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2011/08/30

夏合宿2011 番外編

すでに夏合宿が終了して2週間、しかも先週末には再度夏合宿のリベンジに伊豆に行くなど、ずいぶんと過去の話になってしまいました。
とはいえ、ちょっとメモっていたことがあるので、夏合宿の番外編を書いておきたいと思います。

***

夏合宿に限らないのですが、合宿中はほぼ毎日釣りには行きます。
が、終日みっちりと釣りをする日は合宿中に多くて2-3日なのです。

それ以外の日は渓流だったら日の出から昼まで、青物だったら日の出から8時くらいまでというのが基本パターンで、場合によっては15時くらいから青物をやりに行ったりすることもあります。

そんなペースなので、早朝青物の日なんて、朝9時からマルっと空いてしまったりするわけです。
なんかそれがもったいないと常々思っていて、この夏合宿では何か始めてみることにしました。

***

俺は元々、新しいことを始めるのに結構腰が重い方でした。

ちょっとでも敷居が高いな、とか感じると引いてしまったり。
その敷居というのは、初期投資の大きさだったり、門外漢ゆえの不安とかだったり。

例えば、渓流ルアーなんてのがまさにそうで、やりたいと思ってから実際にやるまでにかなり時間がかかりました。
結果的に、5年前に相方連れていってくれて、ある程度お手軽にできそうだとわかってからはハマるのです。

あるいはヤエン。
楽しそうなのはわかるのですが、これまた難しそうだったりと考えていたのですが、ファンタジスタS君ぶっとい投げ竿を使ってたまたま釣り上げたりしたもんですから、これならイケそうだと思って始めることができました。

まだ敷居が高いなと思っているのが、オフショアです。
別に八丈島とか銭州とかそういうところまでは現実味が無いのですが、ワラサだったりシイラだったりメジとかカツオだったりという釣りには憧れています。
憧れてはいますが、まだ先に進むきっかけが無いのです。

あとは地磯でのヒラスズキとか青物ってのもやりたいけどまだできないものです。

まあ、これらはすべて釣りの話になってしまいましたが、他のことも一緒です。
例えば、クラブのDJをやってみたいとか(やりたくないけど)、上流階級の仮面パーティ出席とか(いや、ほんと行きたい)。

***

その重い腰が、最近ちょっとだけ変わってきました。
多少の敷居くらいだったらやってみようかな、と思えるようになってきたんです。

畑を始めたり、ジムに行くようになったり、オカッパリでシイラ狙ってみたり。
あるいは、小さなことですが、釣具のメンテナンスとかルアーの改造とか、今までやらなかったことをやったり。

***

そして今回の夏合宿では、常々(約10年くらい)やってみようと思っていたシュノーケリングに手を出しました。

まずは道具です。
どんな趣味の世界も道具に関してはピンキリだということはわかっています。
俺の傾向として、最初からミッドレンジおよびハイエンドには手は出さないので、今回もやはりエントリーレベルのものからです。

とはいえ、伊豆の海辺のコンビニで吊るしてあるようなもので果たしていいのかどうかもわからないのです。
とりあえず、伊豆に行く前にネットで調べてみました。

まず、シュノーケリングに必要な道具は、マスク、シュノーケル、フィンの3点セットです。

マスクに関しては、ストラップを付けずに顔に当てて鼻で息を吸って落ちなかったら顔にフィットしていてOKとのことです。
シュノーケルは、水を外に出す弁が付いたヤツが良いとのことです。
フィンは、ストラップなどで大きさを調整できるタイプが良さそうで、フィンの中はマリンシューズやシュノーケリングソックス(ネオプレーンのような素材)を履くとのことです。

で、スキューバを頻繁にやっているチェンネエに連絡して、購入に付き合ってもらいました。
そのチャンネエの意見としては、そんなに気合いを入れるじゃなかったらエントリーレベルのもので十分、シュノーケルは排水弁が付いたもの、マリンシューズでもいいけど、シューズとフィンの大きさ(形)が合わなかったら違和感大きいんでシュノーケリングソックスの方が良い、とのことでした。

そんなわけで購入したのが、マスクが3000円くらい、シュノーケルが排水弁の付いたヤツで2000円くらい、フィンは長さが普通のヤツより短めで幅がやや広いヤツで3000円くらい、シュノーケリングソックスが1500円くらいと、トータルで10000円を切るくらいのものでした。

その後、お礼でチャンネエにメシ食わせたんで、結果的にもうちょっと良いものが買えるくらいの出費でした、オーマイ。

***

シュノーケリングをするときの格好ですが、基本的に水着で良いとのことです。
が、できればラッシュガードがあった方が良いとのことです。
俺は通常プールで泳ぐときは、膝くらいまでのスイミングパンツにラッシュガードを着ているんで、これはOK。

ただ、スイミングパンツの素材が、ちょっとどっかに引っかかったら裂けたりしそうなので、シュノーケリングをするときは速乾性のハーフパンツ(ユニクロなんかで売っているシャカシャカ素材で十分)をスイミングパンツの上から履くことにしました。

あと、ゴロタだったり港のスロープなんかからエントリーするんだったら、手袋があった方が良いというアドバイスももらいました。
これは軍手で十分でしょう。

その他、車のキーとか小物を入れる防水パックのようなものがあると便利です。
首から吊るしておいて、ラッシュガードの中に入れておきます。
これは釣りで使っているのがあるからOK。

防水デジカメも、ハンドストラップとネックストラップを付けておいて、首から下げてラッシュガードの中に入れておくと泳いでいるときにブラブラしません。
写真を撮るときは、水中でカメラをラッシュガードの中から引っ張り出し、ハンドストラップを通してから、ネックストラップのバックルをはずすと良かったです。

***

そんなわけで、夏合宿では3日ほどシュノーケリングをやってみました。

2日間は滞在先のすぐ近くの港で。
あと1日は、今回だったらオカッパリシイラをやっていた港で。

どちらも良かったですが、いつも釣りをしている港が、色々なことがわかりました。
こんなところに堤防の基礎があるんだから、そりゃあエギは根ガカリするよなあ、とか。

釣りをしているときに海を見ると、伊豆とは言え、ものすごく透明度が高く見えます。
真昼間にアオリを狙っていると、ピンクとかオレンジのエギが遠くから確認できるくらいなんで。
ところが水中で見てみると、案外すっきりとしていないもんです。
なんつーか、プランクトンのツブが一杯ある感じで。

とはいえ、水中をボケーっと見て、たまに根のあたりに潜ってみたり、イワシの群れとかネンブツの群れとかダツとかグレなんかが沢山見えるとうれしくなりますね。

俺の頭の中ではよくある水中写真のようなイメージで、写真や動画を撮りまくりました。
ああ、防水デジカメでよかった、と。
ところが後から見ると、まあこんなもんか、って程度なのです。

なぜスキューバをやる人がやたら沖縄に行ったりグレートバリアリーフに行ったりするのかわかりました。
水中のきれいさを求めるんですね。

***

シュノーケリングをやってみて、色々気づく点がありました。
シュノーケルを使った呼吸とか、水の抜き方とかフィンで効率よく泳ぐ方法とか。
俺としてはすごい発見のつもりでも、実は常識なのかもしれません。

もう夏が終わってしまったんで、南国にでも行かないと今年はもうできないんですよねえ。
来年が待ち遠しいです。

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コメント

もぉ何年も潜ってないなぁ

投稿: B‐ひで | 2011/08/31 01:34

シュノーケリング楽しいですよね。二回しかやったことありませんが

来年はオフショア声かけますよ

投稿: まこ@釣庵 | 2011/09/06 13:42

ひでさん
返信遅れてすみません。

結構昔は潜ってたんすね。
すげえ似合う(笑)

ワビコはどうでした?

投稿: Open6E | 2011/09/13 20:02

まこさん
返信遅れてすみません。

シュノーケリング、こんなに楽しいとは!でした。
まだ水温は高いので、もう一発行きたいくらいです。

オフショア、シーズンに入ったら相談させてください。

投稿: Open6E | 2011/09/13 20:04

湘南BOYだかんね
ワイハ行った時のツアーでシュノーケリング行ったらライジャケ着ろだとぉ
一筆書くから脱がせろ言うても
NOの一点張り
上等じゃねぇか
ライジャケ着たまま自前のデカイフィンで5メーター潜ってやりましたわ

ワビコ・・・

投稿: B‐ひで | 2011/09/16 21:11

ひでさん
返信がすげえ遅れてすみません。

ライジャケ着けて5メートルって・・・w
どんだけ浮力に逆らえば気が済むんだか。

湘南ボーイっていうイメージはちょっとアレっすね。

投稿: Open6E | 2011/10/04 12:46

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