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2010年8月の13件の投稿

2010/08/24

夏合宿2010ラップアップ:カヌーフィッシング編

夏合宿2010ラップアップの最後を飾るのは部隊長さんとのカヌーフィッシングです。

インディアンかカナディアンかはさておき、4月に沖縄でカヤックに乗り、前に進む手コキ船の面白さが忘れられない俺は大変楽しみにしていました。

釣行予定は8/13金曜でした。
前日の雨や台風の影響などが心配でしたが、大丈夫そうとのことで出撃することになりました。

部隊長さんの車で移動して部隊長さんのカヌーで部隊長さんのロッドとリールをお借りして釣りをするわけです。
なんて依存しきっているんでしょう、このバカチンは。

***

今回は沼津西浦という駿河湾に出撃しました。
すなわちパイレーツオブスルガワンなわけです。
キャプテンこと部隊長さんはボーダーのTシャツ着ています。
ボーダーのTシャツは下っ端の証、さては俺に船長の座を譲るつもりなんでしょうか?

# ちなみに出船したら、ボーダーのシャツを着替えてらっしゃいました。
# 船長の座は譲らないみたいです。

8時15分に待ち合わせをし、ジュニアを学校に蹴り落とした後一路西浦に向かいます。
到着して駐車場所やカヌーを降ろせる場所を探し、出航したのが10時半でした。

***

カヌーは港のスロープから降ろしたのですが、スロープを押しているときに部隊長さんが「すべるから気をつけて」と警句を発してくださいました、が、その直後にスリップダウンです。
左ひじを派手にすりむき、左中指先端も切ってしまいました。

馬鹿です、大馬鹿です。
芸能人で言うなら、コメットさんでおなじみ大バカ久美子です。

が、痛みよりも釣り欲カヌー欲の方が強い俺なので、傷口を海水で洗い、そのまま出航です。
後から見るとパドルが血だらけでした、すみません部隊長さん。

カヌーは、前後のこぎ手がそれぞれパドルを持ってこぐので、両者のバランスあ重要です。
最初は俺が前に乗り、部隊長さんが後ろに乗っていました。
なかなかギクシャクとした進みっぷりですが、それでもスイスイと海面を進むのが爽快です。

コレほしい!
ここで部隊長さんを海に突き落とせば俺のモノだ、とかはもちろん思いませんが、合宿終了後に色々と調査なんかしてしまいまsた。

そして、すでに先発をされていたKeiA ブログのKei Aさんが釣りをされているイケス付近を目指します。
KeiAさんはすでにアジを好調に確保されているようで、俺らも期待が高まります。

俺と部隊長さん、前後を入れ替わった方が効率がよさそうです。
イケスに着いてKeiAさんにご挨拶をした後、イケスを利用して俺が後部座席に行き、いよいよ釣り開始です。

***

タックルはベイトリールのライトジギングタックルです。
まずはタイラバに初挑戦しました。

底まで落としてノンアクションで巻き上げてきて、中層まで巻いてきたらまた下まで落とす、これの繰り返しです。
決してどスローではないですが、あまり俺の得意な感じの釣り方でないのは間違いありません。
でも一発アタリがあったりしたら熱くなるんでしょうが。

が、タイラバには反応が無いので、沖に移動して青物を狙うことにしました。
この機動性、カヌーならではですね。

***

部隊長さん、パラシュートアンカーも自作されていました。
相変わらずDIY精神にあふれています。

ビーチパラソルをミシンで加工してロープがつけてあり、かつフロートとしてネットに入った直径20センチくらいのゴムボールがつけてあります。
写真撮っておけばよかったのです。

パラソルは白とオレンジで、オレンジの部分がとんがっている感じ。
現場で何かに似てるな、と思っていたのですが、アンパンマンに出てくるドキンちゃんでした。Efb8de4aed1

このパラシュートアンカー、部隊長さんは改良の余地を感じられたみたいですが、かなり使えるシロモノです。
うまく潮と風に合わせると、絶妙の流れ方で方向をコントロールできるのです。

アンカーを入れてじっくりと寄せるという餌釣りではなく、広い範囲を積極的に探っていくルアー釣りにはぴったりです。

***

うまく潮目を見つけてジギング開始です。

今までベイトタックルでのジギングってほとんどやったこと無いので最初はギクシャクしていましたが、だんだんと慣れてきました。

ほどなく部隊長さんにヒット、なかなかのサイズのマルソウダです。
さらにエソとオキイトヨリを追加されました。

そうなると俺も焦るのですが、ワンピッチで大きめにアクションをしているときました!
サイズは同じくらいのマルソウダです。
やっぱりボートやカヌーは目線が水面に近いんで、ファイトが迫力あって楽しいっすね。

その後、フォール中にラインが止まったのをすかさず合わせてもう一本マルソウダを追加しました。
あと、フグも食ってきました。
さすがにこれをキープするのは怖いっす。

***

昼ごろイケス周辺に戻ります。
小サバと思われる小ナブラがあったので、トップやミノーやバイブを必死で投げたのですが、魚が小さいのかヤルキが無いのかアクションとかが悪いのか、無反応でした。

さらに沖に戻り、少し青物をやり、いよいよ夕方のゴールデンタイムが来たのでイケス周辺を流してタイラバです。

ちょうどKeiAさんに連絡を取ると、40アップのタイをゲットされたとのことです。
さあ、パイレーツオブスルガワン発動で海賊行為を働くのかと思いましたが、素直に(当たり前だ)釣りです。

イケスに到着する前に部隊長さんがタイラバをやっているのを眺めていたんですが、竿先がピクピクっときます。
ここでルアーマンの性(サガ)として反応してアワセてしまうのですが、ここはじっくり我慢しないとならないようです。
根っからのルアーマンの部隊長さんもここで鋭く反応、ついついアワセを入れてしまっていました。
これがタイラバの数少ないアタリでした。

俺はまったく反応なし、部隊長さんがアタリ2回くらいです。

***

時間も18時を過ぎたので、終了することにしました。
このころになると息も合ってきていますし、操船に慣れていますのでスイスイ進みます。

結果として、部隊長さんがソウダ2、オキイトヨリ1、エソ1、俺はソウダ3にエソとフグが1ずつという結果でした。
まあ、好釣果とも貧果とも言えませんが、やたら楽しかったのは間違いないです。

問題は、俺も部隊長さんも座ると膝小僧が出るくらいの短パンだったのですが、見事に日焼けしてしまいました。
翌日どころか今でも少しヒリヒリするようなヤケド状態です。
この写真、チンコじゃないっすよ。

Kc3i0037

当たり前ですが、日焼け対策をきちんとしようと固くココロに誓ったのでした。

***

そういうわけで、ラップアップは終了です。

夏合宿そのものはもう何年もやっているのですが、毎年全く同じというわけではなく、微妙にやることが変わってきています。
そしてそれがまた楽しい。

相変わらず部隊長さんには頼りっきりです。
いつもありがとうございます。
気がついたら初めて釣りをご一緒させていただいてから3年ですね。

あらためまして、今後ともよろしくお願いします。
すなわち、まだ甘え倒すつもりです、ハイ。

***

合宿後ってのはフヌケになるんですが、これから晩夏から秋の楽しい釣りモノを探していきます。
ボート釣り、やりたいなあ。

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2010/08/23

(ケミ)ホタルノヒカリ

夏合宿2010のラップアップがまだ終わっていませんが、先に今日(正確には昨日)の釣行に関するエントリいっときます。

***

さてさて、夏合宿が終わったら、通常ですと近場で青物が釣れるところの情報を仕入れては出撃して惨敗、というのがいつものパターンです、ありがとうございます。
あるいは禁漁が急に身近に感じて慌てて渓流行ったりっすね。

でも今年はちょいと違います。
今現在熱くなっているのに合宿では全くチャンスの無かった釣り・・・そう、ナマゲームなのです。

***

ナマズは基本的にナイトゲームなので、暗い中でルアーをキャストし、リトリーブし、ヒットすればランディングするわけです。
暗い中でもルアーは見えるのですが、対岸のアシ際とかなんとかはほぼヤマカンでキャストしているのです。

そんな状態なので、厳しいところを攻めることができず、対岸のタリピツなんかで引き出すバイトは大抵マグレキャストが決まったときくらいなのです。

じゃあ見えるようにすればいいじゃん、しちゃいなよブラザー、とか考える人がおりまして、ナマズルアー界ではケミホタルを付けることも一般的です。
自分でジタバグとかに加工する人も沢山いますし、ケミホ装着のためのギミックが施してあるルアーもあります。

俺も一時期はケミホタルとかルミコを付けていました。
が、なんか思ったより見えないですし、イチイチ1時間とか2時間のために予めケミホ買っておくことがメンドクサイんですよ。
そして、ポツポツとナマズがヒットするようになった最近では全くケミホは使わなくなりました。

しかも、ネットなどを読んでいると、「ナマズは神経質だからケミホを警戒して食いが悪くなる」「ケミホを付けるなら、水面下のナマズから見えないように付ける」などなどの説があるのです。
俺としてもケミホ無しで釣れてるもんですから、そんなもんだろう、と思っていたのです。

***

今、ナマズは多摩川本流および支流、それにファンタジスタS邸近所のドブ川に行っています。
その中でもナマ影が濃い、というか釣れる場所を知っているので、ファンタジスタ川にばかり行きつつ、この川の実績場所を増やしています。

が、ファンタジスタ川、サイズが出ないのです。
せいぜい40ちょいちょい。

ナマズに熱くなっている店長Qとも「ここで一発、ロクマルあたりを出すなら多摩川本流じゃね?」みたいな話をしてます。
なので、多摩川本流のポイント調査は欠かせないのです。

そんなわけで土曜日の真昼間、チャリに乗ってポイント視察です。
今回調査に行ったのは、自宅から7キロくらいのとこから10キロくらい上流の区間です。
つか、チャリでは結構キツいっすね、報復20キロ。

そこで、調査した結果、川岸へのアプローチが比較的楽で、そこそこの流れと緩やかな流れがあって浅め、ブッシュや沈み石などもある500メートルくらいの区間を発見しました。
が、ここ、浅いだけにそこらじゅうに直径30センチくらいのブッシュ島が顔を出していて、中州のブッシュのキワにキャストした後は一旦このブッシュ島を避けてリトリーブしないとなりません。
しかも立ち位置と中州の間に流芯があるので、ここも計算に入れないとならないのです。

つまり、ルアーの視認性が必要、もっと言うと、ケミホ付けた方が良くね?という感じなのです。
結局、ポイント視察の帰りに大汗のまま釣具屋に寄り、ケミホを購入しました。

***

さてケミホ装着ですが、使うならやっぱりジタバグを使いたいので、ちょっと細工しました。

Kc3i0040

ケミホ25を買うと、固定用の透明チューブが付属してきます。
これをジタバグの頭に瞬間接着剤でつけてみました。
一応、水面からは直接ケミホは見えないはずです。

写真上はスミスのキャタピーです。
これはケミホの25を目に刺すと目が光ってボディ全体もボンヤリ光るというものです。

この2つで試してみます。

***

さて日曜日。
土曜夜中も営業している店長Qとの合流前に、ケミホの真偽を確かめに行くことにしました。
実績ポイントであるファンタジスタ川で1時半からの1時間勝負です。

ケミを装着して開始早々、ブッシュを対岸から狙うと、ケミホが消し込まれるくらいの激しいバイトがありました。
が、乗りません。
何度か同じピンポイントを色んな角度で攻めますが、フックに触ってしまったのかどうか、もうバイトがありません。
その後もいつものコースを若干急ぎ気味に釣り下りますが、散発のバイトが何度かあるくらいでノーヒットでした。

***

その後、2時半くらいから多摩川に移動して店長Qと合流し、3時半から5時近くの薄明まで上記のポイントをやってみました。
が、結果的にはノーヒットです。

一回、中洲のブッシュの切れ目にうまく着水したらガボって水しぶきが上がったのですが、これはナマズのバイトなのかたまたま鯉がそこにいて、ルアー直撃で逃げていったのかわかりませんでした。

***

今まではMr.Don Worksという6フィートを使っていたのですが、今回はなんとなく5フィート8インチのプレステージクラシックというダイコーのロッドを持っていきました。

Kc3i0033

このロッド、Mr.Donよりも数年前に買ったロッドなので、おそらく20年以上前のものです。
若干短い分、小場所のファンタジスタ川では使い勝手が良かったです。

***

実際にジタバグに装着したケミホはすごく見やすいです。
キャタピーが目の部分だけとボディがウスボンヤリ光るのに対して、背中のケミがはっきりと光っているので、飛行中の軌跡や着水位置、水面上の場所やバイトは見やすく、厳しいところにも攻めやすいです。

が、一発バイトがあって乗らなかった後の追い食いや、バイトがあった場所に2投3投しての再バイトはありませんでした。
もしかしたら一発目でケミホを見て警戒してしまうのかもしれません。
あと、3週間前とは時期も微妙に違うので一概には言えませんが、バイト数自体が少なかった気もします。

というわけで、厳しいところを攻めるときや初めてで勝手がわからない場所などはケミホ付にし、オープンウォーターや勝手知ったるところはケミホ無と使い分けるのが良い、という結論に達しました。

つか、ケミホ付は釣れない気がしてるので、まず一本出してケミホへの不信感を無くしときます。
以上です!

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2010/08/19

夏合宿2010ラップアップ:海のオカッパリ編

渓流編に続きまして夏合宿のラップアップ、海のオカッパリ編です。

俺の中で、今年の弓角初戦でのファンタジスタS君への惨敗が相当悔しかったとみえて、オカッパリ青物に関してはヤル気マンマンでした。
また、毎年この時期のポイントの混み具合にはかなりうんざりですので、できるだけ人が少なくて回遊がある場所を探すこと今年のテーマにしました。

***

軽井沢から伊豆に移動した翌日、8/10火曜は朝から弓角で出撃しました。

穴場調査はともかく、まずは1本獲っておきたかったので、人が多いのを覚悟でメジャーポイントに行くつもりで朝3時ごろ起きました。
すると、雨がガッチリと降っており、マズメまでの場所取りのためにわざわざ濡れに行くのももったいないので二度寝です。

再度起きたのが5時過ぎで、すでに雨は上がっています。
早速出撃です。

6時くらいに到着した現場は思ったより混んでなく、カゴ師数名とジグ師1名、ツノ師が数名いるくらいなので、無理ない間隔で立ち位置をキープできました。

18号ジェット天秤にリーダーは船ハリス6号を2ヒロ、白で内側にラメの入ったツノをキャストします。
が、周りも含めてヒットがありません。
射程距離外の沖にはソウダガツオらしい小さめのナブラがありますが、寄ってくる気配もありません。

しばらく表層でスピードを何種類か変えて試していたのですが反応が無いので、タナを変えていく方針にしました。
底を取って何投目かで、着底後の巻上げの直後になんとなく重くなりました。
かといって魚が引いている感じも無いので、そのまま寄せてくるとエソがヒットしていました。

サイズは25センチ程度です。
しかしエソってのは凶暴そうに見えてなんかマヌケな顔つきですよね。

こんな感じでスピードやタナを色々と変化させながら投げ続けること1時間、7時過ぎにアタリがありました。
着水してそのまま巻いたのでタナは表層近くだと思います。
スピードは中速よりもやや速めでした。

小気味良く抵抗しますがそれほど大きくなさそうです。
抜き上げたのは35センチあるかないかくらいのマルソウダでした。

ヒラソウダが食いたいモードだったのでちょっと残念ですが、今年の弓角初釣果(エソは除く)なのでまずは喜ばしいです。

すかさず同じパターンで何投もしますが、後に続くことはなく単発でした。
その後は堤防先端でカゴ師に2,3本散発でマルソウダが上がっていましたが、俺には以後ヒットはありませんでした。

8時が近くなると続々と人が帰っていきます。
なんでもこの日は夜に花火大会があるそうで、朝8時から設営のために釣りができなくなるとのことです。
そのため俺も8時ちょっと前にマルソウダ1本の釣果で終了しました。

前の週末くらいから雨が降り続いている雨のせいなのか、例年に比べて(去年のURL)全体的に渋い状況でした。

***

翌日8/11水曜は最初雨だった予報が、前日に曇りに変わりました。

3時半くらいに起き、4時過ぎに到着しました。
この日は2年前に宿敵TKidと行ってなかなかの釣果を得た小さめの漁港です。

到着直後はまだ薄暗く堤防には誰もいません。
すかさず沖方向の角の立ち位置を確保しました。

この日は速報でも書いたように、ショアジギングをメインで勝負をするつもりで、マズメからガンガンとキャストしてガンガンとシャクり倒します。
25グラムくらいのジグから始めて、最終的には35グラムくらいまで、ロングジグを使ってみたりカラーも色々と変えたりと試行錯誤をしました。
また、シャクり疲れたら弓角を投げて、とりあえずは常にルアーが海中にいることに努めました。

で、3時間ほど黙々と投げ続けたのですが、結果は何も起こらずの異常なしでした。
メールで部隊長さんと話した感じだと、海水温がイマイチ上がっていなくて回遊がシブいのかも、という推測を聞きました。

また、このポイント自体、上記宿敵Tと行ったとき、Kidと行ったとき、そして秋にイカをやっててナブラが立ったとき、すべてが早朝ではなくて正午前後でした。
もしかしたら早朝勝負はダメで、時間をミスったのかもしれません。

***

次の日8/12木曜は元々渓流をやるつもりでした。
が、渓流編で書いたように移動中に結構な量の雨が降ってしまい、入渓点がちょっと厳しい状態だったのでパスしました。

で、移動中に雨が上がるのを待ちながら思ったのが、河津川河口のヒラスズキです。
今年の春合宿の最後にファンタジスタS君が釣りやがったもんですから、どこか頭にひっかかっていたのでした。
しかも時間的に下げが始まったくらいの潮汐です。

シーバスルアーは持ってきていませんが、メタルジグと一緒にトップウォーターにミノーにバイブレーションは持ってきていますので、ルアーはこれでいけるでしょう。

また、装備はフェルトソールですがウェーダーを履いてライジャケ(宿敵Tに借りた自動膨張のヤツ)を来ればなんとかなりそうです。

そんなわけで、渓流に行く前に河口で様子を見てみました。
が、前回S君が結果を出した最河口部の石積みのあたりには人が入っていて、割り込みにくい状態、さらにもうちょっと上流部は思ったより下げが効いていなくてタプタプな状態だったのを見て、戦意が喪失しました。
結局、準備もせずに渓流に向かったのです。

その後、上記のように渓流を諦め、向かった先は前日のポイントです。
雨が降ったり止んだりで人が少ないかもしれない、さらに昼に近い時間でもしかしたらアタリクジを引くかもしれないという期待を持ちました。

で、到着したのですが、テトラにショアジギ師が一人いるだけで堤防は誰もいません。
さっそく車を停めて準備をして到着すると、タッチの差でリゾート系釣りダブルカップル(男女2名ずつ)が入ってしまいました。

テトラに入ろうかと思ったのですが、俺が履いているクロックスのソールがだいぶ減っているのでちょっと濡れたテトラは怖いので躊躇しつつ待っていました。
弱い雨が降ったり止んだりしていたので待っていると、結構強い雨に変わりました。
しばらくリゾート系カップルズが帰ってその後に雨が止むのを待ちましたが、どちらも気配がありません。
雨も強くなるので、結局このポイントを諦めました。

そんなわけでこの日は3箇所3種類(渓流含む)のターゲットすべてに縁がありませんでした。

***

8/13金曜は部隊長さんとお待ちかねのカヌーフィッシングを敢行し、残る8/14土曜が釣りをする最後のチャンスです。

前日のカヌーの疲れ、というよりは激しい日焼けでつらいかと思って前夜はアラームをかけずに寝ました。
もし目がさめて、程よい時間だったらその時間に合わせた釣りに行こう、という意図です。

目が覚めたのが5時です。
お、渓流行けるかな、青物にしようかな、と思って起き上がったら日焼けが痛くて痛くて。
ガックリして二度寝をしました。

昼前には起きたのですが、なんだかんだと用事をこなしていたら時刻はすでに14時半です。
このまま何もせずに合宿終わりました、ってのはイヤなので、ポイント調査を兼ねて、まだ行ったことのないところに下見に行きました。

この場所はポイント本にたまに「青物イイヨ」みたいに載ってはいるんですが、あまり華々しい実績を聞かないところです。
数年前はすごかったみたいですが。
いずれにせよ、買わない宝くじは当たらないので、まずは宝くじ売り場を視察というわけです。

車を停めて、釣り場に行ってみると、ウワサには聞いていたのですがテトラです。
それも結構大きめのテトラなのです。

まず、クロックスでは無理です。
が、ちょうどメガメバルポイントと同じようなテトラなので、スパイクシューズ履けばいけそうな感じです。

あと、テトラは(磯場もそうですが)バックが取れないのでここは弓角は厳しいでしょう。
去年の夏に一回試してその一回で断念した「ウキゴムひっかけ作戦」を実用化できればいけるかもしれませんが。

海の感じは悪くないので、機会があればショアジギングメインで試してみようと思います。

そんなことをやっているのでもう時間は16時です。
17時にはあがらないとならないので、比較的すぐいける第二戦で行ったメジャーポイントに行きました。
堤防の上は思ったより人がいません、つまり回遊無いわけやね。

ここでもジグメインで投げまくりました。
しばらく30グラムくらいのジグでやっていたのですが、だんだんと爆風になってきてライン処理や底取りが難しくなってきたのでロッド負荷ギリギリくらいの40グラムまでウェイトを上げました。

遠投して底を取った直後にハイピッチジャークで一気に巻き上げ、また底を取るという作戦にし、数投やってみました。
しかし40グラムくらいになるとハイピッチは疲れますね。

で、5投目くらいに底を取ってハイピッチを開始した直後にガツンときました。
よっしゃー、カンパ確定!グラッチェグラッチェ、とランディングをしたらもちろんマルソウダです。
この後、散発ですが、同じパターンでやはりマルソウダが2本あがりました。

サイズはどれも第二戦と同じくらいの35センチいかないくらいとイマイチ冴えません。
もうちょっと薄暮になるまでやりたかったのですが、結局タイムアップで17時過ぎに終了しました。

***

そんなわけで釣行回数が最も多い海のオカッパリでした。
釣果は弓角でマルソウダ1、ジグでマルソウダ3とマルソウダばかりでした。
あ、エソも釣れたんだった。

ポイント開拓に関しては、実戦をやっていないのでなんとも言えませんが、一度勝負してみてもいいかも、と思っています。

いつも言っていますように、俺の中での釣りのメインって渓流とイカと並んで青物なんですよ。
青物、実際には年間を通した回数で言うとそれほど多くは無いんですが、なんか「大事」なターゲットなんです。

毎年、オカッパリに関しては大体夏合宿くらいからスタートして秋の東京湾で終了するパターンなので、まだ始まったばかりです。
さあ、これからどんどん熱くなってくるっすよ!

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2010/08/17

夏合宿2010ラップアップ:渓流編

夏合宿が終わり記者会見も終わり、シャバに戻ってきて数日が経ちます。
もちろん合宿の後の俺はモチベーションのカケラも無いフヌケ野郎なので、ダラダラと時間だけが過ぎていっているわけです。

こんな風にしているとあっという間に9月になってしまい、慌ててラップアップにとりかかったりすることになるので、今回は早めにシメてしまいます。
ラップアップというか、速報の補足という感じで書いていきます。

まずは渓流編です。

***

通常の夏合宿(に限らず合宿全般ですが)は、ご存知のように伊豆に行って海に川に釣りまくる(決して釣れまくる、ではない)わけですが、今年の夏は軽井沢からスタートです。

ウチのアネキ一家が3年くらい前から軽井沢に別荘を持っているらしく、一度遊びに来いと言われていたのでした。
俺としては8/6金曜の夜あたりから8/15日曜の夜中まで9泊9日くらいのギッチギチのパンチパーマ状態で伊豆に行ってゲップが出るくらい釣りに明け暮れるつもりだったのですが、アネキ一家にはここ数年誘ってもらっていることもあり、じゃあ行ってみるか、ということにしました。
だから軽井沢なんです。

で、実際に軽井沢行って帰ってきて翌日また伊豆に行くとかになるとマルっと1日から2日損した気分になります。
よって、8/7-9が軽井沢で8/9の昼前から直接伊豆に移動し、8/9の夕方から伊豆に入り8/15の朝に伊豆を発つ、ということにしました。
つまり、合宿の荷物すべてを持って軽井沢経由で伊豆に行くわけです。

軽井沢から伊豆の移動を調べてみたら一旦都心に戻ってきて東名に乗るコースで5時間でした。
が、それでは面白くないので下道縦断で行くことにしました。

***

そうなると軽井沢での釣りをどうするかということになります。
当初は2泊3日、実質2泊1日なので大して釣りもできないので軽井沢では釣らなくていいか、と思っていました。

ところが、なんとなく軽井沢→長野→渓流→イワナヤマメ満載→ウハウハという思考ができてしまいました。
要は、俺様ともあろう生まれながらの渓流マン(かなり話盛ってます、ハイ)が長野に行きながら渓流でトゥウィッチの1つもやらないとは何事だ!イソノナカジマそこへ立っとれ!という気分になったわけです。

そうなると、調査が必要になりますね。
いきあたりばったりでカーナビで川を探して突入する「隣の晩ごはん」風ヨネスケ作戦もいいんですが、大体ロクに釣りもできずに時間だけが過ぎていくというパターンに陥ります。

そこでWebで「軽井沢 渓流 釣り」とか「軽井沢 風俗 優良店」などのキーワードで検索をしてみると、

  • このあたりは千曲川の水系である
  • 支流もいくつかあるが、湯川というのがなかなかイケそう
  • そしてこのあたりは佐久漁協のシマだ

というのがわかりました。
ちなみに俺が釣行した前日にはヤマメとニジの放流があったようです。

水系図とか入漁券を取り扱っている店などはPDFをダウンロードできますので、これをプリントアウトし大まかな戦略を練り、現場に持ち込みました。

注意が必要なのは、軽井沢(町?)というのは条例かなんかで24時間営業の店が許可されていないようです。
コンビニでさえ、23時くらいには閉店して開店が朝の6時とか7時からとのことです。
当然、入漁券を買うにも近所のコンビニでは取り扱ってませんし、取り扱っていたとしても早朝では買えないわけです。

軽井沢の滞在先に到着したのが8/7土曜の19時くらいでした。
荷物を降ろしたりした後、車で20分くらいのところにあるチャラチャラした店がいくつかあるところでチャラチャラしたメシを食い、蛍なんかを見て帰宅したのが22時くらいです。
それから車を飛ばして隣町の御代田町にある最も近い24時間営業かつ入漁券が買える店に行き、翌日の入漁券を購入しました。

***

さて8/8日曜になりました。
前日立てた作戦は、明るくなってきた5時くらいに湯川ダムのバックウォーターのちょっと上流にある橋から入渓し、8時くらいまで釣り上がって退渓、9時くらいには滞在先に戻る、というものでした。

4時くらいに起床、カーナビをセットして出発です。
それにしても県道と言いながらもほとんどが離合不可能な農道のような道で、もしカーナビがなくて地図だけしかなかったら絶対に通らないような道が続きます。

スモールライトだけで十分なくらい明るくなった4時半ちょっと前に想定入渓点である橋に到着しました。
すると、その橋は高さ5メートルくらいの金網フェンスに覆われた橋で、下を見ると100メートル(くらいに見える)谷底にほんの少しの水が見えるだけどいう自殺するには最適な感じの橋でした。
だから金網フェンスがあるわけね。

この橋はパスして、上流に行くか下流に行くかを考えます。
水系図を見てみると、なんとなく下流の方(前日に入漁券を買った御代田町や佐久市の方向)が入漁券を取り扱う店も多いので情報を得ることもできそうだと判断しました。
よって、カーナビで橋を一つ一つ確認しながら下っていくことにしました。

最初の橋のあたりもとてもイイ感じだったのですが、ちょうど俺が通過するころに釣りをしそうな人が車を降りてきていましたので、パス。
さらにいくつかの橋をチェックすると、入渓もしやすそうでかつ車を停めることもできそうな場所がありました。
時刻も5時を過ぎていたのでここから入ることにしました。

***

この川は田んぼの横を流れる里川で、本流というほどではないですがそこそこ川幅があり水量も結構多い川です。
田んぼのせいか水は若干のササ濁りです。

Imgp1446_640

アレキサンドラ5Sのピンク銀をセットして橋よりちょっと下から入渓しました。
開始時の水温は16度です。

岸からアプローチができるところが少ないので基本的にウェーディングでの遡行になります。
水量は膝から太ももくらいと結構多いですが、踏ん張らないといけないほどではありません。

橋の下がちょうど支流(というか、田んぼの用水路)との合流点で、田んぼから濁りが入っているようです。
橋の下から濁りの影響を受けないちょっと上流の太い流れのキワをトゥウィッチしながら通していると、ガツンとアタリがありました。
ドラグがギャンギャン出るので、セットアップ時に締め忘れたのかと思うくらいでしたがそうでもありません。

魚体を浮かせたらかなりデカく見え、ニジかと思いました。
が、激しくローリングするし、寄せてくるとパーマークが確認できました。
俺はあまり大きなネットを使っていないため、何回か失敗しましたが、やっとネットイン成功です。

Imgp1447_640 Imgp1448_640

無事キャッチしたのはタッパのある魚体のヤマメです。
たまに釣れる26とか27に比べると明らかに一回り大きく見えます。
これは尺行っただろうとメジャーを当ててみましたが、何度測っても、何度魚体を伸ばしても(コラ!)29センチジャストの泣き尺でした。

ただ残念なのが、尾ビレがピンピンではなかったので、おそらく成魚放流だと思います。
とは言っても、ヒレもほぼ回復して、かなり太い流れの中から出てきて相当泳力もあったので、前日に放流されたものではなく、放流後結構時間が経っている個体だと思います。

***

この泣き尺が釣り開始直後だったので、大いに期待に股間を膨らませて(定型文)釣り上がりました。
田んぼからの濁り水の合流部を過ぎてもやはり少し濁っています。

その後、20センチくらいのチェイスが何度かありましたがヒットに至らず時間が過ぎていきます。
7時半も近くなってきたころ、落ち込みがあり、ちょうど対岸部分が落ち込みからの流れが当たって曲がっている「いかにも」なポイントがありました。

ロングキャストになりますが慎重に狙って落ち込み直下にルアーを落とし、2アクションした直後に「ドン」とアタリがありました。
すかさずスウィープにフッキングに持ち込んだのですが、少し重みが乗った後に軽くなりました、バラシです。
大きさは先ほどのより小さいのでしょうが、25前後ではないかというような重みでした、残念です。

***

この落ち込みから上は腰くらいまで水深があり、流れが緩いとは言っても遡行するのが大変そうです。
時間も7時半を過ぎたので、ここで一旦退渓することにしました。

田んぼの畦道を入渓点まで歩いて戻り、再度入渓点の下流方向に歩いてみますが、上流の橋付近の合流点からの濁りがしっかりと効いているようで釣れる気がしません。

結局、その時点で軽井沢での釣りを終了しました。

***

2007年以降、伊豆での夏合宿では必ず渓流をやっています。
今年もそのつもりだったのですが、8/9月曜の伊豆への移動のころから台風の影響で何となく雨が降っていました。

伊豆到着翌日8/10火曜および翌々日8/11水曜は青物がやりたいというのもありましたが、午前の早い時間から滞在先で肉体労働を指示されていたため、午前中一杯渓流に入る時間が取れません。

そして今日こそ入るぞ、と思っていた8/12木曜ですが、サイポスで水位を調べてみると前日まで河津川狩野川水系とこにプラス20センチ以上だったのがプラス10センチちょっとになっていたのですが、河津川に向かう途中に激しい雨が降り出し、止んだ後に大堰堤下に行ってみるとガンガンと水量が増えて堰堤渡りをするにはちょっとキツそうな感じです。
結局この日は海を含めて釣りそのものができませんでした。

8/13金曜部隊長さんとのカヌーフィッシング、最終日の8/14土曜はほとんど火傷な日焼けと前日の疲れからか朝5時くらいに起きながらも出撃することができませんでした。

結局、今年の夏合宿は渓流を始めて4年目にして初めて一度も伊豆では入渓しないという結果となりました。

***

時間や回数で言えば、夏合宿中渓流をやったのは1回約2時間のみという少なさでした。
また、釣果は1キャッチ1バラシにチェイス数回という決して豊富なものではありません。

が、泣き尺が1本取れたこと、まったく初めての川でも事前の情報収集と現場での判断でなんとか釣りができたこと、この2点は我ながら満足できる部分です。

伊豆での渓流はタイミングが悪かったとしか言えません。
もちろん、キモチが「青物獲りたい」に傾いていたというのもあります。
いい意味で、伊豆の渓流は「ガッツかなくてもいつでも楽しめる(準)ホーム感」ができてきたんだと思います。

というわけで渓流編終了です。

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2010/08/15

緊急記者会見

番組の途中ですが、ここで今入ってきたニュースをお伝えします。
自称サバブームの仕掛け人であり、自称マルチアングラー、自称ブルーズメンのOpen6E(オープンシックスイー)氏(40)が緊急記者会見を開いたとの情報です。
会見の模様を早速ご覧いただきましょう。

***

(Open6Eおよびマネージャー、姿を現し一礼して着席。ものすごいフラッシュの光とシャッター音。)

司会者:
「ただいまより、Open6Eの記者会見を執り行います。
会見時間は5分の予定です。
なお、質疑に関しましては会見時間の範囲内でのみ対応させていただきます。」

Open6E:
「えー、このたびはお忙しいところお集まりいただきましてありがとうございます。
本日お伝えしたいのは、わたくしことOpen6Eが2010年8月5日および13日のエントリにおきまして、部隊長さんのカヌーの種別に関して、正しくは『カナディアンカヌー』であるところを『インディアンカヌー』と不正確な記述をし、かつ知人数名に対しても『インディアンカヌー』という呼称を数度使用したことで、部隊長さんをはじめ関係各位に大変ご迷惑をおかけいたしました。
この場を借りまして謝罪いたします、大変申し訳ありませんでした。」

(Open6E、立ち上がり深々と頭を下げる。)

記者:
「まずお聞きしたいのですが、『カナディアンカヌー』のことを『インディアンカヌー』と呼んだことは確信犯的な行為なのでしょうか?
一部報道では『Open6E氏は常々パロディやユーモアあるいは滑稽な表現を好むことから、今回の件もおそらく彼自身いつものように面白いと勘違いして使いまくったのであろう』などと書かれていますが、これは事実ですか?」

Open6E:
「その報道は全く事実無根です。
事の経緯としましては、部隊長さんのブログ「伊豆の渓流を考える日々」における2010年7月25日のエントリで『カナディアンカヌー』と書いてあるにも関わらず『インディアン』と勝手に思い込みブログをエントリおよび口頭で使用、その後2010年8月13日のエントリに対する本日の部隊長さんからのコメントで間違いが発覚、記者会見に至る、というものです。
部隊長さんは当方のブログへのコメントで『それにしても貴殿の事だから意図的とは思いますが』とフォローをしてくださっておりますが、残念ながらこれは意図的なものではなく全くの勘違いです。」

記者:
「ではお聞きしますが、なぜ『カナディアン』と『インディアン』を間違えたのですか?」

(言葉に詰まるOpen6E。
するとマネージャーがささやく)

マネージャー:
「バックブリーカー、バックブリーカー」

Open6E:
「ええっとですね、バババ、バックブリーカーつながりでつい『インディアン』だと思ってしまいました。」

記者数名:
「何言ってんだ!!
バックブリーカーは『インディアン』じゃなくて『アルゼンチン』だろうが!!
適当なことを言ってごまかそうとするな!!」

(怒号に包まれる会場。
するとまたマネージャーがささやく)

マネージャー:
「カレー、カレー」

Open6E:
「ああっと、そうですね、勘違いしていました。
カレーですカレー、カレー食べたいなあ、と思いながら部隊長さんのエントリを読んだので、ついついインド風ということで『インディアン』と脳内変換をしてしまいました、ハイ。」

記者:
「ちょっと待ってください。
今のカレーのお話が本当だとすると、Open6Eさんのおっしゃる『インディアン』は東アジアにある国『インド』を意味するということで、アメリカ大陸の先住民である『(アメリカ)インディアン』を意味するのではないということですね。
だとすると、2010年8月5日のエントリの中で
『なにせインディアンですよ。
ナバホとかアパッチとかインジャンジョーとか、常に顔にペイントして羽飾りをし、バーベキューではナイフで肉を刺してそのまま食うような剽悍な漢を目指す俺にぴったりです。』
と書かれていることと矛盾するんですが。
このエントリでは明らかにアメリカインディアンのコンテキストで語られていますが。」

会場:
「そうだそうだ!
その場しのぎの言い逃れでごまかそうとするな!
まず正直にすべてを言ったらどうだ!」

(ますます増える怒号。
Open6E、顔を上げられない。)

記者:
「もうひとつお伺いします。
先ほどおっしゃいましたように、ブログへのエントリで『インディアンカヌー』と書かれただけではなく、知人数名にも使ったとのことです。
その中で、東京都X区にあるバー『M』で店長Q氏やその他数名の常連に対して『俺は夏休みはインディアンカヌーでグイグイいくぜ』と言い『インディアンカヌー知らないの?これからクるマリンアクティビティよコレ。サバブームの次はインディアンカヌーで決まり!』などと吹聴をしたとのことです。
店長Q氏によると、『Open6Eさんね、あの人は虚言癖あるから皆おかしいなと思っていたんすよ』とのことであまり被害は拡大しなかったのが不幸中の幸いのようです。
が、さらにそれだけでなく、数名の女性に対して『俺は大抵の乗り物は好きだけど、その中でもインディアンカヌーが今までで一番好きだったんだよ。でも今日で変わった。一番好きな乗り物はキミさ、ハニーベイブ!』などと酒の力を借りて破廉恥行為に及ぼうとしたという話が伝わっていますが、これは事実でしょうか?」

マネージャー:
「すみませーん!
質問が会見の趣旨を離れてプライベートな内容を含むようになっているので、お答えすることはできません。」

記者連中:
「なんだとー!
関係あるじゃないか!
そもそもマネージャーのアンタはすっこんでろ!」

(最高潮の怒号に包まれる会場。
ただひたすら頭を下げるOpen6E。)

記者連中:
「頭を下げるだけじゃなくてちゃんと答えてくださいよ!」
「迷惑をかけた部隊長さんやその他の方々に心から申し訳ないと思っていないんですか?」
「全国のチビッコに夢を与えるOpen6Eさんがこんな不祥事をしでかしていいんですか!?」

司会者:
「予定の時間を数分過ぎましたので、これにて記者会見を終了させていただきます。」

(Open6E、マネージャー退席。
詰め寄る記者と会場警備員がもみ合いになり、一触即発の雰囲気になる。)

***

このように、会見会場は終始ピリピリとした雰囲気に包まれ、怒号が飛び交い大変混乱していたようです。
また動きがありましたらお伝えします。

この後は、大人気「セクシーお天気野球拳」です。

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2010/08/14

夏合宿2010:最終戦

明日早朝に伊豆を発つため、今日が最終戦になります。

朝5時に起きたのですが、昨日の日焼けが痛くて二度寝、午前中はゴロゴロです。
結局午後遅くにポイント視察を兼ねて出撃しました。

まずは人が少なそうに思えるポイントに行ってみましたが、ガッツリのテトラ地帯のため、短パンにクロックスで降りていく気合いが入らず、見送りに。
このポイントは弓角は難しいですが、ジギングならいけそうです。

その後、港に行くと思ったより人が少ないので、堤防右端を陣取ります。
が、ものすごい爆風です。
幸い追い風なので、構わず16時くらいに開始します。
合宿最後をショアジギングで釣果を上げたく、かつヒラソウダもしくはイナダ、大サバが取りたいところです。

追い風とはいえ、結構風が巻くのでライン処理に苦慮しつつ、40グラムまでジグのウェイトを上げ、底を取った後に漢のハイピッチジャークをすること5投くらいでヒットしました。
が、上がってきたのはやはりマルソウダでした、ありがとうございます。

その後、マルソウダを2匹追加して17時に終了しました。

これで合宿はすべて終了です。
用意していった渓流タックル、弓角タックル、ショアジギングタックルすべてで釣果を上げることができたのは満足です。

ちなみに、東伊豆はマルソウダしかいないみたいなので、去年の今頃のようなヒラソウダやワカシ、サバも混じるのが懐かしいです。
9月入ったくらいに再度出撃したいと思っています。

以上です、キャップ!

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2010/08/13

夏合宿2010:第四戦

今日は部隊長さんと沼津方面にインディアンカヌー釣行に出撃しました。
現地を10時半くらいに出航し、18時半くらいに帰港しました。

まずはイケス周りでタイラバですが異常なし。
時合いは夕方のようなので一旦沖の潮目にそって流し、ジギングをしました。

結果、部隊長さんがマルソウダ2に謎の魚(写真参照:オキナントカって魚名)1にエソ1、俺がマルソウダ3にエソ1にフグ1でした。

Kc3i0035

その後、夕マズメ16時くらいから再度イケス周りをタイラバで流しましたが、部隊長さんにアタリがあったくらいで異常なしでした。

インディアンカヌーはうまく前後のタイミングが合うとスイスイ進んで爽快でした。

いずれにしても釣果以上に楽しい釣りでした。
いつもながら部隊長さん、ありがとうございました。

しかし日焼けが痛いっす。

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2010/08/12

夏合宿2010:ノーフィッシング

今朝は渓流に行く気で4時過ぎに出発しました。

水位は河津水系も狩野川水系もプラス10センチくらいで、かつ弱い雨なら狩野川支流がおいしそうなんですが、万一強い雨になったら他の釣りに逃げれないので、河津に向かいました。

途中で雨が強くなってきたので一旦車を止めて仮眠し、6時前に起きたらまだ降っています。

これは渓流は厳しいと思ってふとタイドグラフを見たら満潮下げ始めくらいです。

これはウェーダー履けばいけるかも、と河津河口のヒラスズキをやることにしました。
現場に着くと石積み先端部に一人入ってて、参戦しにくい状況でしたので結局パス。

雨も止んでいたので渓流を見てみようと大堰堤にいきましたが、すでに水量が増えていて渡れなさそうですので諦めました。

その後、帰り道で青物を狙えそうなところをチェックしていますがどこもイマイチです。
結局昨日と同じ港にいます。
人は少ないですが、強い雨が降っているため、現在車内で待機しています。

今日はノーフィッシュではなくノーフィッシングになりそうです。

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2010/08/11

夏合宿2010:第三戦

雨の予報が曇りになったので、4時半から7時半の3時間勝負で出撃しました。
今日は二年前のこの時期宿敵TKidと行って好調だった漁港にしました。
渓流、弓角と二種目制覇かつ二戦連続でボウズ無しなので、今日はショアジギングメインで三種目制覇かつ三連勝を狙いにいきました。

結果、回遊なし。
弓角も異常なしでした。
やっぱりここは前例からして、昼前からがいいのかもしれません。
ナイス言い訳。

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2010/08/10

夏合宿2010:第二戦

今朝3時過ぎに起きたらガッチリ降っています。
相変わらずサゲチンです。

二度寝して5時過ぎに起きたら止んでいたので出撃です。

今日は8時から花火大会の設営で釣りができなくなるらしく、6時くらいからの2時間勝負です。
そんな状況だからか堤防先端部はあまり混んでなく、カゴ師が3-4人、ジグ師が1人、角師が2-3人でした。

しばらくやりますが遠目でソウダっぽい小さめのナブラがあるくらいで、全く回遊がなく、周囲も釣れていません。

そんな中、7時過ぎにヒット、35もないマルソウダでした。
その後先端部で散発で同じくらいのマルソウダが上がりましたが、俺は一本止まりでした。

昨日からの大雨の影響か、イマイチな感じでしたが、なんとか今年の弓角初釣果が出てよかったです。

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2010/08/08

夏合宿2010:第一戦

Kc3i0034

昨晩19時前に軽井沢入りしました。
今朝は4時起きで出撃です。

場所を探しつつ走り回ってやっと5時半過ぎに入渓した直後、ギャンギャンとドラグを鳴らして上がってきたのは泣き尺29センチのヤマメでした。
ヒットルアーはアレキサンドラピンク銀でした。

その後二時間ほど釣り上がってチェイス数回にバラシ一回で、退渓しました。

今日はゆっくりして明日伊豆に移動します。

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2010/08/05

夏合宿2010:カウントダウン

今年も夏合宿が近づいてきました。
春合宿は予想以上に好釣果に恵まれたわけですが、夏合宿はどうでしょう。

ここ最近はナマズのことばかりを考えているように見られがちですが、ナニを隠そう、実際はナマズのことばかり考えています、正解!。
とはいえ、準備は開始しているのです。

***

実は今年の夏合宿は伊豆だけでは無いのです。
まず最初に軽井沢に行き、2泊ほどしてから伊豆に大移動をするという計画なのです。

ウチのアネキが別荘か保養所かよくわからないっすけどあるみたいで、そこにアネキ家族と一緒に行きます。
最初は釣りをするつもりはなかったのですが、せっかく長野まで行くって言うのに釣りをしないなんてもったいないと思い始めたわけです。

2泊3日とは言え、初日の到着は夜でしょうし、3日目は朝早くから伊豆に移動するでしょうから実質は2泊1日なのです。
というわけで、おそらく釣りができるのは2日目の早朝から午前中の早い時間くらいだと思います。

今はその条件で近くの渓流の情報を集めているところです。
もしどなたか、情報をお持ちでしたら、是非とも恵んでください。

***

さて、夏合宿の釣りモノは大きく渓流と青物です。
これはここ数年毎年変わり無いです。

軽井沢にも伊豆への荷物を持っていくので、なんなら渓流で弓角を激投して漢Open6Eのドショッポネを避暑地の軟弱なテニスボーイどもに見せてやることもできるのですが、まあ渓流ルアーということでカンベンしといたります。

まずは渓流タックルですが、今回は5フィートのロッドのみを持ち込みます。
リールは2506に4ポンドナイロンで。
それに伴って、ルアーも5センチクラスのミノーのみとなります。
要はアレキサンドラなんですけどね。

3月の解禁の悲劇があるので、ウェーダーは一度取り出して、念のために膣洗浄しておきました。
膣は要らないっすね、ごめんあそばせ。

あとはネットとか一通りをパッキング完了です。

***

青物はショアジギングのために9フィートのロッドに3000番に1.5号PEに30ポンドリーダー、メタルジグは20グラムくらいから40グラムくらいまでを使うつもりです。
一応、メタルジグのボックスには、トップ(ザラですが)とミノー(ピンテールチューン1oz)とバイブレーションを一つずつは入れてありますから、万一近距離でのターゲットが多い日も安心です。

重点的にやりたい弓角は、リールシートが完璧になった3.9mの25号投げ竿、弓角リールに4号ナイロンを250m、18号から20号くらいの天秤を使います。
リーダーは船ハリスの6号を用意しました。

***

そして今年は目玉があります。

最近、おなじみ部隊長さんが豪華クルーザーを入手されたらしく、それに乗せていただいての釣りもやります。
もちろん、豪華クルーザーですから、キャビンには山盛りのコカイン、デッキでは水着のチャンネエにワインをぶっかけたりします。
あとは、バドワイザーの空缶を海に投げて、浮いているところをチャカで撃ったりします。
釣りはもちろんジギングです。
銭州に金州で数10キロクラスの巨大カンパチをやっつけるわけです。

と妄想はこれくらいにして、部隊長さんのインディアンカヌーでライトジギングをやらせていただきます。
ライトジギングロッドが1ピースなんで軽井沢経由で持っていくのが大変だよお、と泣きついたらタックルは貸していただけるとのことです。
ほんとに何から何までこのバカチンは。

一応、ベイトリールは、昔使っていたABUの521XL PLUSというハイギヤのヤツに(多分)PE2号+リーダー30ポンドを巻いたものを持っていきます。
また、ライジャケもかさばるんで宿敵Tに膨張式を借りました。

今年4月に行った沖縄でカヤックをやってベラボーに楽しかったので、きっとインディアンカヌーも水面に浮かぶだけでベラボーに楽しいはずです。
しかも釣りまでできるときたら、たまらないっす。
なにせインディアンですよ。
ナバホとかアパッチとかインジャンジョーとか、常に顔にペイントして羽飾りをし、バーベキューではナイフで肉を刺してそのまま食うような剽悍な漢を目指す俺にぴったりです。

多分、皆さんは伊豆で海賊が現れたと言うニュースを聞くことになるでしょう。
その海賊の正体が部隊長さん率いる伊豆パイレーツです。

部隊長さんなんて、餃子みたいな形でドクロマークが入った帽子かぶって、片目は眼帯、片手はギャフ(伸縮しないタイプ)になっていますから。
常にラム酒をグビグビですし、給料は$マークが書いてある布のキンチャク袋に金貨を入れて支給っすもん。

俺は下っ端なんで、バンダナを頭に巻いてシマシマのシャツですよ。
怖いのは、俺の怠惰が発覚したら、船から飛び込み板みたいなのが出て、後ろから剣でチクチク追いたてられ、海面はサメがヒレ出してウヨウヨみたいな罰が待っていることです。

***

あと、夜中の夕涼み(なんじゃそりゃ)があったらノベ竿サビキで小鯵なんかとやっつけたいので、一応テンカラ竿とサビキ仕掛けは準備しました。

で、今日(正確には昨日)、部隊長さんとメールをしていて、俺の布陣を伝えた上で「何か他に持っていくもの無いですか?」と聞いてみました。
すると、「重要な物を忘れています。『運』と『大物を釣る腕』です。」と返信が来ました。
ムキー!

確かに、暑いのはかまわないんで、釣りができない悪天候だけはカンベンしてほしいと祈っています。

***

さあ、夏合宿までカウントダウン開始です。
股間がモギモギさせています。

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2010/08/02

相変わらずのナマズランガン

先週末ですが、部隊長さんに「日曜にサバ船どう?」と誘っていただいたのですが、あいにく日曜は午前の早い時間に予定が入っていて、うまく時間を調整することができませんでした。
すみません、部隊長さん。

というわけで、相変わらずのナマズランガンです。

***

土曜の夕方、自宅から6kmくらい、多摩川で言えば上流方向にあるショッピングセンターに行ったら、その横が多摩川の支流でした。

浅くて流れていてブッシュっぽくてイイ感じだったので、日曜1時くらいから行ってみました。

約1時間ほどやってみましたが、ノーバイトで、ザバっと逃げていく魚(鯉?)を確認したのみでした。
悪くは無いのですが、川岸に下りて釣ができるエリアがあまり広くないので、微妙です。

***

その後、ファンタジスタS邸付近の川に行き、いつものポイントよりも2km近く下流のポイントで2時過ぎから開始しました。

流れがそこそこ水深もそこそこで、ヨサゲな感じで、ほんの少し釣り下った後、2時半過ぎにトイメンのブッシュにダウンクロスで落とすとガバっと来ましたが乗りません。
一旦別方向に投げて時間をおき、再度同じコースを通すと乗りました。

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落ち着いてランディングしたのは前々回と同じ40センチくらいのナマズでした。
ヒットルアーはクレイジークローラーのチャートにブレードチューンとバーブレストリプルフックをスイベル連結したものです。

***

そして2時50分くらいに店長Q合流で、いつものコースに入ります。
俺はガイドみたいなもんなんで、店長先行です。

テッパンエリアに来たときに、店長に何度かバイトがありましたが乗りません。
さらに、その下流の支流との合流で、店長に激しいバイトがありました、が乗りません。

一旦上がって出発地点よりちょっと上流から釣り下りました。
すでに明るくなっていて期待していなかったのですが、落ち込みのキワしかも足元で店長に再度バイトがありましたが、これまた乗らずした。
結局4時過ぎに、これで終了としました。

店長合流後は俺は1バイトのみ、店長は結構バイトがありましたが惜しくもヒットに至らずでした。

***

多摩川水系に関してはまだ結果が出ません。
今後は上流部に向けて地道に本流を調査します。

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