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2010/05/22

春合宿2010ラップアップ3:アオリイカ

春合宿2010のラップアップ第3弾です。
アオリイカについて書きます。

***

元々、この春合宿はイカ合宿と言っていたように、エギでのアオリイカに集中するような位置づけでした。
ところが2005年を最後に、以降GWのアオリイカはずっと苦戦していて、さらに、2006年夏に渓流ルアーを始めたため、2007年以降は渓流にウェイトが傾いていました。
そういう状況ですので、最近では「一応イカもやるけど、あんまり気合いは入れないぞ」的なスタンスとなっていました。

今年はどうかというと、やはりそんな感じのユルめのテンションで臨みました。
特にエギを買い足しておくでもなく、あるいはPEラインを巻き換えておくまでもなく、いつものとおりのタックル&セッティ ングです。

釣行は以下の2日間です。

2日目の2ラウンドおよび3日目の最初の2ラウンドは同じ場所でしたが、5日目の8:30からおよび最終日は別の場所での釣りでした。
ポイント名に関しては、部隊長さんと一緒なので両方のブログを読んでいる方はおわかりになると思いますが、一応伏 せてあります。

釣果は

と、GWで5年ぶりのキャッチ、しかも1440グラムはエギでの自己最高記録でした。
エギでの釣りに関しては今まで何度か自分の中で小さな「覚醒」があり、牛歩戦術で進化していっているつもりです。
今回も、自分としてはまた一つ進化できた点がありました。

コンディションに関しては、天気もよく風も悪くはない感じでした。
が、近年マレに見る良好なコンディションであっても、やはり釣りづらい風となることも多かったです。

***

2日目の釣行ですが、部隊長さんと合流してすぐに始めますが、西風が強いため、回り込んでくる風でラインがふくらんで釣 りにくい状況です。
1時間ほど立ち位置を動き回って試してみましたが芳しくなく、4時ごろにうっすらと明るくなってきたので、メバルをやるた めに一旦終了しました。

メバルの後、ちょうど上げ一杯くらいのタイミングで戻ってきました(満潮6:18)。
この時期はここがいいよ、という立ち位置を教えていただき、かつ「正面の島方向にキャストして、左に流れる感じだとNG、 沖に払いだす感じがあれば期待できる」「上げ一杯から潮が動き始めるタイミングがチャンス」との戦略的アドバイスをいた だきました。

まずはアオリーQマーブルサクラダイ3.5で探ってみます。
潮の払い出しチェックは先ほどメバルと同様、リールフットを右手(ロッドを持つ手)の中指と薬指で挟み込むようにして強く 握らずぶら下げる感じで行います。
NGだという左に流れる気配はありませんが、かと言って沖に払い出している風でもありません。

投げる方向を鋭角に変えながら、かつエギをゴールドサクラダイに変えたりしつつ継続します。
その間、部隊長さんはしきりに「潮の流れはどう?」と聞いてきます。

7時を回ったくらいで、キャスト後のフリーフォールでパラパラと出て行くラインの量が増えた気がします。
また、シャクり後のテンションフォール時もさっきよりは随分と引っ張られる感覚が強くなってきた気がします。
「ちょっと払い出してきたみたいです」とお伝えし、下地ローテーションがマーブル→金と来ているので、赤テープのエギ、 ただしエギ王Qのブラウン赤テープにチェンジしました。

数投後、潮目が寄ってきたなと思っていました。
直後、アオリーQよりウェイトのあるエギ王Qなのに引っ張られる感が強くなったな、と思ったテンションフォール中、ほんの 少しだけ押さえ込まれるような感じがしました。
ほんの少し竿先を上げて聞いてみると、エギを抱いてエンペラでホバリングしているアオリの映像が見えました(後出しジャ ンケン)。
ヤエンをやるようになって、アオリがどんな状態なのかを想像することが増えたのがこの要因だと思います(後出しジャンケ ンその2)。

いずれにしても違和感を感じたので、ビシっと合わせてみました。
すると、ジーーーーーっとドラグを鳴らして走り出しました。
10秒くらいに感じる(おそらく実際は数秒)ファーストランで、結構でかいのではないかと確信しました。

普段俺は、ビシっとシャクったときにジッと短くなる程度にドラグをセットしています。
決してユルユルでは無いはずですが、こいつは良く走ってくれました。

大体俺のパターンとして、急にドラグ鳴らして走られたりしたらテンパって走りを止めて巻きに入ったりしてしまうことがた まにあります。
が、このときはアタリを察知していたのでココロの準備ができていたからなのか、走らせつつ竿で溜めて対応することができ ました。

姿が見えたソイツはなかなかでかいサイズです。
まず、3キロは堅いところでしょう。

足元まで寄せてくるとエギがあまり深くかかっていないようです。
足場はそれほど高くなかったので、落ち着いてギャフ入れをしますが、胴体がパンパンで、かつギャフ先もキンキンではない のでガッシリと刺さらず皮にかかっているような危険な状態です。
何度かギャフを打ち直しているうちに、エギのかかりどころが足一本になってしまいました。
相当ヒヤヒヤしていたら、部隊長さんがサポートに入ってくださり、ガッシリとギャフを打ってもらって捕獲完了です。

Imgp1394_640 Imgp1395_640 Imgp1397_640

キャッチしたのオスのナイスサイズでした。
胴長が35cmあるかないかくらいですので、1500グラムといったところでしょう。
2キロ近くの墨を吐いたようです(定番)。

俺のバネバカリで計測すると1400から1500くらい、後ほど部隊長さんのデジタルスケールで量っていただくと3.2ポンド(1440 グラム)でした。
サイズはもちろんうれしいのですが、それよりもここまでガンガンと引いてくれたのがうれしいです。
エギでの引きってヤエンとはまた違いますよね。

部隊長さんも喜んでくださいました。
俺が常々「伊豆のアオリは絶滅危惧種」とか言っているもんですから、「ちゃんとアオリいたでしょう」と笑いながら言って いました。

***

5日目のS君とのトライアスロンでは、メバル退治の後、1時くらいに2日目と同じところに入りました。

もちろんS君に「正面の島方向にキャストして、左に流れる感じだとNG、沖に払いだす感じがあれば期待できて、上げ一 杯から潮が動き始めるタイミングがチャンス」と、メバルのときと同様、またもや俺の経験則のようにアドバイスをしました 。

が、横風が強くイマイチ釣りにくいです。
一旦仮眠をして朝マズメに勝負をかけます。

4時前に再度開始しますが風は相変わらずよろしくありません。
とりあえずS君には払い出しのチェックをさせつつ、俺は立ち位置を変えつつ動き回って様々な方向にキャストしてみますが 、ベタっとした潮で期待が持てません。

結局、5時半くらいまでシャクりましたが何も起こらず、ここで一旦終了としました。

一休みした後の8時前、S君がもうちょっとイカをやりたいとのことでしたので別の港に移動しました。
堤防にはカゴ師が外洋向きサイドにぎっしり入っていて、外洋方向の角にエギ師が一人、テトラには誰もいません。

まずはテトラに入りました。
潮汐はちょうど上げ一杯くらいです。

何投がしてみたところ、潮が動いている感じはありません。
ただ、ここは水深があるのでフォールにじっくりと時間がかかります。

テトラの立ち位置と方向を何回かチェンジしてみましたが、イマイチ底が取りにくいので、しばらくしてからエギ王Q速3.5号 のオレンジ虹テープにチェンジします。
底が取れる感が出てきたくらい、8時半を過ぎたくらいに潮が効いてきました。

ただ、潮の流れがテトラに立つと(すなわち外洋に向かって)左前方に流れる感じなのです。
この流れ、堤防正面からちょっと沖方向に投げるとちょうど払い出す流れになります。

なんとなく直感が働いたので堤防に移りました。
一投目、きれいに飛んだ後に「粛々フォール」です(懐かしい)。
先行のエギ師と話しながらラインを送って、じっくりとフォールさせます。

2回ほどシャクった後のテンションフォールでググっと持って行く感じがありました。
すかさずアワセると、乗りました。

今度は体感で5-6秒ドラグを鳴らします。
感覚的にはキロいくかいかないかという感じです。

イカの姿が水面に見えるようになったころには、いつの間にか横にS君が来ています。
ギャフ入れをお願いすると、モタつきながらも1回でかけてくれました。

Imgp1413_640

キャッチしたのは胴長がちょっと30cmを切るくらいのメスです。
重さを量ると900グラムでした。
この狙いどおり感がたまんないっす。

結局この後堤防正面はS君に譲り、10時くらいまで色々な立ち位置でやってみましたが風などで状況が悪くなってきたので、ここで終了としました。

伊豆のアオリは「異常繁殖による生態系への影響危惧種」に認定することにします。

***

さて、こんな感じで思わぬ結果を出すことができたアオリでした。

メバルもそうなんですが、アオリはシーバスなんかと比べるとそれほど潮の影響は受けないという印象を持っていました。
が、今回の2杯はどちらも潮の動き始めのタイミングにうまく潮が効いている立ち位置にキャスト方向など、潮によって随分と釣果に差が出るというのを痛感したのです。
なんというか、「釣れそうな感じ」ってのがほんのちょっとだけわかってきた気がします。

というわけで、アオリ編でした。
まだまだラップアップは続きます。

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