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2011/04/15

早春合宿2011

3月になり、渓流が解禁しました。

が、俺が通常行っている西丹沢の渓流ですが、昨年秋の台風で崩落箇所が多発しているらしく、いまだに入ることができません。
そうなると、渓流を始めたころに行っていた支流(旧ホームグラウンド)に行くか、東丹沢を開拓するか、狩野川くらいまで行くか、あるいは山梨方面まで行くか、という選択肢になるわけです。

今シーズンはウェーダーを新調し、リールも新調したので早いとこ出撃したかったのです。
そこで3月半ばに旧ホームグラウンドに行こうと思っていました。
すると直前に震災です。

なんだかんだと行くことができず、やっと3月の末あたりに「早春合宿」として、二泊三日で伊豆に行くことができました。
結局、このときの狩野川本流と支流と河津川をやることで今年の初戦となったのです。
また、ついでにメバルやカサゴも狙ってきました。

***

まずは狩野川本流に入りました。

もちろんサゲチンの俺のこと、伊豆に行く数日前からきっちりと寒くなりました。
当日は開始時8:15くらいの水温が9度です。

本流タックルは、直前までPEにするかナイロンにするか悩んでいたんですが、なんかミノーでスナップ使うのがイヤだったので、それだけの理由でナイロン6ポンドにしました。
ロッドは7フィートのライトアクション、リールは2500番です。

開始早々から、じっくりと流れのタルそうなところを通していきますが全く反応がありません。
一旦駐車地点まで釣り下ってきたら、もう別のアングラーが入っています。

今回の合宿の狩野川、やたらと人が多かったです。
部隊長さんの予想では、震災の影響で東北方面に行けないので伊豆に流れてきているんじゃないか、ってことですが、確かにそうかもしれません。

それから車で軽く移動し、やや上流部の最初の区間よりは川幅が狭いところに行きました。

河原に降りて、ヤブコキをしながら上流に上がると、餌師の竿が見えました。
この餌師は少しやってから釣り上がっているみたいですので、俺はそこから釣り下ることにしました。

この区間は、深い淵もあり、速い流れと緩い流れが混ざっているところです。
じっくりと色々な方向やレンジなどを試してみましたが、やはりチェイスさえありません。

この時点で10:00近くになっています。
一旦本流を諦めて支流に行くことにしました。

***

支流に着き、渓流タックルの準備を終えたのが10:30前くらいです。
今日は年末アブク銭の無駄遣いで購入したハイギヤリールの渓流デビュー戦です。

早速入渓しようとすると、二人組のフライマンが釣りあがってきました。
やはり人多いっすね。

状況を聞くと、イマイチとのこと。
このまま釣りあがるとのことだったので、駐車位置からそこそこ下ったところから入り、かなりの距離を取ってから後追いすることになりました。

川自体を変えることも考えたのですが、メンドクサイってのもあり、ルアーとか餌の後じゃないから多少はマシかな、と思い強行しました。

結果として、13:00くらいまでやりましたが、アップで1バラシ、落ち込みのダウンで1バラシ、あとは一回チェイスがあっただけでした。
やはり活性が低く、アタックが地味なんでしょうか?
自分のアワセの未熟さはコレッポッチも疑っていません。

ハイギヤリールですが、ラインを巻き過ぎていたようで、現場でトラブルが多発しました。
帰宅後に一旦下糸を減らして、若干カリ高なセッティングに変更しました。

***

翌日は部隊長さんとメバル狙いです。

期待していたメガメバルポイントですが、節電の影響で街灯が消えていてかなり暗いです。
普段は結構明るいんですが。

しかも小潮の上げ3分~4分くらいと潮位が低く、イマイチ条件が良くありません。
結局1時間ほど粘りましたが、二人ともアタリもありませんでした。

その後、歩いて10分ちょっとの小堤防に行ってみました。
が、ここもドシャローで、キャストの度にジグヘッドが逝ってしまいます。

ここは20分ほどで諦め、車で移動して別のポイントにカサゴ狙いに行きました。
が、40分くらい粘ってみましたが、やはりコツリともなく結局ボーズのまま終了しました。

***

最終日は、Kidと久々に釣りです。
伊豆でやるなら河津川、河津をやるなら大堰堤コースということで7:30に入渓しました。

開始早々にKidが20センチくらいのアマゴを1キャッチです。
もしかして調子良いのかと思い、テンションを高めで上がります。

水温も低い感じもなく、いかにも渓相でいつ出るかいつ出るかと待っていたのですが、ロクにチェイスもありません。
特に先行者の足跡とかは無かったのですが、週末にじっくり叩かれてしまったんでしょうか?

今回、Kidがハンドメイドミノーをくれました。
もらったのは、俺好みのヒラウチ系3つと少し小さめのを1つです。
途中の淵で、これらの試泳会をしたんですが、バタバタと俺好みの泳ぎをしてくれます。
あとはアイの微調整でかなりの戦力になりそうです。
Kidありがとう。

Kidや俺にしては結構ゆっくりめで大滝の下まで来ましたが、結局ここまででKidが1キャッチ3チェイス、俺が2チェイスのみという状態です。

今まで大滝では1回バラシた(乗せ切れなかった)ことがある程度であまりゲンが良くありませんが、とりあえずやってみます。

全身でものすごいマイナスイオンを浴びながら、カケアガリ風な方向を見定めてアレキサンドラ50のヘビーウェイトをキャストし、トゥウィッチをすると、いきなりすごいアタリです。
ドラグをギャンギャン鳴らして突っ走り、派手なジャンプまでします。
見ていたKidが「でかい」と言うくらいです。

無事ランディングしたのは、尺ちょっきりでした。
が、アマゴではないです。
突っ走ってジャンプして、ローリングをしないあたりからもしやと思ったのですが、レインボーでした。

Imgp0577_640

ただ、かなり野生化している個体のようで、ヒレも立派でした。
今年の渓流初釣果がレインボーというあたり、荒れた2011年を予想させます。

それを見てコーフンしたのか、Kidが滝つぼの右岸側に進んでいき、アマゴを数回とレインボーを数回ヒットさせていました。
なぜかすべてバラシていましたが。

そんな感じで11時半まで河津をやり、今回の合宿は終了しました。

ちなみに、ハイギヤリールは、下糸の調整をしたらトラブルレスでした。
やはりキャスト後にソッコーで糸フケが取れてアクションに持ち込めたり、巻きアワセができたり(してないけど)とハイギヤはいいっす。

***

部隊長さんは年度末でお忙しい中、夜に付き合ってくださいました。
今度は遅くともGW、できればその前にご一緒したいと思っています。

Kidは知り合ったころは中学生だったんですが、この春から大学生だそうです。
さすがにこれだけ時間が経つと、お互いに緊張して喋らない、ということもなく、普通に色々と話をすることができました。
なんか最近、エギに開眼したみたいです。
早く俺を接待しなさい。

というわけで。

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