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2010年5月の15件の投稿

2010/05/26

ナマの道2010

去年の「再燃」宣言、そしてロクに釣りに行ってもいない(もちろん釣れていない)のに「今年は終了」宣言までしたナマズハンティングですが、いよいよ開始です。

今、仲間ウチでナマズに熱いのは店長Qと俺くらい、率先して釣行をしようとするほどでは無いのですが、なんとなく熱いのがファンタジスタS君って感じです。

***

とにかく、漫然と釣れるような気がする、ってだけでは最初の一匹にめぐり合うことはできません。
店長も俺もそれぞれが、色々とリサーチをしていまして、その結果、ナマズが釣れる条件ってのを割り出しました。

  • 川やドブや用水路の流れ込み
  • できるだけ浅い水深
  • 沈みテトラなどの障害物
  • 緩い流れ(流れていないとダメだけど、緩くないとダメ)
  • 昼間に鯉が群れているようなところは夜にOK
  • 夕マズメや朝マズメなどの薄暮薄明よりも、とっぷりと暗い方がいい。街灯とかもできるだけ無い方がいい。

と、まあこんな感じでした。

こんなポイントを夜中になんとなく想像で探してもしょうがないので、土曜の昼間のうちにポイントチェックをしました。
大体1時間半くらい走り回って駐車スペースを含めて、自宅から半径5kmくらいで6箇所ほど目星をつけました。

その旨をメールすると、店長はすっかりヤルキになり、翌日曜未明、店長が店を終わった後の2時半くらいから出撃することにしました。

***

店長も知っているポイント3の駐車スペースに2時半に集合し、俺の車でポイント1に向かいました。

ここは他のポイントに比べると、やや規模の大きい支流の流れ込みです。
(それでもドブ川ですが)
やや流れはありますし、水深も浅いですし、昼に鯉がいました。
橋桁があるので、とっぷりとした闇もありますし、河口部は沈みテトラです。
これはいるでしょう、釣れるでしょう。

周囲に同業者はいないので、早速開始します。
ジタバグ風ノイジープラグをキャストして、それっぽいところにキャストをしていると、しばらくして店長が「うわ、出た!」と言います。
ちょうど橋桁横の沈みテトラと少し頭を出しているテトラのあたりを引いていると、フッキングには至らないようですが、アタックがあったみたいです。

それを聞いて俺もすっかりモチベートされました。
丁寧に草が茂った岸沿いや障害物の周りを通していました。
ベイトタックルでピッチングとかバックハンドなんて、何年ぶりだろ。

そして2,3個頭を出している石の間を通していると、ルアーの後ろがモアっとした直後にルアーの左後ろにシュボっとアタックです。
ででで、出たー、でも乗っていません。
一旦止めた方がいいのか同じ速度で巻くのがいいのかスピードを上げるのがいいのか、まったくわからないのでとりあえず同じ速度で巻き続けました。

店長へのアタックもそうだったんですが、一回出ただけで後から何度か出るってことはありませんでした。
なんか、見切りところがわからないっす。

1時間ほど、この付近を色々と探ってみましたが、アタックも無いのでポイント2に移動しました。

***

ポイント2はやはりテトラがらみですが、川の流れが比較的当たるポイントです。

現場に着くとこちら岸に1人、対岸に1人同業者?がいます。
どちらの方もシーバスロッドくらいの長さのスピニングタックルでトップウォーターではない巻きモノを投げていました。

が、すぐに周囲が明るくなり、鯉がその辺でモジリだしたので、パン買ってくれば良かった、と言いながら4時半くらいに終了しました。

あとは店長にポイントと駐車スペースの紹介として、ポイント6付近まで車を走らせてチェックしました。

***

鯉のシーズンは5月から7月くらいが盛期とのことですが、大物は3月から5月に出るとのことです。
もう6月になってしまいますが、これからしばらくは行けるうちは行って、早いとこその姿を見てみようと思っています。

なにせ、ウチから10分とかの圏内っすから。

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2010/05/24

春合宿2010ラップアップ4:ヒラスズキ+雑感

春合宿2010のラップアップ第4弾完結編です。
ヒラスズキについてと雑感を書きます。

***

今まで伊豆に来るたびに部隊長さんから「河津河口のヒラスズキやろう」と言われていました。
が、俺のイメージでのヒラスズキというのは、荒磯の中を完全装備して長いロッドにでかいルアーを付け、サラシに向かって豪投するような釣りでした。

部隊長さんは、そんなことはない気軽にできる、と言ってくださっていたのですが、なんとなく二の足を踏んでやる機会はありませんでした。
今回の合宿の中でファンタジスタS君とトライアスロンをやることになり、釣りモノについて話していたところ、是非ともヒラスズキをやりたい、とのリクエストがあったので決行することになりました。

タックルとしては9フィート42グラム負荷のロッドを持って行こうと思ったのですが、何せ電車釣行ですので今回はエギロッドをそのまま使うことにしました、ナメてます、ハイ。
また、ルアーに関しても「サスケ烈波」みたいなヒラスズキチックなものは持っていないので、いつもの東京湾仕様のものをそのままボックスごと持って行きました、いやナメてますよね、ハイ。

ただリールに関しては3000番+1.5号PE+30ポンドリーダーと多少なりとも敬意を払っておきました、それでもナメてますね、ハイ。

釣行は以下の日に2ラウンドやりました。

午前は下げ4分くらい、夕マズメは上げ2分くらいからのスタートです。

釣果は

  • 5/6 (5日目)
    • 10:30-11:30 ノーヒット
    • 18:00-20:00 ファンタジスタS君 1キャッチ(50cm)

と、なんとS君がキャッチしてしまいました。
俺らの中では上記イメージにあるように、難攻不落の都市伝説中の魚というイメージがありましたので、比較的イージーに釣れてしまったのにはびっくりです。

***

トライアスロンのイカラウンドを俺の900グラムで終了し、一路河津に移動しました。
とりあえずどこから手を付けて良いのかわからないので、河口部に入ってなるべく遠投が利くバイブレーションやブレード系を投げ続けますがもちろん異常なしです。

先行者に完全装備な人が一人いて、河口対岸の石積みを釣り歩いていますが反応は無いみたいです。

ちょっと休んでいると、地元なのかどうか、オッサンが来て「このサラシだとヒラは食わないよ。サーフに行ってメタルジグとかを投げてヒラメを狙った方がいいよ。」とアドバイスをくれました。

そういう情報に弱い俺らは速攻で河岸を替え、サーフに突入しました。

S君はサーフの端にある地磯でサラシを叩き、俺はサーフを歩きながら払い出しを探します。
が、やはり潮が悪いのか時間帯が悪いのか、1時間ほどで諦めて終了しました。

しかしS君、相当シーバスが好きなようで、ルアーを投げながら完全にニコニコ顔をして「楽しい楽しい」を連発しています。

その後、渓流に入った後、どうしようかと話をしていたらS君はヒラをやりたいと言います。
俺はもう終了気分だったので、ここで待ってるから思う存分やっといで、と送り出しました。

S君がサーフ横の地磯からサーフをやっている間、部隊長さんに電話をしてこの日の状況などを話しつつ、S君がひとりでヒラをやっている旨を伝えると、河口の方がいいよ、とのアドバイスをいただきました。

部隊長さんとの電話を切ってからすぐにS君に電話をしてその旨を伝えました。
部隊長さんの情報を完全に信頼しきっているS君はそのまま河口に向かいました。

俺も車を河口近くに移動させて待っていました。
上げ潮が効いてきたようで、結構な勢いで潮が川を逆流しています。

なんか釣れそうだなあ、と思っていると19時くらいにS君から電話です。

「今、ヒラが釣れました。
写真撮ろうと思ったら波にさらわれました。」

だそうです。
いつもの俺なら「写真撮ってないならそれは無効」とか「どうせ吹いてんだろうよ」と性格の悪さを全開で攻撃をするところですが、S君のあまりに必死な口調にそういう憎まれ口を叩くことができませんでした。

釣れたのは河口部石積みの突端付近で、サーフ側にキャストするか河口側にキャストするか迷ったそうですが、部隊長さんのアドバイスを信じて河口側にキャストしているとうまく波に入ったくらいでゴンゴンと来たそうです。
ルアーはレッドヘッドの11cmくらいのミノーだったと思います。

その報告を聞いて、すべてタックルを片付けていた俺も速攻で準備、出撃です。
渓流の後だったので靴下は履いていなかったのですが、裸足のままでニーブーツを履き、タックルをセットして河口部を上流側から釣り下がりました。

が、しばらくして満足しきったS君が戻ってきて、予定の20時になったので終了としました。

***

さて、とりとめなく雑感を書いてラップアップを終わろうと思います。

まず、今回の春合宿では、途中にトライアスロンを挟むという贅沢な時間を過ごしました。
22時からスタートして翌日20時までの22時間、そこそこ仮眠も取りましたが、基本的には釣り続けです。

メバルが釣れてイカも釣れた段階でS君と話したのは「まあ、アマゴは釣れるだろうから、グランドスラムを達成するにはヒラスズキが最大の難関やね」とかいう戯言でした。
ところが渓流ラウンドではなんと痛恨の1バラシ、ここで俺のグランドスラムは消えました。

S君はイカが釣れていなかった段階でグランドスラムの権利が無くなっていたのですが、渓流ではアマゴだけではなくニジにハヤまで釣り、なんとヒラスズキまで釣ってしまったのです。
滞在先でS君と別れるときに、「このまま港でシャクってもしアオリが釣れたらグランドスラムやん」とけしかけてみましたが、さすがに疲れ果ててたようで「無理ですよ」と笑っていました。
現に、車を走らせてものの数分で眠気に耐えられなくなったらしく、俺の滞在先から2キロくらいのコンビニの駐車場で2時間くらい寝倒してたそうです。

「とりあえずチームとしてはグランドスラム達成ですね」とほざいていましたが、「違うのだよ。
俺にはチームメイトはいない。いるのは敵か手下かだけだ。」
と言ってやりました。

***

今回の合宿で挙がってきた課題です。

まず渓流、基本的なことですが、キャスト→サミング→着水のプロセスを再度丁寧に神経使えるように戻すってことです。
もしかしたら、最近渓流の釣果が芳しくないのはこの辺が原因のひとつかもしれません。

本流に関しては、だいぶ攻め方とかわかってきた気がします。
とは言っても、まだまだ最初のドアから向こう側がちょっと見えているだけだと思うのですが。
狙った感じでのヒットまでは結びつけられていると思うので、もうちょっとです。
が、本流は来年ですかねえ。

ソルトルアーでは、今まで漠然と考えていた払い出しとか潮の動きとかがだいぶわかってきた気がします。
払い出す潮がいいのもわかっていましたし、潮の動き始めが良いのもわかっていました。
でも、どうなれば潮が動き出したと判断できるのか、つまりラインを伝わる抵抗とかそういうのとタイミングとがリンクできたのは今回の合宿からです。
今後は、どういうタイミングでどう潮が動いていたらヒットの可能性が高い、とかの引き出しを増やしていければ、と思います。
もしかして、普通の釣り人はそれくらい当たり前ってことなんでしょうか、これ。

ヒラスズキですが、やっぱりやらないと釣れないですね。
買わない宝くじは当たらないってことです。
命を削るとか言いながら疲れたからと見送っていたのが悔やまれます。
そういう意味で、S君の根性は見習うべきです。

俺の釣りスタイルの中で、伊豆で楽しめる魚種はだいぶ制覇してきたつもりですが、本流のアマゴとかヒラスズキとか、またまた増えてしまいました。
これは捨ててはおけません、また挑戦する楽しみができました。

***

今回の春合宿、部隊長さんにはみっちりと付き合っていただきました。
部隊長さんが休日である4日のうち3日もお付き合いいただいたというわけです。

もっとも、俺がオフにした5/4の3日目も部隊長さんはきっちりと釣行されていましたので、休日は全部釣りをされたということです。
とんだ○○ガイっすね。
いや、タフガイっすよ、キチ○○じゃないっすよ。

で、今回も沢山学ばせていただきましたが、なんと言っても上記の潮汐と潮の流れの読み方です。
どれだけ粘るべきか、いつ見切るべきか、どうやって立ち位置を決めるのか、などなど、これからのすべての釣りにおいての重大なヒントをいただきました。

あと、今回の部隊長さんの読みというかアドバイスは冴えまくりでした。
いやいや、いつもは冴えていないわけじゃないですが、今回は恐ろしいくらいにハマったのです。
メバルのポイント選定やアオリのタイミング、ヒラスズキのねらい目、などなどです。
多分、S君が今度肉眼で部隊長さん見たら目が潰れると思います。

というわけで、部隊長さん、今回も沢山ありがとうございました。
また行きますので遊んでください。

山梨の渓流とか手コキボートとかサバ船とかも是非行きましょう。

***

というわけで、これにて合宿ラップアップを終了します。

次の合宿はいつだろう。
6月に梅雨合宿とか7月に初夏合宿とかやりたいなあ。

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2010/05/22

春合宿2010ラップアップ3:アオリイカ

春合宿2010のラップアップ第3弾です。
アオリイカについて書きます。

***

元々、この春合宿はイカ合宿と言っていたように、エギでのアオリイカに集中するような位置づけでした。
ところが2005年を最後に、以降GWのアオリイカはずっと苦戦していて、さらに、2006年夏に渓流ルアーを始めたため、2007年以降は渓流にウェイトが傾いていました。
そういう状況ですので、最近では「一応イカもやるけど、あんまり気合いは入れないぞ」的なスタンスとなっていました。

今年はどうかというと、やはりそんな感じのユルめのテンションで臨みました。
特にエギを買い足しておくでもなく、あるいはPEラインを巻き換えておくまでもなく、いつものとおりのタックル&セッティ ングです。

釣行は以下の2日間です。

2日目の2ラウンドおよび3日目の最初の2ラウンドは同じ場所でしたが、5日目の8:30からおよび最終日は別の場所での釣りでした。
ポイント名に関しては、部隊長さんと一緒なので両方のブログを読んでいる方はおわかりになると思いますが、一応伏 せてあります。

釣果は

と、GWで5年ぶりのキャッチ、しかも1440グラムはエギでの自己最高記録でした。
エギでの釣りに関しては今まで何度か自分の中で小さな「覚醒」があり、牛歩戦術で進化していっているつもりです。
今回も、自分としてはまた一つ進化できた点がありました。

コンディションに関しては、天気もよく風も悪くはない感じでした。
が、近年マレに見る良好なコンディションであっても、やはり釣りづらい風となることも多かったです。

***

2日目の釣行ですが、部隊長さんと合流してすぐに始めますが、西風が強いため、回り込んでくる風でラインがふくらんで釣 りにくい状況です。
1時間ほど立ち位置を動き回って試してみましたが芳しくなく、4時ごろにうっすらと明るくなってきたので、メバルをやるた めに一旦終了しました。

メバルの後、ちょうど上げ一杯くらいのタイミングで戻ってきました(満潮6:18)。
この時期はここがいいよ、という立ち位置を教えていただき、かつ「正面の島方向にキャストして、左に流れる感じだとNG、 沖に払いだす感じがあれば期待できる」「上げ一杯から潮が動き始めるタイミングがチャンス」との戦略的アドバイスをいた だきました。

まずはアオリーQマーブルサクラダイ3.5で探ってみます。
潮の払い出しチェックは先ほどメバルと同様、リールフットを右手(ロッドを持つ手)の中指と薬指で挟み込むようにして強く 握らずぶら下げる感じで行います。
NGだという左に流れる気配はありませんが、かと言って沖に払い出している風でもありません。

投げる方向を鋭角に変えながら、かつエギをゴールドサクラダイに変えたりしつつ継続します。
その間、部隊長さんはしきりに「潮の流れはどう?」と聞いてきます。

7時を回ったくらいで、キャスト後のフリーフォールでパラパラと出て行くラインの量が増えた気がします。
また、シャクり後のテンションフォール時もさっきよりは随分と引っ張られる感覚が強くなってきた気がします。
「ちょっと払い出してきたみたいです」とお伝えし、下地ローテーションがマーブル→金と来ているので、赤テープのエギ、 ただしエギ王Qのブラウン赤テープにチェンジしました。

数投後、潮目が寄ってきたなと思っていました。
直後、アオリーQよりウェイトのあるエギ王Qなのに引っ張られる感が強くなったな、と思ったテンションフォール中、ほんの 少しだけ押さえ込まれるような感じがしました。
ほんの少し竿先を上げて聞いてみると、エギを抱いてエンペラでホバリングしているアオリの映像が見えました(後出しジャ ンケン)。
ヤエンをやるようになって、アオリがどんな状態なのかを想像することが増えたのがこの要因だと思います(後出しジャンケ ンその2)。

いずれにしても違和感を感じたので、ビシっと合わせてみました。
すると、ジーーーーーっとドラグを鳴らして走り出しました。
10秒くらいに感じる(おそらく実際は数秒)ファーストランで、結構でかいのではないかと確信しました。

普段俺は、ビシっとシャクったときにジッと短くなる程度にドラグをセットしています。
決してユルユルでは無いはずですが、こいつは良く走ってくれました。

大体俺のパターンとして、急にドラグ鳴らして走られたりしたらテンパって走りを止めて巻きに入ったりしてしまうことがた まにあります。
が、このときはアタリを察知していたのでココロの準備ができていたからなのか、走らせつつ竿で溜めて対応することができ ました。

姿が見えたソイツはなかなかでかいサイズです。
まず、3キロは堅いところでしょう。

足元まで寄せてくるとエギがあまり深くかかっていないようです。
足場はそれほど高くなかったので、落ち着いてギャフ入れをしますが、胴体がパンパンで、かつギャフ先もキンキンではない のでガッシリと刺さらず皮にかかっているような危険な状態です。
何度かギャフを打ち直しているうちに、エギのかかりどころが足一本になってしまいました。
相当ヒヤヒヤしていたら、部隊長さんがサポートに入ってくださり、ガッシリとギャフを打ってもらって捕獲完了です。

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キャッチしたのオスのナイスサイズでした。
胴長が35cmあるかないかくらいですので、1500グラムといったところでしょう。
2キロ近くの墨を吐いたようです(定番)。

俺のバネバカリで計測すると1400から1500くらい、後ほど部隊長さんのデジタルスケールで量っていただくと3.2ポンド(1440 グラム)でした。
サイズはもちろんうれしいのですが、それよりもここまでガンガンと引いてくれたのがうれしいです。
エギでの引きってヤエンとはまた違いますよね。

部隊長さんも喜んでくださいました。
俺が常々「伊豆のアオリは絶滅危惧種」とか言っているもんですから、「ちゃんとアオリいたでしょう」と笑いながら言って いました。

***

5日目のS君とのトライアスロンでは、メバル退治の後、1時くらいに2日目と同じところに入りました。

もちろんS君に「正面の島方向にキャストして、左に流れる感じだとNG、沖に払いだす感じがあれば期待できて、上げ一 杯から潮が動き始めるタイミングがチャンス」と、メバルのときと同様、またもや俺の経験則のようにアドバイスをしました 。

が、横風が強くイマイチ釣りにくいです。
一旦仮眠をして朝マズメに勝負をかけます。

4時前に再度開始しますが風は相変わらずよろしくありません。
とりあえずS君には払い出しのチェックをさせつつ、俺は立ち位置を変えつつ動き回って様々な方向にキャストしてみますが 、ベタっとした潮で期待が持てません。

結局、5時半くらいまでシャクりましたが何も起こらず、ここで一旦終了としました。

一休みした後の8時前、S君がもうちょっとイカをやりたいとのことでしたので別の港に移動しました。
堤防にはカゴ師が外洋向きサイドにぎっしり入っていて、外洋方向の角にエギ師が一人、テトラには誰もいません。

まずはテトラに入りました。
潮汐はちょうど上げ一杯くらいです。

何投がしてみたところ、潮が動いている感じはありません。
ただ、ここは水深があるのでフォールにじっくりと時間がかかります。

テトラの立ち位置と方向を何回かチェンジしてみましたが、イマイチ底が取りにくいので、しばらくしてからエギ王Q速3.5号 のオレンジ虹テープにチェンジします。
底が取れる感が出てきたくらい、8時半を過ぎたくらいに潮が効いてきました。

ただ、潮の流れがテトラに立つと(すなわち外洋に向かって)左前方に流れる感じなのです。
この流れ、堤防正面からちょっと沖方向に投げるとちょうど払い出す流れになります。

なんとなく直感が働いたので堤防に移りました。
一投目、きれいに飛んだ後に「粛々フォール」です(懐かしい)。
先行のエギ師と話しながらラインを送って、じっくりとフォールさせます。

2回ほどシャクった後のテンションフォールでググっと持って行く感じがありました。
すかさずアワセると、乗りました。

今度は体感で5-6秒ドラグを鳴らします。
感覚的にはキロいくかいかないかという感じです。

イカの姿が水面に見えるようになったころには、いつの間にか横にS君が来ています。
ギャフ入れをお願いすると、モタつきながらも1回でかけてくれました。

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キャッチしたのは胴長がちょっと30cmを切るくらいのメスです。
重さを量ると900グラムでした。
この狙いどおり感がたまんないっす。

結局この後堤防正面はS君に譲り、10時くらいまで色々な立ち位置でやってみましたが風などで状況が悪くなってきたので、ここで終了としました。

伊豆のアオリは「異常繁殖による生態系への影響危惧種」に認定することにします。

***

さて、こんな感じで思わぬ結果を出すことができたアオリでした。

メバルもそうなんですが、アオリはシーバスなんかと比べるとそれほど潮の影響は受けないという印象を持っていました。
が、今回の2杯はどちらも潮の動き始めのタイミングにうまく潮が効いている立ち位置にキャスト方向など、潮によって随分と釣果に差が出るというのを痛感したのです。
なんというか、「釣れそうな感じ」ってのがほんのちょっとだけわかってきた気がします。

というわけで、アオリ編でした。
まだまだラップアップは続きます。

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2010/05/20

春合宿2010ラップアップ2:根魚

春合宿2010のラップアップ第2弾です。
ここではソイやメバル、すなわち根魚について書きます。

***

合宿前に部隊長さんからの提案は、ゴロタでのソイゲームとマル秘ポイントでのメバルゲームでした。

釣行は

の3日です。
もっとも、5日目は前日の22時から24時までなので、正確には5/5の4日目夜なんですが、そのままトライアスロンに突入したので5日目としています。

普段、横浜とか三浦とかでメバルをやるとき、あるいは伊豆でも港内で根魚をやるときは、ティップが柔らかいロッドに3ポンドから4ポンドのライン、1.5グラムくらいのジグヘッドやメバトロボールを使います。
が、今回はラップアップ1で書きましたように、バスロッドクラスのピンピンのロッドに6ポンドライン、3+グラムのジグヘッドという組み合わせを推奨されました。
実際にやってみて、この(メバルとしては)ヘビーシステムは冗談ではないというのがわかりました。

釣果は

  • 5/2 (初日)
    • 河津川河口付近ゴロタ場:ソイ 3ヒット0キャッチ
  • 5/3 (2日目)
    • マル秘ポイント:メバル1アタリ0ヒット、部隊長さん32cmメバルをキャッチかつカサゴ?を根に潜られバラシ
  • 5/6 (5日目)
    • マル秘ポイント:10ヒット9キャッチ(23-28cm)、S君も10ヒット9キャッチ最大27cm

と、メバルはなかなかのもんです。
ちなみに5日目のメバルですが、初っ端に尺ありそうなのが2本釣れたので、キープするために2重にしたビニールに入れてテトラの隙間に置いときました。
3匹目をキャッチすると25cmくらいで、それもキープとしてビニールに入れておいたのですが、そいつが暴れたときにでかかった2本のうちの1本がヒレで破れたビニールの隙間から落ちてしまっていました。

Imgp1411_640

釣りを終了してテトラ地帯から上がった後の写真で、ちょっと凄惨な感じがしてすみません。
この一番でかいのが28cmです。
すでに死後硬直していて曲がっており、それで計ったら28cmなので、まっすぐな状態だと尺いったかもしれません。
また、ビニールの隙間から落ちていったのがこれよりも大きいほうだったとしたらそれは間違いなく尺あったと思います。
(必死だな、俺)

自分の中では尺が取れた気がしていますが、ちゃんと計った上でなく自分自身も確信がもてないだけに残念です。

***

まずはソイです。

初日の午後、下げ一杯くらいのタイミングでゴロタに行きました。
足元はニーブーツを履いていたのですが、濡れた海草が付いているようなゴロタは思ったより滑って怖かったです。
できればスパイクを履くのが良いと思います。

釣法はわりとシンプルです。
干潮のゴロタですので、岩と岩の間にちょっとした隙間があります。
波が来るとこの隙間から潮が出てきて、波が引くのと一緒に潮もこの隙間に入っていきます。

ロッド半分から1本分くらいワームを垂らしておき、波が引くタイミングでポチャンと隙間に落としてあげるとワームも隙間に引き込まれます。
ここにソイがいれば食ってくる、だそうです。

で、確かにシンプルではあるのですが、うまく隙間に吸い込ませるのって案外難しいです。
あと、キャストするわけではないので、ロッドが長すぎると操作しにくいです。

一つの隙間を見つけたら2、3回試してみて反応が無かったら次の隙間という探り釣りですので、気がついたら結構な時間が経っていました。
うまく入ると、ゴンゴンとアタリがあるのですが、ロッドをビシっと立てれるシチュエーションではないのでキャッチに結びつけるのは難しかったです。

3ヒットのうち2ヒットはゴンゴン来てそのまま潜られてしまい、部隊長さんにいただいたワームとジグヘッドをロストしました。
もう1本は食ってくるところが見えて焦ってしまってスッポ抜けでした。

この釣り、テクニカルではないですが、魚の付いているところを見つけきれるかで釣果にかなりの差が出ると思います。
思ったより奥が深いですね。
ド干潮でやることが無いようなときに楽しめると思います。

***

さてメバルです。

部隊長さんの話では、「このポイントは最低でも25cmだから」という場所です。
普段ホラ吹きだったり誇大妄想発言をする部隊長さんではありません。
が、それでも釣り師です。
5のものを100とは言わないでしょうが、5のものを10と言うのに罪悪感は無いはずです(コラ)。

この連れていってもらった場所に入ったが2日目の4時くらい、上げ7分です。
結構バーティカルなテトラで、濡れている部分をラジアル底のニーブーツで歩くのは怖かったです。
前日のゴロタとこのときのテトラでスパイクブーツを購入する決心がつきました。

部隊長さんのインストラクションは「立ち位置から扇形にキャストして、潮が払い出している方向があったら重点的に攻める、何投かしてみてダメだったら立ち位置そのものを変える」「キャスト後にひと呼吸(2-3秒)おいてスロー&ステディでリトリーブをする」「タナは海藻に当たるのを感じる程度」というものでした。

開始からほどなく部隊長さんにヒットです。

Kc3i0007

後ほど計測したら、これが32cmのメガメバルでした。
尺が出る、サイズが出るってのは虚言ではなかったんですね(コラ)。

このわりとショッパナのキャッチで俺のモチベーションも上がりました。
こういうとき、集中力の持続度合いが違うんですよ。

最初、「払い出し感」がなかなかわかりませんでした。
使うワームはストローテールなどのストレートワームなので、払い出しを感じたら明らかに違う感じがあるそうです。
しばらく、その感覚を掴むのに苦慮していましたが、しばらくやっているとなんとなくわかってきました。

何箇所目の立ち位置で、払い出し感を感じたのでちょっとずつ角度を変えながら探っていると、ゴンゴンと来ました。
すかさずファイトに入ったのですが、残念ながらフックアップには至りませんでした。
でも、ちょっとわかった気になりました、思い込みも大事。

***

そして5日目のトライアスロンのショッパナに再度ここに入りました。
満潮が23時なので、22時くらいから開始です。

S君には「立ち位置から扇形にキャストして、潮が払い出している方向があったら重点的に攻め、何投かしてみてダメだったら立ち位置そのものを変え、キャスト後にひと呼吸(2-3秒)おいてスロー&ステディでリトリーブをし、タナは海藻に当たるのを感じる程度で」と部隊長さんに言われたことをまんまオウムのように伝えました、もちろん俺の経験則のように。

結果的には払い出しを探ったりとかその感覚を磨いたりするまでもなく、この日は爆発でした。
2投目からアバウト尺サイズがヒットします。
2時間ほど二人で20匹くらい釣り続けましたが、キャスト方向は変えましたが立ち位置は一回も変えず、でした。

途中でサイズが落ちてきたりアタリがなくなってきたりしたときには、ワームのカラーを変えたりウェイトを変えたりすることで復活しました。
最後、手前の海藻が水面に出て毎回藻ガカリするようになったので終了しました。

数もサイズも文句なしです。
なんか、カンツリのようなモードでした。
メバルも尺が近くなると引きも凄まじいですので、ファイトも楽しめましたし。

S君は「横浜のメバル釣りが何だったんだ、って感じですよね」と早速悪い意味での「伊豆って最高感」を口にしています。
でも、これって伊豆のポテンシャルが凄いんじゃなくて、たまたま教えてもらったポイントで良いタイミングで入れたからの結果なわけです。
いや、S君が、じゃなくて、俺も。

「釣った感」じゃなくて「釣れた感」が強いんですよ。
マルタの遡上とか青物の群れに当たったときとかと同じような「爽快だけど爽快なだけ」なキモチなんすよ。

昔、秋の遠足で初めて伊豆に来たときにS君もたまたまアオリがエギでガッツリ釣れた際に、S君は同じようなことを言ってました。
がそれ以来伊豆ではロクにアオリが釣れていないS君です。
ちょっと彼にとってこの成功体験はマイナス要素なるのかな、と思いました。
(思わせぶりな表現は、別エントリのための布石なのです。)

***

メバルですが、部隊長さんが釣った32cmは俺がキープさせていただきました。
その日その後釣れたアオリと一緒に帰宅後すぐにさばき、その夜に滞在先に来た友人家族に振舞いました。
普段はマグロの赤身くらいしか食わないという小学校に入ったばかりの友人の娘がメバルばかりを食っていました。
(このガキ、イカは嫌いなのだそうです。)

S君と一緒に釣ったメバルは3匹をキープして、一旦帰宅したときに速攻で裁いて干物にしました。
塩っ気も干し方(滞在先のオババにおまかせ)も完璧で、淡白でプリっとしていて、ちょうどフグの干物のようだ、というのが翌日夜に食ったオババとオジジと俺の統一した意見です。

***

さて、払い出し感の察知を高める方法ですが、俺なりのリクツを書いておきます。

まず、ロッドとラインにできるだけ角度を付けます。
これにより、払い出しに引っ張られたときに明確に違いがわかるはずです。
かつ、右手(ロッドを持つ手)はしっかりと握らず、リールフットを中指と薬指の間にひっかける程度にして(要はちょっとブラブラするくらいで)リトリーブすると、ロッドに伝わった感じが殺されず、良くわかるようになりました。

あと、リグですが、浅いポイントですので軽いジグヘッドでも良いのかもしれません。
が、基本的に飛距離が必要な場所です。
手前10mくらいに藻場があり、その向こうにキャストして藻場に差し掛かったくらいでヒットするケースが多いので、固めのロッドでできるだけ長距離をキャストするためには、3グラムはあった方がいいと思います。

メバトロボールとかを使うのも手だと思います。
が、メバトロってヒットしてからアワセるのに少しタイムラグがある気がするのです。
藻場の上でヒットして、ヒットと同時に一気にゴリ巻きで藻場に潜られないようにするというこの場所での釣り方だと、そのタイムラグでバラシが増えそうな気がします。
このタイムラグ、実際はどうなのかはわかりません。
が、俺がそう感じてしまっているので、信用できないすなわちモチベーションを保てないんです。

ジグヘッドのウェイト調整ですが、軽すぎたり重過ぎたりするときに、イチイチジグヘッドを結び替えるのってメンドクサイですよね。
俺は、ガン玉を買っておいて、それを足していくことで調整しています。
というのも、俺が普段使っているジグヘッドは1.5グラムから重くても2グラムくらいで、かといって3グラムのを買い足したくも無いので、釣具屋で買っておいたのです。
3Bというガン玉が大体1グラム、6Bというガン玉が大体2グラムになりますので、これらをそれぞれ持って行きました。

例えば、3グラムでやっていて、ちょっと飛距離が欲しくなったときには3Bのガン玉を打って4グラムにします。
そして、4グラムでは重過ぎる状況に戻ったら、一旦ジグヘッドを結び直せば良いのです。

この方法、悪くないと思うんですが、どうでしょう。
もし参考になりましたら幸いです。

***

というわけで、根魚編でした。
あと1回でラップアップが完結するかな?

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2010/05/19

Too Late? - 考察編

先週の日曜にファンタジスタS君と伊豆に再出撃したメバメバル退治での考察を少し書いておきます。

***

事の発端は、先週金曜にS君から「早くも禁断症状が出てきました。メバルがやりたいです。」というメールでした。

俺としても、合宿最終日にメバルをやりそこねたこともあり、ちょっとだけ残尿感があったのでついついその気になってしまいました。

潮を見てみると、大潮直後の中潮で朝5時に満潮というナイスな感じです。
タイドグラフから合宿5日目トライアスロン時のメバルが釣れていたときの潮位を見てみると、2時半から4時半までメバルをやり、その後5時くらいから潮の下げ始めにアオリをやるという完全に春合宿の二匹目のドジョウ狙いのプランでした。

結果はエントリしていますように、メガメバルはまったく出ずという結果でした。

俺はそれでも17cmくらいのメバルが1にカサゴが2と釣果はありましたが、S君はまったくのノーホーラ、アタリさえもなかったようです。

***

合宿トライアスロンのとき、しょっぱなから釣れまくって立ち位置を変えたりキャスト方向と考えたりする必要がなかったので、S君は同じ立ち位置でずっと続けていました。
トライアスロンの好釣果が、悪い意味で彼の動きを鈍らせたのだと思います。

俺は一応は色々と動き回ったりジグヘッドのウェイトを変えたりして少しでも潮の感じが良いところを探していたので(現にメバルが釣れたのは立ち位置をかなり変えたところです)、多少なりとも釣果を得られたのだと思います。

別に俺がすごくてS君の貧果を分析したる、って意味ではないのです。
一歩間違えば自分も同じ結果になっていたわけですので、自戒の意味も含めてエントリしておくのです。

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2010/05/18

春合宿2010ラップアップ1:結論+タックル+アマゴ

さて、ぼちぼちと春合宿2010のラップアップを書きましょう。

なんだかんだと沢山の釣りをしたので、ラップアップとは言ってもかなりの量になりました。
いくつかに分けて書いておきます。

まずは結論編、タックル編、アマゴ編です。

***

先に結論を書いておきます。
今回の春合宿は、良い結果が出たと思います。
この「結果」ってのはイコール「釣果」という意味ではありません。

もちろん釣果も近年にないものでした。
数年ぶりに春合宿で釣れたイカ(しかもエギでのベストサイズ+泣きキロ)、地元ではなかなかお目にかかれないサイズ連発のメバル、自分たちには縁が無いだろうと思っていたヒラスズキ、などなどです。

また、今回の合宿全般に言えるのですが、非常に天気に恵まれました。
普段の合宿とかですと、雨が続いたり雨は降らなくても爆風が吹いたりと、本来のサゲチンっぷりをいかんなく発揮するのですが、今回はトータル6日の釣行のうち、雨に降られたのは5/7(6日目)のみ、風も多少は困らされましたが釣りにならないほどではないというコンディションで、非常に釣りがしやすい状況でした。

が、ここで俺のいう「結果」ってのは「どれくらい命削って遊べたか」ということです。
今回は削りました。
かなり磨り減りました。
そういう意味で「良い結果」が出たわけです。

ところが、このように良い結果を与えてくれた、とても慈悲深くとても寛大でとても優しいのですが、とても残酷です。
ダメです、全然足らないっす。
こんだけ散々遊んどきながら、まだ遊び足りないんです。

残酷にも神様は、俺に依存性の高いクスリを静注しやがりました。
これだけ濃密な時を過ごしたというのに、1週間以上経った今でもイライラするくらい「不足感」が募っているのです。
贅沢なこと言っているってのはわかっています。
が、足らない足らない、全然足らない。

合宿最終日のエントリでは「大満足です」と書いて〆ました。
が、それウソ。
今となってはウソ。

全然満足できねーよ、ムキー!
これが今時点の春合宿に対する総括です。

ではでは、ラップアップの詳細(なんじゃそれ)にいきましょう。

***

まずは今回用意したタックルです。

最初はロッドです。

  • 5フィート:渓流用
  • 6フィート6インチ:本流、ゴロタのソイ、メバル用
  • 8フィート3インチエギロッド:イカ、シーバス用
  • テンカラ竿

メバルに関しては、部隊長さんが事前に本流用やバスロッドがMustだと指示をくださったので、メバルロッドではなく本流で使っているロッドとしました。
これ、大正解でした。
エギロッドやシーバスロッドでも良いかと思いますが、これくらいがちょうどいいと思います。

次にリールです・

  • 2500番:
    • 渓流(2506スプール+4ポンドナイロン)
    • 本流(2506スプール+PE0.8号+フロロ8ポンドリーダーもしくは2500スプール+6ポンドナイロン)
    • ソイ&メバル(2500スプール+6ポンドナイロン)
    • イカ(2506スプール+PE0.8号+フロロ8ポンドリーダー)
  • 3000番+PE1.5号+ナイロン30ポンドリーダー:シーバス用
  • 2000番+ナイロン4ポンド:渓流用予備

何度か書いていますように、本流ではPEを使ってみようと思い、今回試してみました。
が、俺のロッドのガイドセッティングが悪いのか、ピョン吉ができてしまったりとトラブルが多かったので、PEは初日のみとして以降はナイロン6ポンドに戻しました。

今回はほとんどの釣りをほぼ2500番ボディでスプールを替えてやっていたのですが、リールそのものも少しヘタってきているようです。
ベールの稼動部分の隙間が開いてきていて(多分、おさえるためのバネの劣化)そこにラインが挟まったり、エギを激しくシャクるとスプールが逆転したり(多分ギヤの劣化)しました。
速攻でオーバーホールが必要です。

ルアーはこんな感じ。

  • エギ
  • トラウトミノー
  • シーバスルアー
  • ワーム:メバルおよびソイ用

ワームに関しては、ソイはパラマックスに3グラムジグヘッドを部隊長さんにいただき、トライしました。
メバルは、スクリューテールなどのストレートで良いとのことでしたが、ジグヘッドが3グラムという指定でした。
俺が持っているのは1グラム、1.5グラム、2グラムくらいしかないので、3B(約1グラム)および6B(約2グラム)のガン玉をジグヘッドに追加することによってウェイト調整をしました。

シーバスルアーは普段使っているものばかりですが、もうちょっとカッ飛ぶ大きめのミノーがあると良かったと思いました。

その他持ち込んだものです。

  • ショルダーバッグ:エギ、ワーム、シーバスルアーを格納
  • ゲームベスト:渓流用
  • イカギャフ
  • ボガグリップ(まがい)
  • ネット:渓流用
  • ウェーダー
  • ニーブーツ
  • 小物:ライト、偏光グラス、リールオイル&グリスなど

これ、結構な量になりました。
今回も、行きは車なんですが帰りは電車です。
計画編で書きましたように、これらをスーツケースに入れました。
スーツケースなんで、リールも2つ増やしてかつテンカラ竿まで持っていっちゃいました。

海外かよってくらいの量です。
俺はできるだけ少ない荷物での旅行が好きで、荷物満載のヤツをこっそり嘲笑したりしているのですが、これじゃあ人のことは笑えません。

あと、ゴロタのソイをやったり、ちょっとタフなテトラをやるために部隊長さんからは事前に「スパイクシューズがラッキーアイテム。スパイクシューズはモテるよぉ。」と聞いていました。
現場ではニーブーツを履いてそれらに臨んだのですが結構すべって怖かったので、結局現地でスパイクシューズを買いました。
これでまた荷物がたっぷり増えてしまいました。

***

さて、渓流および本流でのアマゴです。

釣行は

の4日です。

ここ数年、春合宿はほぼ渓流合宿となっていました。
渓流以外はチョロっとイカをやる程度で、あとはどっぷりと渓流です。

今年は、本流のウェイトが上がりました。
去年、河津川を少しと狩野川を少しやった程度でしたが、今年はかなりの量をこなしました。

全体の傾向としては、合宿前半、部隊長さんと回った河津川と狩野川は、その前の週の豪雨の影響でかなり水量が多かったのに対し、後半のファンタジスタS君と回った河津川および相方と回った狩野川水系、特に狩野川水系は相当水が減っていました。
上記したように、好天が続いたので、それに伴って減水傾向になったのでしょう。

釣果はあまり派手ではありません。

  • 5/2 (初日)
    • 河津川大堰堤コース:2匹(23cm、18cm)、部隊長さん1匹
    • 河津川本流:1バラシ
  • 5/5 (4日目)
    • 狩野川本流:ノーヒット、部隊長さんに尺クラスのチェイス
    • 土肥山川:ノーヒット(カジカのスレ)、部隊長さんに謎の尺上(2匹)のチェイス
  • 5/6 (5日目)
    • 河津川大堰堤コース:チビアマゴ1バラシ、S君にチビアマゴ1ニジ2アブラハヤ1
    • 落ちニジマスポイント:S君がニジを1バラシ
  • 5/7 (6日目)
    • 持越川:アマゴ1(17cm)およびテンカラでパラシュートに3ヒット、相方アマゴ2バラシ
    • 猫越川:20cmオーバーのチェイスが数回
    • 狩野川本流:1バラシ、相方がアマゴ1(15+cm)

トータルだと、アマゴが3にカジカのスレが1のみという釣果です。
釣行回数にしては少ないでしょうが、あまり残念感はありません。

キャッチした魚で言うと、初日の河津でのパーフェクトボディの23cmがすべてです。
これ一匹で普通の20cmのツヌケよりもうれしいです。

キャッチできなかった魚で言うと、初日の河津本流でのヒットと6日目の狩野川本流でのヒットがたまりませんでした。
どちらもフックアップには持ち込めませんでしたが、本流らしいガッツリとしたアタリには毛穴が開きました。

実は、去年の春合宿の本流、今年春の狩野川本流、そして今回の春合宿と、まだ本流ではキャッチに至っていません。
メクラ投げではなく、攻め方もだいぶわかってきましたし、実際に狙いどおりにヒットに持ち込んでいるので、キャッチは時間の問題でしょう、と大口叩いておきます。

***

Imgp1389_640 Imgp1390_640

初日の河津川堰堤でのアマゴです。
ちょっとピントが甘くてすみません。

かなり水量の多い落ち込みとその下のプールで出ました。
対岸の流れのカタを横切らせ、流心に入る直前にヒットしてきたみたいで、流心でドラグを出しながらゴンゴンとローリングしているのが伝わります。

ファイトしながら思わず「ナイスサイズ」と言ってしまうくらいで、尺は無理だろうけど27-8はあるだろうと思いました。また、キャッチ後でさえ、その体高とでっかい尾鰭で25くらいかと思ったのですが、計ってみると23cmでした。

写真を見ていただくとわかるでしょうが、イカついツラガマエに体高のある魚体、体と比べても相当に大きな尾鰭と野性味満点のビジュアルです。
河津は時々こんなすばらしい魚が出るのでたまらないです。

Imgp1405_640

4日目、狩野川本流を回った後に部隊長さんが連れて行ってくれた西伊豆の土肥山川でスレでヒットしたカジカです。
この川、里川らしい川でしたが、コンディションがイマイチ良くなかったです。
多分、タイミング次第ではとてもイイ感じなんだろうことは予想できるので、残念です。

川から上がって、車に向かって歩いているときに、落差工とその下の落ち込みが見えました。
道からは高さ5-6メートルくらいあるのですが、そこから部隊長さんがミノーを投げ、チョコチョコとアクションをすると、確実に30cmはありそうな魚が2匹、チェイスしながらまとわりついてくるのが見えました。
結局2投目以降は反応しませんでしたが、あれは何だったんでしょうか?
部隊長さんがその週末に調査に行くっておっしゃっていたので、調査結果はきっとエントリされるでしょう。

***

今年に入って、何度か渓流に出撃していますが、なんかミノーの動きが悪く感じていました。
本流の場合はチョコチョコとしたトゥウィッチはやらないのですが、渓流でショートレンジの時などの着水後の立ち上がりというか水のつかみというか、イマイチ気に入らない動きだったのです。

俺の場合、ほとんどがアレキサンドラを使うのですが、根ガカリや木ガカリをしても「魔法の杖」があるので大抵生還してきます。
そのためか、ルアー自体がかなり古くなっていまして、それが原因かな、とかも思っていたのです。

ところが原因は違いました。
5日目にS君と河津をやっているときに、自分のキャストからルアー回収までのプロセスがかなり雑になっていることに気付いたのです。
このときは22時間にわたるトライアスロンの途中で、(昼寝はしましたが)ぶっ続けで16時間くらい経った後の入渓でした。

全体的に疲れが出てきている頃で、ある岩の上で転倒しました。
水中の岩でもなく、濡れている岩でもなかったのですが、どうも砂がかぶっていたようです。
幸いにもちょっと腕の足が軽く打ち身になっただけでタックルにも何も問題はありませんでした。

ただ、転倒後、ミノーをキャストするとまともに泳ぎません。
ピックアップして、キャスト→サミング→着水→アクションをかなり丁寧にやってみているときに、そういえばここ最近、サミング→着水→アクションのプロセスが雑だな、と思ったのです。

以前は良くも悪くも着水後はトゥウィッチをかけ続けだったので、着水時点でルアーとラインにスラックができるだけ少なくすることにものすごく神経を使っていました。
ところが最近は、結構ルアーをドリフトで流し、ポイントでトゥウィッチを入れるようなやり方が多くなり、このあたりがオロソカになっていたようです。
これはドリフトが悪いのではなく、状況に応じての使い分けができなくなっている俺が悪いんですけど。

そこで改心して(大げさ)、転倒以降はちょっと丁寧にやってみました。
うん、この動き。

もっとも、まともに動かないミノーは転倒時にリップが折れていました。
だから丁寧に着水させても動かないんだ。
転倒時に体も大丈夫、タックルも大丈夫で、このミノーのリップだけが破損するという身代わり的なラッキーアイテムとなったので、今ではキーホルダーとして車のキーにつけています。

6日目の相方との狩野川水系の渓流では、結構丁寧にやれたんで、イイ動きができたと思います。

ちなみに、今回の合宿前に渓流ミノーのフックをすべてチェックして、結構な量を交換しました。
あとは現場で部隊長さんのアドバイスなどをもらいながらサイズの調整などをしました。
上記の23cmのアマゴはフックを替えたミノーでキャッチできたので、このフックの組み合わせで大丈夫かよ、という不安はなくなりました。

***

というわけで、まずは結論編、タックル編およびアマゴ編でした。

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2010/05/16

Too Late?

春合宿トライアスロンでのメガメバルの引きと食味がどうしても忘れられず、今日0時出発、2時~5時メバル実釣、5時~6時半アオリ実釣、9時帰宅で、ファンタジスタS君と共に伊豆短時間勝負に出撃しました。

微風好天大潮のうえ、潮汐を計算しつくしてほぼ死角なしと判断しました。
S君は前日に干物ネットを購入する用意周到さです。

結果、メバルラウンドは、俺がネンブツ1、豆メバル1、カサゴ21cm+24cm、S君は異常なしというまさかの展開でした。

潮が上がりきる前は手前が海藻地帯なので、ジグヘッドにガン玉でウェイトを4グラムに増量し、かつ尺メバ対策でシーバスロッドを使っていたため、藻場のむこうにキャストできたことがS君との差になったと思います。

Imgp1417_640

GWの爆発からから10日経って状況は変わってしまったようです。
もうメガメバルには遅いんでしょうか。

また、下げっぱなを狙ったアオリですが、思ったより潮がベタベタで動かず、帰りに中型アオリをビニールに入れた釣り人を見たくらいで俺らを含めて他は異常なしでした。

S君宅からほぼ100km2時間で行けてしまうので、今日のような短時間勝負もアリかも、と思いました。

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2010/05/14

春の読書感想文

ちょうど1ヶ月くらい前に図書館に行きました。

なんとなく書棚を見ていて発見したのが、村上龍の「半島を出よ」です。
この本が出たころに少し話題になったので、いつか読もうと思っていたので早速借りました。

***

確か高校のころ、当時はトンガったサブカルチャー雑誌(と言い切るのは乱暴ですが)だった「宝島」で、村上龍の著作である「69」が紹介されていました。
同時に紹介されていたのがやはり景山民夫の著作「転がる石のように」でした。

この両書に共通するのはどちらも作者の自伝的小説だということと、どちらも1969年の話だということです。
1969年ってのはアポロが月に着陸したり東大安田講堂事件が起こったりウッドストックがあったりオルタモントの悲劇があったりイージーライダーが公開されたりと沢山のことが起こった年なわけです。

そして、1969年は俺が生まれた年なもんですから、他の年以上に個人的に特別感があり、この2冊は高校を卒業する頃にハードカバーで購入して読みました。
どちらも非常に楽しめた話だったので、それ以来この両人の著作を色々と読むようになりました。

***

この「半島を出よ」という話は、北朝鮮の武装コマンドが福岡を武装占拠するという話です。
章ごとに登場人物の中の一人の視点で(ただし三人称で)書かれています。

「愛と幻想のファシズム」が結論というか行く末がわからずに終わる(ただし内容としておもしろかったです)のに反して、これはちゃんと完結します。

原稿用紙が1600枚という分厚い上下巻ですが、相当な調査をしたのであろうことが綿密なデータや表現でわかります。
また、必ずしも日本人だけでなく、北朝鮮コマンドの視点で書かれた章もあり、脱北者にインタビューはしたらしいですが、日本にいる限りはほとんど実態がわからない北朝鮮の人々の心情などもとてもうまく書かれてあります。

要はですね、俺としては最近読んだ本の中では相当おもしろかったんですよ。
でも、おもしろかった理由は上記の詳細で濃厚で綿密な内容とか北朝鮮の人々の心情の表現のうまさじゃないのです。

話を完結に向かういわゆるクライマックスの部分なんですが、「おいおい、そういう展開かよ」と苦笑しつつも引き込まれました。
まるで良くできたアクション映画にのめり込んでいるように、ものすごいスピード感とハラハラドキドキ感(死語)で汗びっしょりになりました、文章なのに。

膨大な情報をインプットされた後のこの展開だからなのか、完全に掴まれました。

文章ってのは困ったもので、自分がこういうハマった状態になるときちんと字面を追えなくなるんですよ。
先に読み進みたいキモチときちんと読まないと気がすまないキモチが交錯してしまうのです。

内容に関してはここでは書きませんし、Wikiあたりで見ればきっとストーリーも全部わかるんだと思います。
が、できれば読んでもらいたいです。

俺の好きな映画や俺の好きな音楽、俺の好きなすべての表現は「シンプルで派手でバカでセツナい」ものだと言っています。
この話は「バカ」ではないですが、でもこの感覚は共有してもらえるんではないかと思います。

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2010/05/13

デジタルライフブルーズ アップデイツVI

伊豆での春合宿、7泊7日のうち、釣りをしたのが6日という、やりきった感があります。
そして今週月曜からシャバに戻って仕事をしています。
忙しいんで仕事が手に付かないということは無いんですが、仕事中、ときどき海の匂いや川の音がフラッシュバックしてきます。

この感覚が残っているうちに早いところラップアップを書き上げたいと思っているのですが、一息に書ききる気合いが入らないのです。

***

そんなわけで、お茶を濁すように、全然懲りないデジタルライフブルーズのアップデイツVIです。
多分、俺は黙々と書いていますが、みなさんに読み飛ばされているに違いない不人気シリーズです。

前回までのあらすじですが、ブルーレイレコーダ(BDレコーダ)の購入に伴い、以下のやりたいリストができました。

1) CATV番組との予約連動をしたい
→ セットトップボックス(STB)をiLink端子を持ったものに変更依頼

2) 録画した番組を携帯に持ち出して見たい
→ BDレコーダがMicroSDを認識しない

3) BDレコーダをサーバーとして、ネットワーク経由で録画番組を見たい
→ ちょっと先の話

3)はまだ時間のかかる話なので、割礼(割愛)します。

2)に関しては、MicroSDを一旦BDレコーダ上でフォーマットをすることで、以降普通にコピー&携帯で鑑賞できるようになりました。

ワンセグ画質になるので、大体1時間番組で120MBくらいです。
しばらくは、色々な番組を携帯に入れては通勤途中などに見ていましたが、元々あまりテレビを録画してまで見たりする方ではないのであっという間に飽きました。

問題は1)です。

***

伊豆に移動する日の5/1午後にSTBの交換をしてもらいました。
早速配線やテストをしてもらったのですが、まず今回交換してもらった機器が、新品ではなくユーズドのようで、なんかルックス汚いです。
まあ、STBはレンタルなので文句は言えませんが。

で、交換前はSTBとTVの接続はHDMIで繋いでいたのですが、交換したSTBはHDMI出力が無いのです。
まあ、確かにiLinkはありますが、機械としては今まで使っていたものよりは古い型なのです。
なんか釈然としないのですが、しょうがないのでSTBとテレビはD端子で接続しました。

STBとBDレコーダは予定どおりiLinkで接続し、STBがBDレコーダを認識していることまで確認しました。
一応、その状態で何も考えずにBSの番組を予約録画した後、バタバタと伊豆に移動し、春合宿を行いました。

***

伊豆から戻ったのが5/8です。

荷物の片付けを終えて、早速録画の結果を見てみると、BDレコーダには何も録画されていません。
STBの予約一覧を見ると、「録画機器がタコスケだから録画できませんでしたサヨウナラ」と書いてあるではないですか。

前回のアップデイツVで「これで動かなかったら腰が抜けるどころか腰が砕けます、多分。」と書きましたが、まさに腰が砕けました。
このまま使えないとなると、単に古い機器に交換して、TVで見るにはHDMIじゃなくてD端子で視聴するという完全ダウングレードになってしまいます。

今のところ解決策はありません。
毎晩毎晩、砕けた腰を引きずって「相性」という結果を否定するための作業をしています。

***

今日もWebなどで調べて、色々とやってみました。

すると、なんと、できました。
結局、何だったかと言うと、録画開始時刻にBDレコーダの電源を落としておかないといけない、というオチでした。

一応、今晩、1本録画してみてうまくいったら「完了」ということにします。

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2010/05/08

春合宿2010:最終日

ついに最終日です。

23時半に起きて外をみると結構降っていました。
メガメバポイントは結構急なテトラを下らないといけないので、オマンチョウの尺メバル狙いは諦めました。

次に目が覚めたのは5時半。
2時間半ほど寝過ごしてしまいました。

速攻で準備をし、6時から近くの港でシャクりました。
テトラ側は横風で釣りにならず、堤防右端はカゴ師に占拠されていたので、先日900を上げた堤防正面を狙います。
潮も右沖方向に流れるここでは良い潮なんですが、ほぼ下げ止まりという状況なので海藻を拾ってしまい、かなり釣りにくい状況でした。

結局、1時間ほど色々とやってみましたが、好転する気配もなかったので、7時過ぎに終了としました。

これで春合宿の日程をすべて終了しました。
片付けやパッキングをして、午後に帰ります。

7泊7日のうち、6日間をみっちりと釣り倒しました。
ロクに寝ていませんし、ロクに食ってもいません。
そういう意味ではかなり命を削れたと思っています。

釣果ももちろんんですが、この濃密さに大満足です。
まずはここまで。

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2010/05/07

春合宿2010:6日目

春合宿も佳境に入ってきました。
今日は相方との連休恒例行事として、狩野川水系を攻めました。

- 8:00-9:30
雨の日に爆発するはずの持越川に入りましたが、降り始めたばかりの雨では爆発しませんでした。
ここ数日の好天で、平水時よりも15センチくらい下がっていました。
開始直後に俺が17くらいを1本、相方が1バラシの後が続きません。
俺はすぐにテンカラに切り替えて、ドライ(パラシュート)に2回ほどアタックがありましたが乗せきれず、相方はその後1バラシでした。
上流で護岸工事が始まり、濁りが入るとのことでしたので、さっさと退渓しました。

- 10:00-11:00
持越川の本流にあたる狩野川支流猫越川に入りました。
なかなかの渓相、なかなかのサイズのチェイスがありましたが、あっというまに堰堤があり、先に進む気がしなくなったので1時間で退渓しました。
ノーヒット。

- 13:30-15:00
狩野川本流に移動し、釣り下りです。
俺に1アタリありました。
U字ターン直後にガツンときてドラグを出され、反転して下流に走ったのでテンパッてガッツリとアワセたらスッポリと抜けてしまいました、痛恨の巨根。

- 15:30-16:30
やや上流の本流に移動し、俺は釣り下り、相方は釣り上がりで1時間勝負をしました。
俺は異常なしでルアーロスト、ココロが折れました。
相方は小さいのが1本取れたそうです。

雨もキツいし、ここで終了しました。
結果はショッパかったですが、恒例行事として楽しめました。

明日は最終日。
もし23時の時点で雨が止んでいたら、尺メバルを狙いに行きます。
その時点で雨だったら、二度寝して朝マズメでイカをやりに行きます。

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2010/05/06

春合宿2010:5日目

今日5日目(正確には4日目夜から)、ファンタジスタS君と22時間にわたる伊豆トライアスロンをやらかしました。

ざっと結果を書いておきます。

1) メバルラウンド (22:00-0:00)
俺:10ヒット9ゲット 最大28cm
S君:10ヒット9ゲット 最大27cm

2) イカ 第1ラウンド (1:00-2:30 4:00-5:30)
激しい横風のために釣りにならず。

3) イカ 第2ラウンド (8:30-10:00)
場所を変えて挑戦。
俺:900グラムのメス
S君:異常なし
風が強くなり、撤収。

Kc3i0011

4) スズキ 弟1ラウンド (10:30-11:30)
二人とも異常なし。

5) 渓流ラウンド (14:00-16:30)
俺:チビアマゴ1バラシ
S君:チビアマゴ1、レインボー2、アブラハヤ1

6) 番外 落ニジラウンド (17:00-17:30)
俺;不参戦
S君:1バラシ

7) スズキ 第2ラウンド (18:00-20:00)
S君:ヒラスズキ(ヒラフッコ) 50センチくらい1
俺:S君の結果を聞いて慌てて参戦、ノーヒット。

もう電池が切れそうです。
ではでは。

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2010/05/05

春合宿2010:4日目

昨日合宿3日目は滞在先に来客で、酒を飲み続けたので釣りはお休みでした。

4日目の今朝は9時前くらいから部隊長さんと狩野川本流に出撃しました。
13時くらいまで3-4箇所を回りましたが、ノーヒットの上、ルアーも一線級を二個ロストしてしまいました。
部隊長さんには尺くらいのチェイスがあったようです。

その後、14時〜15時で西伊豆の里川に癒されに行きました。
ところが去年と状況が変わったようで、富栄養化して、アオコやコケがヌルヌルでイヤな感じでした。

結局、チェイスが少しのノーヒットでした。
スレでカジカ?は釣れましたが。
部隊長さんには最後に謎の大物のチェイスがありました。

今晩はファンタジスタS君と合流して、トライアスロンやります。

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2010/05/03

春合宿2010:2日目

春合宿2日目はソルトの日としました。

2時過ぎに出発し、現地に到着したのが2時半くらいです。
部隊長さんは俺よりちょっと先に到着されていました。

まずはエギです。
西風がやや強く、やりにくいです。
この時点で異常なし。

***

4時近くになったので、メバルポイントに移動しました。
部隊長さんはここで良型を連発しているらしく、出ればサイズは小さくても25という恐ろしいところです。

指定されたタックルは、ライン6ポンド、バスロッド、3グラムジグヘッドという通常のメバルにしてはかなりヘビーなものです。

到着後、数投目で部隊長さんにヒットです。
キャッチされたのは、なんと32センチのメガメバルです。
こんなメバル、初めてみました。

Kc3i0007small

その後、6時くらいまで続けましたが、俺は明確なアタリが一回ありましたが乗らず、ただしU-10ネンブー(ネンブツダイ)はハットトリックを決めました。

部隊長さんはその後、メガカサゴ(多分)をヒットさせましたが、ドラグを出されて根にもぐられ、残念ながらキャッチできませんでした。

***

メバルポイントの後、エギポイントに戻りました。

ちょうど満潮潮止まりだったのですが、沖に向かって払い出すような流れになりはじめた7時15分ごろ、茶色のエギ王Q赤テープに変えてすぐ、違和感を感じたので合わせました。

すると、ドラグを鳴らす猛烈なアタリです。
10秒くらいドラグを出された後、ゆっくりと寄せてきたら、足一本です。
部隊長さんにギャフを入れてもらい、無事キャッチしたのはエギでの自己最高となる3.2ポンド(1440グラムのオスでした。

Imgp1396_320

これにて納竿としました。
気持ちよく終われました。

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それにしても今年の春合宿はなんだか好調っす。

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2010/05/02

春合宿2010:初日

Kc3i0006

昨晩23時くらいに伊豆入りし、いよいよ春合宿開始です。

初日は、部隊長さんと河津川です。
大堰堤コースに6時から入りました。

かなりの増水でしたが、ヒレがデカく幅広でイカツイ顔の河津らしい23センチのアマゴをキャッチできました。
流芯に入られてドラグを出されたので、キャッチ直後は27-8あるかと思いました。

その他、15-20のサイズを俺1キャッチ、部隊長さん2キャッチでした。

その後、第2ラウンドとして10時から12時まで本流をやりました。
アスリート7センチサスペンドでドラグを鳴らすアタリがありましたがうまくフッキングせず、結局ノーフィッシュでした。

第3ラウンドは、河口近くのゴロタでムラソイの穴釣りです。
ジグヘッドを岩の隙間に流し込み、シェイクするような釣法です。
二発潜られてロスト、一発はサイトでスッポ抜けとタコボーズでした。

今日はここまで。
以上です、キャップ!

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