パリ雑感
先週金曜に無事パリから帰国しました。
月曜夕方に着いて、火曜水曜と終日ミーティングで、毎晩ちょっとメシを食いにいって、23時くらいからちょうど日本の時間に合わせて仕事をする、という不毛な毎日でした。
帰国は現地木曜23時20分発のフライトだったので、木曜は夜までフリーのはずだったんですが、別件で仕事になってしまい、午前と午後にそれぞれ2箇所でミーティングをしてきました。
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結局、観光は全くナシ。
エッフェル塔とセーヌ川は見ました。
見えた、という方が正しい。
シャンゼリゼ通りは、歩きました。
歩いただけ。
凱旋門も見えただけ。
あ、凱旋門の真下にある駅から地下鉄でミーティングの場所に移動しました。
パリの中心街は、建物の高さや概観に規制があるみたいで、どこに行っても同じような景観です。
しかも、道路が碁盤の目のようになっていないので、すぐに迷います。
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食べ物は、毎晩シャンゼリゼ近くだったので、要は銀座で食っているようなもんなので、安いかどうかはわかりません。
が、ホテルの朝食とかカフェとかでちょっと食ったりしているものから考えると、やっぱりパンとチーズとワインは美味いです。
あとコーヒーが美味いっす。
皆カフェオレばかり飲んでるかと思ったら、エスプレッソを飲む率が非常に高いです。
最終日の最後のミーティングを終えた後、ミーティングを一緒にやっていた現地のヤツとオペラ座近くのカフェに一杯やりに行きました。
こいつは生粋のパリジャンなんで「シャンゼリゼのカフェとかちゃんちゃらおかしい、普通飲みには行かねえだろ」というスタンスでした。
とは言っても、オペラの近くも十分高級地区なんですが、シャンゼリゼに比べると生活観がありました。
カフェのビールは、25cl(250ml)、50cl、100clの3サイズが選べるのですが、俺はポンニチ丸出しの「可も無く不可も無く」路線で50cl(要は中ナマ)を頼んだのですが、こいつに言わせると100cl飲むのは観光客(すなわちヤツらの感覚で言うとオノボリサン、田舎モノ)だけで、パリっ子は理由は無いけど25clを飲む、最近では50clを飲むケースも増えてきたけど、とのことでした。
なんか、中途半端に田舎モノ扱いされた気がしたので、二杯目は25clを頼んだりました。
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治安は良くないそうです。
安全に見えますが、特に地下鉄はとにかくスリが多いらしいです。
だからリュックは体の前に抱える、ポケットにモノは入れない、スマホは地下鉄の中で取り出すな、とのことでした。
特に観光客に見える異人種、すなわちアジア系っすね、は狙われやすいです。
ただ、俺はどの国に行っても気配を消すというか馴染むというか、仕事で行っているときはそういう危険な目に遭ったことって無いんです。
プライベートでは結構あるんですが。
どこに行っても(アメリカでもベトナムでもヨーロッパでも)観光客の日本人や中国人などに、良く道を聞かれたりするのです。
これは自慢しているんじゃなくて、そういう防衛本能が自然に働いているのかもしれない、と思っています。
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いわゆる通信環境について書いておきます。
渡航前にauショップで聞いてみたところ、俺のスマホはそのまま海外でローミングして使えるとのことでした。
ただ、通話に関しては電話がかかってくると自動的に1分で110円かかる(俺が払う)とのこと、かけたりしたら言わずもがなです。
ネットに関しても、まともにパケットあたりいくらでやるとベラボーな額になるので、定額プランが使えるキャリアにローミングすれば1日3000円くらいです。
これはバカらしい。
というわけで、通話もネットもローミングをしないことにしました。
ホテルではWiFiが使えるし、オフィスでもWiFiが使えるし。
それ以外の移動中とかメシ食ってるときは、同行の同僚がモバイルルーター(1日1500円くらいで使い放題)をレンタルしていたので、この代金を折半して使うことにしました。
よって、スマホもPCもWiFiでほぼ常時接続。
かつ、通話に関してはLINEやSkypeを使うことで無料、まあ、誰とも話してませんけどね。
そんな感じで不自由の無い5日間でした。
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言葉に関しては、ほとんどの人が英語で話せます。
なので、買い物や会話に関しては全く不自由しませんでした。
ただ問題なのが、レストランとかカフェのメニューや駅名など、ほとんどの単語が意味がわからない発音できない、ということです。
切符を買うとき(メトロは自動販売機なんですが、RERという高速地下鉄は窓口なのでした)、行きたい駅名はわかるのですが発音できないのです。
結局、スマホ画面に駅名を出して、「アン チケット シルブプレ」とチケットは英語な無理やりな買い方をしました。
フランス語の会話は別にできなくてもいいですけど、単語のボキャブラリくらいは少しは持っておきたいと思いました。
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人が仕事をしている木曜一日をエッフェル塔に登って凱旋門に登ってルーブルでモナリザを見てきた同僚は観光客丸出しで沢山の紙袋を抱えてベラベラとその日の思い出をコーフン気味に話していました。
俺も一日観光したらああなるのかなあ、と、ちょっと戦慄。
ちなみに、釣具屋楽器屋登山道具屋に行きたかったのですが、まったく見当たらなかったです。
まあ、日本でも銀座にこの手の店は(ほとんど)無いっすからね。
そんなわけで、雑感でした。
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