冬合宿2013-2014: (4) 1/2-4
皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年が明け、昨晩伊豆から戻ってきました。
冬合宿後半をまとめておきます。
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新春1/1ですが、毎年、大して長時間ではないのですが、初釣りと初日の出鑑賞を兼ねて出撃します。
が、今年は前日の大晦日からの爆風が引き続き吹き荒れていて、寝ていると家が揺れるほどでしたので、アラームをセットせずに自宅待機としました。
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翌日の1/2も予報も実際も爆風のままだったのですが、初釣りだけはしておこうと、比較的風が穏やかだと思えるメガカサゴポイントに行きました。
まだ暗いうちに現場に着いたのですが、なんか竿を出すイキオイが無く、明るくなるまで車内で待機していました。
やっと7時くらいにタックルをセットして1時間半ほどカサゴを狙ってみましたが、穏やかな港内は異常なし、外向きの堤防では体が持ってかれそうな爆風という条件で、8時過ぎに終了しました。
今年も荒れる気配です。
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そして1/3は朝には風が落ちていたのですが、毎年恒例の滞在先への来客との壮絶な宴会のために起きれるわけもなく、朝練はパスとしました。
この日は、夜から宿敵Tが伊豆入りし、翌日1/4一杯を使ってライトソルト&エギでのトライアスロンを敢行する予定でしたので、睡眠を取ったり道具を準備したりと夜に備えました。
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さて、1/3の夜です。
Tとは21時くらいに待ち合わせをしていたので、20時半くらいに滞在先を出ました。
ところが、Tが自宅での雑事でまだ出発をしていないとのことでしたので、21時半くらいから1人でシャクりました。
実はこのポイント、年末年始にそこそこのサイズのアオリを何度かキャッチしている実績がある立ち位置です。
潮は下げの5分くらいですが、人も少なく、うまく潮の払い出しを探しながら探るスペースを取れそうです。
そんな感じでの1投目、追い風に乗せて3.5号エギをカッ飛ばし、フォールとシャクリをしていると、かなりイイ感じで潮が動いています。
これは期待できるかも、と思った矢先の2投目の何シャクリ目かにズシリと重みを感じました。
ヒットです。
ドラグが出るほどではないのですが、なかなか重みがあります。
もしかしたらドラグを締めすぎかも、と少し緩めてみますが、走るような感じはありません。
手元に寄せると、盛大に墨を吐きます。
というか、何度も何度もジェット噴射をします。
もしかしてでかいかも!と思い、抜き上げではなくギャフ入れをすることにしました。
ところが、この立ち位置、割と高い足場でして、しかもヘッドランプがイマイチ明るくない、さらに加齢に伴う劣化でこのところ視力も落ちていることから、でかいかどうかの判断ができず、かつ、ギャフ入れもうまくいきません。
何度もギャフを入れに失敗しているのを見かねたのか、近くのエギ師?がヘルプを買って出てくださいました。
そして、この方も何度かトライをするのですが、これまたうまくかかりません。
そこで、少し低い足場までイカを誘導して、ここで何度かのトライの後、やっとギャフ入れが成功しました。
ギャフを上げて、2人で正体を確認したところ・・・・コウイカでした。
なるほど、それでギャフが刺さらなかったワケですね。
お礼を言って立ち位置に戻った後、計測したところ、400グラムでした。
ほとんどコウイカを釣ったことが無いので、これがでかいのかどうかはわかりませんが、とりあえず早速ニューロッドに墨付けができたのでうれしいです。
それにしても、俺、ニュータックルって本命じゃないものが初モノになること多いんですよ。
本流トラウトロッドも、確かメバルとかカサゴが初モノだったと思うし。
その後、この立ち位置で少し粘った後、カゴ師が数人来たので、立ち位置を変えてちょっとシャクっていたのですが異常なく、ちょうどTが到着したので、まずはここで終了としました。
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Tと合流して、どこに行こうか悩んだのですが、これから潮が下げる一方なので、とりあえずは一旦メガカサゴポイントに行ってみることにしました。
23時くらいからスタートしたのですが、なんか港内の水面付近が騒がしいです。
すると、餌師がカマスをキャッチしていました。
港内に入ってきているみたいなんで、Tはジグヘッドで、俺はミノーでカマスを狙ってみます。
すると、わりとすぐにTが25センチくらいのカマスをキャッチしました。
これは入れ食いパターンかもね、とか言いながらやってみますが、冬合宿初日にくらべてカマスのサイズが小さいためか、俺の7センチのミノーにはまったくヒットしません。
俺はすぐに見切ってカサゴ狙いに転じ、少し粘っていたTもカサゴを狙い出しました。
ある程度周辺を攻めてから、核心部を攻めたのですが、何せソコリ付近という潮位だからなのか、とにかく根ガカリでのロストが半端ない状態です。
小一時間攻め続けたのですが、総力戦の様相を呈してきた割には、まったく気配も無く、さらにシンシンと冷えてきたこともあり、2人ともココロが折れてしまったために一旦終了しました。
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日付が変わって4日の0時半くらいから最初のポイントに戻ってカサゴメバルカマス狙いです。
とにかくひたすら歩き回って怪しいところを撃ちまくったのですが、ほとんど魚の気配が感じられません。
そんなわけで、ここで一旦休憩とし、満潮が朝7時半くらいなので、それに合わせてメガメバルポイントに入るべく、仮眠を取ることにしました。
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目が覚めたら5時くらいで、気力も充実しています。
速攻で準備をして移動し、5時半くらいからメガメバルポイントを開始しました。
ここでの攻め方は、払い出しを探してひたすら移動していくというものですが、Tはそれに忠実に移動を繰り返しています。
そして、少し明るくなってきたかな、という6時過ぎに、まずはTが20センチくらいのメバルをキャッチです。
お、いいねえ、良かったねえ、と2人のモチベーションが上がります。
俺にはアタリも全く無いのですが。
さらに6時半くらいに、Tにヒットです。
デカイ、と言っていますが、確かにロッドは曲がっています。
無事キャッチしたのは、25-6センチのナイスサイズのようです。
なぜ「ようです」かと言うと、抜き上げてフックを外して、写真を撮ろうとしてときにTは落としてしまったのです。
しばらく、はいつくばって引っかかっているのを掴もうとしていましたが、掴もうとしてイキオイで本格的に海中に去って行ったとのことです。
俺はちょっと離れたところ(会話はできるけど、魚体までは見えにくい距離)にいたので、実際にどれくらいだったのかはわかりませんが、Tの悔しがり方からすると、実際にイイサイズだったんだと思います。
よ、よ、良かったやん。
そして次のキャストでTにまたもやヒットです。
このとき俺はメバルと思っていて、完全に群れに当たったみたいだ、と思っていたのですが、なんと3匹目は23センチくらいのカサゴだったようです。
よ、よ、よ、良かったね。
まあ、ここのポ、ポ、ポテンシャルはこんなもんじゃないよ、そんなのマメだよマメ、あははは、俺はでかいのしか狙ってないからさ・・・・・
そんなわけで、8時近くくらいまで粘りましたが、結局Tがメバル2キャッチ&カサゴ1キャッチという結果でした。
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さて、これからは下げが効いてくるタイミングです。
そうなると俺の独壇場、エギ勝負です。
最初のポイントに戻ってシャクり続けました。
Tも久々のエギですが、キャスト、フォール(底取り)、シャクリというルーティンもイケテる風です。
なんか、Tが波に乗っている感じが、イヤな予感がするなあ、と思っていたのですが、立ち位置を変えながら2時間くらいやってみましたが、結局2人ともノーバイトでした。
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それから、メッキがいそうなポイントで結構派手に鳥がいたので、そこに移動です。
水温は低そうですが、少しポカポカと暖かくなってきたので、もしかしたら、と期待を煽ります。
河口部なのですが、俺は護岸に沿って釣り下り、実績のある地点まで撃っていきました。
ベイトは結構いるみたいでしたが、結局ノーチェイスでした。
今回Tは、メガメバルポイントに入るための対策として、フェルトスパイクシューズを履いています。
これは7月のプレ夏合宿で、渓流に入るにもかかわらずウェーディングシューズを忘れてきたTが急遽購入したものです。
そのため、普通のソックスとかでは大きいみたいで、今回Tは最初からウェーダーを履いてこのフェルトスパイクシューズを履いていました。
その利点を活かしたのか、なんとTはメッキ狙いで河口部でウェーディングです。
それも、ちょっと濡れてもかまわないレベルではなく、膝上までのガッツリウェーディングです。
漢なのかバカなのか、燃える男は違います。
まあ、気合いは入っていてもいないメッキは釣れません。
小一時間で終了としました。
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次ですが、まだ夜中のときよりは潮位も高いので、メガカサゴポイントに行くことにしました。
ワンキャストワンロストのトラウマから立ち直っていないTはあまり乗り気ではないみたいで、現場に着いても核心部に入らず、カマスとかを狙う始末です。
俺は丁寧にカウントダウンをして、ノーロストで集中して攻めてみましたが、結果が出ず、小一時間で終了としました。
この後、ランチを取って釣具屋で消耗品を補充し、最後の戦いに備えました。
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さて、13時くらいからどこに行くか迷ったのですが、Tとしてはイイ思いをしたメガメバルポイントにもう1度行きたいようです。
ただ、ここは満潮付近が狙い目ですが、この時間帯はソコリ真っ只中です。
俺としては昼間でしかもソコリでの実績が皆無なので気が進まなかったのですが、他のアテも無いのでここで頑張ることにしました。
始めてみると、モロにベラっぽいアタリが何度もあり、ルアーを持って行きますがフッキングに至らず、かつフッキングしても嬉しくない状態です。
Tは熱心にやっていますが、俺は1時間くらいで集中力が切れてしまい、車に戻って仮眠をしていました。
Tはその後1時間ほどがんばったみたいで車に戻ってきましたが、第一声が「もうちょっと水深あるとこ行こう」でしたので、やはりやり辛かったんだと思います。
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残された時間はあと1時間です。
こうなったら、大移動はできませんので、最初のポイントに戻り、俺はエギ、Tは根魚を狙うことにしました。
ポイントに着くと、立ち位置からして向かい風が吹き始めていて、エギはかなりやりにくいです。
また、夕方になるとポツポツ出てくるカマスも、まだ気配が無いようです。
Tは港内に入っていると聞き取りをした情報を基にカマス狙いをしていましたが、結局何も起こらずに16時にタイムアップとなりました。
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そんなわけで、ほぼ18時間にわたるトライアスロンは、俺がコウイカを1キャッチ、Tがカマス、メバル、カサゴ、ベラ、フグの五目(俺は三目だと主張しましたが、本人は五目と言います)という結果でした。
まあ、相変わらずショボいっちゃショボいのですが、Tはメバルカサゴをキャッチできたので、そこそこ満足してくれたみたいです。
本当は夕方の満潮に合わせて、もう一度メガメバルをやりたかったんだと思うのですが。
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このトライアスロンをもって、俺も冬合宿の釣りを終了しました。
伊豆には1/5までいたのですが、滞在先の雑事モロモロをやらないとならなかったので、最終日は釣りはナシとしました。
よって、冬合宿の結果は、カマス2キャッチ、小カサゴ1キャッチ、コウイカ400グラム1キャッチという、ショボいんだか良いんだから微妙なものでした。
まあ、まったく鳴かず飛ばずのときもあることを考えたら、良かったんだと思いたいです。
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ちなみに、最近は合宿で伊豆に来たときは、そこそこ走っているのですが、今回もランニングのウェアを持参していました。
昨年の年末から、忙しいやらメンドクサイやらで、全く走っていなかったため、少し体重も増えてきており、ここらで気合いを入れようと元日の夕方に走ることにしました。
まず、海岸近くまで下り、海岸沿いに走った6キロくらいから10キロ半くらいまで延々と上りになりました。
この登りが標高差で500mくらいです。
まあ、これがキツいキツい。
2キロくらいまでは頑張って走ったのですが、途中で力尽きて、その後2キロ半くらいは黙々と歩きました。
何せ爆風の中ですので、寒さで体力も奪われます。
なんとか登りきって、後は下りで5キロ近くを戻るだけです。
ところが、あと1キロくらいになったころに、まったく力が入らず、しかも眠気を催すような状態になってしまいました。
おそらく、登山で言うようなシャリバテに近いような状態だったと思います。
そんな散々な新年初ランは、15.5キロを1時間54分、キロあたり7分20秒というダメダメな結果となりました。
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さて、年が明けると、伊豆にはおそらく3月に本流&渓流メインで行くことになります。
その前に、多摩川で鯉を狙ったりするのかな、というところです。
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