャッチノーヒットノーチェイスノーウーマンノークライでした。
***
あまりにも残尿感というか、負けた感が強いので、帰りに30分だけC&R区間に入りました。
さすが半風俗、25センチくらいのニジがポツポツとヒットします。
やや流れの緩いちょっと大きめの淵とそれに続くカケアガリのラインに大石が沈んでいたので、上流からミノーを流し、その大石のちょっと上からトゥウィッチをしながら石の裏をミノーがU字の頂点を描くように通してみると、底からいきなりでかい影が食い上げてきました。
ドラグをギャンギャン鳴らして抵抗し、やっとランディングできたのは、ジャスト40センチのイワナでした。
なんか、カマのあたりが美味そうでした。
まあ、もちろん放流魚ですが、ものすごいパワーとスピードに圧倒されました。
食い上げ方もイカシてますし。
その後、さらに35センチくらいのニジをヒットさせていると、隣にいた相方もでかいのをヒットです。
これは相方がキャッチした40センチのニジです。
これまた激しく暴れていました。
そんな感じで、シロウトには相手にされず、その後ヤケクソで入ったキャバクラではモテた、というようなショボい結末になってしまいました。
12時過ぎには帰路に着いたのですが、渋滞も無く帰ってくることができました。
***
今回の結果(風俗は別)をどう見るかです。
気候の変化が激しくて水温も低いししょうがないよ、で片付けるのは簡単だと思います。
が、今日の俺の敗因は別のところにあると思っています。
まず、1つ目の反省点です。
入渓時に水温が5℃というので、上記のように「この時点で、強い流れや流心や瀬は諦め、淵や岩の裏など流れの緩い水深のあるところを中心に攻めていくことにし」てしまっているのです。
色んなパターンを試しもせずに、そのパターンと決めウチしてしまっているのがマズい。
2つ目は、この「淵や岩の裏など流れの緩い水深のあるところを中心に攻めていく」パターンでは、全く反応も無いのに、他のパターンを試そうともしなかったことです。
自分ではかなり丁寧に思い込んだパターンを実行していました。
が、どんだけ金を持っていても売ってないものは買えないのです。
普段、サイズを気にさえしなければ、スピナーやスプーンを使う同行の相方やファンタジスタS君には数本は上がります。
が、今日はそれさえもダメでした。
こんな状況だったので、色々なパターンを試していたとしても、今日はかなりの確率で「淵や岩の裏など流れの緩い水深のあるところを中心に攻めていく」のが正解だったとは思います。
が、結果的にこのパターンに到達するのと、最初から何も考えずにこのパターンにするのでは大きな違いがあります。
と、珍しく、帰りの車内でグースカ眠る相方を横目に運転しながら考えたのでした。
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