(ケミ)ホタルノヒカリ
夏合宿2010のラップアップがまだ終わっていませんが、先に今日(正確には昨日)の釣行に関するエントリいっときます。
***
さてさて、夏合宿が終わったら、通常ですと近場で青物が釣れるところの情報を仕入れては出撃して惨敗、というのがいつものパターンです、ありがとうございます。
あるいは禁漁が急に身近に感じて慌てて渓流行ったりっすね。
でも今年はちょいと違います。
今現在熱くなっているのに合宿では全くチャンスの無かった釣り・・・そう、ナマゲームなのです。
***
ナマズは基本的にナイトゲームなので、暗い中でルアーをキャストし、リトリーブし、ヒットすればランディングするわけです。
暗い中でもルアーは見えるのですが、対岸のアシ際とかなんとかはほぼヤマカンでキャストしているのです。
そんな状態なので、厳しいところを攻めることができず、対岸のタリピツなんかで引き出すバイトは大抵マグレキャストが決まったときくらいなのです。
じゃあ見えるようにすればいいじゃん、しちゃいなよブラザー、とか考える人がおりまして、ナマズルアー界ではケミホタルを付けることも一般的です。
自分でジタバグとかに加工する人も沢山いますし、ケミホ装着のためのギミックが施してあるルアーもあります。
俺も一時期はケミホタルとかルミコを付けていました。
が、なんか思ったより見えないですし、イチイチ1時間とか2時間のために予めケミホ買っておくことがメンドクサイんですよ。
そして、ポツポツとナマズがヒットするようになった最近では全くケミホは使わなくなりました。
しかも、ネットなどを読んでいると、「ナマズは神経質だからケミホを警戒して食いが悪くなる」「ケミホを付けるなら、水面下のナマズから見えないように付ける」などなどの説があるのです。
俺としてもケミホ無しで釣れてるもんですから、そんなもんだろう、と思っていたのです。
***
今、ナマズは多摩川本流および支流、それにファンタジスタS邸近所のドブ川に行っています。
その中でもナマ影が濃い、というか釣れる場所を知っているので、ファンタジスタ川にばかり行きつつ、この川の実績場所を増やしています。
が、ファンタジスタ川、サイズが出ないのです。
せいぜい40ちょいちょい。
ナマズに熱くなっている店長Qとも「ここで一発、ロクマルあたりを出すなら多摩川本流じゃね?」みたいな話をしてます。
なので、多摩川本流のポイント調査は欠かせないのです。
そんなわけで土曜日の真昼間、チャリに乗ってポイント視察です。
今回調査に行ったのは、自宅から7キロくらいのとこから10キロくらい上流の区間です。
つか、チャリでは結構キツいっすね、報復20キロ。
そこで、調査した結果、川岸へのアプローチが比較的楽で、そこそこの流れと緩やかな流れがあって浅め、ブッシュや沈み石などもある500メートルくらいの区間を発見しました。
が、ここ、浅いだけにそこらじゅうに直径30センチくらいのブッシュ島が顔を出していて、中州のブッシュのキワにキャストした後は一旦このブッシュ島を避けてリトリーブしないとなりません。
しかも立ち位置と中州の間に流芯があるので、ここも計算に入れないとならないのです。
つまり、ルアーの視認性が必要、もっと言うと、ケミホ付けた方が良くね?という感じなのです。
結局、ポイント視察の帰りに大汗のまま釣具屋に寄り、ケミホを購入しました。
***
さてケミホ装着ですが、使うならやっぱりジタバグを使いたいので、ちょっと細工しました。
ケミホ25を買うと、固定用の透明チューブが付属してきます。
これをジタバグの頭に瞬間接着剤でつけてみました。
一応、水面からは直接ケミホは見えないはずです。
写真上はスミスのキャタピーです。
これはケミホの25を目に刺すと目が光ってボディ全体もボンヤリ光るというものです。
この2つで試してみます。
***
さて日曜日。
土曜夜中も営業している店長Qとの合流前に、ケミホの真偽を確かめに行くことにしました。
実績ポイントであるファンタジスタ川で1時半からの1時間勝負です。
ケミを装着して開始早々、ブッシュを対岸から狙うと、ケミホが消し込まれるくらいの激しいバイトがありました。
が、乗りません。
何度か同じピンポイントを色んな角度で攻めますが、フックに触ってしまったのかどうか、もうバイトがありません。
その後もいつものコースを若干急ぎ気味に釣り下りますが、散発のバイトが何度かあるくらいでノーヒットでした。
***
その後、2時半くらいから多摩川に移動して店長Qと合流し、3時半から5時近くの薄明まで上記のポイントをやってみました。
が、結果的にはノーヒットです。
一回、中洲のブッシュの切れ目にうまく着水したらガボって水しぶきが上がったのですが、これはナマズのバイトなのかたまたま鯉がそこにいて、ルアー直撃で逃げていったのかわかりませんでした。
***
今まではMr.Don Worksという6フィートを使っていたのですが、今回はなんとなく5フィート8インチのプレステージクラシックというダイコーのロッドを持っていきました。
このロッド、Mr.Donよりも数年前に買ったロッドなので、おそらく20年以上前のものです。
若干短い分、小場所のファンタジスタ川では使い勝手が良かったです。
***
実際にジタバグに装着したケミホはすごく見やすいです。
キャタピーが目の部分だけとボディがウスボンヤリ光るのに対して、背中のケミがはっきりと光っているので、飛行中の軌跡や着水位置、水面上の場所やバイトは見やすく、厳しいところにも攻めやすいです。
が、一発バイトがあって乗らなかった後の追い食いや、バイトがあった場所に2投3投しての再バイトはありませんでした。
もしかしたら一発目でケミホを見て警戒してしまうのかもしれません。
あと、3週間前とは時期も微妙に違うので一概には言えませんが、バイト数自体が少なかった気もします。
というわけで、厳しいところを攻めるときや初めてで勝手がわからない場所などはケミホ付にし、オープンウォーターや勝手知ったるところはケミホ無と使い分けるのが良い、という結論に達しました。
つか、ケミホ付は釣れない気がしてるので、まず一本出してケミホへの不信感を無くしときます。
以上です!
| 固定リンク
「釣り:ナマズ」カテゴリの記事
- Tokyo Catfish(2013.07.10)
- ロリロリ(2013.07.05)
- 右肩上がり?(2013.06.11)
- やっとキャッチ(2013.06.07)
- いまだ実らず(2013.05.20)
この記事へのコメントは終了しました。
コメント