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2010/11/29

シーズン終盤の初物

先日の福岡帰省から帰ってきて、ドップリと現実が押し寄せてきていました。
気が付いたらもうすぐ12月です。

結局福岡で釣りができず、2週間ほど釣りをしていないので、先週末はきっちりと釣りをしようと思っていました。

さて、釣りモノですが、そろそろイカに行きたいと思っていました。
ちょうど火曜くらいに宿敵Tからも週末のイカオファーを受けていたので、土曜未明から午前くらいの予定で出撃しました。

***

金曜23時に出発のはずが、俺の仕事が押してしまったので、実際は土曜0時に出発になってしまいました。

今まで使っていたアジ用のブクブクが不調だったのでオールナイト営業の量販店に寄ったり、食料や飲み物を買ったり、アジなどを買ったりしていたので、現地到着が2時くらいになりました。
アジは2人で8匹購入しました。

現場にはヤエン師/エギ師どころが釣り人が一人もいないので、不安を掻き立てます。
宿敵Tのサゲチンオーラ、相当なものです。

アジを1匹ごと交代で泳がせてみて、調子良さそうだったら2匹同時投入という作戦で、まずはTがヤエン、俺がエギで開始です。

このポイントは水深があり、かつ潮の流れが速い(しかも正面向いて左右方向)のでエギの着底がわかりにくいところです。
フライマンのHN氏は、このポイントの特徴として「ミノフスキー粒子が濃い」と言っています。

しかも結構風があり、海面も波立っています。

根ガカリを恐れずにがっちり送り込もうと思い、ロストしてもいいか、という普段ほとんど使わないエギ、随分昔に買ったアオリQの背中が黒のヤツ(マーブルノアール)をキャストしました。
最初っから後ろ向きにポジティブな戦略です。

着水して糸フケを取った後、どんどんラインを送り込み、これ以上ラインが出なくなるようになったところで再度糸フケを取ってからシャクリ開始です。
2段やハイピッチなどを組み合わせて誘ってきます。
なんか、通常よりも流されている感が無いというか、エギが動いている感があります。

失くしてもいいエギには強気です。
自分にメロメロになっているチャンネエにはヤケにオラオラな態度に出るイヤなヤツみたいです。

わりと足元近く、ちょうど岸壁の基礎あたりだと思うのですが、いきなりひったくるように持って行かれました。
すかさずアワセてみたのですが、乗った感はありませんでした。

Tもほぼ同じタイミングでアジを投入し、そのアジがこっちの方に泳いでいたので、もしかしたらTのラインを拾ってしまったのかも、と思いエギを回収しました。
が、Tのラインを拾っているわけでもなく、なんと回収したエギにはしっかりとゲソが付いていました。
ゲソの大きさからしてそれほどのサイズではないみたいですが、ちょっと反射的にアワセてしまったのが反省ポイントです。

***

今回の釣行前に、エギ用のラインを替えました。
俺は若干鳥目がちなところがあるので、マズメなどの使用を考えて白いラインを好んでいます。

今までは過去にナチュラムでまとめて買っていたのを使っていましたが、それが無くなったので木曜夜に急遽釣具屋に行きました。
ところが白色のラインって思ったより多くなくて、結局買ったのがバークレイのPEです。
(ファイヤーラインではないです)

これ、今回使ってみたらヤケに感度がいい気がするのです。
上記のエギが「動いている感」とか、アタリとか、結構ダイレクトに感じます。

が、微妙にコーティングされているので巻き癖が多少あり、キャストでバタつくような感じとか(飛距離が出ない気がします。ただし風が強いので客観的では無いです。)、フォール中にさばくラインが若干コイル状になっていたりとデメリットもあります。

しばらく使ってみてメリットよりデメリットが多いようでしたら、他の釣りに回そうかと思っています。

***

一投目のヒットで俄然テンションが上がった我々は、とりあえずおなじみホルモン鍋を作って酒を飲みます。
随分前に、ホルモン鍋の写真を撮ったら釣れない、というジンクスがあったので写真は撮りません。

酒を飲んではたまにエギを投げ、アジの泳ぎを確認しますが、それ以降、一切何も起こりません。
つか、酒メインになっています。

しばらくしたら猛烈に眠くなり、椅子で寝ていました。
Tを見ると、完全に横になって熟睡しています。
つか、死ぬぞ。

4時くらいにあまりの寒さに耐えかねてやたらとオーバーアクションでエギをシャクって暖かくなろうとしていると、ポツポツと人が来はじめました。
俺は泳がせだから近くに来ない方がいいぞ、とわかってもらうためにヤエンに切り替えてアジを泳がせておきました。

そして4時半くらいになると俺のあっという間に現場は満員です。
俺とTの竿の間にも人が2人くらい入ってきます。
というか、人の間隔が2メートルくらいになっています。

聞いたところでは、ここ最近このポイントではカマスが入っているようで、それを狙った人が押し寄せているみたいです。
もう、割り込み方が尋常じゃありません。
俺は端にいたので、アジを小まめに操作することで多少は釣りができましたが、Tの位置は完全に無理な感じです。

Tを起こし、様子を見て移動することを提案しました。
幸いにもアジの元気がよかったので、1匹ずつしか使わなかったので、移動の決意も早かったです。

一応、6時くらいには撤収準備を始めて、6時半に移動を開始しました。

ちなみにその時点で、カマス師はポツポツと釣れていましたが、決して大漁という感じではなかったです。
仕掛けは、サビキの下にナスオモリを付けて遠投し、底を取ってゆっくりシャクりながら引いてくるという、西湘でイワシが沸いたときの遠投サビキと同じでした。

***

移動先で7時くらいからヤエンに絞って開始したのですが、周囲には餌師が数名にエギ師が数名で、ヤエン師はいません。
これまたイヤな予感です。

残り3匹ずつのアジですが、俺の1匹目は体調不良だったみたいで、あまり良い泳ぎをしません。
8時近くで満潮直前のイイ感じなので、早めのアジチェンジをしました。

すると、2匹目のキャスト直後、まるでフォールを抱いてきたかのようにヒットです。
結構走られたので、5分くらい待ちましたが、走りが止まりません。

少しずつドラグを締めながらゆっくりと寄せてきました。
ジェット噴射の感じからして、少なくとも500グラムはありそうです。

そろそろイケそうな角度になったのでヤエンを投入しました。
ヤエンはこのポイントで絶大な実績のあるヤツなんですが、何せ軽いヤエンなので到達させるのが難しいのです。
そろそろ到達したかと思って、ほんの少し強引に寄せてみると、水上に出たラインにまだヤエンがあります。
慌てて再度沈めて寄せを継続です。

ヤエンが到達していないのに表層近くまでイカを寄せると離されてしまうし、かと言って十分寄せないとヤエンは到着しないし、とサジ加減が難しいところです。

結局、だいぶ角度が付いたくらいでフっと違和感があり、やはり離されてしまいました。
急いで回収したのですが、アジは尾ビレから3センチくらいしか残っておらず、これを再度投入しても抱き直しは期待できなさそうなので諦めました。

***

そして最後のアジです。

潮の流れとかバイトゾーンを十分に考慮して、送り込み、慎重にアジをコントロールしました。
で、置き竿にして緊張感を高めつつ待ちました。

俺は子供のころから緊張感が高まると眠くなるのです。
もちろん、このときもグースカ寝ていました。

目が覚めると、ラインがたるんでいて、アジがすぐ足元に来ていました。

こりゃあいかんと一旦アジを回収して、すかさず沖目にキャストしました。
すると、アジはドラグを引き出しながら快調に泳ぎます。
泳ぎます、ジージーっと。

ん?
つか、このドラグの出方、アジじゃ無いんじゃね?
もしかしたら・・・アレかな?

一旦ラインを回収してみると、横方向の結構岸よりに来ています。
軽くテンションをかけてみると、ジーっと引くではないですか。

イカです、ヒットです。

岸よりなので、目の前まで岸を歩いて実際の距離をツメました。
すると、すでにヨサゲな角度になっています。

先ほどの失敗を繰り返さないように、少し重めのオカサンヤエンのSを投入します。
ジワジワとドラグを締めながら寄せてくると、いきなりすごいダッシュをされました。
が、重みが抜けなかったので、きっとヤエンが到達して刺さり、イカが暴れているんでしょう。

こうなったらコッチのもんです。
うりゃー、っとアワセを入れて、ゴリゴリと寄せてきます。

・・・・・そんなことができたら、今までもっとキャッチしているでしょう。
こんなテッパンな状態でも、まだ信じられません。
イカの習性などの状況証拠が信じられないんではありません。
自分自身が信じられないのです。

チャンネエに愛の告白をされても、こいつは何かのバツゲームで仕方なく俺に告白してるんじゃないか、と。
チューをしても、ノロさんが赤いヘルメットかぶって「どっきり」の看板持って現れるんじゃないか、と。
ついにベッドインを果たしても、怖いニイサンがやってきて殴られて金巻き上げられたりするんじゃないか、と。

相変わらず、ヘッピリ腰でジワジワと寄せています。
で、イカが水面近くに来て、墨を吐くのが見えたところで初めてフッキングを確信しました。

一回寝たら急に彼氏ヅラする男のように、強気なファイトを展開します。
テンションを緩めないように、かつ、身切れしないようにと自在のロッドワークです。

そしてキャッチしたのは、850グラムのオス、この時期なら御の字のサイズでした。

Kc3i0053 Kc3i0054

今年の秋イカの初キャッチ、しかも2010年のヤエン初キャッチです。
デジカメを自宅に置いたままだったので、携帯ですみません。

良い気持ちのまま9時過ぎくらいにTのアジが尽きるのを待って終了しました。

***

結果、エギで1ヒット(ゲソ)、ヤエンで2ヒット1キャッチでした。

ヤエンでバラシたイカは、キャッチしたイカよりも強い引きに感じました。
もしかしたら500アップどころかキロアップだったのかもしれません。
まさに、釣りのテッパン格言、逃がした魚はでかい、です。

ちなみにTは、場所移動後の3匹のアジのうち、2匹は魚、多分ウツボにやられていました。
ヤツの不調はずっと続いています。
いつになったら浮かばれるのでしょうか?

***

今年の秋イカは、スタートが遅くなってしまいました。
多分1月の新春冬合宿までが俺の中のシーズンですので、あと1ヶ月半、できるだけ出撃したいと思っています。

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