右肩上がり?
前回のエントリ、Kawasaki Sessionにおいて、店長Qと俺は過酷なスタジオワークを0時ごろに終えました。
じゃあお疲れさん、と帰宅して寝るか?Noです。
それならちょっと一杯飲んどく?Noです。
さっそく録音済の音源のミックスダウン?Noです。
そう、この後はナマズなのです。
そのために店長はウチの近所まで車で来たのです。
俺も家を出るときに、機材だけでなく、タックルも持ってきています。
それにしても、前週から、スタジオ→飲み→ナマズ→スタジオ→ナマズと店長と過ごしています。
なんかこのオジサンたちキモチワルイ。
***
というわけで、前回日曜未明と同じコースを0:45にスタートしました。
今回は前回ボーズだった店長が先行です。
この夜は、涼しいというより肌寒いくらいです。
そのためなのか、いまいちナマズの反応が良くありません。
前回キャッチできた看板下、一応核心部と言える最初の合流点、さらに、前回2本目をキャッチできた2番目の合流でもノーバイトです。
せめて捕食音でも聞こえればいいのですが、それさえもありません。
あと残るは前回薄明るくてあまりしっかりと攻めれなかった最後のコースだけとなります。
その最終区間に入り、やはり店長先行で進みます。
この区間は対岸はボサが垂れ下がってきていて、いかにもな感じです。
一定の間隔を空けて、この垂れボサの下に黙々と打ち込みながら下っていきました。
もうそろそろ垂れボサが終わるというあたりで、ものすごい水音です。
落ちパクで店長にヒットしたみたいです。
結構抵抗しているようで、かけつけてみるとナイスサイズのようです。
慎重にキャッチしたのは、頭がでかくて太い魚体で、店長にとって今年初のロクマルでした。
うわ、うらやましい。
つか、妬ましい。
店長が写真撮ったりリリースしたりしているうちに、俺は先行して釣りを再開します。
なんか、肌寒くてバイトが無くて、ダレた空気が一点して集中力が高まるのがわかりました。
少し下の対岸の張り出したボサ周りを丹念に攻めますがヒットしません。
次にちょっと先に水門があり、そこそこ水が流れ込んでいます。
その水門流れ出しにクレイジークローラーをキャストし、アクションが開始するかしないかの、ほぼ落ちパクのタイミングでものすごい水柱と共にルアーが吸い込まれました。
最初は鯉かと思うくらい走ったのですが、首を振る感じからナマズのようです。
そして、かなり引くので、ナイスサイズを確信しました。
何度か下流に向かおうとしたり、こっちに突っ込んできたりするのをなんとかかわし、無事にキャッチできました。
サイズは、去年と今年あわせて久しぶりのロクマルです。
ちゃんと測ると67センチありました。
この個体もさっきの店長のロクマル同様、頭がでかく体も太かったです。
店長のちょっと悔しそうな顔がココチヨカッタです。
この先、数10メートルで護岸がボサで塞がって通れなくなるので、2:45に終了としました。
***
俺が釣った67センチですが、口が一部欠けていました。
おそらく、以前にもルアーで釣られたのでしょう。
俺はナマズに関してはトリプルフックのバーブレスを使っています。
ブチコミが必要なところなどはバーブスのダブルフックを使うこともあります。
ナマズに限らず、基本的に俺はリリースがメインとなる釣りではバーブレスにしています。
渓流/本流、メッキなどのルアーはシングルフックのバーブレス。
シーバスとかナマズ、青物用のルアーはトリプルフックのバーブレス。
メタルジグのアシストフックやメバルとかカサゴとかのジグヘッド(実際はフライフックを使っています)はバーブを潰しています。
そうすることで、自分では多少なりとも魚体へのインパクトは小さいのではないか、と思っています。
もちろん、魚体へのインパクトだけではなく、フックを外すのが楽だったりとか、もっと実利的な理由があるのですが。
が、ナマズの場合だと、いくらバーブレスでもシングルフックよりはインパクトは大きいかもしれません。
また、バーブレスだからといっても、もし刺さりどころが悪ければ、きちんと刺さったトリプルバーブドよりも魚にとってはインパクトに繋がっているのかもしれません。
リリース前提での釣りってのは、すなわち遊びなので、できれば極力魚体に影響の無いようにすべきだということは承知しています。
一方、やはり遊びなので、ストイックなだけより、できるだけ楽しみたいとも思っています。
結局、どこまで魚にインパクトを与えるのか、人間に不利な状況で楽しむのか、これは個人それぞれでルールを決めることだと思っています。
小さい渓魚やイカなどをリリースするかキープするか、というのも同様ですね。
そのモラルを人に押し付けるのはみっともないし、かと言って「俺は俺のルールでやるから口出しすんじゃねえ」と唯我独尊を貫くのも恥ずかしい。
俺は、小さいイカが釣れて、でもどうしても食べたいときにはキープします。
ナマズも、できればバイトをヒットに結び付けたいからバーブレスだけどトリプルフックを使います。
これらを今後は変えるかどうかはわかりませんが、それに関してちょっとだけの罪の意識を持っていますし、人に話すときにはちょっと恥ずかしいと思っています。
今はこういうスタンスかな。
本題のナマズ釣行と変わらないくらい長くなってしまいました。
***
まずは今年初のロクマル出ました。
あと、多分、2年ぶりくらいに、店長とのダブルキャッチもできました。
さあ、ナマズ釣果とサイズ、右肩上がりか?
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