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2013/09/19

Sound Making

今年になって、店長Qの新規店舗の立ち上げなどでまだライブをやっていません。
が、その分、機材のこととか音作りのことを色々と考える機会が増えています。

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今まで、我々の機材と言えば、ギターとハープ以外に、借り物のギターアンプと、ハープ用のマイクと小型のベースアンプという布陣でした。

ギターもハープもアンプを通すのですが、エレクトリックスライドギターやアンプリファイドハープは、でかいアンプで出力を抑えるセッティングより、小型のアンプの出力を上げる方がイイ音(俺の好きな音)がする気がするのです。
実は違うのかもしれませんが、そう思ってしまってるからしょうがない。
そのため、ギターもハープも10W~20Wくらいのコンパクトなもの、いわゆる自宅練習用とかバックステージアンプと呼ばれるものを使っているのです。

ライブのときも、PAがちゃんとしたライブハウスでやることが多かったので、これらのアンプをマイクで拾ってもらう、というセッティングでやっていました。
また、今後は、もうちょっと小さい箱(PAが無いようなとこ)でやりたいと考えているのですが、ドラムがいない編成なんで、この出力でもいけるだろう、と思っています。

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さて、今まで使っていた借り物のギターアンプ、ソリッドステート(トランジタ)なんですが、ピックギターにフローティングピックアップを付けたギターを直結してアンプ側でオーバードライブを軽くかけてやると、太い音でイイ感じでした。
まあ、クリアの音はイマイチなんですけど。

ところが、接触不良があるのか、ライブの途中で音が出なくなるようなことが時々あり、本番ではもう使えないなと思い始めたのです。

そこで、2月くらいにギターアンプを買いました
選んだのは10Wのソリッドステートで、割と評判も良いものでした。
結構パワーもあり、音量も十分出せそうなのです。

自宅ではテレキャスターを弾いているのですが、クリーンでは非常に気持ちよく鳴ってくれます。
昔はテレキャスターのトーンをフルにしてリヤピックアップでギャンギャン鳴らすのが好きだったのですが、今ではむしろトーンを抑え気味にして、フロント+リヤのミックスだったり、フロントピックアップだったりでの甘い音を楽しんでいます。

そしてこのアンプを買ってすぐにスタジオにも持って行きました
このときはピックギターを弾いたのですが、クリアは思ったとおり良いのですが、オーバードライブモードにしてゲインを上げると、単に下品に歪むだけで音は細いしサスティンは効いてないしと気持ちよくないのです。

結局、5月から6月にレコーディングをしたときには、まだピックギターとこのアンプの組み合わせでの納得いく音を作れていなかったので、このアンプは使いませんでした。

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このアンプで、夏前くらいから、色々と音作りを試したり調べたりしていたのですが、結局行き着いた結論は、エフェクターを使う、というものです。
俺、相当長いことギター弾いてるんですが(ただし練習嫌いだから全く腕は上がらないですが)、驚いたことにまともにエフェクターを使ったことって無いんです。
正確には、使ったことはあるんですが、きちんと考えたことは無いというべきです。

で、チューブスクリーマ系という種類のオーバードライブに分類されるエフェクターが世の中にはあるらしく、大雑把に言うと真空管で自然に歪ませたような音になるようです。
チューブアンプの前に入れるときは、歪ませないでゲインだけを上げてブースターとして使ったりすることもある、と。
ソリッドステートアンプの前に入れるときは、歪みまでエフェクターで作ってアンプ側はクリーンで出す、要は(ちょっと違うけど)プリアンプのみ真空管のようにするという使い方のようです。

まあ、最初っからチューブ(真空管)アンプを買うという選択肢が良かったんでしょうが、持ち前のシブチンなので考えもしませんでした。

さて、ここでチューブスクリーマ系のエフェクターを色々と調べてみました。
実際にはギターとアンプを持っていってお店で試奏するのがいいんでしょうが、アンプは自宅にあるしギターは店にあるし、そもそも自意識過剰な俺はお店で店員監視の中ギターを弾くとかしたくないわけです。

そんなわけで、知り合いに聞いたりネットを見たりして、コストパフォーマンスに優れていると評判が良いものを購入しました。

# アンプが何を使っていてエフェクターは何なのかって、わかる人にはわかるんですかねえ。

まずは早速テレキャスターで音を作ってみました。
アンプはクリアのセッティングで間にこのエフェクターを入れて、エフェクター側ではほとんど歪ませない設定、いわゆるブースターとして使ってみるとブリっとしつつ、テレキャスターの音質を保った味になります。
また、クランチくらいまで歪ませてみると、これまた最近の高音を削った好みの音がザラっと歪んで気持ちいいです。

俺は自分が音楽をやっていることを会社の人間には話さないんですが、たまたま同僚で音楽をやっているヤツが知っていまして、前からセッションをやろう、と言われていました。
あんまりそういうのって好きじゃないんですが、ついに断れずに先々週くらいにスタジオに入りました。
なんか、アフターとかをしつこく誘われていて、断りきれなくなったキャバ嬢の気持ちが少し理解できました。

その際に、店長の店からピックギターを持ってきたので、自宅でやっと音を作る機会ができました。
ピックギターはフローティングピックアップがジャックに直結しているのでトーンコントロールがありません。
(ついでにボリュームもありません)
アンプはクリーンチェンネルでゲインをフル、トーンはフラットにして、エフェクター側でトーンをテレキャスターの時よりハイ気味にしました。
これで、クリーンでやりたい曲用と歪ませたい曲用で歪み具合を変えてやると、ほぼ期待どおりの太くて粘っこい音ができました。

***

これでギターの音は固まったのですが、スタジオやライブのたびに自宅にあるアンプを持っていくのは不可能(というかメンドクサイ)なので、自宅にあるアンプと同じものをヤフオクで格安で落札し、店長の店に置いとくことにしました。

そして、俺の音が決まった記念(シケた記念だ・・・)で先週スタジオに入りました。
そこで出てきた問題ってのが店長のハープの音なのです。

今までのマイクとアンプの組み合わせだと、深みは無いにしても、そこそこのアンプリファイドなイケイケサウンドになったのですが、最近使い始めた新しいマイクだと、アンプが負けてなんか音がショボいのです。
歪みもそうですし、何よりも音圧が無い感じで。

で、スタジオで、俺のアンプにエフェクターはナシでハープを突っ込んで出力を上げてみると、これがなかなかいい。
でも、録音した音を聞いてみると、やっぱり線が細い感じがするのです。
やっぱりチューブがいいのかなあ。

とりあえず、聴感的にはイイ感じなので、これをもっと深くするために、アンプ探しも含めて色々と考えているところです。

普段、スタジオに入ったら、お互いに音を作りながら何かフレーズを弾いて、そのまんま持ち曲をやり続けるってことが多かったのですが、このときのスタジオは2時間じっくりと音作りだけをやりました。
たまにはこんなのも必要ですね。

***

音作りの長い旅、まだまだ入口のようです。

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コメント

Very informative article post.Really thank you! Will read on…

投稿: manchester city maglia 2012 | 2013/10/09 18:19

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