鉄腕4連投
前回のエントリにありますように、1000円で購入したミリオネアがオーバーホールをすると思ったより良い感じです。
そうなると、回転を確かめるためにすぐにでも出撃したくなるのです。
そんなわけで、先日、木曜の夜だと言うのに出撃しました。
***
ファンタジスタ川に入ったのが22時くらいです。
この日のタックルは、当然Mr.Don Works+チャンピオングリップ+ミリオネア3H+PE46lbです。
まずはファンタジスタS君の家に忍び込み、YES/NOマクラをYES/YESマクラにすり替えておきました。
きっと来年早々にS家では第2子のスポーニングが行われると思います。
まずは上流部の川幅のある箇所でキャスト感をテストしてみます。
ジョイントジッターバグ5/8をアンダーハンドでヒョイっとクロス方向に投げてみると、楽勝で対岸に届きます。
さらに少し軽めのノーマルジッターバグ5/8オンスに変えてみても、十分飛びます。
なんつーか、回転すこぶる良いんですけど。
むしろ、今一軍エースの5600WSより回る気がします。
回転のムラも無いのでシビアなサミングをしなくてもバックラッシュをすることもありません。
ライナーの速いスピードでスパっと飛ぶというよりは、フワっと軽く(決して山なりではなく)、でも最後に伸びる感じです。
割と2500Cに近い、俺好みのキャストフィールでした。
一点気になるのは、ハンドルの位置によってはクラッチが切れないことがあることです。
ちなみに以前、オールドABUを使っている知り合いから聞いたことがあるんですが、オールドABUも同様にクラッチを切っているつもりが切れてなかったりすることがあるようです。
後日、リールの中を開けて見てみたのですが、特に問題は無さそうに思えました。
このくらいの年代のリールでは、こういうのが仕様なんですかねえ。
そんなわけで、すっかり嬉しくなり、本命ポイントで実釣開始です。
早々に1バイトありますが、追い食いなどは無く、先に繋がりません。
このときは「でんぐりガエル」というノイジーを使っていました。
が、このルアー、デフォルトでアクションが派手でプロペラも付いているものなのに、これにブレードをつけているので、この時期にはアピールが強すぎる気がしました。
そこで、一旦、ブレードを付けてないジッタースティックに変えてネチネチ釣り下ると、時々追い食いをしつつバイトがあります。
が、ヒットには至りません。
また、ルアーやフックに触る感じもありません。
釣り下ると、鯉がノッコミのようで、足元の岸沿いにものすごい数がいます。
そして時々バシャバシャとナニに励んでいます。
これが邪魔で、もしかしたらナマズがナーバスになっているかもしれません。
いよいよド本命のエリアに来た23時半過ぎ、地震が来ました。
携帯から緊急地震速報の警報が鳴ったので、一旦道路まで上がった後、結構グラグラ揺れました。
これが震災後最も大きかった余震でした。
頭上には何も落ちてくるものも無い川岸なので安全と言えば安全なんですが、続ける気にもなれず、この日はこれで終了しました。
結果、単発バイト3~4、3連発二回、ルアータッチやフックタッチ、ヒットはナシでした。
いよいよ本格化ですかね。
***
前日木曜の夜がイイ感じなのに地震のため不完全燃焼でした。
余震の余震もなさそうなので、連チャンをすることにしました
金曜夜(正確には土曜未明)0時にファンタジスタ川に到着、開始です。
まずは上流コースに入ります。
上流コース前半で、単発バイトが2回、ルアーが飛ばされるようなバイトが1回、食ったけどスッポ抜けたのが1回となかなかのもんでした。
ところが、後半区間、前日に地震を食らった本命エリアでは、鯉が群れています。
群れているっつーより、埋め尽くされています。
そしてそこらじゅうでオッパジメていて、ポリバケツから水をまいたようなすごい音がするので心臓に良くありません。
結局、上流コース後半はノーバイトでした。
さらに下流コースにも行ってみたのですが、開始直後にダウンクロスでフックに触るバイトが1回だけありましたが乗りません。
結局ここもこれだけで、3時半に終了しました。
調子は良さそうなんですが、なかなか結果が出ません。
***
懲りません、負けません。
3連チャンに突入です。
土曜夜(日曜未明)の2時に出撃です。
なんとなく、前日の結果から、下流コースの方が良い気がして、まずは下流コースに入りました。
が、ノーバイト。
この下流コース、最初に流れの緩い箇所があり、その後は結構な瀬です。
夏なんかでは瀬についたナマズが飛び出してきて楽しいのですが、シーズン初期は無理ですね。
まったくの気のせいでした。
さらに上流コースに入り、開始早々にルアーに触るバイトがありましたが、それのみ。
後半部は相変わらずのノッコミで釣りになりません。
4時に終了しました。
***
そして日曜日。
3連チャンしてノーフィッシュでは収まりがつかないでしょうとも。
もちろん出撃です、そして店長Qも同行です。
カタギの俺は翌日が仕事なので、早い時間に終われるように、22時からスタートしました。
まずは上流コースです。
いつものスタート地点よりちょっと上流に落差工があり、その白泡が立っているような流心からの反転流があります。
そして、手前の足場はボサがオーバーハングしています。
まだナマズ童貞の店長はなんとか一匹を取りたいとのことなので、まずはダウンでこのボサ際を狙ってもらいました。
すると頻繁にバイトもあります。
また、ルアーが消えるくらいのアタックもありますが、乗りません。
俺は流心の向こうにクロスやアップクロスでロングキャストし、流心手前まで引いてくる、というパターンを試していました。
轟々と言う水の音で定かではないのですが、流心に入るか入らないかのキワのあたりでなんか捕食音を聞いた気がしました。
そこで、反転流に乗せて少し上流に流し、シェイクしながら流心まで引いてくる、というよりネチネチな方法(流心に入るまでの時間が稼げる方法)を色々とやってみました。
すると、流心に入るか入らないかのキワのあたりで、ケミホタルがフっと消しこみ、ロッドに重みが乗りました。
すかさずアワセると、結構走ります。
もしかして鯉かも、と思いながら、下流に走られないようにコントロールして寄せてくるとグネグネと暴れています。
そしてかなり良い引きです。
気合いの抜き上げをし、見事にキャッチしたのは53センチのナマズでした。
ルアーはジッターバグ5/8オンスの黒に腹ブレードとスイベルフックを付けたものです。
初の50アップで大変嬉しいのですが、いまだにボサ際の乗らないバイトと格闘している店長にちょっと申し訳ない気分でした。
その後、いつものコースの前半部を攻めていると、あるポイントで、やはり流心の向こうに緩流地帯があるポイントがあり、ここで店長のルアーにアタックしまくります。
ルアーが消し込んだりフックタッチをしたりとかなりの数のバイトがありましたが、結局ヒットには至りませんでした。
この日は後半部の鯉のノッコミも落ち着いたようで、あまり鯉自体はみかけませんでした。
ただ、祭り直後のような感じでナマズもナーバスなのか、終了地点まではその後ノーバイトでした。
再度、上記アタックしまくる場所に戻って攻めますが、店長に痛恨のスッポ抜けがあっただけでした。
それから一旦下流部に行き、攻めますが、店長に1バイトあったのみです。
さらに3度目の正直で、バイト連発箇所に戻りますがさすがにスレたのか、ノーバイトでした。
結局1時半になったので終了しましたが、結果、店長がルアータッチフックタッチが数回、スッポ抜けが数回、バイト数は20以上でした。
俺は53センチを1キャッチで、バイトが2回だけでした。
***
俺は今年2匹目のナマズ、しかも自己最高記録が出ました。
今年の目標の60アップまで、あと7センチです。
店長は、ベッドインには持ち込んだけど、まだ挿入はしていないといった感じでしょうか。
もう時間の問題でしょう。
熱くなった我々は、翌週も再戦を誓うのでした。
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