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2012/05/18

Spector

ホントです。
この世には、まだ科学で証明できないものがたくさんあるんです。

その中でも、妖怪。
皆さんは遭遇したことないですか?

キャバクラに行って入れ替わり立ち代り現れる女の子が妖怪だったって?
それは違います。
それは妖怪じゃなくて、愉快なジブリたちですよ。

妖怪は知らないうちにそっと忍び寄り、姿を現さず、「何か」をして消えていくのです。
目に見えないし、存在とか気配も感じないけど、明らかにおかしい現象が起こる、これが妖怪の仕業です。
つまり、ゲゲゲなんかで出てくる妖怪たちってのは、この「明らかにおかしい」現象への恐怖を人間が勝手にビジュアライズしたものなんです。

***

例えば、チクビカジリという妖怪がいます。
名前は地方ごとに違うのかもしれませんが、きっと皆さんもご存知のことだと思います。

この妖怪は、夏の海にクラゲやチューブやビーチボーイズと共に現れます。

海水浴に行くと、海の家で浮き輪を借りますよね。
この浮き輪、トラックのタイヤチューブとかでできているんで、普通のペラッペラの浮き輪と違ってでかいし浮力があるしで、なんか頼れるアニキというものです。
で、この浮き輪と共に、一日中泳いで遊んで、いざ帰ろうとすると、チクビが痛いのです。
なんつーか、チクビが真っ赤になってヒリヒリするのです。

俺が子供のころは、こうなると「チクビカジリが出た!」と言っていました。
まさに妖怪です。
気付いたときには、もう痛い。

怖いですねえ、妖怪チクビカジリ。

***

話は変わります。

ここ最近も相変わらずジムに行っています。
大体、1時間くらいマシンをやった後に30分から1時間くらい有酸素運動をします。

エアロバイクだったりステップだったりランニングマシンだったりするのですが、なんか同じ場所で同じ動きをするもんですから、この数10分という時間が退屈なんです。

そこで、実際に走ることにしました。
と言っても、外に出て街中を走ったりすると、性欲を持て余したホルモン野郎みたいなんで、コレ、ダメ。
ジムの中にあるランニングコースを走ることにしました。

大体30分で5キロくらいのゆっくりなペースなんですが、疲れっぷりがエアロバイクなんかと全く違ってなかなか爽快なんです。

で、今週火曜、爽快に走り終えたとき、異変が起こりました。
なんつーか、右のチクビがヒリヒリするのです。

出た!妖怪チクビカジリ!

夏でもなく海でもなくタイヤの浮き輪でもないんで油断していました。
俺がハアハア言いながらみっともないフォームで走っているところにそっと忍び寄り、ウェアの中に顔を突っ込んでカジっていきやがりました。

汗がしみるし妙に痛いんです。
基本的に男子のチクビってヤツはブラとかに守られてない無防備なものです。
日常生活をしていても服に擦れたりするもんですから、いつまで経っても痛いんです。

そして木曜。
ジムに行ってマシンをやっていると、またもやチクビに痛みが走ります。
まだ火曜にカジられた分が治ってないのか、それとも新たなチクビカジリが現れたのか。

とりあえず、マシンが一通り終わってこれからランニングコースに向かうわけですが、俺の脳内の80%の意識はチクビに持ってかれてます。
気になるのです。
そして、この後、ランニングコースでウェアに擦れることを思うと、心配で胸が痛くなります、チクビだけに。

そこで、意を決して指導員に言いました。

「すみません、ニプレスかスポーツブラを貸してもらえませんか?」

とか言ってたら、多分俺のジム人生は終わっているでしょう。
言いませんよ、そんなこと。

「すみません、絆創膏もらえませんか?」
「どうしました?どこか怪我しちゃいました?」
「いえいえ、今からコースで走ろうと思うんですけど、ちょっと足がマメっぽいんで。」

チンコもマメだけどね。
うるせーよ。

「あら、大丈夫ですか?
じゃあ、バンドエイドより、XXXX(よく聞こえなかった。多分、イボコロリみたいなマメに効くヤツかと思います。)がいいですよね。
貼ってあげましょうか?」

すかさずウェアをまくってチクビを差し出そうかと思ったんですが、もちろんそんなことができる男ではありません、ボク。

「あ、いや、大丈夫ですよ、自分でできますよ」

もう、不自然なくらいの慌てっぷりです。
結局、そのナントカ言うマメに効くヤツがなかったので、大きめのバンドエイドをもらいました。
俺のチクビはそんなに大きくないぞ、失敬な。

その足でトイレに行きましたが、個室がふさがっていました。
しょうがないので、バンドエイドを貼るだけの状態にして、一瞬ウェアをめくって一瞬でバンドエイドを貼りました。
バンドエイド、でかいサイズでよかった。

***

滞りなく、ランニングを終えました。
違和感はあっても、チクビの痛みはありませんでした。
妖怪チクビカジリ、敗れたり!

ゆっくりとストレッチをして、トレーニングを終え、更衣室に戻りました。
ウェアを脱ぎ、タオルで汗をぬぐいました。

ちょうど目の前にいた人が俺の胸元を見てハッと驚いた顔をした気がするんですが、気のせいでしょうか?

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