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2013/07/22

プレ夏合宿2013: 2日目 パイレーツオブイトウワン

さて、プレ夏合宿の2日目です。
ただ、翌日3日目は釣りはオフなので、実質は最終日になります。

この日は、部隊長さんが入手したカヤックに乗って伊東湾を荒らしまわる予定です。
手コキの船での釣行は、2年前宿敵Tと伊東湾で主にサビキで五目釣りをして以来ですし、部隊長さんとは3年前に沼津西浦でカヌーでやって以来です。

カヤック自体は3年くらい前に沖縄で乗ったことがありますが、釣りをしたことはありません。
おなじみ店長Qがここ数年、カヤックでトップウォーターのバスをやっているので、それがうらやましいな、と常々思っていました。

で、今回部隊長さんにお誘いいただき、いよいよカヤックフィッシングデビューとなったのです。

***

朝4時に待ち合わせをし、飲料食料を購入してから準備です。

部隊長さんのカヤックはタンデム(って言うのかな?)ですが、以前のカヌーに比べると随分と軽いので、積み下ろしも楽でした。
タックルとかモロモロの準備を終えて、6時前くらいに出航です。

なぜか俺がミヨシ(バウって言うんでしたっけ?)に座らせてもらっています。

このカヤックはシットオンとのことでしたので、間違いなく濡れるだろうと思って上は速乾のTシャツにウェーディング用のライジャケ、下は海パンにサンダルです。
案の定、砂浜のスロープにカヤックを押し出して、座った瞬間にケツが濡れました。

ところが部隊長さんは長袖のラッシュガードっぽいものに下はサポートタイツみたいなのの上にハーフパンツです。
要は、日焼け対策をバッチリしているのです。
見てくれは、黒でキメたランニング系アスリートです。

ずるい!自分だけ!

***

しばらく進んでいくと、後ろでピーピー鳴ります。

なんと、このカヤック、魚探を積んでいるのです。
文明の利器です。

そしてこのピーピーはフィッシュアラームのようです。

で、10分くらい進んで航路をちょっとはずしたあたり、水深40mくらいのところで開始することにしました。
部隊長さんは40gのジグ、俺は30gのジグです。

もちろん魚探はピーピー言っています。
すると、あっと言う間に部隊長さんにヒットです。

かなりイイ引きをして上がってきたのは、50センチ近い大サバでした。
ベイトタックルがグイグイとドラグを出されていました。

俺はアシストフックがジグに合っていないみたいで、やたらとジグのボディを抱いてしまいます。
そこで40gのロングジグに変えてみました。

底を取って、ゆっくり目のワンピッチで巻き上げてくると、ガツン、来ました。
なかなかの抵抗を見せて上がってきたのは、これまた40を軽く越えている良型のサバです。

とにかく、目線が水面に近いので、非常にファイトに迫力があります。

さらに部隊長さんがヒットさせたのは、軽く尺越えのアジでした。
これはバラシてしまったのですが、このサイズになると普通にジグを食ってくるんですね。

アジが来るとなると話は別です。
ヒットしても強引にアワセるのではなく、慎重に取り込みます。

結局、この朝の時合いで40センチ級を含むすべて尺アジが2人で4本キャッチできました。

***

サバは延々と釣れ続きます。

もう、ハイピッチもロングジャークもただ巻きも何をやっても釣れます。
挙句の果ては、部隊長さんは水面でフックアウトすると「ヨシ!バレた!」と、釣り人としては言ってはならないことを言っています。

***

朝から、結構デカめの単発ボイルが目についたので、タイミングを見てトップウォーターをやろうと思っていました。

そして、何度か移動したあるポイントでのことです。
ただ、この日はどこに移動しても40m付近がヒットゾーンだったのですが。

ジグでサバをヒットさせ、結構ナイスサイズだったので、船べりで何度か回していました。
ちょうど、バサーがフローターとかカヤックでヒットさせて、ランディングする前にやるような感じです。

そうしていると、そのサバに興味を持ったらしい、シイラがその船の周りに寄って来ました。
1匹だけですが。

すかさずジグをキャストしてトゥイッチをしながら早引きすると、何度か追ってきました。
ヒットには至りませんでしたが。

これでいよいよタイミングだと思いました。
また移動した後に、ルアーを付け替えました。
ほぼこればっかりですが、マリアのポップクイーンのピンクです。

これを四方八方にキャストしていました。
すると、何10投かした時に、視界の端に、何か突っ込んでくるモノが見えました。

その直後、ポップクイーンにドカーンと水しぶきが上がりました。
一瞬重みを感じたのですが、乗りはしませんでした。

そのままスピードを緩めずにアクションし続けたのですが、追い食いはしてきませんでした。

部隊長さんと「この目線だから迫力あるねえ」と話しながら、また黙々と投げ続けましたが、この日トップにバイトがあったのはこれ1回きりでした。

***

その後、時々ボイルが発生します。

そこに向かってジグを投げると20センチちょっとくらいのワカシがヒットしました。
チビでしたが、なかなか楽しい出方でした。

***

そんな感じで11時過ぎまで、飽きることもなく、カヤックフィッシングを楽しみました。
帰路はパドル操作も慣れたのか、スイスイと進むようになりました。

結果は

  • アジ:30~40センチを4キャッチ、バラシ多数
  • サバ:40~50センチ多数(数10本)、バラシ多数
  • イトヨリ:2キャッチ(部隊長さん)
  • エソ:1キャッチ(部隊長さん)
  • ワカシ:20センチ級2キャッチ(俺)

と、俺の釣果にしては上出来すぎるものでした。

***

帰港して気づいたのは、案の定激しく日焼けしているということです。
その日の夜からものすごく痛いし、体中が発熱しているんで、ものすごくダルく、大変でした。

しっかりと日焼け対策をしていた部隊長さんは全く問題なかったようです。
次はしっかりと対策をしようとココロに誓うのでした。

Dsc_0092_h480

この写真、チンコじゃないっすよ。

ちなみに、3年前のパイレーツオブスルガワンのときも

この写真、チンコじゃないっすよ。
(中略)
当たり前ですが、日焼け対策をきちんとしようと固くココロに誓ったのでした。

と同じようなこと書いています。

反省も成長もしていないどころか、むしろもっとポンコツ化劣化しています。

***

そんなわけで、部隊長さん、今回も大変お世話になりました。

ケツカッチンだったので、艇の掃除などを手伝わなくてすみません。
ものすごく楽しかったので、是非またお供させてください。

次回は、カツオとかもうちょっとでかい青物とか釣りたいっすねえ。
トップがいいなあ。

なんか、カヤックに乗ればチョロいチョロいと勘違いしている危険な香りがします、俺。

***

というわけで、プレ夏合宿のレポートでした。
今回は、ショアジギはイマイチでしたが、渓流は精神的に大満足、カヤックは釣果も精神的にも大大満足でした。

ちなみに、初日の渓流6時間+ショアジギ、さらに2日目の激しい日差しの中での6時間近いカヤックで、完全に体力の電池が切れていました。

2日目夜は21時くらいに床に就いたのですが、12時間くらい眠ってしまいました。

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