ナナマルへの道 - Part 2
1つ前のエントリで、思わせぶりな終わり方をしました。
その続きです。
***
土曜の昼はずっとルアーをイヂっていました。
買ったりもらったりしておきながら、まだナマズ用の調整(フックやケミホ用の穴など)をしていなかった、バド系(シャロークランク?)をメインに準備をしています。
いや、バド系、最近調子がいいんで。
バスで使っていたタックルボックスを引っ張り出し、トップウォーターとして使えそうなクランクベイトを吟味していたところ、ThinfinのFatsoという懐かしいルアーを発見しました。
これをナマズ用トップウォーターに改造です。
まず、腹とケツのフックを外します。
ケツのフックアイにスプリットリングを2連結にしてブレードを付けました。
腹のフックアイにフックを付けるとフックが前すぎるので、腹のフックアイとケツのフックアイの中間くらい、ちょっとケツ寄りにリグ(ジタバグなんかのフクを付けるネジ留めする金具)を付けてみました。
このリグに、熱収縮チューブで暴れを防いだスイベルを介してガマカツのバーブレストリプルフックの4番を付けました。
あとは、頭に4mmの穴を開け、ケミホタル用のチューブを挿して接着剤で固定、これで完成です。
風呂に浮かべてみたらちゃんと浮くので(よく、色々付け過ぎてスローシンキングになってしまうんです)、実戦投入を決意しました。
そんな感じでナマ気分が盛り上がってきました。
出撃決定です。
***
盛り上がった気持ちをもてあましつつ、土曜夜(日曜未明)1:30~4:00でファンタジスタ川に行きました。
家を出るときに連絡を入れてみると、ファンタジスタS君もまさに出撃するところでした。
さては抜け駆けしようとしてやがります。
現場到着時に先行しているS君に連絡してみると、現在激アツ区間まで進んでいるけどノーバイトとのことです。
朝から夕方まで降っていた雨が影響しているのでしょうか?
俺は落差工をじっくりやりますが、それらしいアタリが反転流とダウンクロスで各1回あったのみでした。
諦めて下流に行こうかとしていたら、終点の合流までやってS君が戻ってきました。
この区間を少し休ませる意味も含めて、もっと下流部に移動することにしました。
ここは、チャリンコで走り回っているS君が以前から気になっていたという箇所です。
ちょうど、このブログで言う「上流コース」と「下流コース」の中間にあたる場所です。
ものすごい霧の中、20分くらい歩いてポイントにたどり着き、開始しました。
が、水量もあり雰囲気は良いですが、ノーバイトでした。
全体的にシブい日ですし、上記、実績のある区間の間なのでナマズがいないはずはありません。
ここは今後要調査です。
それから、下流コースに入りました。
最初のトロ場で同じ個体と思われる単発3回のバイトがありましたが、乗せきれません。
ここでFatsoも投入してみましたが、ノーヒットです。
S君先行でこの区間の終点まで行きますが、結局ノーバイトでした。
***
この時点で3時半くらい、4時を過ぎるとあっというまに明るくなるので、やるならワンチャンスです。
一旦上流部に戻り、S君と別れて再度入ります。
もう一度落差工かと思ったのですが、落差工なら下がダメなときに戻って、多少明るくなってもプレッシャーが少ない分可能性がある気がしたので、まずは釣り下ることにしました。
そのまま粗く撃ちながら激アツ区間に向かいます。
この時点で小さめのジッタースティックを使っていたのですが、付けているフックが小さいため、でかいサイズが来た場合にダメな気がしました。
よって通常サイズのフックが付いている、ノーマルジッターバグ5/8オンスを使うことにしました。
こういうシブいときはオーソドックスなのが良いかと思いまして。
激アツ区間というのは、橋から支流との合流点までを言います。
GWに一人でやっていたシーバスマンF氏が、この橋の真下にキャストしたところ、落ちパク状態でヒットし、フックをワッシャごと持っていかれたと言っていました。
橋の上流からロングキャストで橋の真下に着水させました。
この時点でまもなく4時です。
すると、かなりでかい音の3連発バイトがあり、4発目で乗りました。
水面大爆発のすごい引きです。
橋の下はボサが張り出していて、かつ足場がヌルヌルです。
ここでランディングするのはイヤだったので、橋の下流までナマズに引っ張られながら移動しファイトです。
とにかく暴力的な引きです、よく暴れます。
腕ドラグを使って激しいローリングをかわし、なんとか寄せてくると、明らかにでかい魚体が見えました。
先日、ナイスサイズを強引に抜き上げようとして痛恨の口切れをしてしまったので、その反省からじっくりと疲れさせます。
が、時々猛烈に暴れるのでフックアウトしないかヒヤヒヤします。
ある程度寄せてきて、覚悟を決めてラインを掴もうとしているのですが、とにかく暴れるのでなかなかラインに手が届きません。
何度か失敗しつつ、やっとラインを掴み、抜き上げが成功しました。
プリスポーン丸出しの腹ボテナマズでした。
サイズを測ると71センチ、念願のナナマル達成でした。
ロッドはMr.Don Works+チャンピオングリップ、リールはミリオネア3H、ライン46ポンドPE、ルアーは5/8オンスジッターバグのパーチカラーで、腹ブレードにケツは熱収縮チューブで暴れを抑えたスイベルにがまかつのバーブレストリプル4番というタックルでした。
ちなみに、あとから見るとフックが曲がっていました。
***
シブい釣行でしたが、結果的には大満足でした。
それにしても粘ってよかったです。
Fatsoは、なかなかイイ感じです。
が、ビッグバドなんかより、良く泳ぎます。
普通にシャロークランクとして使えそうです。
そんなわけで、以上です、キャップ!
次はハチマル??
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コメント
芦ノ湖の鯉もすげーよ
投稿: B‐ひで | 2011/05/15 01:09
ひでさん、お疲れ様です。
芦ノ湖の鯉、見ました。
でかいっすね。
詳しくは直メールで聞きます。
投稿: Open6E(携帯) | 2011/05/15 01:16