Open6E played Open-6-E
最近店長Qがピックギターを入手しました。
少し前に書いた、店長のバーの10周年記念として、有志で何か贈り物をしようということになっていました。
まずはオールドABUにグラスロッドにチャンピオングリップというものを購入したのですが、それでも結構な金額が余っていたのです。
そこで、店長と話した結果、実用的でいて、かつ使えなくなっても「置き物」として存在感のあるものとして、古いピックギターを探していました。
このギターがついに届いたのです。
値段としては大したものじゃないんですが、実に安っぽくて粗っぽくて、酒で言うとアーリータイムズのような音がします。
ちなみに、俺が、そして店長も、一番好きなバーボンはアーリータイムズなんです。
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このギター、生で鳴らすとピックギター特有の倍音が効いた音がして、スライドギターなんかをやると実にキモチイイんです。
が、ライブで使おうとすると、オフ気味のマイクで拾ったりと結構大変そうなんです。
かといって、ピエゾピックアップを使うとコリコリのペラペラの音になってしまいます。
そこでフローティングピックアップを装着してみました。
それをアンプに通すと、なんとエルモアジェイムズの音になるのです。
ちょっと違うとかだいぶ違うとか異論はあるでしょうが、するものはするんです。
が、ピックギター特有の音はほとんど消えてしまいますね。
これは、ピックギターとして使うときはがんばってマイクで拾って、それ以外はフルアコ的な使い方をすることにします。
することにします、って店長のギターなんですが。
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そんなわけで昨日、1年以上のゴブサタでライブをやりました。
もちろんエルモアジェイムズの音がするギターでエルモアの息子(長編のくせにほとんど読まれなかったリンク)がギターを弾くわけです。
その息子の名前はOpen6Eです。
というわけで、今回はレギュラーチューニングなし、オープンEとオープンGチューニングだけで曲順を構成しました。
オープンGの曲は、フローティングピックアップの音は合わないのですが(逆にピックギターの生音ならかなりハマります)、今回はそのままで。
その辺の音作りは今後の課題です。
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午後遅くにリハーサルを終え、それから本番まで時間があったのでついつい飲んでしまい、キモチイイ状態で演奏ができました。
対バンはアコ系にロックにと、相変わらずの異種格闘技戦です。
店長のハープも、あえてバリバリにアンプリファイドさせたものにしたりと、今までのデルタな感じからシカゴな感じの音になりました。
店長、少し音の引き算をするようになったんですよ。
それで、ぐっと演奏にメリハリができてきました。
久しぶりのギグはキモチイイですね。
あとから演奏の音を聞くとそれほど大したデキではないんですが、ステージ上の気圧は相変わらず高く、テンションも上がりまくりました。
今年は、今決まっている限りで、あと2回くらいはやることになりそうです。
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