Fly doesn't fly
先々週、先週と週末はフライをやりました。
俺の場合、今のところフライは止水のみ、もっと言うとカンツリのみなんで、当然のように二週ともカンツリに行きました。
それにしてもフライを振るのって相当久しぶりです。
今年に入ってやったっけ?というくらいで、多分マルタを除くと一回くらいしかやってないんじゃないかというテイタラクです。
フライなんてチャリンコとか逆上がりと一緒で、体が覚えているからしばらくやらなくてもちょっと振り続けたらアラヨっと復活ロマンポルノというくらいの軽いキモチでした。
憎いアンチクショウのことなんてとっくに忘れてしまったのよアタイは、とか強がり言ってもカラダはしっかり覚えてるんだろ?ってな具合です。
ところがこれが甘かった。
フクヤママサハルと同じ歳で同じ九州出身、目や鼻や口の数も全く同じ、なんなら同一人物と言っても差し支えない俺様です。
まあ、バカボンのパパとも同じ歳なんですが。
が、やはりこの歳になると、精神と肉体の間に昔に比べて大きなギャップがあるのです。
現場に着いて、まずはドライから始めました。
ドライなんで、あまり遠投はしません。
いい感じでキャストはできました。
が、フィニッシュ、つーかプレゼンテーションというか、最後が良くないです。
海面スレスレを飛ぶ戦闘機のように水をブババババ、と切って着水したりとかで、まっすぐ伸びてストンとラインが着水して、フライが後からフワリ、いわゆる粛々フォール(ドライだからフォールはしないけど)の状態になるのは数回に1回。
しかもその「クる」状態のときにシュパっとアタックがあっても体が反応できないでアワセ損なうスッポ抜ける飲み込まれる、とイイトコありません。
まだドライやマーカーを付けたマラブーなんかはマシでした。
が、遠投して引っ張ってくるシンキングライン、特にフライマンHN氏に随分前にプレゼントされたシューティングシステムはメタメタでした。
フォルスキャストの途中でリズムが崩れる、フィニッシュで気合い入り過ぎてバランスを崩しクシャクシャとチンゲのようになって着水する、耳をかすめる、ランニングラインがからまる、ティペットが結び目だらけになる、などなど釣りをしながら泣きそうでした。
皆が俺を見て笑ってる気がする自意識過剰なガラスの40代なんです。
グイグイラインを出して行って最後にウリャーっと気合いが入りすぎて目の前にクタクタクタヘロヘロヘロと落下したりしたら、耳まで真っ赤です。
舌噛みたくなります。
逆ギレして周囲にメンチとか切りそうな勢いです。
以前釣庵まこさんにアドバイスをしていただいたように、フォルスキャストをやり過ぎない、とかも試してみました。
が、それくらいで解決するようなものではありません。
要は、シューティングシステムでの遠投って、ロクに練習をしていないのです。
つまり、カラダが覚えていないんですよ。
うへへへカラダが俺のことを覚えてるんだろこのスケベアマが、と張り切って攻めていると、アンタ誰よ知らないわよ、と「カラダに」言われてしまうのです。
シューンとします。
ショボボーンでございます。
フライキャスティング修行、再開かなあ。
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コメント
テク不足やな(竿師より
)
投稿: B‐ひで | 2010/12/21 22:08
ひでさん
そうっす、素材はいいんすけど、テクが悪いんす。
ムキー!
投稿: Open6E | 2010/12/21 22:12