刑事(デカ)は足を使え!の巻
さて、三連休初日に初のナマズをキャッチしてから、新たなテーマができました。
それは、多摩川水系で釣りたい、ということ。
ファンタジスタS水系は確実に「いる」んですが、ウチから車で30分近くかかるし、やっぱりホーム感が無い。
というわけで、連休の残りは海に行くこともなく、ポイント探しに明け暮れました。
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まずは多摩川の支流です。
この支流が多摩川と合流するところ(ここで書いているポイント1)から1kmくらいまでは以前に調査していました。
両面護岸ですが、川までストンとなっているわけではなく、1mくらいの幅の平らなところがあったり、そこに降りるためのハシゴが付いてたりします。
水深や流れ、鯉の有無などは申し分無いのですが、ここはちょっと夜中でも明るいかな、というのが懸念点です。
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で、土曜の昼は猛暑の中、この支流の続き、ウチから2つ目くらいの駅から伸びるところを川沿いに歩いてみました。
偏光をかけて歩いたのですが、偏光も要らないくらい水深がなく、なかなかの感じです。
が、2kmくらい歩いたのですが、ずっと川までストンとなっている両面護岸でどこにも降りるところがありません。
ここは無理っすね。
大体1時間半くらい歩いて帰宅したのですが、体中汗まみれで歩き損でした。
***
で、ふと気付いたのです。
ウチの最寄駅近くから、多摩川に流れている用水路みたいなのがあります。
ここって、幅が1.5mから3mくらいで、そこそこ水が綺麗で、流れもあって、水深は浅くて、ところどころに石とか障害物や川岸にボサっぽいのもあって、鯉がウジャウジャいて、とナマズがいそうな条件を備えてるんですよ。
ここ、家を出て、10分かからないくらいです。
多分、自宅から最も近い水です。
ここは盲点でした。
もしここがOKだったら、軽く飲んでいても、酔いが醒めていれば徒歩で釣りに行けるではないですか!
というわけで、日曜23時半過ぎに出撃です。
自宅ですでにジタバグをセットし、ショートブーツを履いて徒歩で出撃です。
この手軽さが理想。
入川点から多摩川方向で釣り下りになるのかと勝手に思っていたのですが、実際は多摩川から最寄駅の方向に流れていました。
ってことは、このまま進行方向にキャストすればアップになるわけです。
川の流れはファンタジスタS邸付近のドブ川と同じくらいです。
つまり、アップだと結構なスピードで巻かないとルアーがアクションしてくれないので、ダウン有利ということです。
よって、用水横の道を数10メートル歩いてから水際に降り、ダウンかダウンクロスで釣り下り、降りた場所まで戻ってさらに数10メートル先に行く、という方法で多摩川まで行きました。
しばらく異常なかったのですが、ある箇所でどう立ち位置を取ってキャストしようかを考えていると、アップ方向のボサ沿いでバフッという捕食音が多発しました。
が、この立ち位置はアップにしか投げられず、攻略がかなり難しいです。
ちょっとバカ画伯の絵で説明しましょう。
捕食音が多発したとき、俺は立ち位置Aにいました。
で、アップでボサギリギリにキャストしたのですが、あっと言う間に流されてしまいます。
また、このポイント、川の中心に板のような仕切りあって水面から出ています。
この仕切りをルアーが越えることはできないので、立ち位置Bからも狙うことが難しいです。
しかもBからだとやっぱりアップであっというまに流されます。
立ち位置Cはこの図では近いようですが、ボサからは結構遠いです。
で、このときは諦めました。
後になって思ったのですが、最初から立ち位置Cから図の紫のX印あたりにキャストしてリトリーブをせずに立ち位置Aとボサの切れ端まで扇形に流して、それからボサにギリギリで引いてくる、あるいは立ち位置Cからすぐ目の前に落として、流れに乗せて立ち位置A近くまでラインを送って流してやる、という方法はどうでしょう。
次回試してみようと思います。
結局多摩川に出るまではノーアタックでした。
そのまま多摩川沿いに旧ファンタジスタS邸前まで歩きました。
しかし夜の河原って怖いっすね。
時々、地元のガキが座りこんでいたりして、その都度臨戦態勢でした。
結局、この用水路出合いから旧ファンタジスタS邸前まではどこも水深が結構あって、何箇所かではキャストもしてみましたが、ナマズの気配はありませんでした。
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というわけで、自宅周辺の多摩川水系では、期待できそうなところは「多摩川支流出合いから1kmくらい」と「最寄り駅近くの用水路」の二箇所に絞られました。
が、どちらも住宅地の中を流れているので、暗いところが無いんですよ。
現ファンタジスタS邸近くのドブ川よりも明るいです。
実際にナマズがどれくらいナーバスになっているのかがキモのような気がします。
多摩川本流はどうかと言うと、キャパシティとかナマズのサイズとかかなり期待できるとは思います。
が、反面、ポイントを探すのが難しいです。
とりあえず、今は点でチェックしている本流のポイントを、歩き倒して線でチェックしてみようと思います。
刑事(デカ)や新聞記者(ブンヤ)は足を使うのが仕事ですが、ナマ師も同じですね。
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