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2012/03/12

Spring has come

3月に入って1週間以上が経ちましたが、まだ寒いですね。

そろそろ渓流にも突撃したいと考えていたところ、先週平日に相方から連絡がありました。
土曜の昼帰宅で丹沢の小渓流にでもどうよ、とのことでした。
幸い午前中は予定が無かったので、参戦することにしました。

ところが先週後半からずっと雨が降っています。
予報では土曜も午前中一杯はずっと雨で、しかも寒気が戻ってきて寒くなるとのこと。
これはさすがにツライと思い、結局土曜の釣行は中止としました。

***

翌日日曜は雨もあがるとのことでした。
そこで、かねてからの予定どおり、店長Qと店長と友人女子の3人で未明にナマズ、日の出後にマルタ狙いに出撃することにしました。

店長友人女子は、店長のサラリーマン時代の古い同僚です。
自分ひとりで釣りに行くほどではないですが、何度かボートシーバスに行ったことがあったりと、スピニングタックルをキャストすることはできます。

ちなみに、この女子、店長と一緒にやっているバンド(コンビ?)のマネージャーです。
マネージャーとはいっても、ライブの当日に荷物持ちその他買い物とかを手伝ってくれるだけですが。

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まず3時にファンタジスタ川の駐車位置に集合です。

いつものように落差工から入りますが、前日までの雨で流れが速くなっていて、狙いにくい状況です。
その後、看板下では店長先行、かなり離れて後ろをマネージャー、俺はマネージャーが対岸にひっかけたときのために対岸を進みました。

1時間半ほど釣り下りましたが、結局3人ともノーバイト。
さすがにこの流れではナマズはどっかに避難しているんでしょう。

***

それから多摩川に移動しました。
駐車位置でしばらく待ち、5時半を過ぎて明るくなってきたので出撃です。

タックルは、7フィートの本流タックルに6ポンドナイロンで、#10のフライフックにメバルワームというリグです。
フックから50センチくらい離したところに1グラムくらいのスプリットショットを付けています。

マネージャーは店長から借りたエギロッド、店長はノベ竿(鯉竿)を使っています。
リグは俺と同じようなスプリットショットリグです。

早速、例年実績のあるポイントに入ってみると、川の流れが変わっていて広大な瀬になっています。
どこで瀬付きが始まってもおかしくない状況なので、上下200mくらいを巡回しつつ監視しますが、なかなか始まりません。

1時間ほど待ってみましたが、結局瀬付きを見つけることができませんでした。
広大な瀬なので、どこでも始まりそうなのですが、逆にポイントを絞ることができないという欠点もあります。

それから15分くらいかけて、下流方向にポイントを探しながら下っていきました。
鯉のモジリや群れが見えたので、思わずパンを買いに行くところでした。

すると、さらに下流の岸際でバシャバシャやっているのが見えます。
遠目に見てもオッパジメている魚体が確認できたので、慌てて駆けつけました。

そこは、周囲が水深のある流れで、幅10mくらいの部分だけが瀬になっています。
つまり、群れが遡上するには必ずそこを通るだろうという場所なのです。

上記の広大な瀬よりも、むしろこういうところを探す方がいいんですね。
毎年やってるのに、毎年忘れてしまっています。

この時点で7時半、俺は出かける用事があるので8時には帰宅してなければなりません。
ここから駐車位置まで5分、自宅まで5分と考えると、残り時間は20分弱です。

目の前は、かなりの数のマルタが目視できます。

早速キャストをすると、数投で俺にヒットしました。
が、ドラグが強すぎたようで、バラシてしまいました。

すぐに店長にヒットですが、これもバラシです。
おそらく、俺も店長もスレだったのかもしれません。

またすぐに俺にヒットです。
今度は慎重にドラグを操作してやりとりをしました。
うまく寄せてきて、ボガを入れ、ついにキャッチです。

Imgp1201_640

サイズは測っていないのですが、50センチ弱かと思います。
ちゃんと口にフッキングしていました。

1本獲れたので、ホっとしつつ、今度はマネージャーの面倒をみます。
あの辺に投げてこういう感じで巻いて、と教えていると、店長にヒットです。
さらに同時にマネージャーにもヒットです。

店長はなんとかなるでしょうが、マネージャーは完全にノサれています。
ロッドを立てるのを手伝いながら、やりとりを楽しんでもらいました。

ほぼ同時に二人ともキャッチ成功です。
サイズもほぼ同じくらいでした。

その後、さらに俺にヒットしましたが、すごい勢いで走りまわられ、さらにジャンプまでして抵抗します。
かなり近くまで寄せたのですが、最後の最後でフックアウトしました。

店長も何本かヒットさせ、ノベ竿で走り回って頑張っていましたが、やはりバラシています。
マネージャーはその後一本自分でフッキングをさせ、ちゃんとランディングまでこぎつけていました。

時刻は7時45分を過ぎていましたので、俺は先に上がりました。
この時点で、俺1本、店長1本、マネージャーが2本で竿頭という結果でした。
股間に竿も無いくせに!

後から聞いた話だと、俺が帰った後30分くらいやったそうですが、バラシはあるけれどキャッチには至らなかったとのことです。

***

2007年から毎年この時期はマルタをやっていて、すっかりと春の風物詩となりました。
ここ数年では、毎年1回か2回くらいしか行かなくなりましたが、それでもやっておかないと春が来ない気がするのです。

今年は1回目で1本とはいえ、キャッチすることができました。
さあ、春が来ましたよ。

これからは三寒四温で徐々に暖かくなってきて、渓流、ナマズ、イカと楽しい釣りの1年が始まるのです。
今週末は初渓流です。

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