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2011年6月の5件の投稿

2011/06/29

最北端

書くことが溜まっています。
まだ6月半ばの釣行です。

とある金曜日、昼過ぎに相方から連絡がありました。
翌日土曜が終日フリーらしく、渓流同行へのオファーでした。

この2週ほど前に相方と宿敵Tで南会津方面に出撃したらしく、とても良い釣りができたとのことです。
俺の時間が合うようだったら同じところに行かないか、との話で、いきなりムラムラしました。

無理矢理に都合をつけて、土曜の午前1時に相方にピックアップしてもらい、出撃することにしました。
俺にとって、今までの人生で釣りをした場所の中で最北端になります。

***

車は順調に東北自動車道を走りました。
予報では、夜半過ぎに雨が止むとのことでしたが、そこそこ強い雨が降り続いているのが心配です。

現場に着いたのは4時過ぎでした。
まずは入漁券を買い、阿賀川支流に向かいました。

***

[5:00-7:00 戸石川]

ここは狩野川支流の冷川のようなボサに囲まれた里川風情の川です。

まずは開始してすぐに相方が1本バラシました。
本人はオートリリースと言っていましたが。

その後俺も1バラシです。
なんか、あっさりヒットしたので、ちょっと雑すぎたようです。

一旦退渓し、少し上流に移動しましたが、相方がもう一回バラシたのみで俺はノーチェイスノーヒットでした。

相方は、フォールディングネットを使っています。
手元まで寄せた後にネットをうまく取り出せないみたいで、モタついてバレる、というパターンのようです。

***

[8:00-11:30 阿賀川本流]

狩野川本流よりは少し規模も小さく、流れの押しも狩野川ほどではありません。

7フィートのタックルも持ってきていたのですが、ショートタックルで臨むことにしました。
この規模だと、6フィートくらいのロッドがあるとちょうど良いかも。
また物欲がムラムラきます。

入渓点近くに堰堤があり、そこを並行引きしていた相方にヒットです。
ちょうど下流側にいた俺がネットを入れました。
20センチちょっとのヤマメをキャッチです。

さらに少し上流の瀬からのヒラキ付近で、相方がヒットさせました。
足場の高いところにいたので、抜き上げたのは26センチのナイスサイズです。
俺がちょこちょこ攻めて諦めた後の場所だったので、やたら悔しいです。

テンションが上がってきたので、どんどん釣り上がります。
水中に岩があり、水量とそこそこ太い流れがある、俺の好きなタイプのポイントに来ました。

ここでアップクロスのミディアムトゥウィッチをかけるとヒットしました。

Imgp0757_640

落ち着いてキャッチしたのは24.5センチの幅広のヤマメでした。
ルアーはアレキサンドラ50Sのオレンジ金でした。

ただこの魚、成魚放流のようで、ヒレがやや丸いのです。
もしヒレピンなら25センチはあったと思います。
相方にヒレの話をすると、やはりさきほどの26センチもヒレがやや丸かったとのことです。

結構雨は強いですが、退渓のことも考えずにグイグイ進みます。
結局、かなり上まで釣り上がりましたが、俺はその後ヒットなしでした。
相方は何本かヒットさせていたようですが、すべてネットインでバラシていました。

***

一旦退渓して、休憩をしました。

ソバ屋に行ったんですが、田舎風の作りで、俺のイメージする東北そのものという感じでした。
マイタケと山菜のテンプラソバを注文し、あとはビールをアカハラのカラアゲです。
携帯で撮った写真なんで、画質が悪いですが。

Kc3i0101

このアカハラというもの、一体何かと思っていたんですが、体長10センチちょいのウグイなのです。
が、婚姻色のオレンジが出ているので、アカハラなんですね。
要は、マルタの小さいヤツなんです。
マルタ食うのか、俺!?

Kc3i0100

囲炉裏にも串にさされたアカハラが一杯あることでわかるように、このあたりの名物というか伝統的な食べ物みたいです。

Kc3i0099

カラアゲは丸のまま上げられているので頭からそのまま食べます。
その肝心の味ですが、ちょっと苦味があり、その苦味がビールになかなか良く合います。

あとは、暖かい味噌汁を出してくれたりツマミを出してくれたりと、ビールをジョッキで二杯飲んでしまいました。
ソバもテンプラも文句無く美味かったです。

ソバ屋を出たら、雨が上がって日が照っています。
とりあえず車で1時間半くらい昼寝をして、午後の釣りに備えました。

***

[14:00-15:00 桧沢川]

ここは釣り人でもあるソバ屋のご主人に「尺ヤマメが釣れる」と教えてもらった川です。
水量はそこそこあり小魚も多いのですが流れがあまりなく、二人ともノーバイトでした。
釣り人というのはどこでも同じです。

***

[15:30-16:00 阿賀川]

午前に入った本流よりも上流にあたるところです。
のっぺりとした砂利底でイマイチの渓相です。

が、魚は結構いるようで、相方が1バラシの後、俺も1バラシでした。
サイズはあまり大きくなさそうです。

***

[16:00-19:00 阿賀川]

そろそろ最後の1本になりそうなので、本流をやることにしました。
午前本流のちょうど下流部にあたるところです。

川に入ってすぐに、クロスへのロングキャストでU字を描かしているときにヒットしました。
ダウンやU字のときは掛かりが甘いことが多いので、流れに乗られるのも構わずゴリ巻きでランディングをしました。

22センチくらいの、午前のよりはちょっとマシなヒレをしたヤマメでした。
写真を撮ろうとしたら水に漬けているネットの中で跳ねて、逃げられてしまいました。

その後同じパターンで沈み岩の裏でU字を描くように攻めてみると、再度ヒットです。
これまたゴリ巻きで寄せますが、結局流れを横切るときにバレてしまいました。

この区間、水量、流れ、水中障害物ともに悪くありません。
ここぞという区間があったので、キャスト→サミング→ライン処理→泳ぎ出しの処理→トレースライン→トゥウィッチ→回収という一連の流れを黙々と行い、ポイントを細かく刻みました。
もう最後の最後という気持ちがあったので、一投一投を丁寧にやり、何100投もした気分でしたが、結局ヒットはしませんでした。

18時を回ったあたりで、そろそろ上がろうよ、と言っているくらいに相方が20センチくらいのをキャッチしました。
すげえ執念です。

結局、その後薄暗くなるまでやり、19時くらいに終了としました。

***

相方はランディングのバラシがとにかく多かったですが、10本とは言わないにしても、結構な数をヒットさせていました。
ああいう川、流れの強さとか地形とかが得意ってのもあるのかと思いますが、やっぱり執念が違います。
飽きないし集中を切らさないし。
俺、流れの感じとかがダメだったら、すぐにヤルキなくなるもんなあ。

俺の方は、結局、5ヒット2キャッチと遠征して1日中やった割りにはイマイチな結果でした。
サイズも大きめは成魚放流でヒレは丸いし。
渓相にしても、河津の方が断然好きだし。
そういう意味では、伊豆も含めた関東の川と比べて、手放しで東北勝利という気にはなりませんでした。

が、なんつーか、旅気分が楽しいのです。
知らないとこに行って、知らない川に入って、全く言葉が通じない老人と話して(マジでヒアリングできませんでした)、ってのが楽しいのです。

逆に言うと、そういう意味では伊豆はもう俺の中ではホームなんですね。
河津は一番好きな川ですし、狩野川も慣れてきてはいますが、さすがに新鮮ではないんです。

いずれにしても、俺一人だったら遠征しようとかは間違いなく思わなくて、一日時間が取れるんだったら多分河津とかに行っていたんでしょう。
が、幸いにも相方が声をかけてくれたんで、この遠征が実現しました。
プランも用意してくれて、車も運転してくれて、と大感謝です。

もう一回この川に行きたいかと聞かれたら「機会があれば行ってもいいかな」という程度ですが、色々と遠征はしたいと思います。

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2011/06/27

スマホ調査

皆さんは携帯をどれくらいの頻度で変えていますか?

俺は転職を機にキャリヤ(「ヤ」だぞ「ヤ」)をauに変えたので、まもなく2年になります。
2年前に機種を選ぶときの条件は「防水であること」のみでした。
しかも、最新機種に金を払うのがイヤだったので、「0円で使えるヤツ」も条件に加えたところ、選択肢はたった一個でした。

そんな、決して相思相愛で始まったわけではないボクら(俺と携帯ですが)の関係でしたが、2年間、濡れた手で触られたり、汚れたからといってサっと洗われたりしても、文句ひとつ言わずに尽くしてくれました。

が、そろそろ倦怠期です。
こういう惰性の関係を終わりにしようと思い立ちました。

***

今の世の中、どいつもこいつもスマートフォンです。
iPhoneはもちろん、Android端末もごく一般的になってきました。

硬派でバンカラで流行りモノに飛びつくのがキライ、もっと言うと流行りモノにすぐ飛びつくヤツがキライな俺様です。
なんならバブル期みたいなショルダー型の携帯もってこい、ってくらいのビンテージ野郎なワケです。

とはいいつつ、ちょいとスマホもいいかもね、というキモチが無いわけじゃないんです。
要はあるんです。
男性がスマホ上で画面を指で優しく触っているところを見て発情するという女子が急上昇というウワサをキャッチしたんです。

そこで、auのWebサイトなんかを見ていると、テザリング機能を持ったスマートフォンが出ていました。
これ、WiMax搭載で要はWiFiルーターになるわけです。
つまり、これを使うことによって、今、PCでネットに接続するのに使っているデータカードの月6000円近くが無くなるわけです。

ちょっと、いや、かなりグラっときました。
この夏はコレでいこうかな、と。
そうなると、多分来年の夏もコレで行くことになってしまうんですけど。

***

ただ気になるのはアレのこと。
そう、防水機能です。

基本的にどういうときでも携帯は持っていくのですが、今までと比べてかなり慎重に取り扱わないとなりません。
ちょっと前のauの防水対応のスマートフォンは、東芝のレグザフォンのみで、ボディも結構でかかったりとイマイチでした。

ところが2011年の夏モデルを見てみると、CasioのGショック携帯のスマホ版が出るみたいです。
これにもグラっときました。
そして迷いました。

まさに一長一短です。
違うタイプの人を好きになってしまう揺れるオンナゴコロ良くあることよ、とカワイナオコも歌っているくらいです。
つか、そんな女、ビッチじゃん。
ま、いいか。

***

じゃあグダグダと画面の前で悩んでいてもしょうがありません。
実際に話を聞けばいいんです。
書を捨てて街に出るのです。

というわけで、でっかい家電量販店の携帯コーナーに行き、お店のアンチャンを捕まえて話を聞きました。
上記、テザリングができるスマホと防水のスマホの間で揺れ動く俺のオトメゴコロを説明しました。

すると、この店員、「このテザリングスマホにすると、xxx@ezweb.ne.jpのメアドが使えなくなりますよ。ご自分のgmailとかだけになります。」とココロを折ってきます。
何が困るというわけでは無いですが、メアド変えましたー、みたいなメールを出したりとかそういうのメンドクサイ。

どうもこの店員、iPhone派のようで、元々Androidに敵意むき出しなのです。
キミとはやってられんわー、と適当に話を聞いて、店を出ました。

***

それから別の量販店に行き(ヒマやね、俺も)、今度はauのアンチャンを捕まえました。
ボクタン何も知らないにょー、って顔をして、先ほどと同様テザリングスマホと防水スマホの間で揺れ動く俺のオトメゴコロを説明しました。
まさに天使の顔を持つアバズレです。
俺の無知につけこみウカツにラッシュをかけようとしたら食べちゃうわよ、というカマキリ女です。

ところがこのアンチャン、すばらしいソリューションを提案してきました。

基本的に生活のほとんどのケースでは防水は要らないから、防水スマホは却下する。
で、テザリングスマホにして、データカードを解約し、もし防水機能が必要なとき、すなわち海川ドブに行くときは、SIMカードを差し替えて、今使っている防水携帯を持っていく、と。

あと、メアドの件は、@ezwebのアドレスが無くなるのではなく、このテザリングスマホでは使えないだけでアドレスを活きているんで、通常はテザリングに使うメアド(例えばgmail)に対して転送しておけばモーマンタイ、と。

おお、クール。
そうか、そうきたか。
すばらしいエンジニア魂にすばらしいプレゼンテーションスキルです。

すごいねキミ、やっぱりキミもMIT(マサチューセッツ工科大学)なの?
土偶だねえ、ボクも元々ボストンなんだ。
九州にある「喫茶ボストン」の皿洗いなんだけどね。

これでキモチが決まりました。
じゃあ、夏にはコレで行きます!

という、決してその場で買う気はサラサラ無いということを強調しつつ、方向性が決まったことを共に喜んでいました。

***

このMITのアンチャン、念には念を入れてじっくりとカタログを読んでいます。
いいね、その真摯な態度。
もし俺がホモだったら、口説いてあげるね。

ところが、アンチャン、急にキョドり始めました。
「あ、あのですね、ここ、このテザリングできるスマートフォンはですね、SIMカードの差し替えで使えるモノではありませんでした。
つまり、これを使うなら、海も山もこのスマホとずっと一緒、ということになります、ハイ。
大変申し訳ありませんでした。」

コラー!
カマキリ女出動です。
ラビット関根のカマキリ拳法でこの頼りにならないau説明員の頭をパクリといっときます。

なんだよ全然ダメじゃん。
キミ、もしかしたらバイトなんじゃない?
俺がホモだったらね、キミを振ってやるよ。

結局、帯に短し襷に長しなわけです。

ただ、この使えないバイト君(予想)によると、夏モデルでは新たにテザリング機種は出ないけど秋モデルにはもしかしたら増えてくるかもしれない、とのことです。

***

そんなわけで、夏の機種変更は一旦取りやめにしました。
秋モデルを待ちます。
頼むよ、auさん。

「スマートフォンはモテる!」みたいな風潮は大間違いらしく、むしろ「スマホ男なんて草食系でキライ!」みたいな女子が増えているようです。
やっぱり携帯をジーンズの前ポケットに入れ、股間近くでクッキリと存在を主張している方が発情するという女子が急増中らしいという確かな情報を掴んだんで、スマホは当分いいか。

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2011/06/25

激変

ジャガイモの収穫と新しい耕地へのスイッチのハザマ、土曜の夜にナマズに出撃してきました。

この週の平日にヤラセてくれる女のところに行き、みごとにフラれてしまったもんですから、モギモギしてます、ナマズ下半身が。
ちなみにナマズ下半身ってのは、ナマズのキャッチを欲するココロの下半身(=欲望)という意味で、下半身がナマズだということじゃござんせんよ。
つか、下半身はドジョウですけどね、うるせー!

***

22時くらいに自宅を出てファンタジスタ川に向かいました。
なぜファンタジスタ川なのかというと、この日夜中の1時過ぎに店長QシーバスマンF氏が参戦することになっていて、二人の希望としては、とりあえず久しぶりにナマズの顔を見たいとのことでした。
そこで、「たぶん安い女」であるファンタジスタ川にしました。

ただ、二人が到着するまで結構時間があります。
いつものコースを叩いておくのは申し訳無いので、俺は下流コースをやっておき、二人の到着に合わせて上流に入ることにしました。

***

現場について、上流コースを通って川を見ると、俺らがいつも入る地点より上流にヘッドライトの明かりが見えます。
これはもしかして先行者か!
あんなヤツに抱かせるくらいならいっそのこと俺が、と思ったブラックOpen6Eは迷わず落差工に入ります。
そうやって、裏切っていくのです、人というものは。

この落差工ポイントは中央に太い流心があり、大抵の人は流心の手前をダウンとかで狙うのだと思います。
つまり流心向こうは残しておいても、この後上流から現れるかもしれない先行者は多分攻めきれないだろう、と思いました。

よって、流心向こうは店長とF氏に取っておいて、俺は手前だけを攻めることにしました。
まるで「先っぽだけ、先っぽだけ」と土壇場で口説く漢っすね。

***

22時半に開始です。
ものすごく湿度が高く、ムシムシしています。
後ろ髪なんて、風俗帰りのようにシットリと濡れています。

スーパーパルサー+2500Cのタックルにクレイジークローラーを装着し、流心手前にキャストして手前の葦際に向かってゆっくりと引いてくると、足元でガボンと一投目からヒットです。

Imgp0744_640 Imgp0745_640_2

少し暴れさせてからランディングしたのは52センチでした。
幸先良いです。

さらにルアーをファッツォー改に変更し、ほぼ流心にキャストです。
「先っぽだけ、先っぽだけ」と言いながらジワジワ奥に向かっています、この卑怯者は。
ダウンクロス気味に定点アクションを加えていると、ルアーが浮きかけたあたりでヒットです。

Imgp0747_640 Imgp0748_640

流れに乗られる前にロッドを溜めて寄せたので難なくキャッチできたのは57センチのなかなかのサイズでした。
二投で2キャッチと今日はゴキゲンです、安い女は。

この2キャッチとも、まだ実績の無いルアーでの成果です。
今日は調子がいいので、さらにハードルを上げてみることにしました。

装着したルアーは、F氏が店長からもらったコルクで作った、手製のアクリルカップやビーズやら二股スイベルにブレードやらなぜか鈴やらをゴテゴテと付けてジョイントにしたノイジーです。
コルクの直系も2センチくらいあって太く、その重みもあってイマイチ立ち上がりも良くないバンカラなヤツです。

今度は普通に流心の向こうに普段はダウンクロスで狙うところをクロスでキャストしました。
「先っぽだけ」の約束はどこに行ったのでしょう。
数投していると、流心に入る手前でヒットです。

Imgp0751_640

これまた無理なく寄せてランディングに成功、50センチでした。

この時点で23時半です。
1時間で3本というなかなかのペースで、このまま釣り下るとトンデモナイことになるんじゃないかと期待させます。
が、俺もそこまで卑怯ではありません。
「キミらのために奥の上流側とココ以降のコースは残しておいたぞ」という自分への言い訳を作って下流コースに行きました。

***

しかし下流コースはイマイチ良くありません。
終了地点でダウン方向にある葦の裏を2箇所でそれぞれバイトか鯉のスレっぽいのがあっただけでした。

それから、下流コースと上流コースの中間にある、以前ファンタジスタS君と探った水門コースに入りました。
少し増水気味なので前回よりも流れがあり、期待が持てました。
まさにお約束の緩流から急流に変わるあたりでのダウンででかいバイトが2回ありましたが乗りません。

結局1時前にここもノーヒットのまま終了しました。

***

そして集合場所に行き、二人が到着するのを待ちつつ仮眠をしました。
目が覚めた1時半過ぎにちょうど二人が現れたのですが、先ほどと違ってヒヤっとするくらい気温が下がり、それに伴ってムシムシ感がなくなりました。

早速状況を説明し、落差工から釣り下ります。
しかし落差工ではノーバイト。
その下の馬の背下では店長に1バイトのみ。

激アツ区間ではFさんが自分がキャストしたルアーとは関係ないところで多数の捕食音を確認したそうですが、バイトには至らずと何か様子が変です。
いよいよ最後の合流地点でも全く小鳴きさえしませんでした。

その後、再度落差工と馬の背に別れてラストチャンスを試みますが、結局ダメでした。
明るくなってきた4時くらいに終了しました。

***

さて、この日付をまたいで状況が激変した理由なんですが・・・

ひとつは、気温の急降下というのがあると思います。
さらには、最初にみかけた先行者が一通り丁寧に撃ってしまったのかもしれません。

落差工については俺が原因かもしれませんが、通常は数時間寝かせれば大抵元に戻っているのであまり影響は無いと思います。
と、責任逃れしておきます。

いずれにしても、プリかポストかは別として、明らかにスポーニングシーズンで状況はタフになっている気がします。
今年は通年でナマズを追っていますので、来年以降の良いデータが取れれば御の字です。

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2011/06/23

Switch

前回、エントリが滞っている、と書いていたのですが、またまた10日以上間が空いてしまいました。
書くべきネタは3兆個くらいキープしているんですがねえ。

そんなわけでボチボチ書いていきます。

***

ウチの畑ですが、こないだタマネギの収穫が終わり、いよいよ残すところはジャガイモだけとなりました。
6月に入ってすぐに畑を潰して田んぼにするとの通達がありましたので、6月最初の土曜に収穫をすることにしました。

せっかくなので、相方とその家族にも来てもらいました。
こういうときって、ウチの相方、お客様としてではなく、一労働者として非常に頼りになるのです。

朝8時半から作業を始め、終了したのが10時半です。
相方は俺の「農奴」とか「盗掘が似合う」などという愛情を込めた中傷にもめげずに沢山働いてくれました。

11時くらいから取れたてのイモを素揚げにしたりジャガバターにしたりして、ビール大会です。
ほどよくヨッパラい、車で来ている相方の酔いが醒めるまで、色々と話をして楽しいひとときを過ごしました。

***

そして翌日、これからは新しい農地にスイッチです。

今までちょこちょこ枝豆とか植えていたのですが、メインとなる場所はまだ手付かずの状態です。
とりあえず、新たに何かを植えるには人間耕運機として地面を掘り起こして畝を作らないとなりません。

これまた朝9時くらいからスコップを使って広い耕地を30センチくらい掘り、鍬で畝を作っていきました。
もう、手にはマメが出来るし、腰は痛いしと沢山働きました。
多分、産業革命期のイギリスの炭鉱労働者より過酷に働きました。

これであとは色々と植えるだけです。
ただ、それ以来手をつけてないので、また土が固くなっていないのかが心配ですが。

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2011/06/10

安くなかった女

6月に入ってからエントリが滞っています。
仕事はまあ忙しいのですが、なんかやたらと夜遊びしていまして、帰宅したら寝るだけのような感じなのです。

***

6月最初の週は前半から雨が続いていて、出勤中の電車から見える多摩川も明らかに増水していました。
雨が止んで1日2日経ったあたりで平日ナマプレイに出撃しようと思っていました。

会社を早く上がり、行く気満々で帰宅中の水曜日、電車から多摩川を見てみると、多少は減ってきているものの、まだまだ通常に比べると増量しています。

帰宅してちょっと迷ったのですが、あの増量だと多摩川はキツいなと思い、そんなときはファンタジスタ川でサくっと遊んでもらおうということで出撃しました。
例のごとく、安い女、都合の良い女のところに行ってしまうのです、ダメオトコのボクは。

***

現場には21時過ぎに到着し、早速スタートです。
やはりこっちも少し増水しているようです。

まずは落差工をやりますが、足元で鯉かナマズかのバイト風が一回のみで、葦際ダウンクロス反転流すべてダメです。
あれ、どうしたの?今日はそんな気分じゃないのかな?

馬の背に移動しました。
普段は流れを緩めて良いポケットを作ってくれる馬の背が、増水のために機能していません。
ここもノーバイ。

激アツ橋、および激アツ区間も共にノーバイ。
最後の合流部では、サイズが小さそうな連発バイトが一回ありましたがそれのみでした。

再度落差工と馬の背をやりますがやはりノーバイでした。

***

24時くらいまで色々手を変え品を変え狙いどころを変え試してみましたが、ソノ気になってくれませんでした。
産卵とか増水とか色んなファクターがあるのでしょうが、小場所だからなんとかなる、とは思わない方が良いという教訓ですね。

ちなみにファンタジスタ川は4月の半ば以降、8連続ボーズナシの記録更新中だったんですが、ついに途絶えてしまいました。

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